九龍の観光・グルメ・お土産特集！”ディープな香港”と呼ばれる独特な雰囲気のエリア！

こんにちは！元香港在住ライターのあいです！

今回はディープな香港、九龍エリアを紹介します！

九龍はカオルーンと読みます。

名前の由来は諸説あり、

①九つの山から龍が下りてきて守り神になった説

②龍さんという名前の家族が9人住んでいた。

③その昔8つの山にそれぞれ龍が住むという伝説があったが、王様が自分も加えて全部で9つの龍が住む土地＝九龍　となった説

④九人の漁師が海で遊んでいたら龍になりそれ以来この地の守り神になった説

がありますがどれが本当なのかは分かりません。

九龍エリアは香港島の北部に位置しています。

といっても香港島のようにひとつの島ではありません。

下の図の赤い線で囲まれた範囲が九龍のエリアです。

香港の人は基本的に親日家で道に迷っていれば助けてくれる人も多いです。

その反面九龍エリアは人気観光地のため、外国人だと分かるとぼったくられたり、人が多いのでスリなどの犯罪も多いです。

対策としては外国人だと分かるような目立った行動はしない、荷物から目を話さないこと。

20代女一人で出歩いていて怖いと思ったことはありませんでした。

夜は酔っ払いも増えますが近づかなければ大丈夫です。

治安は悪くないエリアなのですが現在心配なのはデモですよね。

九龍エリアは繁華街のため、デモの現場になることが多いです。

場所は毎週変わるのでホームページなどでチェックし、近づかないようにしましょう。

デモに参加しているという印の黒いTシャツも着ないように気をつけましょう。

何でもそろっている九龍エリア！

高級グルメやクルーズをしてショッピングもよし、屋台で食べ歩いてジャンクな買い物を楽しむのもよし、

色んな種類の占いを試してみるのもよし！様々な楽しみ方が出来るのが九龍エリアです。

九龍エリアには地下トンネルを通って電車で行くことも出来ますが

スターフェリーでも行くことが出来ます。

景色が見えるので楽しいですよ！

香港島からは

①セントラル（中環）→尖沙咀（チムサーチョイ）

所要時間は約6分で、毎日6:30～23:30まで4～15分間隔で運航されています。料金は2階席2.2ドル、1階席1.7ドル。

②湾仔（ワンチャイ）→尖沙咀（チムサーチョイ）

所要時間は約7分で毎日7:30～23:00まで8～20分間隔で運行。2,5ドル（土日祝3.4ドル）

スターフェリーの名前のとおり色んなところに星がついてます！

椅子にも！

この椅子は背もたれの部分の向きを変えることが出来るようになっています。

レトロな緑バージョンや、期間限定でラッピングされた船体。

どれにあたるかは運次第！

おじさんのセーラー服もレトロでかわいいです。

異文化が混ざり合う九龍ではグルメの種類も豊富！

暑い香港では休憩が大事！

観光の合間に気軽に立ち寄れるカフェ、レストランを厳選してみました！

最新のビルが立ち並ぶ中時が止まったようなこのカフェは1949年創業！

様々な映画でも使われ、香港の人々に愛されています。

古きよき香港を味わいたい方には是非訪れて欲しいカフェです！

店内の装飾もレトロで懐かしい雰囲気。

人気メニューの香港版フレンチトースト《西多士》サイトーシー。

香港版は豪快に油で揚げたトーストの上にメープルシロップとバターがかかっています。

濃い目のミルクティーに甘いパンが良く合います。

この漢字と英語が交じり合ったカップが香港らしくてかわいい！

MTRの油麻地C出口から徒歩三分

時間： 9:00-21:00

両替所や格安宿があってバックパッカーには人気のエリア。

インド系アフリカ系色んな人種がいて少し怖い雰囲気なのですが

ここのカレーがおいしいんです！

チョんキンマンションを探索しようとしていたらインド人の店員の客引きに会い、根負けして連れてこられたレストランが本場のインドカレーのお店で凄くおいしかったです！

連日中華料理で飽きてしまったという人は冒険気分で重慶マンションにいってみるのがお勧めです！

ガイドブックにも必ずのっている超有名店の糖朝！

デザートだけでなく点心や中華料理も充実しています。

濃厚なマンゴープリンで有名ですがお粥もお勧めです。

医食同源というお店のコンセプト通り、体に優しい朝ごはんが食べられます。

MTR尖沙咀で、A1出口から徒歩5分

時間8:00～24:00

許留山（ホイライサン）は香港人にも人気な大手スイーツチェーン店。

英語表記もあるので観光の途中に休憩するのにぴったりのお店。

お値段もお手ごろです。

白玉と桃のコラーゲンゼリー。

さっぱりとしていてお肌にはよさそう。

でもマンゴーのほうが美味しかったです。

マンゴーと苺と白玉の冷たいデザート！

香港といえばマンゴー！アイスもジュースも果肉も入っていて濃厚でたまりません。

マンゴーのメニューはどれもおすすめ。

清真とは中国語でイスラムのこと。

このお店のメニューはイスラム教徒も食べれるようにハラール処理された食べ物を食べることが出来ます。

中華料理なのに豚肉を一切使っていません。

一番の名物は牛肉餅（ビーフケーキ）。

牛肉が使われた大き目の餃子のような味なのですが肉汁がたっぷりで何個でも食べられるほど美味しいです！！

店内はいつも込み合っています。

時間：11:00～10:45

九龍のシンボル的存在の時計塔。

スターフェリー乗り場のすぐ目の前なので観光のついでに寄れちゃいます！

100年前に建設されたこの時計塔はかつて中国と香港をつなぐ鉄道の駅の一部でした。

今はもう駅は無いのですが赤レンガの懐かしい時計塔は今もみんなに愛されています。

塔の高さは44メートル！

かつて駅があった場所は現在は文化センターになっています。

ビクトリアハーバーで毎晩8時から15分間開催されるシンフォニーオブライツ。

なんと、ギネスにも認定されているイベントなんです！

音楽に合わせて行われる光のショー。勿論無料で鑑賞することが出来ます。

水面に映る光が幻想的です。

このショーはプロムナードから、ホテルから、レストランから色んな場所から見ることが出来ますが一番のお勧めはフェリーから見ること！

先ほど紹介したスターフェリーは通常乗船時間が6分！と短くあっという間に終わってしまうのですが、ハーバーツアーというのに乗船すれば1時間景色を楽しむことが出来るのです！

シンフォニーオブライツの時間に合わせて出発する便にのれば夜景と両方楽しめてしまいます！

料金：大人205香港ドル（約2870円）

2019年に移動し、現在では名前が『ガーデンオブスター』に変わりました！

ですが手形や、おなじみのブロンズ像は健在です！

こちらのブロンズ像は香港のアカデミー賞とも称される「香港電影金像奨」のブロンズ像をかたどったものです。

香港映画といえば大スタージャッキーチェーン！

彼の看板やポスターも貼ってありました。

ジェットリーの手形も！

現在はこのように立ててディスプレイされているようです。

ブルースリー！！

みんなが彼と同じポーズで記念写真を撮っていました。

いつも人だかりが出来るほど人気です。

1881ヘリテージとは歴史的建造物を利用して作られたホテルも入ってる高級ショッピングセンターです。

元の建物は旧海上警察本部。

イギリス植民地時代の建物なのでタイムスリップしたような気分になれます。

買い物以外にも写真をとりに来る観光客も多いです。夜はライトアップもされています。

ガイドブックにも必ず載ってる女人街。

一本道にお店、屋台が連なっています。

かばん、洋服、お土産、化粧品、偽ブランド？商品、とにかく女の人が好きなものが集まってるということでこの名前がついたそう。

とにかく安く見ているだけでも面白い通りです。

掘り出し物があるかも？？

地元民にも人気でいっつもすごい人ごみです。

すりには気をつけましょう。

お店の人とは値引き交渉も可です。

香港の商店街は、洋服は洋服の通り、野菜は野菜の通り、と分かれていることが多いのですがここは『鳥』の通り！

ずらりと並んだ鳥かごにはカラフルな鳥たちが買われるのを待っています。

なぜか近所の鳥愛好家たちも自慢の鳥を連れ集まっており交流場のような役割も果たしています。

勿論、鳥だけじゃありません。鳥を買ったら鳥かごも買わなくては！

鳥のえさも売っています。

鳥は連れて帰れないかもしれませんが木で出来た鳥かごはインテリアに出来そうなくらいかわいい！

次は金魚通り。

香港では金魚は金運を上げるペットとして人気だそう。

その為沢山の金魚が売られていますがその様子がちょっと衝撃的です。

金魚は大丈夫なのでしょうか。。。

旅行中に金魚を買うことは無いかもしれませんが吊るされてる金魚は他ではなかなか見ることの出来ない光景では無いでしょうか？

テンプルストリートは天后廟というお寺を中心に広がる通りなのでそう呼ばれています。

女人街と並び比較的男性向けの屋台が多いこちらの通りは男人街とも呼ばれていて

夕方ごろから屋台が出始めます。

漁師が多かった香港。天后廟は漁師を守る神様が奉られています。

お守りも沢山売られています。

陶器の唐辛子がたくさんついたお守りは健康、竜の壁掛けは魔よけ。など、それぞれ効能が違います。

お土産にも良いかもしれませんね。

大概値段を聞くと高めの値段を言われるので

「ディスカウントプリーズ！」といってみましょう。

挨拶のようなものなので気を悪くされることはありません。

レストランからはみ出した状態で並べられたいすとテーブル。

外で食べる料理はなぜかおいしく感じます！

ここで食べた空芯菜とにんにくの炒め物が忘れられないくらい美味しかったです。

ホテルの中華も良いけど庶民の味を試してみるのも良いのでは？？

病気治療や占いの能力のある黄大仙が奉られているお寺。

占いが大好きな香港人が人生に迷ったら訪れる場所として有名です！

参拝者数は年間300万人！

願いがかなった人のお礼参りでも込み合っています。

まずは本殿で祈りをささげてから占いに進みましょう。

本殿を抜けると占いコーナーが並んでいます。

日本語オッケー！と書いてある所なら中国語が分からなくても楽しめます。

日本でも一時期話題になったので名前を知ってる人も多いかもしれません。

香港最狂のスラムと呼ばれた九龍城砦。

1950年代に移民が集まりアパートの上にアパートをどんどん積み重ねて形成されていて、多いときには3万人が住んでいたらしい。

この街の中は警察も入れずアヘンやギャンブル等が蔓延る無法地帯になっていたとか。

1993年に取り壊され、今では落ち着いた公園と、当時の様子を伝える博物館があります。

スラムだったとは思えない治安のよさ。

博物館の中では当時の様子をパネルを通して知ることが出来ます。

無法地帯の唯一のルールは建物の高さを14階以上にしないこと。

飛行機にぶつかる危険があったからだそう。

建物の中は電気が十分に行き届かず昼間でも洞窟のような暗さだったので子供たちは危険を冒しても屋上で遊んでいたとか。

九龍城で一番多かった職業は歯医者だったそう。

歯科免許があったのか無かったのかはミステリー。

絶対行きたくないですね。

豚や魚の解体等のほかの人がやりたくなかった仕事、ストリップ場や賭博場などもあったそう。

現在の九龍城砦公園はスラムの面影も無くゆったりとした時間が流れています。

住民たちも普通の人たちです。

旅行にお土産はつき物ですよね！

ちょっとおしゃれなお土産や気軽に買えるばら撒き土産も紹介します！

ペニンシュラホテルのＸO醤はおしゃれで香港らしいお土産！

香港ならではの調味料の詰め合わせも。

定番のチョコレートや紅茶も人気があります。

高級感があって特別な人のお土産にも良いかもしれません。

知る人ぞ知る香港のバターたっぷりのおいしいクッキー屋さん。

口コミで評判が広がりいつも行列が出来ています。

かわいいクマちゃんの缶の中にぎっしりクッキーが詰まっています。

缶の模様はその時々で変わります。

おすすめは8種類入り。

Sサイズ120香港ドル（1680円）

Ｌサイズ190香港ドル（2660円）

ワトソンズというのは香港でチェーン展開されているドラッグストア。

香港ならではの漢方をつかったサプリメント、コスメは種類も豊富で値段も安く、ばら撒き土産に持って来いです！

上の写真はツバメの巣を使ったシートマスク！5枚入り約1400円。

本物のツバメの巣は高いけどシートマスクなら手が出せます。

プロムナード沿いでショッピングを楽しみながらロマンチックな夜景を満喫する？

超ローカルな市場めぐりをして屋台グルメに挑戦？それとも歴史探索をして昔の香港に思いを馳せてみる？？

それとも全部！？それが出来てしまうのも狭い九龍ならでは。

思い思いのプランを立てて九龍旅行を楽しんでください！

カザフライフ

カザフスタン生活の日々をブログにつづっています。