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香港の物価で意外に安いものとは?住みやすさや物価上昇率を検証!

2019.12.29

アジアの中でも香港の物価は高いと言われます。また近年上昇し続けています。でも日本よりも安いものがあったりして、住みやすさでは果たしてどうなのか気になります。香港ではどんなものが高くて、どんなものが安いのか、アイテム別に検証します。

この記事に登場する専門家

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香港好きライター

zuenmei

香港渡航歴20回超。最近では現地人に在住者に間違えられます。ガイドブックにないような情報をお届けしたいと思います。よろしくお願い致します!

  1. 香港は物価が高いって本当?
  2. 香港の物価は日本に比べてどうなの?
  3. 香港のほうが日本よりも高いもの
  4. 香港のほうが日本よりも安いもの
  5. デモの影響で香港の物価はどうなったのか?
  6. 香港旅行は3泊4日くらいがスタンダード
  7. 香港の物価は平均すると東京より少し安い
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こんにちは!

香港が早く平穏になってくれることを願いつつ、自分で香港ミルクティーを作って飲み、香港を思い出している香港好きライターのzuenmei です。


香港の物価はアジアの中では高いと言われています。とくに地価の高さは世界でも1、2を争うほどで東京を超していると言われています。


それに伴い、家賃やホテル代なども高くなっているわりに賃金は高くないので若い世代もマイホームを手に入れるのは諦め気味で、結婚しても実家に住む人も多いと聞きます。


それに加えて現在はデモが頻発する社会情勢ですから、日本以上に明るい未来が見えにくい状況だと言うことができるでしょう。


香港人の中には、「イギリス領に戻りたい!」と言う人もいるそうです。


デモの為に日常生活を犠牲にしなければならないのは本当にやり切れない思いで一杯でしょうね。


日本人の私たちにはただ見守ることしかできないので、平穏になる日のためにこうして香港情報を記録しています。香港加油(香港がんばれ)!

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香港の物価は日本に比べてどうなのでしょうか?日本よりも突出して高いのがやはり地価です。第一香港は土地が狭く、東京23区の2倍、沖縄本島ほどの面積の中に、723万人が住んでいます。


実は香港の面積の12%の地域に半数近くが住んでいるので、人口密度が超過密なのです。そのため地価も高くなってしまっており、実際に家賃が5年前の2倍になった地域もあるようです。


生活費に目を移せば、食費や交通費、水道代は安いですが、電気代は高いです。日本に比べると給料もそれほど高くなく、平均月収は世界27位で5年前と比べると7%も下がっています。なのに消費者物価指数は106という年々増加しているという結果が出ています。


毎日の生活に必要な食費や交通費が安いのは羨ましいですね。

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ではまず、香港のほうが日本よりも高いものについて見てみましょう。

日本より高いもの①地価

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香港の人口密度は1kmあたり13万人で、世界一の超過密都市とも言われています。それに比例するかのように地価も世界でも1.2を争うほどに高いです。それもそのはず、香港の面積のうちわずか12%の中に、723万人の香港の人口の半数近くが住んでいるので人口密度が超過密化しています。


特に香港島のトラム沿線、尖沙咀、旺角は激的に地価が高い地域だと言われています。


香港では一般人は結婚しても家を出ず、家族と同居するケースも珍しくなく、ひとつの部屋をカーテンなどで区切って住んでいる人もいるそうです。


また、香港では地下街がないですが、もう地上のスペースがないため、地下都市の開発に力を入れていこうとする動きもあるようです。そういえば、世界の他の都市は地下街が発達しているところが多いですが、香港ではショッピングモールの地下や、地下道くらいしか見たことがありませんね。

日本よりも高いもの②ホテル代

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香港のホテルは、世界的に見ても高いほうだと言われています。ほんの数年前くらいまでは、九龍側の尖沙咀地区などは特に料金が高かったですが、最近では新しいホテルも増えてきたり、ホテル予約アプリなどの競合で、ホテルの料金も若干値段が下がってきた印象があります。世界的に見て、高い料金のホテルはもう時代遅れな感じですね。


特に近年では唐楼という古い建物をリノベーションしてホテルにし、安価で提供しているケースも多く、一時期よりもホテルが取りやすくなったように感じます。


地価が世界的に見ても高くて家賃などは上がる一方なのに、ホテル代だけがそれほど値上がりしていないのも、ひょっとして何かのひずみの原因になっているのかも知れません。

日本よりも高いもの③電気代

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香港では電気代が高いと言われています。日本も世界的に見ると電気代は高いほうだと言われていますが、香港はそれ以上のようです。


少し誇張表現だとは思いますが、「電気代を払うために働いているものだ」と香港人はよくジョークを飛ばします。どのくらい高いのかというと、例えば日本で1ヶ月3,000円くらいで済む時期でも香港だと5,400円くらいかかるようです。


また、香港政府の補助の一環として、毎月150HKドル(約2000円)を下回った場合は電気代が無料になるという制度もあるそうですが、夏場をはじめ、湿気が多い香港では1年のうちほとんどの月はフルパワーでエアコンを稼働しなかれば耐えられないので、補助を受けられるのはほんの数ヶ月なのではないでしょうか?

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それでは香港のほうが日本よりも安いものには、どんなものがあるのでしょうか?

日本より安いもの①交通費

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香港の交通費は日本よりもはるかに安いです。例えばタクシーですが、3種類のタクシーのうち、香港中心部を走るものは初乗りが24HKドル(約330円)です。トランクに入れる荷物がある場合は6HKドル、あまり知られていないですがペットを乗せると5HKドルの追加になります。


しかしタクシーも、数年前に比べるとじわじわと値上がりしており、東京でも初乗り料金が下がったことから、香港でタクシーに乗ってもそれほど「お得感」が得られないというのも正直なところかも知れません。


また地下鉄は初乗り運賃が4.5HKドル(約60円)となっており、尖沙咀~旺角間などでは、5.5HKドル(約75円)で行けます。


香港名物の2階建てバスは地下鉄より更に安いですが、「乗った場所から終点までの距離」で計算する少々変わった料金の計算方法になっています。例えば空港から市内までも車で30分くらいの距離がありますが、33HKドル~40HKドル(約450~560円)で行けます。


さらに安いのがミニバスで、赤の屋根のものと緑の屋根のものがありますが、定額が多い緑のものではかなり長い距離8でも6HKドル一律料金などもあります。ちなみに、香港クルーズターミナル~九龍トン間が6HKドルでした。タクシーなら2000円くらいはかかってしまう距離を6ドルで行けるのですから、かなりお得です。

日本より安いもの②食費

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香港は食費が安い、と言うと非常にざっくりした表現ですが、香港でもホテル内や、世界に名だたる有名レストランなど、高いレストランではそれなりに高く、安い庶民派レストランはすごく安く両極端と言えます。


香港は世界を代表する「食の都」ですので、高いレストランで料金が高くても間違いなく美味しいため、満足感がすごいのであまり高さを感じないのに加えて、安くても美味しいところが多いため、食のグレードは間違いなく高いと言えます。


一般市民の台所に目を移してみると、外食する人がすごく多く、家庭のキッチンは全く汚れていないそうです。香港はフリーポートで関税がかからないせいか、スーパーマーケットに行けば外国製の輸入品なども安く野菜や果物も日本よりも安いケースが多いです。


毎日の生活で必要な食費が安いのは、東京と違うところですね。

日本より安いもの③給料

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家賃や電気代が高いのに、香港人のお給料は残念ながら、あまり高いとは言えません。香港人の平均月収は、HK$15000(21万円)で、大卒の初任給: HK$ 10000(14万円)、

課長クラスで HK$20000(28万円)くらいです。


また、アルバイトの時給に至っては、HK$28(392円)と安いです。


それでも香港には日本と違って大富豪がいるイメージがあるのは、地道に稼ぐよりも投資などに力を入れている人が多いからのようです。なんとその数は3人に1人とも言われています。

日本より安いもの④税金

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香港には消費税が存在しません。そのため、投資や株式で得た収入、海外での所得には税金がかかりません。いわゆる「タックスヘイブン」の地域です。また、高額な車や不動産の購入時の税率も低いと言えます。しかし、不動産の値段が高いため、税金が安くてもプラスマイナスで言えば、マイナスになってしまうかも知れません。


香港はもともとイギリス領だったのですが、税金の高いイギリスをお手本とはしなかったのですね。たくさん儲けると所得税、地方税で50%以上もの税金を持っていかれてしまう日本からすると羨ましい限りです。

日本より安いもの⑤マクドナルド

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世界のどの国にもたいていあるマクドナルドは、その国の物価を知るのにとてもわかりやすいと言われています。


世界のマクドナルドのビックマックの値段を指数化したBMI(ビッグマック指数)では、世界で一番ビッグマックが高いのはスイスで712円、日本は26位で390円、そして香港は、45位で285円となっています。


余談ですが、香港のマクドナルドはタッチパネルで注文をする先進的なシステムになっており、はじめて見る時はびっくりします。

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2014年頃から雨傘運動など、香港では中国の政策に対して抗議するデモが行われてきました。しかし、その頃は現在のような大規模なデモに発展するとは誰も想像しませんでした。


そして2019年6月、突如として大規模なデモに発展し、空港や駅が閉鎖されるなどの影響も出始めました。


これによって雇用が縮小されたり、香港株の下落も見られているようです。しかし物価がどうなったかの言及はあまり見られません。そもそもが、97年の中国返還以降、物価はずっと上昇しているようです。


現在も主に週末には大規模なデモが行われているようです。このままクリスマスを迎えてしまうのでしょうか。

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香港の物価は高いとなると、旅行をするのはちょっと躊躇してしまいがちです。


現在は飛行機も香港エクスプレス航空ジェットスターなどのLCCもありますし、フルサービスのキャリアでもだんだん値段が安くなってきています。


飛行機の値段は時期にもよりますが、だいだい1ヶ月半くらいまで前に予約すれば、LCCであれば税金や荷物込みで往復17,000円程度で予約することができます。


また宿泊費ですが、ペニンシュラホテルやマンダリンオリエンタルのような高級ホテルは1泊1室が60,000~70,000円しますが、現在では新しいホテルも増えてきていますので平均すると1泊1室が10,000円以下で泊まれるところも多いようです。


ですから、3泊4日だとしたら、17,000+24,000(8,000×3)=41,000円ほどで行くことができます。もちろん、旅行会社のツアーでも39,000円くらいのものがありますが、団体バスでホテルの送迎をしますので、若干時間のロスが出ますし、自由が効かない部分がありますのであまりおすすめできません。

香港はアジアの中でも物価が高いと言われています。特に世界一を争うほどの地価の高さのため、家賃をはじめ、ホテル代も高くなっています。


しかし、生活費の中でもタクシーや電車、バスなどの交通費や、高級レストランを除くレストランでの食事などはむしろ東京よりも安いくらいですし、街に出れば美味しいものだらけですので、生活はしやすいのではないでしょうか?


香港が平穏を取り戻すのはいつになるのかが見えないのが本当に辛い昨今ですが、こうした情報を発信して少しでも香港の理解を高めたいと思います。

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