【ロシアのおすすめお菓子13選！】在住者が実際に購入！ロシアお菓子の世界へご招待！

こんにちは！初雪も降り寒さが身に染みる季節が到来したモスクワからKankaruです。

みなさん、何といっても日本のお菓子が一番美味しいですよね！それと同じようにロシア人には【ロシアのお菓子】がやっぱり一番美味しいんです。そして、日本と違うところは、幼少期から食べている昔ながらのお菓子がいつまでも家庭の中心にあることです。

新商品も並ぶ中、それでもロシア人は昔ながらのお菓子を手にとってしまう、その魅力を知りたいと思いませんか？

ロシアの検索エンジンで「ロシアのお菓子」と検索すると、ほとんどのサイトで1位に輝くのがこちらプリャーニク【ПРЯНИК】です。クッキーのような見た目ですが、ずっしりと重く中はしっとりとしています。風味付けに蜂蜜や生姜、シナモンなどが加えられていて好みが分かれるところですが子供でも食べやすい素朴なお菓子です。どこのスーパーでも購入できますよ！1袋80ルーブル（130円）から。

ロシアで一番有名なプリャーニクは、こちらトゥーラ産のプリャーニクです。中に杏やリンゴのジャムが入っていて食べごたえは十分！こちらはスーパーでは購入できませんが、観光スポットの露店で売られていることがあるのでチェックしてみて下さい！

街の露店などでマトリョーシカなどのプリャーニクを目にすることもあるでしょう。日持ちもするのでばらまきのお土産としていかがでしょうか？

プリャーニクと同じくロシアの伝統お菓子として有名なのがこちらパスチラ【ПАСТИЛА】。14世紀にコロナムで誕生した当時のパスチラは酸味の強いロシアのリンゴと蜂蜜を焼き上げたものでした。その後蜂蜜は砂糖に変えられ、現在のあらゆる果実のピュレーから作られるパスチラが広まりました。

特にロシアの女性が大好きで、どこのスーパーでも買えるパスチラがこちら！美意識の高いロシア女性達曰く、パスチラはダイエット中でも食べてもいいお菓子！なのだそうです。ダイエットの味方だけではなく、妊娠、授乳期、また小さな子供の最適なおやつとしてパスチラは広く親しまれています。1箱100ルーブル（250円）。

筆者も久しぶりに食べてみましたが…じゃりとした食感が苦手です。「まるで砂糖を食べているみたい」という感想も聞こえるパスチラ、日本人には好みが分かれるお菓子です。かつて皇帝も愛した未知の食感パスチラにぜひトライしてみて下さいね！

名前にインパクトがあるこちら鳥のミルク【ПТИЧЬЕ МОЛОКО】は、モスクワの有名な老舗レストラン【プラハ】のパティシエが考案したロシアを代表するケーキです。

ロシアの古い伝説の中でとても珍しく貴重なものとして「鳥のミルク」が描かれています。そのお味は、口の中でほどよく溶けだすミルク味のスフレがダークチョコレートと絡まって絶妙な美味しさです！

スーパーでは小分けされた鳥のミルクも売られています。我が家でも久しぶりに買ったのですが、あっという間になくなりました。甘いけれども止まらない、不思議と幸せな気持ちになるお菓子ですよ！1袋100ルーブル（250円）。

タタールスタン共和国を代表するおもてなし料理の１つチャク・チャク【ЧАК-ЧАК】。チャクチャクは、小さく丸めた小麦粉を揚げたものに熱した蜂蜜をふりかけて固めたお菓子です。「かりんとう？」と思った方もいるかもしれません。味はかりんとうに似ていて、さくさく柔らかい食感が食べやすく止まらなくなりますよ！

どこのスーパーでも購入できます。350グラムサイズで80ルーブル（120円）。日持ちもするのでお土産にもいいですね！

日本で言うアンパンのような存在で、子供からお年寄りまで広く親しまれているロシアを代表する菓子パンがこちらヴァトルーシカ【ВАТРУШКА】です。ロシア旅行で、子供達が美味しそうにヴァトルーシカを頬張る姿を目にするかもしれません。

一番人気は、円形の真ん中に甘いカッテージチーズをのせて焼いたものですが、他にもロシア風ジャム、コンデンスミルク、果実のピュレーなどで焼いたパンも美味しいですよ！日本の菓子パンが大好きな筆者の子供達もこのヴァトルーシカには飛びつきます！

まだまだありますロシアのお菓子！みんなが大好きロシアのお菓子はスーパーで気軽に買えるからうれしい！ここでは代表的なお菓子をご紹介します！

パスチラから派生した姉妹菓子ゼフィール【ЗЕФИР】。こちらも、ロシア人女性がキロ単位で購入するほど大好きなお菓子です。果実のピュレーを練り込んだ甘酸っぱいロシア風マシュマロです。

甘酸っぱいお菓子が苦手な筆者はチョコレートをコーティングしたゼフィールが好きです。紅茶がすすむので寒い日のお茶うけにいいですよ！お土産としても喜ばれるお菓子です。

通販でも購入できるロシアの定番チョコ・アリョンカ【АЛЕНКА】。表紙を飾るアリョンカちゃんシリーズは種類も豊富です。まさにロシアのお土産というデザイン、そして日本人の口にも合うチョコなのでお土産として選ばれているお菓子の1つです。

カカオと大豆の粉でできた大豆バー／バトンチキ【БАТОНЧКИ】。特に「ロットフロント」社のバトンチキ（画像】が有名です。そのお味は、もっさりとした食感ながら口にいれると程よく溶け、ほのかに大豆の香りが広がり美味しい！でもこのバトンチキ、100グラムで514キロカロリーと高カロリーなんです。それでもついつい食べ過ぎてしまう不思議な魅力のバトンチキ。ぜひ食べてほしいロシアのお菓子です！

パッケージのデザインがどれも可愛いロシアのチョコレート。でも、日本のチョコレートを想定して食べると正直言って美味しくない…。でも、チョコレートと思わず【ロシアのお菓子】だと思って食べると意外と美味しい！そんな不思議な魅力あるお菓子です。

スーパーではこのように並べられています。ビニール袋が置いてあるので、気になるチョコを種類別に分けて入れましょう。レジで計算してくれます。

このひと口サイズのチョコレートは種類が豊富で好みの味を見つけるのは難しいかもしれません…。でも時々「あっ、これ美味しいかも」と思うものに出会うことがあります！写真のミーシュカ【МИШКА】はロシア語で熊という意味で、数あるひと口サイズチョコの中では日本人の口にも合うお菓子です。中はウェハースチョコで、食べた人は「これがロシアの味なんだ」と微妙なコメントをする、日本人には新感覚の味なのでしょう^^

決して洗練されてはいないけれど、ソ連時代から続く異国の味を旅行の思い出に、1つ手に取ってみられてはいかがでしょうか？

甘いお菓子が続きのどが渇いた方もいるのではないでしょうか^^？

ここでは、日本で簡単に作れる【ロシアお菓子】のレシピをご紹介します！甘さもお好みで調整できる簡単レシピ。今日のおやつはロシアスイーツを作りませんか？

「今日はブリヌイに…」とお母さんが言うと家族みんなが大喜び！それくらいロシアではポピュラーなロシア料理の1つです。それぞれの家庭にオリジナルのレシピがあるけれど、どのブリヌイを食べても美味しいのはなぜ！？

【ブリヌイのレシピ】

材料

小麦粉：200グラム

たまご：2個

砂糖：大さじ１

塩：ひとつまみ

牛乳：0.5リットル

サラダ油：小さじ１

1．たまごと砂糖をよくかき混ぜで、そこに小麦粉と塩を入れて混ぜ合わせる。

2．そこに牛乳（できれば人肌）を少しずつ加えゆっっくりかき混ぜましょう。

3．最後にオイルをさっと混ぜて30分ほど置いて下さい。

4．フライパンを熱くなるまで温め、バターを塗ります。

5．ブリヌイのたねをプライパンを動かしながら丸く均等にし、ひっくり返して出来上がり！

焼きたてはそのまま食べても、バターや蜂蜜をかけて食べても美味しいです。子供は、サワークリームやロシア風ジャム、コンデンスミルクと一緒におやつとしてよく食べます。その他に、イクラを添えたり、ハムやチーズ、サーモンやレタスなどを包んで食べるとおしゃれなランチにもなりますよ！

続いてのレシピはこちら！乳製品が豊富なロシアはカッテージチーズを使ったお菓子がたくさんあります。その中でも、自宅で手軽に作れるのがこちらスゥイルニキ【СЫРНИКИ】。子供と一緒にコネコネ、20分もあれば出来上がり！

【スゥイルニキのレシピ】

材料

カッテージチーズ：300グラム（スプーンで軽くつぶす）

さとう：大さじ1.5～2

たまご：1個

小麦粉：適量

1．材料をすべて混ぜる。(小麦粉は入れ過ぎないように！軽くまとまる程度）

2．6等分にし厚さ1センチの丸形に成型。

3．熱したフライパンにサラダ油を少々いれ、弱火で両面じっくり焼きます。

ほんのり甘さがあってそのまま食べても美味しいですが、甘みが足りない時はフルーツソースなどをかけて食べるのもおすすめです。

ここでは、日本にいながら通販でお取り寄せ可能なロシアのお菓子を紹介します！特に乳製品はお土産として日本へ持ち込むことが厳しくなっているため、通販で購入できるのはうれしいですね。

カッテージチーズのお菓子を代表するスィロークが通販で購入できます！想像されている以上に濃厚ですが、これがやみつきになる美味しさなのです。朝食はこれ1つで十分というくらいカロリーも高めですが、食べずにはいられない魅力いっぱいのお菓子です！

旅行から戻ったけれどお土産が足りなかったか…なんてことありませんか？また、旅行中に食べたロシアのお菓子が恋しい…そんな時は通販で購入可能なロシアの定番チョコ・アリョンカはいかがですか？

いかがでしたか？ただただ甘いと言われがちなロシアのお菓子、「なぁんだ、色々種類があるんだな」と少しでも興味を持ってもらえたらうれしいです！

ロシアは寒い冬が長く続くので温かい紅茶をよく飲みます。ロシアのお菓子をお茶うけに体も心もポカポカになるティータイムはいかがでしょうか？どこか昔懐かしいロシアのお菓子、みなさんのお気に入りが見つかりますように！