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西ドイツの首都だったボンの街を1日観光モデルコースを在住者が紹介!

2019.10.17

西ドイツの首都だったボン。デュッセルドルフやケルンといった大都市からとても近くアクセスが良い街です。ドイツに観光やビジネスで来られたら、1日でもその魅力を十分に味わえる小観光都市、ボンに足をのばしてみてはいかがでしょう?1日で回れるモデルコースを紹介します。

この記事に登場する専門家

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ドイツ在住ライター

たむらしろうさぎ

ドイツ在住早くも25年以上になるしろうさぎです。ドイツはこれまで都会から田舎まで東西南北色々な場所に住み、現在は通訳などでドイツ在住の日本人の生活サポートをしながら ドイツ人生徒にピアノを教えています。

  1. ドイツの旧首都、ボンはこんな街
  2. ボン ・1日観光モデルコース
  3. ボンの観光スタートは【ボン中央駅】です!
  4. AM①:ポスト通りを通って【ミュンスター広場】へ 
  5. AM②:ドイツの中世の面影が残る【シュテルントア】
  6. AM③:ドイツの街の中心といえば【マルクト】と【旧市庁舎】
  7. AM④:ボン観光では絶対に外せない!2020年に生誕250年【ベートーヴェンハウス】
  8. ランチ:ドイツといえばビール醸造所レストラン【ボンシュ】
  9. PM①:ランチの後はライン川を見ながら散策を!
  10. PM②:ドイツでも有数の大学【ボン大学】
  11. PM③:数多いボンの博物館でもおすすめはここ【ドイツ歴史博物館】
  12. 番外編①:お天気が良ければ散歩してみたい【ポッペルスドルファーアレー】
  13. 番外編②:修理が終わったら是非!バロック様式の【ポッペルスドルフ城】
  14. お土産:ボン観光土産といえばこれ【ハリボーストア】
  15. 小都市ながら見所が沢山の観光都市、ボン

グーテンターク!ドイツはノルトライン=ヴェストファーレン州が大好きでドイツ再統一前から頻繁に訪問、そして今や長年に渡ってその地に在住しているしろうさぎです。


ここではノルトライン=ヴェストファーレン州の街、旧首都のボンの魅力を紹介します。


旧首都と言うと大都市かと思ってしまう人も多いようですが、ボンは人口約32万人のドイツで19番目の都市です。決して大きくはありません。

ですが、ケルン大司教の居住地であったこの街。1818年に設置されたボン大学とともに大学街としても発展してきました。大作曲家ベートーヴェンが生まれ、シューマンが終焉を迎えた街としても有名です。また、首都はベルリンに戻ったものの、今でも首都機能の一部を担っています。


小都市でありながら政治、芸術、学問といった分野で大きな意味のある観光都市、ボン。ライン川を望むその街の魅力はコンパクトに1日で堪能する事もできます。


デュッセルドルフやケルンを観光、仕事で訪れた際にも、是非1日時間を作ってボンへ出かけ、この街を散策してみてください。

きっと楽しい、思い出深い日になると思います。

ボンの気候

ボンの平均最高気温と最低気温です。

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ドイツは確かに北国ですが、ボンは冬はそれほど寒くはなりません。雪もあまり降りません。

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ですが、一年を通して2日に1日は雨が降ります。日照時間の短くなる11月からは散策にはあまり適していません。

ボン観光をするなら、できれば4月から10月の間に訪れたいですね。


では、ボンを観光しましょう。ボンの街1日観光モデルコースを紹介します。この順で回ると1日で見て歩く事が出来ます。


是非、歩きやすい服装でしっかり歩いて下さい。市内交通も発達していますが、見所が集中して沢山あるので、できれば市内中心は歩く事をおすすめします!

今回紹介するモデルコースは以下の観光スポットを巡ります!

  1. ボン中央駅
  2. ミュンスター広場
  3. ミュンスター
  4. シュテルントア
  5. マルクト広場と旧市庁舎
  6. ベートーヴェンハウス
  7. レストラン「ボンシュ」
  8. 聖レミギウス教会
  9. ラインプロムナード
  10. 旧関税徴収所
  11. ボン大学
  12. ドイツ歴史博物館
  13. (余裕があれば)ポッペルスドルファーアレー
  14. (こちらも余裕があれば)ポッペルスドルフ城
  15. ハリボーストア


こちらで今回紹介する場所の位置を確認できます。

ボンは大都市ケルンから約25km、デュッセルドルフからでも約60kmほどしか離れていません。鉄道でのアクセスは良く、特急列車なども走っています。

普通列車でもケルンから30分ほどでボンに到着します。

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大規模な修理をほとんど終えたばかりの中央駅です。

市内交通を使う場合は駅を出て右側に行くとバス停、路面電車の停留所があります。

ではボン中央駅に到着、駅の建物を出たら正面の「Poststraße」(ポスト通り)に沿って旧市内に出ましょう。

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黄色い郵便局(Post)の建物の前にはあの【ベートーヴェンの像】が

ポスト通りという名の通り、その行き先は「郵便局」です。18世紀半ばに貴族の別荘として建てられたロココ様式のこの建築物は1877年から2008年までボンの中央郵便局でした。今はこの建物は研究所となり、歴史的遺産として大切にされています。

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この郵便局の前がミュンスター(Münster・寺院)広場です。

かの有名なベートーヴェンの像が立って、観光客を迎えてくれます。

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2018年までこの郵便局も修理中でした。

回廊だけでも見る価値のあるボンの【ミュンスター】

ミュンスター広場という名前の通り、ここに立っている大きな教会、それがミュンスター、カトリック寺院です。

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11世紀に建てられたこの教会は内部も見学の価値があるのですが、現在は修理のため見ることが出来ません。回廊は入ることが可能です。

ミュンスター内部の見学は2021年春から可能になる予定です。

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こちらがそのミュンスターの回廊。入り口はミュンスター広場の反対側です。入場は無料。

ミュンスターの回廊を見て、ボンが古くから栄えた街だと実感したら、その当時の城壁であったものを再現した「星の門」(Sterntor・シュテルントア)を見学します。噴水もあり、お天気が良い日は市民の憩いの場、ショッピングの途中で休憩をする場になっています。

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ミュンスター広場からさらに街中に進むと市民の台所、マルクト(市場)広場に出ます。ここには1737年から1738年にかけて建てられて、ロココ様式の旧市庁舎(Altes Rathaus)が建っています。

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お天気の良い日にはここにあるレストランやカフェのテーブルが外にならび、また市場が開かれます。ここで軽く食事も出来ます。

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引用: https://www.instagram.com/p/BaHo5AkBPLq/

さらに旧市街地をライン川方向に歩くと、ボンに来たら絶対に外せない博物館、ベートーヴェンハウスに出ます。

2020年はベートーヴェン生誕250年を迎えます。そのため、このベートーヴェンハウスもリニューアルしました。正式なオープンは2019年12月です。(現在も一部オープンしています)

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細い路地に多くのお店に囲まれて建っているのでうっかりすると見過ごしてしまいます。気をつけて下さいね。

ベートーヴェンハウス(Beethoven-Haus)詳細情報

住所:Bonngasse20

53111 Bonn (地図はこちら


開館時間:10:00-18:00

休館日は少なく、ほぼ毎日開館日です。

(1月1日、カーニバルの木曜日、バラの月曜日、聖金曜日(イースター直前)、イースターマンデー、12月24~26日、12月31日 は休館です)


入場料:大人9ユーロ(約1000円)

学生6ユーロ(約700円)

6歳以下無料

ファミリーカード(大人2人と子供)18ユーロ(約2100円)

ベートーヴェンハウスの訪問を終える頃にはお腹も空いていることでしょう。

せっかくボンに来たからには ボンの有名なビールを醸造しているレストランでランチはいかがでしょうか?


ボンのビールだから、でもないのですが、ここで醸造しているビール、Bönnschが飲めるのがボンシュ(Bönsch)というレストランです。


お昼でもビールを飲む人は多いのがドイツ。ランチとともにまずはビールを1杯!

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ボンシュオリジナルはこの曲がったグラスです。飲みやすいビールですよ。

0.3lグラス1杯2.7ユーロ(約320円)です。

平日にはリーズナブルなランチも。

また、ビールにあうソーセージなどももちろん食べれます。

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ビール醸造所レストラン「ボンシュ」詳細情報

(ビール醸造所レストラン「Bönsch」の場所はこちらです)

営業時間:月〜木曜日:11:00~25:00(翌日1:00)

金、土曜日:11:00~27:00(翌日3:00)

日曜日:12:00~25:00(翌日1:00)


住所:Sterntorbrücke 4 53111 Bonn




ランチを済ませた所で、またベートーヴェンハウスまで戻り、ライン川に向かって散策を続ける事にしましょう。

ベートーヴェンが洗礼を受けた【聖レミギウス教会】

ベートーヴェンの生家の近くにあるのがこの聖レミギウス教会(St.Remigius)です。ここでベートーヴェンは1770年12月17日に洗礼を受けました。

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ライン川クルーズの船も泊まっています【ラインプロムナード】

いよいよライン川に出ます。

川にそって、ドイツでも有数の美しさと評判の良い散歩道があります。これがラインプロムナードです。

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ここからかの「ラインクルーズ」の船も出ています。有名なのはコブレンツからマインツの間ですが、ケルンやボンからも乗船出来ます。

ライン川の向こうにはジーベンゲビルゲも見えます【旧関税徴収所】

ラインプロムナードを歩いて、ラインクルーズの船乗り場あたりに来ると 高台が見えます。

Alter Zoll、旧関税徴収所です。

早速登ってみましょう。

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大砲が置いてある広場に出ます。ここからの眺めは最高です。

ライン川の向こうにはジーベンゲビルゲと呼ばれる山脈があり、平地の多いボンの風景を多彩なものにしてくれてます。

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高台からライン川を眺めた後は、また旧市街に戻ります。ボン大学がすぐにあります。

番外:古代エジプトに興味があればこちら【エジプト博物館】

Alter Zoll(アルターツォル・旧関税徴収所)を降りるとすぐにあるのがボン大学の施設でもある「エジプト博物館」。古代エジプト遺跡などに興味のある方はここを訪れても良いですね。

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外観だけでも見ておきたい【ボン大学】

そして、ボン大学の本館も見えます。

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1818年に創立された大学です。ドイツの大学の中でも有名な大学の一つです。ボンの小さな街にはあちらこちらに大学の施設があり、研究所や大学の学術コレクションは博物館として一般公開されているものもあります。

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引用: https://www.instagram.com/p/B1VxUGVi4HZ/

ボン大学の建物、全景はこのように長細いのですね。

エジプト博物館や、その近くにあるボン市立博物館も良いのですが、ドイツに興味のある人への私のおすすめは「ドイツ(近代)歴史博物館」(Haus der Geschichte)です。

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ドイツの戦後から現代に至る前の歴史について展示されています。

説明はドイツ語のみですが、無料で英語(ドイツ語もあり)のオーディオガイドを借りることもできます。

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ベルリンの壁が崩れて、このトラバントという自動車が一時大変有名になりましたが、あれからもう30年も経つのですね。

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展示物を見学した後はこのカフェレストランで一休みです。パスタやコーヒーとケーキといった食事も出来ます。

またカフェのコーヒーは、その横の「ラウンジ」と呼ばれる図書館のような休憩スペースで飲むこともできます。このモダンな休憩スペースはおすすめです。

館内にはフリーWi-Fiもあり、ラウンジにはタブレットもあります。

ドイツ歴史博物館(Haus der Geschichte)詳細情報

名称:Haus der Geschichte

住所:Museumsmeile

Willy-Brandt-Allee 14

53113 Bonn


交通機関:地下鉄(U-Bahn)16,63,66 Heussallee/Museumsmeile下車

バス 610,611 Bundeskanzlerplatz/Heussallee下車

DB鉄道 Bonn UN Campus下車

今回紹介しているモデルコースでは、旧市街の「大学」から地下鉄に乗り約5分、下車すると地下に博物館入り口があります。


開館時間:火曜日〜金曜日 9:00~19:00

土曜日、日曜日、祝日 10:00~18:00

月曜日 休館


入場無料です。無料(デポジットあり)のコインロッカー、有人のクロークがあります。

「ドイツ歴史博物館」を訪した後はまた地下鉄に乗って中央駅まで戻ります。

ここでまだ歩けるという方へのおすすめはポッペルスドルファーアレーです。ポッペルスドルフ城まで続く綺麗な並木道です。

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引用: https://www.instagram.com/p/BurfHd8BAmI/

ポッペルスドルファーアレーの先には1740年に建てられたバロック様式のお城、ポッペルスドルフ城(Poppelsdorfer Schloss)があります。お城は残念ながらシートがかかっています。2019年9月現在はまだ大規模な修理中です。

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本来ならこのようなお城の姿を見ることができます。

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引用: https://www.instagram.com/p/BoVtt9OhJGA/

このお城にはもともとお城の庭だった場所に作られた大学の植物園もあります。

ボン の街を1日かけて散策した後は、ここは是非、ボンが生んだ、ドイツの子供たちのみならず今や世界的に有名になったハリボーのグミをお土産にいかがでしょうか?

日本でも有名なHARIBO、1920年に ハンス・リーゲルという人がボンで会社を設立し、Hans  Riegel, Bonn と名前と場所の最初の2文字をとって並べて「HARIBO」という社名になったのです。

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中央駅の近くにハリボーストアがあり、実に様々なハリボーの製品が売られています。

バラ売りのグミもあるので、お好きなグミを好きなだけ購入も出来ます。

HARIBO STORE詳細情報

名称:HARIBO Store

住所:Am Neutor 3 53113 Bonn (地図はこちら

営業時間: 月曜日〜土曜日 10:00~19:00

ライン湖畔の小さな街、ボン 。ドイツの首都がベルリンに戻った今でも首都の機能も持ち、大学街として活気を帯び、芸術も盛んな街ボン 。そして近年は特に観光都市として注目を浴びています。

この街を今回紹介したモデルコースの順番に回ると1日でボンの多彩な魅力をたっぷり味わう事が出来ます。


とはいえ、できれば2日は滞在したいもの。もし2日滞在できるなら、興味のある分野の博物館をゆっくり見て回るといいですね。

上記では名前しか触れなかったエジプト博物館、ボン 大学植物園を始め、他にも多くの博物館があります。例えば

  • ライン州立博物館(LVR-Landes Museum Bonn・駅の近くです)ネアンデルタール人の骨が有名です。
  • アカデミー美術館(Akademisches Kunstmuseum・大学の近くです)ボンで一番古い美術館です。
  • ドイツ連邦共和国美術展示館(Bundeskunsthalle・ドイツ歴史博物館近くです)世界中から色々な芸術作品などを期間限定で次々と展示しています。
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引用: https://www.instagram.com/p/ByzYTdWlbfv/

また、音楽好きな方には

  • シューマンがその最期を迎えた家(博物館になっています)
  • 旧墓地(ベートーヴェンの母親、シューマン夫妻のお墓があります)


大学の施設など、週末が休館になっている場所もあります。開館日に注意して下さいね。

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