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【2020年最新】フィリピン渡航前には予防接種を!旅行や留学前に対策したい致死性の病気やデング熱を紹介!

2020.04.02

フィリピン旅行で気になるのはデング熱などの病気ですよね。子供連れで赴任される方など、予防接種にお悩みかと存じます。この記事では外務省発表の最新情報も踏まえて、フィリピンで要注意の病気とその対策、予防接種の費用などをどこよりも詳しく解説いたします。

この記事に登場する専門家

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越境ライター

どりあん

ページを増補したにもかかわらず、10年パスポートを7年強で使いきってしまい、旅程を変更して否応なしに帰国した苦い過去をもつ、旅好きおやじです。海外好きが高じて某国に住みついてしまいました。

  1. 日本の虫除け製品が効かない!フィリピンの病気
  2. 実は高額!フィリピン渡航前の予防接種費用
  3. フィリピン渡航のひと月前には予防接種を!
  4. フィリピン旅行に必要な予防接種
  5. フィリピン赴任に必要な予防接種
  6. フィリピン留学に必要な予防接種
  7. フィリピンに渡航する子供の予防接種
  8. フィリピン渡航の予防接種①麻疹
  9. フィリピン渡航の予防接種②破傷風
  10. フィリピン渡航の予防接種③日本脳炎
  11. フィリピン渡航の予防接種④狂犬病
  12. フィリピン渡航の予防接種⑤A型肝炎
  13. フィリピン渡航の予防接種⑥B型肝炎
  14. すでにフィリピン入りしてる?現地で予防接種
  15. 予防接種がない!フィリピンで怖い病気①マラリア
  16. 予防接種がない!フィリピンで怖い病気②デング熱
  17. 外務省が推奨する【フィリピンの蚊対策】は?
  18. フィリピン渡航の前に予防接種は計画的に
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こんにちは。ルソン島とセブ島でフィリピン人と暮らした経験がある「どりあん」です。

マラリアにデング熱、破傷風に麻疹(はしか)など、フィリピン帰りの方々の病気は、日本でもたびたびニュースになりますね。

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日本から虫除け製品を持参しても、フィリピンの蚊や虫にあまり効果がないことをご存知ですか?これはディート(DEET)という成分が、日本の虫除けローション、クリーム、スプレーには12%以下しか含有されていないからです。ちなみにフィリピンに基地を置いていたアメリカ軍が採用している虫除け製品は、30%以上の濃度でDEETを含有しています。

この記事ではフィリピンの現地事情に即して、どの予防接種を検討するべきなのか、費用も含めて解説して参ります。

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上の表は外務省が検討を推奨している、フィリピン旅行や赴任・留学に際して検討すべき予防接種の種類と費用の一覧です。パッと見て「高いな!」とおそらくお感じになられたでしょう。

(予防接種の費用は医療機関によって異なります。)

決して安くはない予防接種ですから、取捨選択が必要になってくるかと存じます。フィリピン渡航の目的や滞在地別に、以下の情報をご参考にしていただければ幸いです。

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必要な予防接種を受けて、免疫をつけたうえでフィリピンに出発できるようにしなければ、高額な予防接種の費用が無駄になってしまうかもしれません。

各種の予防接種による効果を十分に得るためには、フィリピンに出発する4~6週間前には医療機関に行くようにしましょう。

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・滞在場所に関係なく検討すべき予防接種・・・麻疹(はしか)、破傷風、A型肝炎

・都市部に滞在される場合に検討すべき予防接種・・・B型肝炎

・農村部に旅行される場合に検討すべき予防接種・・・狂犬病、日本脳炎

フィリピン旅行でサイクリングやキャンプ、ハイキングなどアウトドアのレジャーを予定している方は、狂犬病のリスクが高まります。また動物に直接接触する可能性がある場合も同様です。また風俗を旅行の楽しみにされている方は、B型肝炎を検討してください。

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・赴任地に関係なく検討すべき予防接種・・・麻疹(はしか)、破傷風、A型肝炎

・都市部に赴任される場合に検討すべき予防接種・・・B型肝炎

・農村部に頻繁に出張される場合に検討すべき予防接種・・・狂犬病、日本脳炎

お仕事柄、農村部にご出張されるようであれば狂犬病、日本脳炎を検討しましょう。

マニラのオフィス勤務であれば誘惑が多いので、特に単身赴任される方々はB型肝炎をご検討ください。

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・留学場所に関係なく検討すべき予防接種・・・麻疹(はしか)、破傷風、A型肝炎

・都市部に留学される場合に検討すべき予防接種・・・B型肝炎

全寮制の留学であれば行動範囲がかなり限定されますし、週末以外は外出も少ないでしょうから狂犬病、日本脳炎のリスクは低いです。ですが若い盛りで夜遊び必須なら、B型肝炎は検討しましょう。

また大勢の生徒による集団生活ですから、空気感染する麻疹(はしか)のリスクは逆に旅行者より高いといえます。

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フィリピンに家族で赴任される場合、子供さんの予防接種や接種証明が気になるところでしょう。

フィリピンではほとんどの幼稚園で、入園時には接種証明を義務づけていません。日本で通常の予防接種を済ませていれば、問題はないとお考えください。

しかしインターナショナル・スクールの入学では、いくつかの予防接種を済ませていることが必要になります。回数等は子供さんの年齢によって異なりますので、それぞれの学校にご確認ください。

外務省でも子供には日本の定期接種に加えて、任意接種を行うことを推奨しています。

フィリピンは世界一の麻疹危険国!

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国立感染症研究所の発表した2019年の麻疹の感染者数で、世界で最も深刻な状況とされたのがフィリピンです。2018年の患者数は1万8000人で、2019年はさらに拡大しました。

フィリピンの親たちがフェイクニュースを信じてしまい、子供に麻疹の予防接種を受けさせない動きが広まってしまったからです。

外務省のホームページでも、以前は含まれていなかった麻疹が、現在は推奨予防接種に含まれています。

日本の麻疹「空白の世代」

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日本では麻疹の予防接種に関する行政の混乱がありました。その結果、本来2回実施する麻疹の予防接種を1回しかしていない、1977~90年生まれの「空白の世代」が生まれてしまいました。

この空白の世代は麻疹の免疫が不十分な可能性があります。例えば沖縄県のデータを見ますと、麻疹発症患者の年代は「空白の世代」が多くなっています。

麻疹は命に関わる病気です。「空白の世代」に該当される方は、費用はかかりますがこの機会に受けることをおすすめいたします。

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破傷風はけがをしたときに、傷口から菌が体内に入ってしまい、手足の痺れが発生します。けがのリスクなので、都市部か農村部かを問いません。

日本では多くの方がルーティーンワクチンとしてDPT(ジフテリア・百日咳・破傷風の3種混合ワクチン)を受けているはずです。

まだ受けていない場合ですが、破傷風の予防接種は通常、3回打たなければなりませんのでご注意ください。2回目は3~8週間後に、3回目は12~18ヵ月後になります。

発病率は低いが致死率は高い

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病名が日本脳炎なので誤解されそうですが、フィリピンからインドあたりまでの東南アジアで流行しています。とくに子供や高齢者が多数、犠牲になった病気で、蚊を介して感染します。

ウイルスに感染しても発病率が低く、100~1000人に1人程度とされています。しかしいったん症状を起こすと、致死率は20~40%とされます。

フィリピンの都市部では少ないですが、田園地帯(棚田など)に行かれる場合は検討してください。日本脳炎の予防接種は3回必要です。

日本脳炎「空白の世代」

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麻疹だけでなく、日本脳炎にも「空白の世代」が存在します。1995年4月から2007年3月の間に生まれた皆さんです。

2005年から2009年にかけての、ワクチン積極的勧奨の差し控えによって、接種の機会を逸している可能性があります。

また25歳以上には再度の予防接種が推奨されています。

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日本と違って、フィリピンでは犬は基本的に放し飼いです。とくに農村部では、野犬化している犬がうろついていたりします。

フィリピン人のお宅で宴会などされる場合は要注意です。食べた鶏の骨などを周囲にそのまま投げ捨てるので、宴会中はすぐ横で犬たちが待ち構えており、人の足元の骨を争ってかみつきあったりもします。

旅行中にアウトドアのアクティビティをされるご予定がある場合、検討をおすすめいたします。予防接種は3回必要です。

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A型肝炎は飲食物から経口感染します。フィリピンの衛生管理状態は日本の水準からかけ離れています。市販のミネラル水からA型肝炎ウイルスが発見されたこともあるくらいです。

シーフードはもちろん、マンゴーなどフルーツの生食、野菜サラダも要注意です。またフィリピンではビールは冷蔵庫で冷やすのではなく(貧しい家は冷蔵庫がありません)、氷を入れたグラスにビールを注ぎます。この氷から感染するケースもあります。

A型肝炎の予防接種も3回必要です。

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B型肝炎は主に性行為によって感染します。フィリピンは世界有数の夜遊び大国でもあるので、留学される独身者や単身赴任される皆さまには、検討をお勧めいたします。

またフィリピンでタトゥを彫る予定のある方も注意が必要です。

B型肝炎の予防接種も3回必要です。

また日本脳炎の予防接種を受けて6日未満、麻疹の予防接種から27日未満の場合、B型肝炎の予防接種は受けられませんのでご注意ください。

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実際にフィリピンに留学してから、また赴任してから現地の状況を目の当たりにして、「やっぱり予防接種をしておくべきだった!」となるかもしれません。

外務省のホームページには、フィリピンで予防接種が可能な医療機関の一覧データがあります。参考になるかと思います。

フィリピンにおけるマラリア危険地帯

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マラリアはフィリピンに限らず世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しています。2018年の統計によれば、1年間に約2億人以上が感染し、推計で43万人以上が亡くなっています。日本でも60人ほどが輸入感染症として届け出されています。

フィリピンでマラリアの危険地帯とされているのは、「ルソン島、ミンダナオ島、ミンドロ島、パラワン島」の「標高600m以下の農村地域」です。都市部は含まれません。

マラリアには予防薬があります

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参照:http://ryosyokuzakkityou.cocolog-nifty.com/fly_de_kaigai/2019/09/post-6d6268.html


マラリアは蚊に刺されることで感染します。予防接種はありませんが予防薬はあります。日本で承認されているマラリア予防薬としては、メファキン「ヒサミツ」錠 275®やマラロン配合錠®があります。

いざとなればマラリアの本場?フィリピンには良い薬があるはず、などと期待しないでください。安全ではないニセ薬も横行している国、それがフィリピンです。

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2014年に代々木公園が立ち入り禁止となった、デング熱騒ぎをご記憶でしょうか。フィリピンではデング熱(Dengue fever)は「デンゲ」と呼ばれ恐れられています。マラリア同様、デング熱も蚊が媒介する病気で、世界では年間に約1億人の患者が発生しているとされます。

予防接種がないだけでなく、デング熱は予防薬もありません。蚊に刺されない対策を講じるしかありません。

一般論としての蚊対策

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外務省のホームページには、フィリピンにおける蚊対策として以下のように書かれています。

「地方へ行く場合や緑の多いところでは、蚊にさされないよう長袖・長ズボンを着用し、虫除けスプレーを併用してください。」

しかし日本の虫除けスプレーは効果が薄いことは、先に説明したとおりです。外務省の推奨する対策だけでは不十分、とお感じになる方も少なくないでしょう。

防虫製品と防虫ウェア

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予防接種を実施している医療機関のなかには、DEETを30%以上含むような製品を販売してくれるところもあります。またインセクトシールド(防虫ウェア)を取り扱っている所もあります。リスクの高い場所に行かれるようでしたら、費用はかさみますが予防接種と合わせてご検討ください。

費用を節約するなら、Amazonで「インセクトシールド」を検索してみてください。

先にも触れましたが、予防接種によっては他のワクチンと同時に体内に入れてはいけないケースもあります。また複数回の接種が必要なものも多いです。費用も安くありません。

フィリピンに旅行・赴任・留学される前に、早めに計画を立てるようにしてください。またデング熱とマラリア対策もご検討ください。

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