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Categoryタイ

お寺だらけのチェンマイに行こう!在住者が面白いお寺を厳選してご紹介!

チェンマイ市内には100以上の寺があるといわれています。が、実際にチェンマイを訪れてみると300前後あるように感じました。わざわざ行ったお寺、たまたま通りかかったお寺、有名無名織り交ぜて、完全な独断と偏見ですが楽しかったチェンマイのおすすめお寺をご紹介。

この記事に登場する専門家

krabirianのサムネイル画像

タイ在住キャッチコピーライター

krabirian

タイの南部、クラビ在住のコピーライターです。タイ語学校に通って、タイ語ベラベラになってやろうと目論んでいます。アートが好きで、タイのアートやアーティスト、ミュージシャンとの会話を楽しんでいます。

チェンマイ観光といえばお寺だけ!?

初チェンマイ。行ってよかった!

微笑みの仏像

こんにちは!タイ・クラビ在住のkrabirianです。30年間にわたりタイ国内各地を回ってきましたが、実はチェンマイだけは行ったことがありませんでした。それは「チェンマイはいいところだよ。一度行ったほうがいいよ」とチェンマイをみんながホメちぎるから、反発してたんです。日本人が多く住む、これも遠ざけていた理由のひとつです。

バタフライピー花

チェンマイの魅力は町並みとコストパフォーマンスの良さ

タイ人のほほえみ

結果的に、今回初めてチェンマイに行ってみたのですが、とても魅力的な町でした。もっと早く行けばよかった。町並みがとにかく綺麗で、カフェや食堂、マッサージ店までも、とても感じいい。タイの人々もとてもフレンドリーです。そして何より物価が安い!食費、交通費、マッサージ代金、宿代にいたるまで、とても安く質もよかったです。

チェンマイの宿の話

宿の写真

チェンマイ滞在では、旧市街の中が便利だよ、と教えてもらい、旧市街内のゲストハウスに宿泊しました。ホテル以外に泊まるのは初めてだったのですが、結果、大正解でした。日本でいうカプセルホテルのような「ホステル」「ドミトリー」という格安宿もありますが、それは、広い部屋に二段ベッドが並べられ、他の人との相部屋となります。

宿の庭

シャワーやトイレも共同で、筆者はこれがどうしてもダメで、ホテル泊だけだったのですが、チェンマイのゲストハウスは、アットホームなホテルという感じで、部屋にシャワーやトイレ、エアコンも完備。広めの部屋を選んでもツインで750B(約2700円)。チェックアウト時にはオーナーが似顔絵をプレゼントしてくれて、大感激!でした。

引用:https://www.booking.com/

ホテルを選ぶサイトはいろいろありますが、筆者は「ブッキングドットコム」を愛用しています。なぜなら、前払いすることなく、清算は宿泊先で行なうから安心なのです。そこで、旧市街内、ベランダ付、と検索して、価格と相談して宿を決め、結果、大正解でした。この宿選びも楽しいので、ぜひ、ご自身で探してみてください。

チェンマイのお寺へ行くなら

街角のお寺

おすすめの旧市街のなかに宿をとったら、お寺を巡りましょう。旧市街の中を少し歩けばお寺はあちらこちらに。たまたま寄ってみたのが有名なお寺だったということも。行くべきお寺をひとつだけ挙げるなら、後述のチェンマイのおすすめ寺①の【ドイステープ寺院】。丸々一日かかるので、余裕を持ってスケジュールを組んでみてください。

寺院の女性

バンコクからチェンマイへのアクセス方法

Skyscanner

https://www.skyscanner.jp/

www.skyscanner.jp

現在、バンコクからチェンマイ空港まで、エアアジア、ノックエアなどのLCCを含め7社、1日に約36便が運行。所要時間は約1時間10分。このサイトは外国の国内飛行機の価格の安いものを選んで表示してくれるので、例えばバンコクにいて、急にチェンマイに行きたくなった時に便利。往復約1万円を目安にチケットをゲットしてください。

チェンマイのお寺を回るための交通手段情報

赤いソンテウ(乗り合いタクシー)が安くて便利。

赤いソンテウ

チェンマイ市内には電車がありません。の町中のあちこちを走っている赤いソンテウ。これは乗り合いタクシーのようなもので、行きたいところを告げて、チェンマイ市内であれば、どこまで行ってもひとり30B(約100円)と格安の交通手段です。乗り方は簡単。そこら中に走っていますので、手を上げて停めて、ドライバーに行きたい場所のグーグルマップを見せるだけ。

白い仏像

時には、行く方向が違うから別のクルマを探して!と言われることがあります。が、断られてもめげないこと!赤いソンテウは次々にやってくるので、行き先を告げてOKをもらって乗車しましょう。ただ、これは乗り合いタクシーなので人をどんどん乗せます。目的地まで時間がかかるかもしれませんが、それも旅の醍醐味、と楽しみましょう。

チェンマイのお寺へ行く時の服装のこと

服装についての看板

結論からいうと服装の制限があるお寺、ないお寺どちらももあります。その差は不明ですがお寺の格式の違いかな、と感じました。友人はジーンズの膝に穴があいていたために入場拒否されました。腰に布を巻けばいいようですが、わざわざ買うのも、せっかく行ったのに入れないのももったいないので、服装は注意して出かけたいものです。

参拝する人々

といっても、そんなにむつかしく考える必要はありません。男女問わずノースリーブではなく肩の隠れるTシャツと穴のあいていないジーンズなどの長ズボン、女性は膝が隠れる長めのスカートでも大丈夫です。意外に階段や野趣溢れる道を行く場合も多いので、ビーチサンダルよりも歩きやすいスニーカーがおすすめです。

チェンマイのおすすめ寺①山の上に建つ【ドイステープ寺院】

【ドイステープ寺院】とは

ドイステープ寺院1

チェンマイで一番有名なお寺といっても過言ではない、チェンマイ市郊外の山の上に建つ寺院。かなり急な階段をのぼると(ケーブルカーもありますのでご安心を!)金色に輝く仏像やエメラルドの原石でできた仏像がところせましと並んでいます。境内の奥へ行くと、チェンマイ市内を一望できるビューポイントもあり、その景観は圧巻です。

【ドイステープ寺院】への行き方

ドイステープ寺院からの風景

旧市街のバス停なからドイステープ寺院へ行く専用の茶色のソンテウやクーラー付大型バスで行く方法ががります。が、チェンマイに慣れていないと、そのバス停を見つけることが至難のわざなので、赤いソンテウを利用しましょう。さきほど市内はどこでも30B(約100円)と述べましたが、ドイステープ寺院まではひとり150B(約500円)。

ドイステープ寺院展望台

ふたりで貸切で300B(約1000円)だったので、人数が多ければ金額はもう少し安くなり、一人旅だと割高になるかもしれません。が、チェンマイ市内からクルマで50分ほどかけ、かなり険しい山道を登った中腹にある寺院に着いてみると、その料金に納得。帰りは相乗り必須ですがチェンマイ市内までひとり100B(約350円)の統一価格です。

【ドイステープ寺院】まで行ったなら【モン族の村】と【プーピン離宮】も行ってみよう!

モン族の村

【ドイステープ寺院】からさらにクルマで30分くらい山道を登ると【モン族の村】、その途中に王族の別荘【プーピン離宮】があります。【ドイステープ寺院】近くに赤いソンテウが停まっており、この2カ所を回って100B(約350円)で、行ってくれます。どちらもすばらしい景色が見られるので、ぜひ、足をのばしてみてください。

引用:https://www.instagram.com/p/Bup9Bjrh_Rm/

チェンマイのおすすめ寺②トークセンやマッサージで有名【ワット マハーワン】

【ワット マハーワン】とは

わっマハーワン境内

【ワット マハーワン】は、トークンセンという木槌のようなもので身体をトントンするタイ独自の治療法なものを行なうお寺。恐々ながらこのトークンセンに初トライしてみました。「トン、トン、トン」と鳴り響く音が次第に心地よくなり、身体の良くない部分を修繕しているような感覚に陥り、マッサージとは違う快感を得る事ができました。

トークンセン

チェンマイがこのトークンセンやタイマッサージの発祥の地といわれており、トークンセンやマッサージの技術を習得するスクールもチェンマイには多く、日本から学びにくる日本人も多いとか。【ワット マハーワン】ではトークンセンの合間に施されるマッサージも技術が高いと感じました。お寺の境内内の仏像もなかなかロマンチックです。

【ワット マハーワン】への行き方

ワットマハーワン看板

こちらも赤いソンテウで行きましょう。ひとり30B(約100円)で行けます。この看板の写真とグーグルマップを見せて【ワット マハーワン】と告げれば、たいがいのドラーバーは理解してくれます。

チェンマイのおすすめ寺③見ざる言わざる聞かざる像が可愛い【ワット パーンピン】

【ワット パーンピン】とは

見ざる言わざる聞かざる

【ワット パーンピン】は、旧市街を散歩していてたまたま見つけたお寺です。ちらっと覗くと、見ざる言わざる聞かざる像が可愛らしかったので、思わず入ると、中にはステンドグラスで囲まれた教会のような祠があり、なかなか風情がありました。とても小さなお寺なのですが、通りに面しているので覗いてみてください。

【ワット パーンピン】の行き方

ワットパーンピン

旧市街内にあるので、ひょっとしたら徒歩圏内にいるかもしれません。そんな時はグーグルマップが大活躍。もし、少し離れていたり、歩き疲れていたのなら、この記事でおなじみとなった赤いソンテウをつかまえて、グーグルマップを見せて連れて行ってもらいましょう。

チェンマイのおすすめ寺④瞑想ができるお寺【ワット ウモーン マハテーラチャン】

【ワット ウモーン マハーテーラチャン】とは

ワットウモーン古い仏塔

こちらも散歩の途中、格式がある古い仏塔にひかれて、ふらふらっと立ち寄ったお寺。そんなに大きくないお寺だが、調べてみると、なかなか歴史が古く、なかには14世紀に建てられたという仏塔もあるとか。瞑想も行なっているようで、服装についての注意書きがあったので、今度、長いズボンをはいて瞑想にトライしてみよう。窓から見える仏像の横顔もなんだか神秘的でしょ。

【ワット ウモーン マハーテーラチャン】への行き方

仏像の横顔

チェンマイのおすすめ寺③【ワット パーンピン】のななめ向かいくらいに位置。徒歩1分くらい。大通りを少し入ったところに、これら小さなお寺が点在しているためわかりにくいかもしれないが、小径を歩いていると偶然見つけることができるかもしれない。

チェンマイのおすすめ寺⑤オモシロイ像に釘付け【ワット ブッパーラーム】

【ワット ブッパーラーム】とは

おもしろ仏像

ここも偶然見つけたお寺。大きな観光バスが停まっており、入場料もひとり30B(約100円)かかりました。たくさんの観光客がいたので、有名なのかと調べてみたところ、17世紀に建てられた寺院でチェンマイでは最も古い木の祠があるのだとか。そんな名寺とは知らず、ユニークな像が多かったのでその写真ばかり撮影してしまいました。


【ワット ブッパーラーム】への行き方

祠

こちらも旧市街内なので、旧市街にいれば歩けるはず。チェンマイのおすすめ寺②【ワット マハーワン】まで、徒歩3分くらいと近くなので、マッサージの後の散歩にぜひ。

チェンマイのおすすめ寺⑥ 地獄寺の異名を持つ【ワット・メーゲットノーイ】

引用:https://www.instagram.com/p/B3TUx0EDGxT/?igshid=xoay0213iru5

【ワット メーケイト ノーイ】とは

不殺生戒(ふせっしょうかい)=生き物を故意に殺生してはいけません。など、仏教における五戒を破ったらこんな風な地獄を見るよ、という見せしめのためのお寺。タイ全土にこのような「地獄寺」が存在しますが、チェンマイでは、この【ワット メーケイト ノーイ】が有名。写真のような像があちことにあるので、お子様は行かないほうがいいでしょう。

【ワット メーケイト ノーイ】への行き方

こちらは旧市街からクルマで約30分。赤いソンテウを使いましょう。料金は定かではないのですが、時間がかかるので、ひとり100~150B(約350~530円)ほどかかるかもしれません。ドライバーに料金を確認してから乗るようにしましょう。

チェンマイのおすすめ寺⑦ 銀寺として有名な【ワット・シースパン】

【ワット シースパン】とは

引用:https://www.instagram.com/p/B4jJvz_JqaI/?igshid=qq5heyc93uak

銀を全面に使っているお堂と仏像があることで、有名な【ワット シースパン】。金色のお堂や仏像はたくさんありますが、シルバーというのは珍しい。お坊さまが、銀細工の販売をしていたり、とてもフレンドリー。観光客も少なめで、ゆっくり、のんびり楽しめるお寺です。

【ワット シースパン】への行き方

旧市街の少し南に位置する【ワット シースパン】。ここでもやはり赤いソンテウがおすすめ。ここはチェンマイ市内なので、ひとり30B(約100円)で行ってくれます。

チェンマイは歩けばお寺がある街

夕暮れの仏像

チェンマイのお寺のご紹介、いかがでしたか。日本よりもタイの方がお寺の数は少ないそうですが、タイでは、チェンマイでは、お寺をとても身近に感じます。わざわざ行くお寺、たまたま行くお寺、マッサージをするために行くお寺。あなたにとって何かピンとくるお寺が見つかるといいですね。

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