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タイの雨季は壮絶!予測法やDL必須アプリを使った雨季ならではの楽しみ方を伝授!

南国の国・タイは食べ物も美味しく物価もお安め、そして海に世界遺産と見所盛りだくさん!しかし南国に行く場合気になるのが雨季の季節ですよね。タイの雨季の情報、注意するべきもの、持っておくと便利なものなどを現バンコク滞在者がご紹介いたします!

この記事に登場する専門家

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スウェーデン在住ライター

Maddy

西洋史とマヤ文明を学んだ大学時代を経て、バックパックと共に旅をした国は30カ国以上!現在はスウェーデン在住、たまにバンコク。歴史オタクと現地在住の知識を活用し、活きた旅情報をお伝えします!

タイの雨季について

バンコクの雨季の空

こんにちは!ヨーロッパを含む30カ国以上をバックパックとともに旅をした経験のあるMaddy(インスタグラム更新中!)です。現在はタイのバンコクに滞在中です。本記事は日本人観光客に大人気のタイの【雨季】に特化した内容です。雨季の正しい情報を知ってタイ旅行をぜひ計画しましょう!

※情報は全て2019年8月現在です。

タイの雨季の時期は地域によってやや違いがある

チェンマイ: 5月から9月まで

バンコク、バンコク周辺、プーケット: 5月下旬から10月まで

サムイ島やナンユアン島: 10〜1月まで

地域によってやや違いがありますが基本は5月〜10月までが雨季となります。

タイの雨季の雨の降りかたの特徴

タイの雨の振り方は一部の地域を除きどの地域も同じで、日本の雨季とは違い基本的に南国特有の激しいスコールがザザーッと短時間降ります。雨が降った後は風が出たり地面が冷まされ、少し気温が下がるので快適に過ごせます。それ以外は曇りがほとんですので直射日光が少なく個人的にとても過ごしやすい季節だと思います。

雨が降ってきたときの過ごし方

タイの大雨

雨季に雨が降った場合、度合いによるのですがこのように過ごしましょう。

【小雨】折り畳み傘やレインコートを利用して移動可能です。

【土砂降りのスコール】大粒の雨が、バケツをひっくり返したように降ってきますので雨具は歯が立ちません。大人しく屋内に避難しましょう。軒先で雨宿りや、カフェでお茶をしたり、ショッピングモールに避難したり、マッサージを受けるのもいいですね。30〜1時間もすれば止みます。

タイの雨季の観光の楽しみ方!

バンコクやその近辺

野外の観光も対策をしっかりすれば楽しめます!私は実際雨季の7月にアユタヤ遺跡へ行きました。私も雨季だからなぁと不安でしたが、雨が降ったら雨宿り、晴れたら観光再開、を繰り返し何の問題もなく満喫できました。むしろ雨で暑さが緩和されるし、雨宿りで体力は回復するので過ごしやすいかもしれません。バンコクは駅と観光地、特にショッピングモールは屋根付きの歩道や地下道で繋がっているので移動しやすいです。

プーケット

バンコクより雨量が多いプーケットは、天候により制限されるアクティビティや、遊泳禁止の可能性がありますが、その反面観光客の量が落ち着いていて静かなビーチを楽しめるのが特徴です。また、ホテルの価格もハイシーズンよりお手頃価格になることも多いので雨季の時期にリゾート地に行く場合はホテル内やプールでのんびり過ごす、スパやマッサージを楽しむことをおすすめします。また、雨季限定で楽しめるのはサーフィンですのでサーフィンをする方は雨季を狙って来てください!

雨季の時期はフルーツがみずみずしくて美味しい!

タイのフルーツ

基本の雨季に当たる5月〜10月はマンゴスチン、パッションフルーツ、ジャックフルーツなどが旬を迎えます。一年中楽しめるマンゴーなどもとっても甘くて美味しい!街中では様々な種類をカットして袋詰めにして売っているフルーツの屋台を見かけます。フルーツの種類によりますが10バーツから30バーツ(約35〜100円)ほどのお手頃の値段で買えるので是非トライしてみてください!

【注意】サムイ島エリアの雨季の旅行はおすすめしません!

サムイ島の雨季は他のタイエリアと違い、一日中雨が降ることもしばしば!洪水が起こる可能性もあるのでサムイ島エリアに関しては雨季の時期の旅行は避けましょう。サムイ島に行くにはベストシーズンの1、2月を狙ってくださいね。

タイの雨季におすすめの服装

タイでの洋服

タイでの服装

タイの雨季も、タクシーや公共交通機関、建物の中はガンガンにクーラーが効いておりすぐに体が冷えてしまいます。ですので基本は夏の服装と、羽織る長袖のものを持参しましょう。羽織りものはお寺などに行く場合肌を隠す必要があるのでその時にも便利です!

タイでの足元

気になる服装ですが、雨季だからといってレインブーツは絶対NGです。雨が降るのは一時的なのでそれ以外は暑くて蒸れてとても不快になります。現地の人は誰も履いていません。

足元は靴かサンダルか、の問題ですがどちらも持って行くと便利です。ちょっとした外出にはサンダルで、観光には靴。靴を履く際は雨が降ったら雨宿りをしましょう。

水たまりや足場の悪いタイの歩道でよく汚い水が跳ね返りますので、靴を持参する際は汚れても心の痛まないものにしましょうサンダルのメリットはこの汚い水が跳ね返っても洗い流しやすい、またはどうしても冠水した道路を通りたい時に無敵というところです。デメリットは汚水からによる感染症の可能性があるところです。

タイの今どこで雨が降っているか確認できるアプリ【TVIS】で雨を予想!

アプリTVIS

タイ語のみの対応となります。TVISの名前で検索してください。こちらは【現在どこに雨雲がありまたどこで雨が降っているか】を確認できるアプリです。

アプリTVISの中身

こちらの左上の雲と雨のマークで今どこで雨が降っているかをリアルタイムで確認することができます。今から行くエリアに雨が降っているかが確認できます。またこのアプリの優れている点は、過去数時間の情報も確認できるので例えば雨宿り中で、あとどれくらいで雲がなくなりそうかの予測に使えます。

TVISアプリ 使用例

こちらが実際のアプリの画面です。バンコクには雨雲がなく、ペッチャブリー県で雨が降っている様子がわかります。これがあるのとないのでは雨対策に大きな違いが出るのでタイに行く際はぜひダウンロードしましょう!

タイでタクシーにぼったくられないために【Grab】アプリ!

Grabアプリ

タイで、雨が降るとよく現れるのが【タクシーのぼったくり】です。もちろん普段からもぼったくりには気をつけて欲しいのですが、雨が降るとこのぼったくりが本当に増えるんです。そんな時はタイ版Uber、配車サービスアプリ【Grab】を利用しましょう。これを利用すると送迎先や行き先、金額をはじめから確認できるので運転手との意思疎通が簡単にできます。支払いもカード払いが選択可能です!

Grabのアプリ画面

Grabではタクシー以外にGrabカー(個人タクシーのようなもの)やバイクタクシー、バンタイプなどの車種も事前に指定可能ですので荷物が多い場合は大きめの車を選びましょう!Grab

の一番の売りは、Grabを通して働いている運転手たちはアプリでの高評価が欲しいのでとても丁寧な接客をしてくれます!流しのタクシーにもう乗れない、と感じるほどの丁寧さ。乗車後はぜひ運転手の評価を送ってあげましょうね。

東南アジア上級者にはタイ北部がおすすめ!東南アジアの穴場観光地10選のサムネイル

東南アジア上級者にはタイ北部がおすすめ!東南アジアの穴場観光地10選

日本から行きやすい海外旅行先として人気の東南アジア。気軽に行けるので東南アジアの有名観光地はだいたい行き尽くした上級者も少なくないはず。そんな上級者におすすめしたいのが意外にも穴場なタイ北部!なので今回は知る人ぞ知る東南アジアの穴場タイ北部の観光地をご紹介。

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【こぼれ話】道路が冠水!でもそれも思い出の一つになる

バンコクの道路が冠水

先ほどおすすめの服装をご紹介した時にやたらと道路冠水の対策をお伝えしましたが、筆者は何度か道路冠水に遭遇しています。一度、モーチット駅からアソーク駅へ移動しようとした日に、場所によっては膝丈まで道路に水が溢れ、歩く時は汚いであろう水の中…という状況にがありました。正直、あまりにもすごい勢いやカオスな状態に逆に私はわくわくして良い思い出となりました。日本と違い極端な状況も楽しみの一つだと思ってみてください!

パタヤの海

ちなみに2019年現在のバンコクは…雨、ほぼ降ってないです。普段は2日に1度は降る予測なのですが、今の所3日連続で雨が降らない時もあって、水不足が懸念されるくらいです。先日パタヤへ行ってきましたがこのようにとても良い天気に恵まれました。

雨が降ったなぁ、という時でもやはり短時間に集中して降る程度なので今年の雨季も休憩を挟みながら観光すれば雨だからといって観光が制限されることはないです。

雨季だって意外とへっちゃら!さぁタイに行こう!

最後まで読んでいただきありがとうございます!私は気温が穏やかな時も多く、雨が降る時は思いっきり降るのでまるでアトラクションのように楽しい、また雨宿りしている時にのんびりとした時間が過ごせる雨季が大好きです。日本の夏休みまたはシルバーウィークの時期にあたる雨季のタイをぜひ満喫しに来てはいかがでしょうか?