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ルーマニア

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ブカレストの気候・物価・治安まとめ!東欧のパリと呼ばれる街のベストシーズン・危険エリア情報も!

2019.09.19

【東欧のパリ】と呼ばれているブカレスト。あなたはブカレストについてどれぐらい知っていますか?ネットを開けば残念ながら「治安が悪い」・「野犬がいる」・「ボッタクリタクシー」などとネガティブな情報ばかりが出てくるのが現状です。そのイメージを覆すべくルーマニア在住者としてブカレストの"今"をお伝えします。是非ブカレストへ観光に来る際の参考にして下さい。

この記事に登場する専門家

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ルーマニア(inブカレスト)在住ライター

YUTA

ルーマニアの「場所」すらあやふやだった僕が首都ブカレストでの生活をスタートさせてはや2年。まだまだナゾに包まれていることが多いルーマニア。その魅力を少しでも発信出来ればと思っています。さぁ世界に飛び出そう!

  1. 今を知ろう!ブカレスト気候・物価・治安情報をレポート!
  2. ブカレストの気候について
  3. 【さぁお花見へ行こう!】温かく穏やかなブカレストの春!
  4. 【体感気温40℃オーバー?】ブカレストの暑い夏!
  5. 【ベストシーズン到来!】ブカレストの秋はお出掛け日和!
  6. 【スーパーに行くのも命がけ?】ブカレストの冬は厳しい!
  7. ずばり!ブカレスト観光のベストシーズンは?
  8. ブカレストの物価について
  9. 【ブカレストの物価】スーパーマーケット編
  10. 【ブカレストの物価】レストラン編
  11. 【ブカレストの物価】カフェ編
  12. チップ事情はどうなってるの?
  13. 【ブカレストの物価】公共交通機関編
  14. 【ワンポイントアドバイス】公共交通機関を利用する前に必ずチェック!
  15. ブカレストの治安について
  16. 【治安が悪かったのは今は昔!】ブカレスト北駅(Gara de Nord)エリア
  17. 【ブカレストのトレンドはここから!】ロマナ広場(Piata Romana)~大学広場(Piata Universitatii)エリア
  18. 【ブカレスト1番の繁華街!】統一広場(Piata Unirii)エリア
  19. 【実録】ブカレストでのトラブル体験談!
  20. ボッタクリ多し!タクシーには気を付けて!
  21. 【行くのは避けましょう!】危険エリアのご紹介
  22. これであなたもブカレストの事情通!
  23. 筆者のブログはこちら!よければのぞいて下さいね!

Buna! ルーマニア在住のYUTAです。突然ですかクイズです!ルーマニアの首都はブカレスト?ブタペスト?う~ん、ややこしいですね。正解は、ルーマニアの首都がブカレストでお隣ハンガリーの首都がブタペストです。都市名を一度ぐらいは聞いたことがある人は多いと思いますが、実際にブカレストのイメージがパッと思い浮かぶ人は少ないのではないでしょうか。ネットを検索すれば残念ながらあまりいいイメージが出てきません。この記事ではブカレストの気候・物価・治安情報をレポート。"今”を知ってもらえればと思います。

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日本と同様に四季のあるルーマニア。

ブカレストは北海道とほぼ同じ緯度にあるのですが、大きな違いは夏の気候。ブカレストの夏はとにかく暑いです。基本的にあまり雨は降りません。幸いにもカラッとした気候の為、日本のようにジメジメしておらず不快指数は高くありませんが、日差しが強く体感気温が40℃近くになることもあります。また冬の気候は氷点下の日がザラにあるので北海道と同じように雪が積もります。この点を踏まえて夏と冬には暑さ対策、寒さ対策をそれぞれしっかりする必要があるといえます。ちなみに春と秋はとても過ごしやすい気候となっています。

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ブカレストの春。雪が溶け始めポカポカと温かく穏やかな気候の日々がやってきます。街中ではたくさんの種類の花が咲き始め春の訪れを感じることが出来ます。ブカレスト最大規模の公園であるヘラストラウ公園内の日本庭園では桜の写真を撮ったりお花見をしている人を見掛けます。


【オススメの服装】

長袖・長ズボン。朝や日が落ちると気温が下がり寒くなるので上着が必要です。

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ブカレストの夏。さすがに40℃を超えるような命に危険を及ぼすような暑い日はまずありませんが、数年前には50℃くらいになると予報された日もあったそうです。ただ日中はとにかく日差しが強いので日向は暑いです。体感気温が40℃近くになることも・・・そんな日に冷房がないバスやトラムに乗っての移動はまるでサウナに入っているような気分。反対に日陰や木陰は涼しいので暑さを凌ぐのにいいポイントです。


【オススメの服装】

半袖、半ズボン、ワンピース、サンダル、サングラス。

帽子は必需品。日差しが強いので日焼け止めも忘れずに。

6月は急な雨が多いので折りたたみ傘や合羽があると便利です。

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ブカレストの秋。暑い夏が終わり気温が下がり始める9月頃から秋が訪れます。とても過ごしやすい気温が続くので絶好のお散歩や観光日和。レストランのテラス席や公園などにはたくさんの人がゆっくりと各々の時間を過ごしています。


【オススメの服装】

日中は薄めの長袖でも大丈夫ですが、日が落ちると寒くなるので上着を持ち歩きましょう。

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ブカレストの冬。氷点下の気温が続き毎年のように雪は降りますが、ここ数年は数メートル先が見えなくなるような大雪は降っていません。その代わりにやっかいなのが、"着氷性の雨”。これが降ると何もないように見える道が凍りスリップの危険性が増します。外出時の防寒対策は必須ですが、室内はセントラヒーティング(循環式のお湯暖房)でとても暖かいです。


【オススメの服装】

長袖、長ズボン、インナーも温かいモノを着るのがベスト。

雪が降るので靴は滑り止めが付いているモノやブーツなど。

帽子や手袋、マフラーなどのアクセサリーも忘れてはいけません。

ただ室内などはかなり暖かいので寒暖差に気を付けましょう!

ブカレストの観光に最も適したシーズンは、ズバリ”秋”の9月、10月頃。気候もさることながら観光客や旅行者のピークがだいぶ落ち着くので観光のしやすさの点から見ても穴場な時期でオススメです。ブカレストに来るなら秋が狙い目です。

【ルーマニアはユーロ?それともオリジナル通貨?】通貨のハナシ

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ヨーロッパは全てユーロだと思っていませんか?ルーマニアはEU(ヨーロッパ連合)に加盟していますが、ユーロではなく自国通貨を採用しています。その名も【LEI(レイ)】。これは複数形で、単数形【LEU(レウ)】なのですが、基本的にはレイで通じます。国際通貨表記は、【RON(ロン)】。補助通貨(硬貨)もありまして、こちらは【BANI(バニ)、単数形は、BAN(バン)】となっています。

2019年9月現在で1LEU=約25円。


【紙幣の種類】

1LEU・5LEI・10LEI・50LEI・100LEI・200LEI・500LEI


【硬貨の種類】

1BAN・5BANI・10BANI・50BANI

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【食べ物】

豚肉や鶏肉は比較的安く、牛肉や魚介類は少し高めです。

後、野菜や果物も日本より安いです。


・参考価格

鶏肉(500g) 約13LEI(約325円)

じゃがいも(1kg) 約4LEI(約100円)

さくらんぼ(1kg) 約10LEI(約250円)


【飲み物】

水やお酒などは日本より安く買うことが可能です。


・参考価格

水(1L) 約2LEI(約50円)

ビール(500ml)、コーラ(330ml) 約2LEI(約50円)


日用品などは19%の付加価値税(TVA)がかかるので日本とあまり変わらないか少し高めのモノもあるように感じます。

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レストランもピンからキリまでありますが、ランチで20~30LEI(約500~750円)・ディナーで50~100LEI(1250~2500円)ほどの予算であればお腹いっぱい食べることが可能です。

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意外?にもカフェが充実しているブカレスト。カフェのタイプもセカンドウェーブやサードウェーブコーヒーを楽しめるお店や色々なフレーバーの紅茶を味わえるお店と様々ですが、お手頃価格なモノで5LEI(約125円)から飲むことが可能です。

日本にはないチップ文化。その為、「チップは必要なのかな?」・「いくら渡せばいいのかな?」と海外旅行中に迷ってしまうこともあると思います。ブカレストに関して言えばチップ文化はありますが、必ずしも渡す必要はありません。自分が受けたサービスに対して「お礼」として払いたい場合に8~10%程度支払うのが一般的なルールとなっています。ちなみにレストランによってはチップ込でお会計されるところもあります。

バス(AUTOBUZE)

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都市部を走るバスの初乗り料金は、1.3LEI(約32円)です。STBが運営している地上の交通手段の1つであるバス。乗車券はICカードのみになる為、乗車前にICカードを売り場【Casa de bilet】で購入する必要があります。大体は停留所付近にあると思います。ICカードは、再チャージが出来ないタイプの【Multiplu(青色】と再チャージが出来るタイプの【Activ(緑色)】があります。カードの料金はそれぞれ1.6LEI(約40円)と3.7LEI(約92円)。これに乗車分の運賃をプラスして支払います。

青色の車体のバスは新型になります。

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白色の車体は旧型のバス。こちらもまだまだ現役です。

トラム(Tramvaie)

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都市部を走るトラムの初乗り料金は、1.3LEI(約32円)。バスと同じくメトロでは行けないエリアをカバーしており人々の足として活躍しているトラム。基本的にバスと同様でトラムもICカードが必要です。またブカレスト市内はバス・トラム以外にトロリーバス(Troleibuze)も走っていますが、料金なども同様です。

・ICカードはどちらを買うべき?

→【Multiplu(青色】が観光客向けだと思います。

・ICカード売り場

→閉まっている売り場があったり土日などは営業時間が短くなっているので注意が必要です。

・乗車時にすることは?

→柱についているカードリーダーにタッチして支払い(検証)を済ませましょう。

・抜き打ちチェック

→コントローラーによる抜き打ちチェックが度々行われます。無賃乗車だと罰金50LEI(約1250円)を支払う必要があります。

メトロ(METROU)

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メトロの運賃は、2回券が5LEI(約125円)です。1回券(片道)はありません。メトロの運営会社は、METROREX。ブカレスト市内には、M1~M4号線の4本のメトロが走っています。将来的にはM5とM6が開通予定。いつになるかは分かりません(笑)Mマークが地下鉄の出入口の目印です。改札近くに切符売り場(窓口・券売機)があるので、ここで切符を購入することが出来ます。


【乗車券の種類】

2 trips ticket(2回券):5レイ(約125円)

10 trips ticket(10回券):20レイ(約500円)

Monthly Pass(月間フリーパス):70レイ(約1750円)

Daily Pass(1日フリーパス):8レイ(約200円)

Weekly Pass(1週間フリーパス):25レイ(約625円)

「ブカレスト 治安」で検索すると「治安最悪」・「街中が野犬だらけ」・「スリ・ボッタクリが日常茶飯事」・「事件」と不安な言葉しか並びません。観光する上で確かに治安は気になるところ。ただその情報をよく見ると過去の情報からアップデートされていないものばかり。実際に治安が悪かった時代もあったブカレストですが、現在の状況を中心エリアをメインに解説したいと思います。

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毎日、国内外の列車が発着するルーマニア最大のターミナル駅で多くの人が行き交っているブカレスト北駅エリア。数年前まではホームレスやスリ、マンホールの下で生活するストリートチルドレン(通称:マンホールチルドレン)が出没し、ブカレストで最も治安が悪いエリアと言わていました。現在は治安が大きく改善され落ち着いたエリアとなってます。ただ中にはしつこいタクシーの客引きがいるので、不要なトラブルを避ける為に利用は控えましょう。

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市内の主要通りが出会うエリアにあるロマナ広場と大学広場エリア。このエリアには、写真に写っているひときわ背の高いインターコンチネンタルをはじめとするホテル、ルーマニアの伝統料理や家庭料理を楽しめるレストランであるラ・ママ、オペラやコンサートなど質の高いイベントが行われることに定評がある国立劇場、そしてルーマニア革命の歴史を深く関わっている革命広場をはじめとする建物が集中しています。最低限の注意を払えば特に問題ないエリアと言えます。

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ブカレストで1番有名な観光スポットの国民の館があるPiata Uniriiエリア。徒歩圏内には旧市街があり中にはレストランやカフェ、教会や博物館など見所いっぱいのエリアとなっている為、ブカレストで多くの人が訪れる場所の1つだと言えると思います。このエリアの中心はやはり旧市街。こちらも最低限の注意を払えば特に問題ないエリアですが、デイタイムとナイトタイムではまた違った雰囲気になるので次の項目で解説したいと思います。

デイタイム

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ブカレストの中心街にありながら比較的ディタイムはゆっくりとした時間が流れています。デイタイムでもいくつかのレストランがランチ営業で開いていますが、人はそこまで多くはないのでゆっくりと観光することが出来ます。その為、人混みが苦手・ゆっくり旧市街を巡りたい人向けの時間です。

ナイトタイム

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たくさんのレストランやカフェ、お店などがあることからナイトタイムになると多くの人たちで賑わい活気づく旧市街。警察官が旧市街へのいくつかの入口に立っている(デイタイムも同様)ことが抑止力になっているからか今まで特に危険を感じたことはありませんが、道幅が狭かったり人との距離が近くなるのでカバンなどは少し気に掛けた方が良いかもしれません。

【親切過ぎる人にはご注意!】実体験①トラムであわやスリ未遂!

この日は少し大きめのリュックでお出掛けしていました。トラムに乗ろうとした時のこと。トラムのドア(ボタンを押して開ける必要があります。)を開けてくれたりステップを登っている際に後ろからリュックを支えてくれたりと何かと親切な2人組がいました。その時は「優しい人たちだなぁ。」としか思わなかったのですが、トラムを降りた際にリュックが全開になっていました。家を出てからトラムを降りるまでリュックを一度も触っていないので確実に開けられたと思います。幸いにも中には何も入っていなかったので被害などはありませんでしたが、気を引き締めないといけないなと再確認した出来事でした。ブカレストの人たちは親切な人達も多いです。が、こういった親切を装って近付いてくる人たちも残念ながらいることを身を持って知りました。


【ワンポイントアドバイス】

当たり前のことかもしれませんが、変に距離が近い人には警戒心を忘れずに。そして極力リュックなどは避けて下さい。

【ブカレストの治安は彼らが守ってる?】実体験②ニセ警官危機一髪!

ルーマニアのガイドブックやホームページなどに渡航に際しての「治安とトラブル」の注意喚起として必ずと言って良いほど書かれている「ニセ警官」。あれはブカレストでの生活を初めてまだ1ヶ月も経たない頃でした。交差点を渡りきった際に斜め前(確かに距離感が近いとは感じていました。)にいたおじいさんが「パスポートを見せて下さい。」と警察手帳らしきものを見せながら英語で話しかけてきました。「警察のパトロールは基本2人」・「服装が私服」・「警察手帳がポーチに入っておりよく見えない」と怪しさ満開だった為、立ち止まらずに「ノー」と言いやり過ごしました。結局、それ以上何もなかったので良かったのですが本当に存在しましたニセ警官。ただそれ以降は見たことがありません。


【ワンポイントアドバイス】

あまりにもしつこい場合は、「分かりました。あなたの警察署に一緒に行くので案内して下さい。」と言えば効果的だそうです。

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街中を移動する手段の1つであるタクシー。ブカレストでもイエローキャブと言われる黄色のタクシーをよく見掛けます。あまり街中では声などは掛けられませんが、ターミナル駅であるGara de Nordでは客引きの人たちをチラホラ見かけます。ここで注意!!トラブルや危険を避ける為にも安易にイエローキャブに乗るのは気を付けましょう。理由は至ってシンプル。ボッタクリです。ルーマニア人やルーマニア在住の日本人からも聞いたことなので信憑性が高い情報です。もしタクシーを利用する場合は、空港やモールにあるタクシー呼び出し機やタクシー配車アプリなどを活用しましょう。

危険エリア①Rahova(ラホバ)

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引用: © OpenStreetMap contributors

危険エリア②Ferentari(フェレンタリ)

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引用: © OpenStreetMap contributors

ブカレストの最も治安が悪いエリアとしてよく挙げられているのは日本でもバラエティ番組で取り上げられたストリートチルドレンが住んでいた「ブカレスト北駅エリア(ノルド駅周辺)」なのですが、近年は改善されておりまず見掛けません。その為、ネットなどで言われていることとは大きく異なっているのが現状です。現在、危険なエリアとして有名なのは、Rahova(ラホバ)・Ferentari(フェレンタリ)。どちらもブカレストの南西にある場所です。まず日本人が観光で行くことはないエリアだと思いますが、行かれる際はくれぐれもお気を付け下さい。

いかがでしたでしょうか?今回、ブカレストの気候・物価・治安について解説させていただきました。良くも悪くも便利な情報社会。私たちは簡単に知らない国の情報を手に入れることが出来るようになりましたが、それが全てではありません。ただ残念ながら何度か述べた通りブカレストのイメージは特に治安の面であまり良くないのが現状です。この記事を読んで1人でも多くの人がブカレストの”今”を知り足を運ぶきっかけになれば幸いです。