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Categoryイタリア

イタリア鉄道の旅!電車の種類やチケット予約の方法・乗り方など在住者が解説!

イタリア旅行には鉄道の旅がおすすめです。この記事で下調べをしていけば安心。旅行に便利なトレニタリアとイタロの情報を中心に、切符の買い方や電車の乗り方など丁寧に解説します。鉄道を使って、好きなイタリアの街へ足を延ばし、充実した旅行を手に入れましょう!

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イタリアのトスカーナ地方在住のライター

Yoko Mansikka

大学生の頃1年間スウェーデンのヴェクショーにて交換留学。 スウェーデンからフェリーに乗ってフィンランドに頻繁に現地のロックのコンサートを見に行っていました。 現在は日本に旅行に来ていたデジタルノマドのイタリア人の夫と出会い、トスカーナ地方にて生活しています。

イタリア旅行で鉄道を使って様々な地域に繰り出そう!

こんにちは!イタリアのトスカーナ地方在住のライター、Yoko Mansikkaです。今回はイタリアの鉄道についてご紹介致します。


イタリアは鉄道が発達していて、ローカル路線はもちろん、新幹線のような高速列車も大都市には伸びています。


この記事には、イタリアの鉄道の種類、切符予約の仕方、お得な割引、電車の乗り方の注意点など、あなたのイタリアへの旅に有益な鉄道情報を詰め込みました。


この記事を読んで、ぜひ自信をつけてからイタリアへ旅立ちましょう!

イタリアの鉄道の種類

イタリアの鉄道は、日本でいうJRにあたるトレニタリア(Trenitalia)が、イタリア全体を網羅しています。


主要都市を結ぶ高速列車のイタロ(Italo)は、トレニタリア(Trenitalia)の高速列車と並び新幹線のような位置付けだと言えます。


他の鉄道には、


  • ミラノなど北を走るフェッロヴィーエノルド(Ferrovienord)
  • ナポリなど南を走るチルクムヴェズヴィアーナ(Circumvesuviana)
  • エミリア・ロマーニャ州を走るフェッロヴィーエ・エミリア・ロマーニャ(Ferrovie Emilia Romagna)
  • アルベロベッロのあるプーリア州を走るスド・エスト(Ferrovie del Sud Est)


などがあります。


この記事では、旅行でも使われることの多い、高速列車を持つトレニタリア(Trenitalia)とイタロ(Italo)に絞って情報をお送りしていきます。

トレニタリア(Trenitalia)の座席の種類とサービス

旧国鉄でイタリア全土を走るトレニタリア(Trenitalia)は、走る区間や止まる駅の数によって、高速列車や普通列車など、電車の種類があります。

高速列車フレッチャ(Freccia)

高速電車であるフレッチャ(Freccia)は、日本でいう新幹線のようなイメージです。

区間や止まる駅によって、3種類あります。全席指定で予約が必要です。


フレッチャロッサ(Frecciarossa)


主要都市を繋ぐトップクオリティの赤い高速列車。ハイクラスな順からExecutive→Business→Premium→Standardの4つに分かれ、Executiveには食事サービスがつき(トリノ―ミラノ間やトリノ・ミラノ―ヴェネチア間などは食事サービスなしで、ウェルカムドリンク付きになります)、Business・Premiumには、スナック付きのウェルカㇺドリンクサービスがつきます。


フレッチャルジェント(Frecciargento)


銀色の高速列車で、座席の種類は1等と2等に分かれています。1等ではスナック付きのウェルカㇺドリンクサービスがつきます。


フレッチャビアンカ(Freccianianca)


白色の高速列車で、座席の種類は1等と2等に分かれています。



★フレッチャロッサとフレッチャルジェントには、インターネットWiFiのサービスがついています。

特急列車インテルシティ(Intercity)

先の高速列車フレッチャと後に紹介する各駅列車の中間に位置するのが、特急列車であるインテルシティ(Intercity)です。座席は、1等と2等に分かれています。

夜行のインテルシティノッテ(Intercity Notte)も運行しています。


大都市から地方都市までつながっている本数も多い、便利な特急列車なのですが、まわりのイタリア人の方々(複数)によると、「インテルシティを信用するな!」だそうです。なんでも、長時間の遅れになることも珍しくないそうで、飛行機を使うときなどは特に使わないようにしていると言っていました。


ローカル電車レジョナーレ・ヴェローチェ(Regionale Veloce)

ローカル電車のレジョナーレ・ヴェローチェ(Regionale Veloce)は、次にご紹介するローカル普通電車レジョナーレ(Regionale)と同じ最安料金ですが、停車駅が少なく早い、日本でいう急行や準急電車といったイメージです。


座席指定はなく、座席は1等車、2等車に分かれています。

ローカル普通電車レジョナーレ(Regionale)

ローカル普通電車のレジョナーレ(Regionale)は、各駅停車する近距離移動に適している電車です。


座席指定はなく、座席は1等、2等車に分かれています。


個人的に1番利用する機会の多い電車ですが、日本の各駅電車と比べると、かなり汚いです(苦笑)車窓の写真を撮ろうとしても、窓ガラスは汚れて白くなっているし、トイレはついているものの、壊れていたり、汚かったりすることも多いので、お気を付けください。

空港からの急行列車、エクスプレス(Express)

その他に、エクスプレスという種類があります。これには、ローマのフィウミチーノ空港とローマ・テルミニ駅を結ぶ急行列車、レオナルドエクスプレス(Leonardo Express)や、ミラノのマルペンサ空港とミラノ中央駅を結ぶ急行列車、マルペンサエクスプレス(Malpensa Express)などが該当します。


後の【トレニタリアの乗り方】の章でご説明しますが、このチケットは自由席なので、改札がない場合、打刻が必要なのでご注意ください。

イタロ(Italo)の座席の種類とサービス

2012年に開業されたイタロ(Italo)は、旧国鉄トレニタリア(Trenitalia)と同じ線路と駅を使う私鉄で、主要都市を繫ぐ高速電車です。車体デザインはフェラーリのデザインも手掛けている方だったり、高級なイタリアデザインを感じさせてくれる作りになっております。


座席の種類は、ハイクラスな順から、Club Executive→Prima→Comfort→Smartの4つに分かれています。すべての車両でFree Wi-Fiが使用可能です。



Club Executiveは、エスプレッソとサンドイッチなどパン製品と飲み物のケータリングが含まれており、 ローマ・テルミ二駅とミラノ中央駅から乗車の際は、Fast trackという優先乗車サービスが受けられます。主要駅だけに限られますが、Lounge Italo Clubというラウンジも電車を待つ間に利用できます。


Primaは、スナックと飲み物のウェルカㇺサービスがつき、ローマ・テルミ二駅とミラノ中央駅から乗車の際は、Fast trackという優先乗車サービスが受けられます。1列・2列の座席配置です。


Comfortは、Primaからウェルカムサービスを取り除いたかたちになります。


Smartは、一般の車両で、2列・2列の座席配置です。

高速列車、トレニタリア(Trenitalia)とイタロ(Italo)の比較

旧国鉄トレニタリアの高速列車であるフレッチャと、私鉄の高速列車イタロでどちらを選べばいいか迷われる方もいらっしゃると思います。


まず、どちらの列車も全席指定で事前にチケットを予約する必要があります。


チケットを探すのには、後にご紹介するOmioというサイト(携帯アプリあり)が便利で、トレニタリアとイタロの両方の時刻表、利用時間、運賃を比較してくれます。


今回は、ローマ・テルミニ駅~フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅間を、この記事を書いている2019年12月8日を購入日と考えて、翌日、1か月後、3か月後のチケット代金を見ていきます。曜日も同条件の月曜日とします。



トレニタリアのフレッチャシリーズもイタロも、飛行機のように、日や時間帯によって切符の値段が変わるのでご注意ください!

こちらが、チケット予約サイトOmioが提示した翌日のチケットの条件です。運賃は最も下のクラスのものになっています。


時間帯によってチケット料金は変わりますが、比較のために朝の8時台の電車で見てみます。


8時15分発のイタロも、8時20分発のフレッチャロッサも、かかる時間は1時間31分と全く同じです。価格はイタロの方が5ユーロ安いです。


ちなみに、この日のフレッチャの最安値は40ユーロ、朝の6時台のフレッチャビアンカで所要時間は1時間21分でした。


時間によってはフレッチャの方がイタロより安いこともあり、所要時間もほぼ同じという結果となりました。

次は、1か月後のチケットの比較です。


イタロの方が2ユーロ安く、所要時間は4分短いです。


次は、3か月後のチケットの比較です。


イタロが45ユーロと、フレッチャロッサの30ユーロより15ユーロも高くなっています!


この日は祝日でも、その前後でもないようなのですが、こういう突然価格が上がる現象もおきますので、おおよその価格を知っておけば旅の計画に便利だと思います。


ちなみに、こちらが上の突然イタロが高くなった翌日(火曜日)です。


イタロが前日の45ユーロから20ユーロになっています。


以上、チケットの比較をしてきましたが、

・フレッチャとイタロの所要時間は同じぐらい

・基本的にイタロの方がフレッチャより安い

・時々値段が高くなる振れ幅がイタロは大きいので注意

まとめると、こんな感じです。


イタロもフレッチャロッサも、どちらもイタリアの電車の中ではトップの部類なので、迷った場合は時間帯や値段の都合の良い方で決めていただいていいと思います。

安くチケットを手に入れるには?早割やチケットの条件など

ひとつ前の章で例を挙げてきましたが、フレッチャもイタロも、翌日のチケットと1か月以上先のチケットを予約するのでは、翌日のチケットを取る場合の方が15ユーロ以上高くなっているケースがありました。なるべく早くチケットを取っておくのをお勧めします。


トレニタリアもイタロも6か月先のチケットまで、ネットから購入できるように本日の時点ではなっています。


また、トレニタリアもイタロもチケット購入の際に同じクラスの座席でも、切符の条件によって値段が変わります。


安く買えるチケットは、早めに買わないと無くなってしまうのでご注意ください。

以下トレニタリアとイタロの切符の条件、割引についてまとめています。


トレニタリア(Trenitalia)の切符の割引条件

Base 普通料金

当日料金と同じ値段。

無制限で無料で出発1時間前まで、チケットカウンターにて予約変更可能。

キャンセルは出発前までで、キャンセル料はチケット代の20パーセント。


Economy 割引料金

出発前に一度のみ同じ電車、同じ区間で変更できますが、手数料やBase料金による差額が発生。キャンセル不可。


Super Economy スーパー割引

変更やキャンセル不可。

Ordinaria ローカル電車(RegionaleとRegionale Veloce)などのeチケットの条件

ローカル電車のネットで買った場合の切符の条件。前日までキャンセル、1回のみ変更も可能。有効期間の4時間の間は、乗り降り自由。


A/r In Giornata 日帰り割引

1日の間に同じ区間を往復する場合の日帰り割引。

2日前の深夜0時まで販売されている。

同じ日付の同条件の中で時間変更は可能だが、キャンセルは不可。


A/r Weekend 週末往復割引

土曜日と日曜日に同じ区間を往復する場合の週末往復割引。

前日の深夜0時まで販売されている。

同じ日程の同条件の中で時間変更は可能だが、キャンセルは不可。


Insieme 2~5人用グループ割引

前日の深夜0時まで販売している2~5人用のグループ割引切符。

変更やキャンセルは不可。

Bimbi gratis 家族割引

2~5人で利用し、少なくとも大人と14歳以下の子供1人の組み合わせの場合の割引。

15歳未満は50パーセント割引、その他は20パーセント割引。英語またはイタリア語表記の年齢と家族であることの証明となる書類が乗車時に必要。


Cartafreccia Special

会員のみ購入可能の割引。火・水・木曜日の11時~14時の時間帯のみに出る。


Senior Da 60anni

60歳以上のシニア割は、会員のみ購入可能。


Young Fino 30anni

30歳未満のユース割は、会員のみ購入可能。


子供運賃

路線によって条件が変わります。

フレッチャシリーズやインテルシティの場合、利用日の年齢が、0歳から4歳未満で座席なしの場合は無料、座席ありは50パーセント割引。14歳以下はBase普通料金の50パーセント割引。年齢がわかる書類が乗車時に必要。

イタロ(Italo)の切符の割引条件

Flex 普通料金

出発3分前までキャンセルが可能。キャンセル料はチケットの20パーセント。

電車が出発した後、3時間以内の電車なら手数料無料で変更可能。

割引条件のあったチケットはキャンセル、変更不可。


Economy 割引料金

出発3分前までキャンセルが可能。キャンセル料金はチケットの40パーセント。

電車が出発した後、3時間以内の電車なら購入していた切符代金の20パーセントと差額で変更可能。割引条件のあったチケットはキャンセル、変更不可。



Low cost 格安料金

キャンセル不可。出発の72時間前までなら、日にちと時刻の変更が、もとのチケット代の50パーセントと変更するチケットとの差額によって可能。割引条件のあったチケットは72時間前の変更も不可。


eXtra 超格安料金

チケットの名義変更のみ1ユーロで受け付けるが、キャンセル、変更は不可。


Italo special 超格安料金

チケットの名義変更のみ1ユーロで受け付けるが、キャンセル、変更は不可。

Day Return 日帰り割引

1日の間に同じ区間を往復する場合の日帰り割引。

キャンセル不可。変更は、Day Returnチケットが残っている場合のみに限られるが、出発の3日前までなら日時の変更が無料で可能。

出発当日、日にちの変更は無理だが、時間の変更は出発時刻の3分前まで可能。

その際、Day Returnチケットがもはやなくても、1回だけ、Flexチケットとの差額を払うことで時刻の変更が出来る。変更は、駅のItaloチケットオフィスを訪ねるか、サポートセンター(Italo Assistance)に電話を。


Italo Senior シニア割引

60歳以上の方に適用されるシニア割引。「Prima」クラスの「Flex」チケットが40%割引になる。チケットは出発日の3日前までに購入する必要あり。身分証が乗車時に必要で、金曜・土曜・日曜日以外にのみ使える割引。


Italo Family 家族割

家族またはグループの構成が、最小2人、最大4人で少なくとも1人が18歳以上であれば、14歳未満は「Smart」クラスの席が無料になる割引。日曜日は適応されない。

また、36か月未満の幼児は数に数えられず、シートなしで大人の膝元にて乗車出来る。

このチケットは出発の2日前までに購入せねばならず、キャンセル変更は不可。

イタロの公式サイトでは、出発駅、到着駅、日付を入力するとその日のチケット情報が見れるのですが、その日だけでなく、前後の日にちの中の最安値を提示してくれます。


上の写真は、2020年4月13日(月)のローマ・テルミニ駅~フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅間を検索した場合に出てくる画面です。画面右、左の矢印を押せば、さらに先の日付の最安値も確認できます。


ちなみに、なぜこの日が高くなっているかというと、前日の2020年4月12日(日)がイースターだからだと思います。

イタリア鉄道はアプリで切符が買える!

イタリアの鉄道の予約に便利なアプリが、Omioです。

ヨーロッパの国々の鉄道、バス、飛行機の比較、予約が出来るアプリになります。

上の写真のように、検索したらすぐ出てきて、携帯にインストールできます。


日本語対応しており、値段や時間の比較、細かい情報も載っているのでとても使いやすいのですが、鉄道によっては、手数料がかかる場合があるのが、ネックです。


少し先のチケットを取る場合、英語で予約したり時間の余裕のある場合は、Omioで概要を把握してから、後にご紹介する、それぞれの鉄道会社のサイトからも調べてみることをおすすめします。



ここから、Omioのアプリを使ってチケットを購入する方法をお伝えします!

はじめに、片道なのか往復なのか、人数、出発駅、到着駅、乗車日を打ち込みます。


上の方の人の形をしたマークを押すと、下のような画面になります。

地域のところをイタリアにすれば、イタリアの鉄道における子供割引適応の年齢条件なども教えてくれます。


次に下の方の人の形をしたマークを押すと、通貨を変更出来ます。

通貨は、イタリアの鉄道の公式サイトで出ている価格と、のちに私は比較するので、ユーロにしています。

条件を入力して検索すると、上の画面が出てきます。

電車、バス、飛行機を比較してくれます。


今回はアプリが【最速ルート】であると教えてくれた、

12時5分 ローマ・テルミニ駅発 →15時15分 ミラノ中央駅着

上記のチケットを買うとして、その箇所を押します。

表示されている価格は、最もクラスが下の座席のもので、グレードアップするのにかかる費用も表示してくれ、他の上のクラスの座席も選ぶことが可能です。

さらに、下にスクロールすると、切符の購入条件を選ぶことができます。


上の表は、携帯からイタロの公式サイトチケットを買うときに出てくる表になります。


縦のラインが座席の種類、横のラインがチケットの条件になっています。

Italo specialというのが、プロモにあたり、1番下のクラスのSmartのところを確認すると、39.90ユーロと、Omioの最安値と全く同じになっていますね。


ちなみに、パソコンからイタロの公式サイトを見ると下のようになります。

携帯から見るのとパソコンから見るのでは表が違いますが、同じことを示しています。



話は戻って、さらにアプリの画面を下にスクロールします。

座席を窓側か通路側か希望することが出来ます。

ここまできて、【お客様の詳細へ】の赤いボタンを押すと、メールアドレス、氏名、居住国を入力する画面になりますので、そちらを入力します。


その次に進んだ画面が支払いについてです。

カードは、ビザ・マスター・アメリカンエクスプレス・マエストロが使え、そのほかのカードもPaypalを通して使用できます。


あとは、決済をして、チケットの購入完了です。


チケットは電子チケットになり、乗車時に必ず必要です。

メールで送られてくるチケットは携帯にPDF保存したり、スクリーンショットしておきましょう。

イタリア鉄道はウェブサイトで切符購入もできる!

次に、公式サイトから切符を買う方法です。


トレニタリア(Trenitalia)の切符の買い方

まず、トレニタリアの公式サイトに入り、右上に三本の横線のマークがあるので、そちらから言語を英語に変えます。

イギリスの国旗のマークをクリックすると、英語表記に変わります。

そのままMain solutionsに設定しておけば、最適なルートを提案してくれますし、

FRECCEだと、フレッチャロッサなどの高速列車のみ、

REGIONALだと、ローカル列車のみでのルートを提案してくれます。


この画面は、ローマ・テルミニ駅からフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅まで、片道で2020年2月24日の8時以降に出発の電車、大人1名分について調べる設定になります。


往復の場合は、Returnの所にチェックを入れましょう。


★From ~から

★To ~へ

★Depature 出発

★Return 復路

★Adults 大人

★Children 子供

★Search 検索

Searchを押して、検索をかけると、このようなルートの例が出てきます。


一番上の例は、フレッチャロッサ 9518号が、ローマ・テルミニ駅を8時10分に出発し、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に9時46分に到着することを示しています。

運賃は32.90ユーロからです。条件は最も低いグレードに設定されています。

乗車時間は1時間36分で、乗り換えは0回です。


今回は、この電車のチケットを取るとします。


★Duration 時間(期間)

★Changes 乗り換え

クリックすると、横に電車の座席のクラスと、縦に切符の購入条件が表示されます。


今の状態は、座席クラスがStandardです。

下の方にスクロールすると、現在チェックが入っている切符の条件が、Super Economyであることがわかります。


座席のクラスや切符の条件は、この画面の時に設定してください。


今回は、このままの最安値設定の、座席クラスStandardの切符条件Super Economyで、チケットを購入するとします。


Super Economyの下にある英文、Reservation change and refund not allowed. Limited seats. とは、予約の変更と返金は認められない、また限定の席であることを意味しています。


そして、有料オプションとして座席を選ぶことが可能なので、座席を選びたいときは、

I want to choose the seat. 私は座席を選びたいです、との文面のところにチェックを入れてください。


Continue、続けるを意味するボタンを押します。


★Reservation 予約

★Refund 返金

★Limited seats 限定の座席

★Choose 選ぶ

すると、こんな画面が現れるのですが、意味としては、提案として、6ユーロをプラスすればSuper EconomyからEconomyに購入条件を変えれるという内容です。


そのままで行く場合は、左側のグレーのContinue without changing(変更なしで続ける)、

提案を受け入れる場合は、右側の赤色のI agree and continue(同意して続ける)を押します。


今回は変えずに進めます。



★Proposal 提案

続いて、座席を選ぶ画面に変わります。

車両の進行方向は購入時にはわからないのですが、緑色の座席の中から好きな席を選ぶことができます。この場合、座席を指定するのにかかるお金は2ユーロです。


7号車の1D席を予約している状態の画面になります。


グレーの長方形で表示されているのは、テーブルで、4人がけの席で向かい合ったかたちになります。

座席の図で、数字の入った四角の後ろにある大きめの四角が、背もたれを表しているというイメージを持って、図を見てみてください。


座席を選んだら、引き続き、Continue、続けるを意味するボタンを押します。

まだ、座席指定の2ユーロが追加されていませんが、金額が表示されます。

Buyer、購入者の情報を入力します。


Registerとは、登録のことなので、サイトに個人情報を登録していない場合は、

右側のNon registered user(登録していないユーザー)にチェックを入れて、

名、姓、E-mailアドレスと、もう一度確認用に同じE-mailアドレスを入力し、

Confirm(確認)ボタンを押します。


★Register 登録

★Confirm 確認

★Buyer 購入者

今回は、一人用のチケットですが、複数買う場合は、全員分の情報を入力しなければなりません。Copy buyer dateの箇所を押すと、先程入力した購入者の情報がコピーされます。

CARTAFRECCIAとは、会員番号を入力する箇所ですが、空欄で大丈夫です。

Bornとは生年月日を入力する箇所で、ÐがDayの訳で日にち、MがMonthの訳で何月か、YはYearの訳で西暦を記入しましょう。


★Name 名前

★Surname 名字


その下は、クーポンコードを持っている場合入力したり、犬も乗車する場合などのオプションが並んでいます。


下までスクロールすると、

★Request invoice 請求書を要請する

のチェック欄がありますので、必要な方はチェックし、Continue 続けるのボタンを押してください。

海外在住者は、イタリア語で海外を意味するEsteroをクリックすれば、氏名と住所の入力のみで、イタリアのTax codeの欄は塗りつぶされますので入力しなくてよくなります。

次の画面では、座席指定料金も含まれた金額が表示されます。


ここから支払い方法の設定です。

さらに支払い方法が続きます。

支払い方法を選び、条件を了承したことのチェックをいれて、Continue 続けるを押します。

この画面は、クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードを選択した場合に表示されます。Cardholderとはカード保持者の名義を書く欄のことです。


★Cardholder カード保持者

★Expiration 期限


すべて入力し、Continueを押すと支払いが始まります。


支払いが完了すると、E-mailアドレスにチケットがPDFで送られてきますので、プリントアウトしたり、携帯に保存したりして、当日車内で提示してください。

これで、チケットの購入完了です。

イタロ(Italo)の切符の買い方

次にイタロ(Italo)のチケットを公式サイトから買う方法です。


右上に三本の横線のマークがあるので、そちらから言語を英語に変えます。

1番下のイギリス国旗のボタンを押せば、イタリア語から英語表記に変わります。

この画面は、ローマ・テルミニ駅からフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅まで、片道で2020年2月24日に出発の電車、大人1名分について調べる設定になります。


往復の場合は、Round tripの所にチェックを入れましょう。


★From ~から

★To ~へ

★Depate Date 出発日

★Round Trip 復路

★Adults 大人

★Children 子供

★Infants 幼児

★Senior シニア

★Search 検索

前の画面の下のSearchで検索をかけると、ずらりと検索結果が表示されます。

チケットの金額は、該当する電車の残っている切符の最も安い条件になっています。


今回は、1番下に表示されている、

7時55分発、9時31分着(乗車時間:1時間36分)

電車番号8904

最安値 27.90ユーロ


このチケットを買うとします。

縦に座席のクラスと、横に切符の購入条件が表示されます。

黄色く色が変わっている箇所のである今の状態は、座席クラスがSmartで、切符の購入条件がEconomyです。


今回は、この条件でConfirmの確認を押して進みます。

乗客の個人情報を入力していきます。

複数名分のチケットを買うときは全員分の情報を入力する必要があります。

携帯番号を入れて、下の欄にチェックを入れれば、携帯のSMSにチケットコードと日程表を送ってくれます。電車の変更情報も携帯にお知らせしてくれますが、電話番号は入力しなくてもいいです。チケットはE-mailアドレスに支払い完了後、PDFで送られてきます。


★Passenger 乗客

★First Name 名

★Last Name 姓

★Mobile Number 電話番号

Customer Code(顧客コード)も、ある場合のみでなければ空欄でかまいません。


入力できたら、Continueで続けます。

ここで、チケット情報の要約と支払いについての画面になります。

Outwardとは、往路の意味です。


ローマ・テルミニ駅からフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅まで、片道で2020年2月24日月曜日に出発の電車、大人1名分

7時55分発、9時31分着 電車番号8904

合計 27.90ユーロ


上記が要約です。


Invoice(請求書)の箇所を押すと、以下の画面に変わるのですが、

現段階で、サイトからは、イタリア国内の税金の管理番号がないと、先に進めず請求書の発行はできませんでした。


さらに下にスクロールして、支払い方法を選択します。

クレジットカードをはじめ、支払い方法が並んでいます。

クレジットカードを選ぶと次の画面が表示されます。

使用できるクレジットカードの種類が表示されますので、選択し、

必要情報を入力します。


★Card Holder カード保持者の名義

★Valid 有効,mのところは月、yのところは西暦の有効期限を入力。

★CVV2/CVC2/4DBC クレジットカードの裏のセキュリティコードのこと。


条件を受け入れたことのチェックを入れて、Confirm and Pay(確認と支払い)ボタンを押せば、支払い完了です。

E-mailアドレスにチケットがPDFで送られてきますので、プリントアウトしたり、携帯に保存したりして、当日車内で提示してください。


これで、チケットの購入完了です。

イタリア鉄道の切符の買い方【窓口・券売機・その他編】

ここまで、Omioのアプリやトレニタリアとイタロの公式サイトからチケットを購入する方法をお伝えしてきました。


こちらの章では、駅でチケットを購入する方法についてお伝えいたします。

窓口編

こちらはトレニタリアのピサ駅のチケット窓口(Biglietteria)の様子です。

窓口の係員の方から、直接チケットを購入する方法になります。ローマなどの大きな駅では、フレッチャロッサなどの高速列車のチケット購入窓口と普通乗車券のチケット窓口が分かれている場合がありますので、並ぶ前にご確認ください。


順番がきたら、行き先、必要枚数など伝えましょう。

片道切符はSolo andata(ソロ・アンダータ)、往復切符はAndata e ritorno(アンダータ・エ・リトルノ)といいます。


【例文】

Un biglietto per Milano, andata e ritorno, prima classe, per favore.

(ウン ビリエット ペル ミラノ、アンダータ エ リトルノ、プリマクラッセ、ペルファヴォーレ)

ミラノまで1等車席の往復切符を1枚お願いします。


ちなみにイタリア語の切符を意味するBiglietto(ビリエット)は、複数になるとBiglietti(ビリエッティ)になります。

1等車はPrima classe(プリマクラッセ)、2等車はSeconda classe(セコンダクラッセ)です。

また、チケット窓口は駅によって開いている時間も違い、土日は閉まっている駅もあります。上記は私が使用した駅で見つけたトレニタリアのチケット窓口の情報になります。

また、トレニタリアとイタロは別の会社でチケット窓口も違います。上の写真は、イタロの切符窓口です。それぞれのチケット窓口で切符を購入しましょう。

自動券売機編

こちらは駅に設置されているトレニタリアの自動券売機です。

上にお金のイラストがあれば、現金も使えます。お金のイラストがなくクレジットカードだけのイラストが描いてあるだけの場合は、カードのみ使用可能で、現金は使えません。間違えないようにしてください。


こちらは、イタロの自動券売機です。窓口同様、トレニタリアとイタロは別会社ですので、自動券売機も異なるのでご注意ください。


自動券売機は、英語にも対応しており、これまでにご説明した公式サイトからチケットを購入する場合と同じような手順でチケットを購入できます。


ただ、自動券売機の近くで声をかけてくる不審者にはお気を付けください。

購入を手伝ったチップをせがんできたり、小銭を理由をつけて恵んでもらおうとしたりする人たちが自動販売機のまわりにいることがあります。チケットを購入している最中も、貴重品や荷物の管理にお気を付けください。

その他編

こちらは、ピサ駅構内にあるタバッキ(Tabacchi)です。タバッキとはタバコのことですが、簡単な雑貨を売っています。写真右手のTの文字の看板が目印です。

Biglietti(切符)の表記の通り、このタバッキでも鉄道切符を買うことができます。

窓口で購入するように、店員さんに切符を買いたいこと、行き先や必要枚数など伝えましょう。

トレニタリア(Trenitalia)の乗り方

チケットの購入の仕方もわかったところで、次は電車の乗り方についてです。

自由席の時はチケットに刻印を

トレニタリアには、座席指定のフレッチャロッサなどの高速電車のフレッチャシリーズや、自由席のレジョナーレなどのローカル電車があります。


自由席の場合は、必ず切符をホームにある刻印の機械に通してから、電車に乗り込んでください。刻印がない状態だと、切符を持っていたとしても罰金を取られてしまいます!!


アプリやネットを通して自由席の電子チケットを手に入れた時は、自動的に有効化されていますので、刻印については気にしなくて大丈夫です。窓口や券売機で購入した際は、必ず忘れずに刻印をホームの機械で押しましょう。



切符を刻印の機械に差し込む時に、方向があります。

切符を裏返しにしますと、↑CONVALIDA↑ と、矢のマークが書いてありますので、そちらの矢印を機械に向けて差し込んでいただければ大丈夫です。

こちらは少し大きめのチケットですが、こちらのチケットも ↑CONVALIDA↑ の矢印の向きで刻印の機械にそのまま差し込んでいただいて大丈夫です。

また、刻印の機械にも上半分にマークがありますが、差し込み口に切符を差し込む際、左寄りにすると、きちんと刻印されます。

機械に通すと、↑CONVALIDA↑ の箇所に、刻印が入ります。


ちなみに、刻印を押してから、自由席のチケットの有効時間は4時間です。

その間は途中下車も可能ですが、往復でチケットを買った場合など、切符を取り違えて復路のチケットを往路で有効化してしまったりないよう、お気を付けください。

電光掲示板の読み方

つづいては、電車のプラットホームの番号を確認するのにも必要な電光掲示板の読み方についてです。


上の写真は、ピサ駅の待合室にあった、小さなサイズの掲示板です。

英語表記もありますが、左がArrivi(到着)、右がPartenze(出発)の画面です。

出発と到着を間違って見ないようお気を付けください。

Partenze(出発)の画面を詳しく見ていきます。

左からTreno(電車)でトレニタリアの会社名、続いてそれぞれの電車の番号が載っています。

番号の前は、電車の種類、R(Regionale)、RV(Regionale Veloce)、 IC(Intercity)を意味しています。

Destinazioneは、目的地でその電車の最終到着駅を示しています。

Ararioは時間で、この場合出発時間を示しています。

Ritardoは遅れている時間を示し、Binarioの欄はプラットフォーㇺの番号です。

検札がまわってくる

座席につき、検札の係の方がやってきたら、チケットを見せましょう。

電子チケットの場合は、携帯に保存したチケットや、印刷したチケットを見せてください。

降車駅の確認はしっかりと

ローカル列車の場合、次の降車駅を示すスクリーンが電車内にないことがあります。

そういう時は、駅のプラットホームに各駅の到着時間を示す表がありますので、前の駅名など確認しておきましょう。


トレニタリアの公式サイトからは、チケット検索をしてクリックすると、【info !】という欄が見つかります。そちらを押すと、電車の止まる駅の確認もできますので、チケットを買う際に合わせてスクリーンショットして保存しておけば便利です。

こちらがその画面で、ローマのフィウミチーノ空港(Fiumicino Aeroporto)から、ローマ・トラステヴェレ(Roma Trastevere)駅に行く際のローカル電車、レジョナーレの停車駅です。a.がArrivalの到着、d.がDepartureの出発時刻を示しています。


また、切符を購入する際にも言えますが、例えばローマだったら、ローマの何駅なのか、きちんと把握しておきましょう。ローマと言っても複数駅がありますので、ご注意ください。

イタロ(Italo)の乗り方

イタロの乗り方も、基本的にはトレニタリアと同じです。

イタロは全席指定なので、打刻は必要ありません。


写真のように、イタロとトレニタリアが乗り入れしている駅の電光掲示板では、Treno(電車)の箇所にトレニタリア(Trenitalia)かイタロ(Italo)か鉄道会社が表示され、トレニタリアの中でも高速列車のフレッチャロッサ(Frecciarossa)などは、電車の種類が表記されています。

出発時間が近づいたら、プラットホームが確定し、電光掲示板に表示されますので、指定のホームに行きましょう。

各車両に番号がついていますので、チケットを見て指定の番号の車両の入り口から乗り込みます。

イタリアの鉄道は遅延が多い?

私自身は5分、10分程度の遅れにしかあったことはないのですが、遅延を意味するRitardoでInstagramを検索したところ、この記事を書いている2019年12月末に起きた長時間の遅延発生についての投稿も見つかりました。


こちらの写真は、トレニタリアのインターシティノッテ(ICN)についての遅延情報で、シチリアでも観光地として人気のシラクーサ行きの電車が160分遅れているといったものです。

こちらの写真はイタロについての遅延情報です。ローマ・テルミニ駅で2019年12月末に撮られた写真で、ミラノ中央駅行きの列車が150分遅れていることがわかります。


フレッチャロッサやイタロなどは、電気系統のトラブルや天候によってなどではない限り大幅な遅延は起こりにくいですが、ローカル線はちょくちょく、よく遅れます。

また、トレニタリアのインテルシティは先にも述べましたが、イタリア人たちも遅れるものと考えています。


また、イタリアではストライキで電車も止まります。

ストライキ決行の情報は、各鉄道会社などのサイトや、私の場合はFacebookの中のイタリア好きの日本人の方々によるグループに投稿された情報で知ることが多いです。グループには参加リクエストを送り、管理人さんから了承をもらえれば参加できます。旅行の情報共有にもおすすめです。

イタリア鉄道の旅であなたの旅行をより充実させましょう!

ここまでイタリアの鉄道情報について、お送りいたしました。

日本とは勝手が違うので、戸惑う場面も多くなると思いますが、ここまで記事を読んでくださったあなたなら、きっと大丈夫です。

困ったら、近くのイタリア人たちに助けを求めましょう。

(イタリア人同士でも、ローカル線車内などで次の駅を聞き合ったりしています。)


あなたの旅行が素晴らしい思い出になることを願っています!



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