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Categoryフィリピン

フィリピン治安事情!長期滞在者がセブ・マニラ・離島等地域別で治安対策をご紹介!

フィリピンに長期滞在している私がフィリピンの治安についてマニラ、セブ島、離島、ローカルと地域別に分けて説明していきます。また、外務省や犯罪件数の比較で客観的な意見も取り入れた記事構成になっているのでぜひご覧ください。

この記事に登場する専門家

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学生旅人ライター

うり

日頃から各国に旅に行き、ヨーロッパをバックパックで周遊を経験。また、ヒッチハイクや野宿の経験あり。

フィリピンの治安は実は良いの?

初めまして!学生旅人ライターのうりです!フィリピンと聞くと治安が悪いと思われる方が大半だと思われますが、そんなことはありません!今回はフィリピン滞在中のわたしが、フィリピンの治安を地域別にご紹介致しますので、せひご参考にどうぞ!

フィリピンの基本的な治安情報

外務省の治安情報

路地

外務省が公表している治安情報では大半の地域が十分に注意してくださいととなっており、場所によっては渡航を控えた方が良いところもあると書かれています。

外務省治安情報

フィリピンの治安情報

www.anzen.mofa.go.jp

わたしの感覚では、注意を払った方が良いがそこまで気にする情報ではないように感じました。軽犯罪のぼったくりやスリなどは頻繁に起こりますが、殺されるような事件はそうそう起こりません。

細い路地などの危ない雰囲気が漂っているところにさえ行かなければ、犯罪に巻き込まれることは少ないと思います。ホテルなどでも貴重品はロッカーに入れて、トランクにカギをかけるなどの対策をしましょう。

海外では良い人もいますが、悪い人もたくさんいるので気を付けましょう。

犯罪件数の比較

フィリピンの犯罪件数はドゥテルテ大統領主任以降、年々減っています。 2016年が39万3,150件だったのに対して、 2019年が30万7,091件と約10万件減っていることが分かります。しかし、平和度ランキングで日本が6位なのに対してフィリピンは132位とまだまだの結果です。

日本よりも危険であるということを念頭に置きましょう。

フィリピンの物価最新情報!旅行にかかる費用から夜遊びの費用まで紹介!のサムネイル

フィリピンの物価最新情報!旅行にかかる費用から夜遊びの費用まで紹介!

この記事ではフィリピンの最新の物価事情について説明しています。基本的な情報から食べ物や交通費、宿泊費等の情報を細かく紹介しています。具体的な例も挙げているので、日本との物価の違いが比較しやすくなっています。ぜひ、フィリピン旅行での参考にしてください。

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フィリピンの地域別治安情報

【フィリピンの治安】マニラ編

マニラ

マニラというと治安が悪いと聞くことが大半ではないでしょうか?マニラは世界一危ない国際空港を所有している国としても有名です。しかしながら、私が空港泊をしたときには危なさを感じることはありませんでした。警備員の数が多くむしろ安全では?と感じました。

マニラの中心部のマカティも同じく、夜中に散歩をしてもだいじょぶなくらい安全に思いました。しかし、中心部を外れて郊外に出ると話は別です。車通りの多いメインの通りなら昼夜安全ですが、細い路地などは昼夜危険な雰囲気が漂っているので近づかないようにしましょう。

現地人でも細い路地に入るときは最新の注意を払っているくらいなので、観光客が入るようなところではありません。車で細い路地に行く場合にもしっかりとカギをかけるなどの対策をしましょう。

マニラは基本的に安全だと説明はしましたが、日本から比べると不安要素はもちろん多いです。スリなどの軽犯罪はもちろんありますし、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。十分に注意していきましょう。

【フィリピンの治安】セブ編

セブ島

セブ島は日本人にも人気のリゾート地として世界的にも有名です。有名な観光名所としては、インスタ映えで有名なアイランドホッピングやジンベイザメと一緒に泳ぐことのできるオスロブなどがあります。

しかし、世界的に有名なリゾート地セブ島も日本よりは治安が良くありません。マクタン島は高級ホテルが立ち並ぶエリアになっているので治安がいいですが、セブシティーの方に行くと人で溢れかえっていて、スリや客引きが激しいです。

【フィリピンの治安】離島編

離島

フィリピンは7000以上の島からなる島国です。有名な島では世界で一番美しい島にも選ばれたエルニドや自然遺産があるボホール島があります。世間的にフィリピンの島は治安が悪いと言われていますが、基本的にそんなことはありません。

上記で説明したエルニドやボホール島などの観光地的な島は安全と言えます。しかし、注意したい島が一つだけあります。それはミンダナオ島です。ミンダナオ島にはイスラム過激派が存在し、身代金目的の外国人の誘拐をする可能性があります。

最近では落ち着いてきてだいじょぶだと言われていますが、安全視はできないので行かないのが専決です。もし、行きたい場合にはツアーで行くのが一番安全だと思われます。

フィリピンのマニラの観光スポット10選!被害に遭わずに安全に旅行するには?のサムネイル

フィリピンのマニラの観光スポット10選!被害に遭わずに安全に旅行するには?

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フィリピンのケース別治安情報

交通機関で気を付けること

タクシー

フィリピンでは交通機関でのぼったくりが続出しています。特に多いのがタクシーでのぼったくりです。ほぼ100%といっていいほど、メーターを付けてくれません。英語でしっかりと伝えても、メーターが壊れているとか言って付けてくれないこともあります。

対策としてはGrabという配車アプリを使うことをおすすめします。日本のMOVのようなアプリで、メーターで乗るよりも少し高くなりますが安全に乗ることができますし、支払はクレジットカードでもできるので、ぼったくられる心配もありません。

また、バイクタクシーでは値段交渉で金額が決まります。最初は高い値段で言ってくるので、すぐにディスカウントしましょう。相手の言い値の半額よりも少し高い値段で交渉が成立すると思います。

ジプニー

フィリピンには公共交通機関としてジプニーという、乗り合いバスが存在します。地域によって値段が異なりますが、10ペソ払えば必ず乗れます。どこまで行こうが一律の値段なのでとてもコスパが良いです。

フィリピンの朝は通勤ラッシュで渋滞が激しいので朝出かける場合は時間にゆとりをもって移動しましょう。バイクタクシーなら車の間をすり抜けながら移動ができるので早く移動をすることができます。

飲食店で気を付けるべきこと

飲食店の写真

フィリピンでは日本の常識を捨てるべきです。以前、私の友人が飲食店に行った際にテーブルの上にスマホを置いたままトイレに行ってしまい、戻ってきたときにはスマホがないということがあったそうです。

警備員に尋ねたところ、教えてほしかったらチップを1000ペソ(約2000円)よこせと言われ、渋々渡すと警備員のポケットから友人のスマホが出てきたそうです。このような事例がたくさんあるので席を立つ際には荷物をすべて持って移動しましょう。

また、屋台のような飲食店でない限りメニューが基本的にはあり、値段がしっかりと書いてあるのでぼったくりにあう心配はありません。ただ、おつりを間違えられることがよくあるのでおつりが返ってきたらしっかりと確認をしましょう。

ナイトクラブで気を付けること

ナイトクラブ

フィリピンのナイトクラブは様々な人種の若者たちが集まり、音楽を楽しむところになっています。私の感覚ですが、日本のナイトクラブよりもかなり楽しいです。VIP席をとっても5,000ペソ(約10,000円)を人数で割り勘なので安いです。また、飲み放題です。

ナイトクラブで気を付けるべき点は置き引きやスリです。席を立つ場合には荷物を持って移動をし、貴重品はロッカーがあるので入れておくか、持っていかないようにしましょう。

また、海外のお酒は強いことが多いので日本と同じペースで飲んでいると酔いすぎてしまうこともあるので注意しましょう。

夜道で気を付けるべきこと

夜道

日本から比べるとフィリピンは圧倒的に街灯が少ないので薄暗く、夜は危険な雰囲気が漂っています。メイン通りでは車も多く明るいので安全ですが、一本路地に入ると人通りも少なく危険ですので夜は立ち入らないようにしましょう。

また現地人がたくさんいるマーケットでは、集団での巧妙な手口のスリやストリートチルドレンから何かをくれという欲求があったりします。リュックを前にして移動したり、ストリートチルドレンはかわいそうですが、一度あげてしまうとたくさんの子供たちが来てしまうので無視しましょう。

不安要素がある方は遅い時間は出歩かずに、もし出歩くとしても移動はタクシーを使うなどの工夫をした方が安全です。

観光客だからこそ気を付けるべきこと

フィリピンではツアーの客引きやタクシーの客引き、レストランの客引きなどあらゆる客引きがあります。観光客はフィリピン人からしたらお金持ちという印象もあるのか、激しい客引きにあうことがしばしばあります。

激しい客引きで時には手を引っ張られることもあります。その場合には強気になって手を振り払いましょう。

客引きでは値段設定が高めです。もし、行きたい場合には値引き交渉をしましょう。安全に行きたい場合はネットで事前に予約をしておくか、街のツアー会社に行くかで安く値段を抑えることができます。

ローカルマーケットで気を付けるべきこと

ローカル

フィリピンのローカルというと治安が悪くて不安に思われる方が多いと思いますが、そんなことはありません。

貧困層が多く集まるスラムのようなところにさえ行かなければ、不安なことは何一つありません。むしろ、服や食べ物などを現地価格で安く購入することができるのでおすすめです。服は40ペソ(約80円)からありますし、100ペソ(約200)でお腹いっぱいに食べることができます。

ローカルマーケット

注意すべき点としてはスリやぼったくりです。フィリピンでは子供たちが集団でスリをすることもあります。ぼったくりが起こる例としては商品に値段が書いておらず言い値での値段になっているので、高い値段で言われます。

値段交渉をすれば値段を下げてくれるので、値段交渉をしてみましょう。最安値で買いたい場合にはいろいろなお店を見て回ってから買った方が良いでしょう。

屋台

わたしはフィリピンのローカルマーケットで一度もスリやぼったくりにあったことがないので安全視していますが、観光客はおどおどしていて相手に見破られる可能性があるので十分に注意する必要があると思います。

夜でも基本的には安全ですが、昼間の方が安全ですので昼間に行くようにしましょう。

噂でしか聞いたことはないですが、ローカルマーケットの路地では麻薬の売買などを行っていることもあるそうで、麻薬は持っているだけで射殺ですので興味本位で買うことは絶対にやめましょう。

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フィリピンで買うべきお菓子14選!フィリピン留学経験者がご紹介!

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フィリピンの治安は全体的に悪くない!

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フィリピンの治安情報はいかがでしたか?世間体ほど、フィリピンの治安は悪くないと思います。ぼったくりやスリは気を付けなければいけませんが、それ以外の面では危険視する部分はないと思います。

自ら危険なところに行かない限りは安全に旅行をすることができるので、しっかりと計画を立てて楽しい旅行にしましょう

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