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摩訶不思議エチオピアの魅力&治安は⁉お皿を唇に入れる少数民族や火山ツアーに参加しよう!
エチオピア旅行が今、アツい。刺激が欲しければエチオピアに行きましょう。きっと日頃の鬱憤を晴らしてくれます。テレビでしか見ない少数民族に、目を見張るようなマグマ。エチオピアは遠くて頻繁に行けないのでしっかり事前準備を!アディスの治安もレポートしていますのでお見逃しなく。
この記事に登場する専門家
ニートライター
旅する納豆菌
エチオピアってどんな国?
こんにちは!旅する納豆菌です!
日本には馴染みの少ないエチオピアの魅力を紹介します!
エチオピアはアフリカ大陸の東に位置するアフリカ最古の独立国です。
首都のアディスアベバの標高が2,355mなのでほかのエリアと比べると過ごしやすい場所です。またアムハラ語でアディスアベバは「新しい花」という意味です。アムハラ語というのはエチオピアで主に使用されている言語ですが、多くのエチオピア人は英語を話すことができるので英語で道を尋ねても理解してくれますしもちろんホテルやレストランでも英語が通じます。
宗教は主にエチオピア正教会、イスラム教です。通貨はブル(Br)ですが米ドルを使える場所が多い印象でしたのでブルと米ドル両方もっていくのが良いと思います。最近アディスアベバのホテルや高めのレストランなどクレジットカード決済できる場所が増えてきていますが首都以外はほぼ現金決済なので両替は必ずしていきましょう。
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エチオピアの治安
エチオピアを旅行をするにあたって治安を心配する方が多いと思います。アフリカ=治安が悪いという印象が持たれがちですが、アフリカの中でも治安が良い国とそうでない国があります。エチオピアは治安はいい方だと思います。実際私は女1人で旅行していたので治安に関しとても敏感でしたが想像よりは安全だなと感じました。
首都のアディスアベバはやはり人口が多い分気を付けなければならないエリアです。基本的に「暗くなったら出歩かない」ということを守っていれば大丈夫だと思います。私はLCCを利用していたためアディスアベバ空港に夜着のフライトでしたがその時ホテルの送迎サービスを利用しました。またエチオピア国内移動のバスでどうしても夜着になる時にはバス停と隣接しているホテルを予約したりと、とにかく夜歩くことを回避していたので何事もなく旅を終えることができました。
どこの国でもそうですが、やはりトラブルに巻き込まれる時は夜が多いのでそこだけ気を付けていれば問題ないと思います。
TripPartner編集部が実際に行って分かったエチオピアの治安
TripPartner(このサイト)の編集部員も、昨年、エチオピアに行きました。
首都・アディスアベバと、後ほど観光スポットで出てくるエルタアレ火山に行くための経由地・メケレです。
アディスアベバは、さすがエチオピアの首都ということもあり、街は発展しています。清潔な地下鉄もあります。(但し東西と南北の2本しかなく、かなり不便)
親切な方も多いです。私が訪れた時、道に困っていると、見ず知らずのエチオピア人が道を教えてくれました。特にお金を要求するそぶりもなく、Thanks と言って別れました。
そんなことが2度も。一人は若い男の人、もう一人は初老のおじいさんでした。
どちらも日本に対しては好意的な印象を持っているようでした。
というのも、エチオピアには、トヨタ車がめちゃくちゃ走っているのです。
とある、エチオピア人曰く、
エチオピアには3つ宗教がある。1つはキリスト教、1つはイスラム教、そしてもう1つはトヨタ教だと。
ジョークのクオリティはさておき、それくらい、トヨタ車が普及しているのです。
そのため、日本人には比較的優しい風潮があります。
ただ、気を付けるべきエリアがあります。
それが上記写真の、マルカート市場。東アフリカ最大のマーケットで、観光スポットにも挙げられていますが、ここは本当に気を付けた方がいいです。
明らかに汚い恰好をした人が、野菜やら雑貨やらを売っているのですが、
ここは、99%アフリカ人で占められているのでアジア人の風貌がとても目立ちます。
途端に自分がアジア人なんだと認識させられます。
そして、皆が、「なんだ、君達」といった感じで見てきます。
まだまだ観光客に慣れていないのか、
狙われているような、そんな感じはありませんでしたが、何があるか分からない、そんな雰囲気はありました。
もう一つ、ご紹介する、メケレは、エルタアレ火山のツアー発着の地域になるのですが、
いわゆる田舎、という感じです。
基本的には、街中では英語が通じません。
また、こちらもアジア人がほぼいないので、めちゃくちゃ目立ちます。
(たしか、メケレに住んでいる日本人は1人のみです。)
ただ、皆、穏やかな表情をしていて、だまそうとしたり、悪いことをしようととしたりといった雰囲気はありませんでした。
もちろん、今後観光客が増えてくると、そのような雰囲気になる可能性はありますが、
今のところは比較的安全なのかと思います。
衛生面はお察しの通り、厳しいところがありますので、間違っても、水は飲まない、生物は口にしないようにしましょう。
エチオピアの観光スポット
①まるで映画の世界!マグマを至近距離でみられる【エルタアレ火山】
エルタアレ火山はエチオピア旅行のハイライトと言っても過言ではない場所です。なだらかな坂道を1時間程登ると溶岩湖までたどり着き、溶岩湖をのぞくと赤いマグマを見られます。こんな至近距離でマグマを見れる場所はめったになく、実際にみると迫力がありすぎて言葉を失うほどの感動を味わえます。この火山へは個人で行くことが許可されていなのでツアーに参加しなければみれません。
世界一過酷なツアーと噂されていますが、その原因は暑さや疲労だと思いますので体調を整え万全な状態で挑みましょう!エチオピアに来たらマストでダナキルツアーに参加しこの大迫力のマグマをぜひ間近で体感しましょう。
TripPartner編集部が実際に行って分かったダナキルツアーの実際
TripPartner(このサイト)の編集部員も、ダナキルツアーに参加しました。
ツアーの予約はETTがオススメです。アディスアベバからではなく、メケレからでとりましょう。その方が安く済みます。
まず、このツアーは2泊3日か3泊4日で選べます。
コースは基本的に同じで、早く回るかゆっくり回るかの違いのみです。
ツアー中、シャワーもないですし、大半が車に乗っているので、基本的には2泊3日で十分です。
1つのキャンピングカーに4人程で乗り、運転手がついて移動していきます。
道は凸凹、めちゃくちゃ揺れるので、車酔いは注意です。
上記のエルタアレ火山、そして次に紹介するダロール火山の両方に行けます。
エルタアレ火山は、夜に3時間ほどのトレッキングがあるので、靴はちゃんとしたやつ・汚れてもいいやつを履いていきましょう。
また、山頂はマグマを間近で見れて、とても迫力がありますが、粉塵もすごいので、マスクは持っておいた方がいいです。
一晩、山頂で過ごすことになりますが、そこまで寒くないので長袖が一枚あれば十分です。
水は1Lペットボトルを逐次支給されるので心配は不要です。ご飯ももちろんついています。
ダロール火山は、先ほどのキャンピングカーで連れて行ってくれ、約1時間、散策する程度ですので、疲れません。ただ、サンダルはNGです。靴は途中で捨てないようにしましょう。
②どこの惑星?奇妙な光景が広がる【ダロール火山】
ダロール火山は世界でも珍しい低地の火山で、およそ100年前に水蒸気爆発したときにクレーターが形状されました。またカリウムや塩、硫黄が混ざり合いこの辺り一帯は黄色、緑色になっているため奇妙な光景が広がっています。
まるで他の惑星のような、この世の終わりの地のような不思議な光景を楽しむことができます。ダロール火山も希少なので絶対に見逃せない観光地です。※ダナキルツアーでダロール火山をみることができます。
③病気が治る湖?!摩訶不思議なオイルの湖を体験
ダナキル砂漠にある黒ずんだ湖にはオイルが湧き出ており、傷を癒す効果があると信じられています。現地の人は化粧水の代わりに使ったりもするそうです。実際に触ってみるとぬるっとした感触でほんとにオイルでした。ぜひ傷があれば試してみてはいかがですか?
④テレビで見たことある希少な少数民族に会う
エチオピアの南には数えきれないほどの少数民族が存在しています。その中で知名度のある民族を紹介いたします。
下唇にお皿はめているムルシ族
ムルシ族と聞いて誰もがピンとこないかもしれませんが、画像でみると、あ!テレビでみたことある!と思うかもしれません。ムルシ族は下唇あたりに平たいお皿のようなものを入れている民族です。
なぜこのようにお皿を入れるようになったのか、以前村同士の争いが絶えなかった頃に違う村の若い女性を連れ去るということが頻繁に起きていた時代がありました。その行為を阻止する一環としてわざと不細工に見えるようにしたのが始まりだそうです。
現在は伝統的なスタイルをする・しないは個人で決めれるようなので、お皿をはめていない女性もみかけました。最初小さい切込みを入れその中に小さいお皿を入れます。そして毎年一回り大きいお皿にしていき徐々に穴を広げていくようです。
赤土を全身に塗っているハマル族
ハマル族の特徴は、全身赤土で塗られていて、動物の皮から作られた衣類に身をまとっている民族です。一番オシャレで美しい民族とも言われています。また生涯一度もお風呂に入らない民族でも有名です。お風呂に入らない代わりに清潔を保つため赤土で全身塗り皮膚を守っています。もちろん髪の毛もです。なぜお風呂に入らないかは水不足のためで、究極のエコですね。
ハマル族も一夫多妻制なので第一婦人第二婦人と一目で見分けがつくようネックレスを工夫しているようです。また未婚・既婚者も服装で分かれいます。家族での食事スタイルも変わっており、最初に子供が食べ次に旦那が食べ最後に婦人が食べるようですが、食事が残っていない時もあるのでその時は食べることができないそうです。
半裸で過ごすダサネチ族
ダサチネ族は遊牧民で川辺に住み半裸で過ごしている民族です。私が訪ねた時には船で川を渡った先に住んでいました。エチオピアで最も温度が高い場所に住んでいるため、半裸で過ごしています。これもまた究極のエコですね。
この民族は歌や踊りで観光客を迎えてくれます。水がなくなればまた移動をする民族なので家なども他の民族に比べ簡易的に見えました。女性たちの素敵な笑顔が印象的の民族でした。
エチオピアの民族に会いに行くためには、ツアーに参加するのがベターです。
国内線でアディスアベバ⇒アルバミンチに向かい、そこで、各ツアーに参加します。
下記のサイトから予約しておくも良し、アルバミンチの宿泊するホテルでツアーについて相談するもよしです。
予算の目安は1日100ドルで、ガイド+諸々の経費という感じです。
Ethnic Contact Ethiopia Tours
Ethiopia Tours | Ethnic Contact Ethiopia Tours | Omo Valley | South ethiopia | Simien Mountains | Bale Mountains | Danakil Depression | Lalibela Churches | North Ethiopia - Ethiopia Tours.
www.ethniccontactethiopiatours.com
⑤エチオピアに個室温泉!旅の疲れを取るには最適な場所
首都アディスアベバにはフィンフィネ温泉という天然の温泉が出ている入浴施設があります。温泉の入口には黄金の裸体像がお出迎えをしてくれます。日本温泉大国ですので日本人は温泉が大好きです。それと同様にエチオピア人も温泉が大好きです。エチオピアは少し違ったスタイルでの入浴なので日本以外で温泉を体験してみませんか?
日本のように大浴場があるわけではなくカギ付き個室で入浴が可能です。個室の中には着替えるスペースと十分足の延ばせるバスタブがあり、蛇口をひねれば温泉が出てきます。
1人用からファミリー用まであるのでご家族で行かれた場合も問題ありません。使用後は必ず清掃が入りますので汚い印象は一切ありませんでした。
エチオピアのグルメ
①まずい?おいしい?噂のエチオピア国民食【インジェラ】を食す
エチオピアに旅行をしたらぜひ国民食【インジェラ】を食しましょう。様々なパターンがあるのですが、基本的にはクレーブ状の生地の上に様々な野菜や肉がのっています。このクレーブ状のものは発酵させているため独特の匂いや味がするため好き嫌いがハッキリ分かれます。この独特の国民食はあなたにとってどう映るでしょうか。
ちなみに私は上にのっている具次第で食べれることができましたが、大好物ではありません。しかしエチオピアはより発酵が進んでいるインジェラがお好みのようです。
②本場のおいしいコーヒーはここで飲め!
エチオピアといったらコーヒーですね!エチオピアのコーヒーの種類はモカです。
アディスアベバで有名なカフェ「Tomoca Coffee」で本場のモカを飲むことができます。このカフェあモカが美味しいという魅力もあるのですが、常に観光客と地元民であふれていて店内はこれぞアフリカ!というような雰囲気なのでかなりお勧めです。
またコーヒー豆も販売しているのでお土産にいかがでしょうか。
TomocaCoffee
オフィシャルページ
tomocacoffee.com
格安!アディスアベバのおすすめホテル
アディスアベバでおすすめのホテルは「Taitu Hotel」です。このホテルはアディスアベバで最初に建てられたかなり歴史あるホテルです。重厚感のあるレトロな外観が特徴の素敵なホテルですが宿泊料金は日本と比べると驚くほどの安さです。多少の古さはいなめませんが、ホテルのセキュリティもしっかりしていて、ホテル内にはATMや旅行会社も入っているのでツアーの予約もホテル内で済ますことができます。またホテルにはレストランも併設されて、特にランチブッフェはとても人気でいつも混んでいる印象でした。レストランはホテルに滞在していない人でも利用可能です。
TaituHotel
Taituホテルのオフィシャルページ
www.taituhotel.com
エチオピア旅行をして感じたこと
100か国以上旅した中でエチオピアはかなり印象深い国です。世界でも希少な光景や装飾が美しい民族に実際に会えたりとすべての観光地で驚きと感動を味わえることができたからです。日本では絶対見れない光景ばかりなので、エチオピア旅行は間違いなくあなたにとって刺激的な旅行となるでしょう。
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