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香港のアフタヌーンティーを完全網羅!ドレスコードや穴場も紹介!
香港では英国領だった名残でアフタヌーンティーの習慣があります。今では伝統的なものに加えて、その店オリジナルな個性的なものも出てきて、香港にアフタヌーンティーをめがけて行く人も多いほど。ここでは伝統的なものに加えて変化球のアフタヌーンティーをご紹介します。
この記事に登場する専門家
香港好きライター
zuenmei
元英国領の香港ならでは!アフタヌーンティーを楽しもう!
こんにちは!zuenmeiです!
同じお茶が美味しい土地柄でも台湾とは違い、香港では元英国領だった関係から、アフタヌーンティーが体験できます。
それも日本とは違ってボリュームが多く、驚くほどきれいなディスプレイのことが多いのです。
香港に行ったら一度は、アフタヌーンティーを経験してみて下さい!
香港のアフタヌーンティーのギモン
アフタヌーンティーを体験してみたいけど、どこがいいの?どうやって予約するの?また、服装はどうしたらいいの?など香港のアフタヌーンティーに関するギモンを挙げてみました!
ギモン①予約は必要?
ペニンシュラのように予約が出来ないところもありますが、マンダリンホテルのように予約したほうがいいところもあります。
現在ではBooking.comグループのOpen Tableといった予約サイトもあり、日本語で予約できるのでとても便利です。主だったホテルのレストランなどはたいていありますので、探してみましょう!
このサイトにない場合はホテルのHPから予約するのがいいと思いますが、日時、氏名、連絡先、人数などを完結に書けばそれほど難しいことはないと思います。
(I would like to book following reservations at(レストラン名). Date:(日にち) Time:(時間) Name:(指名) Phone:+81(日本の国番号)+(0をとった電話番号) n.of people:2Persons(2名の場合))
ギモン②服装はどうする?
アフタヌーンティーだからといって正装しなければならないということはありません。ドレスコードは「スマートカジュアル」で一流ホテルの中を歩いて違和感がないような服装ならある程度カジュアルでも許されます。
あまり穴の空いたジーンズや肩出しのTシャツといった感じではないほうがいいですね。
ギモン③残したら持ち帰りできる?
香港のアフタヌーンティーは、欧米人向けのボリュームなので、はっきり言って日本人には量が多いです。でも残して帰るのはもったいないのでテイクアウトをお願いしてみましょう。(May I take these out?)
香港は日本と違い、食べ残したケーキなどを持ち帰らせていただけることが多いです。包んでくれる箱や紙バッグなども豪華で素敵なことが多いので、なんだか得した気分になりますよ!
香港のおすすめアフタヌーンティー
それでは香港のアフタヌーンティーを伝統的なものから穴場的なものまで取り混ぜてご紹介致します。まずは伝統的なものから!
おすすめ①ザ・ロビー(ザ・ペニンシュラ香港)
香港に来ると、いくらベタだと言われても、ザ・ペニンシュラ「ザ・ロビー」のアフタヌーンティーは外せません。私自身、もう何回来たかわからないですが、そのたびに新しい発見があります。
サーモンやきゅうりのサンドイッチ、スコーンなど伝統的なアフタヌーンティーのメニューを踏襲しつつも、マカロンやティラミスなど女子ウケするようなスイーツを組み込んだりと努力のあとが見えます。それでこそアフタヌーンティーの王座に長年君臨できるというものでしょう。
とても美味しいのですが、日本人にはやや量が多いです。残ったらテイクアウトをお願いしてみましょう。
時々はキティーちゃんやその他とコラボする場合もあり、その時に当たればラッキーなケースもあります。お値段は1人分〇〇ドルではなくて、1人350HKドル(約5,000円)は最低消費しなければならない、というやや複雑なルールあり。
【ザ・ペニンシュラ香港】の詳細情報
おすすめ②ル・カフェ・ド・ジュエルロブション
日本でも有名な恵比寿ジュエル・ロブション城のアフタヌーンティーですが、香港でも体験できます。2人分で470HKドル(約6800円)と、世界的シェフのレストランにしてはお値段リーズナブル!
3段になっていて、おしゃれすぎるサンドイッチやケーキが並び、もう見るだけでも堪能できます。
それに素材も豪華で、テリーヌやキャビア、フォアグラなども入っており、味は3つ星レストランらしく間違いなし!お値段以上の満足感です。
場所は中環のIFCモールなのでアクセスも便利!中環出口G徒歩2分 15:00-18:00ですが週末は14:00-18:00となります。予約はできないので、14:30くらいから並ぶことをおすすめします。なお、尖沙咀のハーバーシティの店舗はクローズしたようですのでご注意下さい。他にランドマーク、エレメンツにも支店あり。
【ル・カフェ・ド・ジュエルロブション】の詳細情報
おすすめ③カフェ100(リッツカールトン香港)
なんといってもそのロケーションが素敵です!香港一高いビル、環球貿易広場(ICC)の100階にあり、ヴィクトリア湾を眺めながらアフタヌーンティーを楽しめるのはこの上ない幸せですよね。
お値段は2人分で609HKドル(約8900円)。これはスカイ100のチケットも込みなので大変お得なのではないでしょうか?
ここでリッツカールトンがプロデュースするアフタヌーンティーはそれほど種類がないですが、丁度いいボリューム。ラテを頼むと「Cafe100」の文字を書いてくれるのも楽しいです。天空のアフタヌーンティーを一度は体験してみられてはいかがでしょうか?
【カフェ100】の詳細情報
おすすめ④Woo Bar(Wホテル香港)
ウィークデー15:00-17:30が普通のアフタヌーンティーで料金は488HKドル(約6900円)+税。週末と祝日がビュッフェスタイルのアフタヌーンティーになり、14時~16時と16時30分~18時30分の二部制、料金は2人分638HKドル(約9000円)+税・シャンパンつき
伝統的な3段重ねでなく、階段状になっていることで食べ物がよく見え、よりインスタ映えしそう!おそらく香港でも1.2を争うおしゃれなアフタヌーンティーなのではないかと思います。
それもそのはず、香港のかなりおしゃれな若者も来ていました。
【Woo Bar】の詳細情報
おすすめ⑤ヴェランダ・カフェ
香港島の南側、ルパルス・ベイというところにある、ペニンシュラ系列のザ・ベランダ・カフェ。古くは名作映画「慕情」の舞台にもなったところです。
ペニンシュラ系列ながら1人328HKドル(約4,600円)・週末は20ドル高い)と割にお得なアフタヌーンティー・メニューは、クロッテドクリームやイチゴジャムが添えられた特製スコーン、マンゴープリン、バナナケーキなどに加えてベルギーワッフルやサンドイッチと盛りだくさん!ペニンシュラのザ・ロビー同様、食べきれないくらいのボリュームです。
やはりペニンシュラ系だけあって、お味は間違いありません!正統派のアフタヌーンティーが好きな人にはおすすめです。むしろペニンシュラの「ザ・ロビー」よりおすすめかも!
香港にいながら海辺のコロニアルなリゾートの雰囲気を体験したいと、日本人客も多いようですが、一度は訪れてみたいものです。
ルパルスベイは、パック・ツアーで連れて行かれる場所でもおなじみですが、途中の露天のお土産屋さんも楽しいです。
MTR中環駅出口B1から、バス260番に乗車。ルパルスベイで下車します。真ん中に穴の空いた「風水マンション」のふもとにあります。
【ヴェランダ・カフェ】の詳細情報
おすすめ⑥カフェ・ハイアット・リージェンシー香港
かつてはネオンでギラギラだった尖沙咀のネイザンロードの重慶大厦の脇をちょっとはいったところにある、ハイアットリージェンシー香港。
ここでは週末限定で15:30からビュッフェスタイルのアフタヌーンティーを開催しています。
ハイアットリージェンシーは料理が美味しいことで有名ですが、アフタヌーンティーも例外ではありません。
ケーキやタルト、スコーンなどのスイーツ系に加えて点心などのお食事系モデルのが嬉しい!ちょこちょこ出ますが、食べきれないほどのボリュームではなく丁度いいボリュームです。278HKドル(約3900円)とリーズナブルなのも嬉しいです!
【ハイアットリージェンシー香港】の詳細情報
香港の穴場アフタヌーンティー
それでは穴場的存在のアフタヌーンティーをご紹介します!
穴場①MO Bar(ランドマーク・マンダリン・オリエンタル)
香港にはマンダリンオリエンタルが2つありますが、このMO Barがあるのは、新しくできたランドマーク・マンダリン・オリエンタルホテルのほうです。
古き良き香港のイメージの古い方に比べ、こちらは新しいだけに近代的な内装です。
お値段は338HKドル(約4,800円)とまあまあ。メニューはサンドイッチ、ケーキ類、スコーンとスタンダードですが、ケーキのデザインなどは古い方のマンダリンに比べると少しカジュアルな感じがしますね。
【MO Bar】の詳細情報
穴場②Cafe TOO珈琲廳(アイランドシャングリラホテル)
香港ではけっこうあるようですが、日本では珍しい、ビュッフェ形式のアフタヌーンティーです。休日のみ行われますが多くのファンがいるようです。
場所は金環のアイランドシャングリラホテル7階。
ブッフェのコーナーがしょっぱい系、スイーツ系、実演系と分かれており実演系ではクレープを目の前で焼いてもらうこともできます。
しょっぱい系では焼きそばや点心もあり、お腹もがっつり満たされます。スイーツ系で外せないのがミルフィユです。これはホテルのスイーツコーナーでも売られているものですが、午後には売り切れになるほどの人気。円形でちょっとかわいいミルフィユです。
この内容でお値段は308HKドル(約4300円)と平均的な価格です。
【Cafe TOO珈琲廳】の詳細情報
穴場③カフェ・パーラー(ヘリテージ1881)
近年は香港でも個性的なアフタヌーンティーが増えてきましたが、ここヘリテージ1881内のカフェ・パーラーではなんと中国式のアフタヌーンティーがかごにはいって供されます。
春巻きあり、ミニ月餅あり、ココナツのお菓子ありで嬉しくなってしまいます。
レストランの雰囲気もコロニアル調でとてもいいので、心地の良いひとときをすごせることうけあいです!イギリス領を彷彿とさせるオールド香港の雰囲気があるテラス席がおすすめ!
春巻きやサンドイッチの可愛さに感激!お値段は2人用で588HKドル(約8300円)とちょっとお高めです。
【カフェ・パーラー】の詳細情報
穴場④Sabatini意大利餐廳
尖沙咀の東にあるロイヤルガーデンホテルは1992年オープン。ホテル内にあるイタリア料理店「サバティーニ」には、「ローマの休日」ティーセットがあります。
世界的なイタリア料理店だけあって、趣向を凝らしたスイーツやお料理が楽しい!スイーツではティラミスは外せません。お値段は2人用388HKドル(約5500円)とリーズナブル!
【Sabatini意大利餐廳】の詳細情報
香港でひと味違ったアフタヌーンティーを楽しもう!
香港でアフタヌーンティーというと、私の中では長い間、ペニンシュラの「ザ・ロビー」とマンダリンオリエンタルホテルの「クリッパーラウンジ」でした。この2つに代わりばんこに行く日々が過ぎ、ある日突然、他のアフタヌーンティーも頑張っていることに気づきます。
前出のホテルよりもお値段がリーズナブルで、なおかつ個性的なものが数多くあるため、一度他のアフタヌーンティーを体験したらもうアフタヌーンティー・ホッパーとなってしまいました。
どの店もはずれはなく、甲乙つけがたいところばかりですが、それだけに事前のリサーチが重要と言えますね!
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