三重県に行ってみよう

こんにちは、meshimeshiです。三重県は伊勢神宮をはじめ、鈴鹿サーキット、なばなの里など有名な観光スポットが多いのにも関わらず、印象が薄いと言われています。それらの有名な観光地が三重県にあるということすら抱いて数に知られていないようです。今回、2つのモデルコースをもとに三重県のおすすめの観光地やグルメ情報についても紹介します。
三重県ってどんなところ?

三重県は紀伊半島から伊勢湾に面する縦長の県で、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県、愛知県と面しています。三重県は北勢、伊賀、中勢、南勢、東紀州の5つの地域に分かれ、それぞれ異なった文化や方言を持っています。伊勢神宮や熊野古道などの観光地や、鈴鹿サーキット、なばなの里などのテーマパークも人気があります。
三重県観光モデルコースを紹介

三重県は縦長の地域で、地域ごとの距離が遠く短期間ですべて周ることは困難です。そこで観光名所である伊勢・志摩・松阪と伊賀・鈴鹿の2つの1泊2日のモデルコースを作成し、それぞれの観光地とおすすめのグルメスポットを紹介します。
伊勢志摩の新鮮な魚介に舌鼓!三重県1泊2日のモデルコース

三重県観光の定番の伊勢・志摩観光のモデルコースを紹介します。三重県観光の大本命である伊勢神宮、夫婦岩、志摩スペイン村を巡り、手こね寿司、伊勢海老、赤福と伊勢の名物を堪能するコースとなっています。最後に松阪牛も食べる三重県観光の定番のモデルコースです。
三重県観光1日目午前:伊勢神宮でお参りをしよう

三重観光の一日目は、聖地伊勢神宮に訪れましょう。伊勢神宮は内宮と外宮に分かれ、古来より多くの参拝客が参拝に訪れています。参拝する順番としては外宮に訪れてから内宮に向かうのが正式なお参りの順序となっています。外国人観光客にも人気のある観光スポットで三重県を観光するうえで一番おすすめの観光地です。個人的には正月はものすごく混雑するので避ける方が無難です。
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三重県観光1日目正午:伊勢名物グルメ!おかげ横丁で手こね寿司を食べよう

伊勢神宮を参った後は、伊勢神宮近くのおかげ横丁に行ってみましょう。伊勢のおすすめのお土産や美味しい伊勢グルメが満載で、江戸から明治期の建造物を再現してあります。伊勢の名物グルメの手こね寿司もおかげ横丁内で食べることができます。

おかげ横丁でおすすめの手こね寿司のお店は、すし久で手こね寿司をはじめ伊勢芋麦とろろなどの名物グルメも味わうことができます。手こね寿司コースも松竹梅があり、1280円~2380円となっています。私は手こね寿司に揚げ物、小鉢、茶碗蒸しなどがついた竹コースがおすすめです。
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三重県観光1日目PM14時:赤福本店で赤福を食べよう

おかげ横丁に行くなら外せないのが赤福本店です。今や全国的に有名になった赤福の総本店で、手作りの赤福を座敷でいただくことができます。赤福は餅を渡し餡でくるんだもので甘さ控えめの餡とふわふわのお餅が絶妙です。季節限定で夏は赤福が入ったかき氷の赤福氷が、冬は赤福の餡ともちが入った赤福ぜんざい(どちらも500円)が人気です。毎回伊勢神宮に行った際に必ず寄るお店です。
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三重県伊勢市。赤福餅の製造販売。赤福の歴史や会社概要、商品、店舗情報の紹介。
三重県観光1日目PM16時:二見興玉神社で夫婦岩を見よう

二見興玉神社は伊勢神宮より車で20分ほどのところにある神社で、有名な夫婦岩や天岩屋があります。神社の前に万願蛙と呼ばれる蛙の石像があり、蛙に水をかけると願い事が叶うと言われておりますので、是非とも神社を参る前に水をかけましょう。夫婦岩は二見ヶ浦のシンボルで近年パワースポットとしても人気があります。

夫婦岩は夫婦和合にご利益があるとされており、また、縁結び、浄化などの効能もあるとされます。和やかな気持ちになる神社なので是非参拝しに行ってみましょう。春から夏の早朝に訪れると運が良ければ夫婦岩の間から昇るご来光がみられるかもしれません。私は何度か訪れましたが、運悪くまだ見れていません。
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三重県観光1日目PM19時:伊勢おすすめグルメ!華月で伊勢海老を食べよう

伊勢に訪れたら是非とも食べたい伊勢グルメは、伊勢海老です。伊勢でとれる伊勢海老は甘みが強く、弾力があるプリプリの歯ごたえが特徴です。華月は伊勢志摩で最も有名な伊勢海老のお店で観光客をはじめ、地元の人にも大人気のお店です。もちろん伊勢海老以外にもアワビや牡蠣といったおすすめの海産物もあります。

華月のおすすめは、伊勢海老をふんだんに使った伊勢海老づくしコース(13,200円)です。蒸し物、造り、鬼瓦焼き、唐揚げ、味噌汁など伊勢海老のオンパレードです。特に最後に出てくる伊勢海老の味噌汁は、伊勢海老の出汁と味噌が味噌汁に溶け出して伊勢海老の風味が濃厚で、伊勢海老の旨味の全てを堪能できます。
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伊勢志摩 鳥羽にある伊勢海老・鮑 海鮮蒸し料理のお食事処「華月」の店内は総座席数126席の広々としたしておりお客様のお席もゆったりとおくつろぎいただける空間で、心ゆくまでお料理をご堪能いただけます。館内に入ると、いけすやカウンター席・お座敷が奥まで広がり和で統一された作りになっています。
三重県観光2日目午前:志摩スペイン村を満喫しよう

三重県観光2日目は志摩スペイン村に行きましょう。志摩スペイン村は、志摩市にあるスペインを題材にしたテーマパークで、エキゾチックな建物や28種類を超えるアトラクションがあります。また、伊勢志摩の海鮮物を使ったスペイン料理も魅力で、海産物がたっぷり入ったパエリアなどおすすめのグルメがあります。

志摩スペイン村はインスタ映えする建物やオブジェも多く、写真を撮る手が止まりません。私は、シベレス広場にあるライオンの像がインスタ映えするのでおすすめです。志摩スペイン村を代表するアトラクションがピレネーで、吊り下げ式のジェットコースターであるため、足の踏ん張りがきかずに、超スピードで滑走します。
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三重県観光2日目正午:アルハンブラでパエリャランチ
お昼は志摩スペイン村内のアルハンブラがおすすめです。アルハンブラは本格スペイン料理のお店で落ち着いた店内で絶品のシーフード料理が食べられます。私のおすすめはシーフードをふんだんに使ったシーフードパエリャセット(2200円)です。本格スペイン料理ですが、日本人の口に合わせてくれているので私は食べやすかったです。結構量があるのでシェアしてもいいかもしれません。
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三重県観光2日目PM2時:カフェミカサでちょっと休憩

カフェミカサは、志摩スペイン村内にあるカフェでパンやデニッシュ、パイ、パンケーキがおすすめのお店です。ラテを頼むとスペイン村のキャラクターのアートをしてくれるので、子供にも大人気です。園内の中心であるマヨール広場にあるので、休憩にぴったりです。場所がいいので時間帯によっては混雑することがあります。
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三重県観光2日目PM16時:美人の湯の榊原温泉で疲労回復

志摩スペイン村から松阪方面に向かう途中の津市にある有名な温泉です。かの清少納言が枕草子で記した日本三名泉の一つです。ななくりの湯とも呼ばれ、神の湯としてもてはやされたこともあったそうです。美肌の湯とも呼ばれ、お湯につかった後に肌がツルツルスベスベになることからついたそうです。

もちろん女性のためだけの温泉ではなく、私が入ってもつるつるの肌になりました。このつるつるになる理由はまだ科学的に解明されていないようです。とてもきれいな温泉で身体の中から温まりました。
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三重県観光2日目PM19時:松阪おすすめグルメ!松阪牛を堪能しよう

夕ご飯には日本でも有名な松阪牛を食べましょう。一升びんは松阪でも最も有名な焼肉のお店で、A5ランクの松阪牛の焼肉が格安で食べられるお店です。松阪牛の色々な部位が食べられるセットメニューも用意されており、特に松阪牛A5 ランクセット(5500円)が人気です。松阪牛は脂の旨味が特徴で、噛めば噛むほど美味しさが口中に広がります。

ヒレやサーロインはもちろん文句がつけどころがないくらいに美味しいですが、私のおすすめはホルモンです。最高の松阪牛のホルモンは臭みがなく、肉の旨味と脂の旨味が見事に調和しています。ホルモンの鮮度も質も良いので、味わいと食感が違います。ホルモンミックスでも750円と安いので、満足いくまで最高のホルモンが食べられます。
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歴史と文明に触れる三重県1泊2日モデルコース

続いて紹介するのは、伊賀・鈴鹿を巡る1泊2日のモデルコースです。赤目四十八滝と伊賀忍者の里で歴史と自然を満喫した後は、最新のレーシング場や遊園地のある鈴鹿サーキットに移動します。歴史と自然と文明の発達を体験できるモデルコースとなっています。
三重県観光1日目午前:忍者の修行場!赤目四十八滝を観光しよう

続いて伊賀・鈴鹿のモデルコースを紹介します。一日目は名張市に向かいます。名張には忍者が修業の際に利用したと言われる赤目四十八滝があります。赤目四十八滝は、その名の通り四十八もの滝があり、豪快な流れの滝から穏やかな流れの滝まで様々の滝を見ることができます。滝をすべて見るには少し距離があり、道も整地ばかりではないので、スニーカー等をお持ちすることをおすすめします。

私は赤目四十八滝に初めて訪れた時は小学校の遠足の時でした。走り回って、派手にこけたことは今も覚えています。大人になってから行ってみると、当時すごく大きく怖く感じた滝が、背丈くらいの高さになっていたのにはびっくりしました。
詳細情報
名称:赤目四十八滝
アクセス:赤目口駅から車で12分
電話番号:0595-63-3004
営業時間:8:30-17:00(12-3月は9:00-16:30)
定休日:2/28-31,1-3月の木曜日
料金:大人400円 子供200円
赤目四十八滝渓谷保勝会 説明
三重県観光1日目13時:伊賀グルメ!伊賀肉ステーキ丼を食べよう

お昼ご飯は名張市から伊賀市に行き、伊賀牛のステーキ丼を食べに行きます。レストランito
は、伊賀の精肉店伊藤が手がけている洋食店です。伊賀市以外からもお客さんがよく訪れるほど有名なお店で、幻の牛肉と呼ばれる伊賀肉をお手頃価格で食べられるお店です。価格だけでなくボリュームたっぷりということも人気の一つで、一人前と思えないほどの量が入っています。

伊賀グルメの最たる伊賀牛は、あまり他県で見かけることはなく、ほとんどが地元だけで消費されてしまいます。そのため、幻の牛肉と呼ばれ、肉の質も松阪牛にひけを取りません。私のおすすめの伊賀肉ステーキ丼(3,230円)は、通常のステーキ丼(1,200円)と比べて3倍近い値段がします。食べ比べれば質の違いは一目瞭然で、赤身の旨味が全然違います。伊賀肉は脂身よりも赤身の旨さが特徴です。
詳細情報
名称:レストランITO
アクセス:近鉄伊賀線/茅町駅 徒歩7分
電話番号:0595-21-0589
営業時間:11:00~14:00,17:00~23:00 土,日 11:00~23:00
定休日:毎週火曜日
三重県観光1日目15時:伊賀流忍者博物館で忍者体験

お腹がいっぱいになった後は伊賀流忍者博物館に出かけましょう。伊賀流忍者博物館は、忍者屋敷とも呼ばれ、忍者の歴史を学んだり、忍術道具の体験をしたり、隠し扉、抜け道などの実演を見学することができる施設です。一日に3~4回アクロバティックな動きが魅力な忍者ショーも行われています。

施設の案内は忍者の恰好をした女性が行ってくれます。案内の途中で急に消えたり、予想もしていないところから急に現れたりして、退屈はしません。私の子供は手裏剣投げに興味を持ち、的に向けて何度も投げましたが、一度も当たりませんでした。ちょっとしたコツがいるそうで、私も行いましたが、なかなか難しかったです。
詳細情報
名称:伊賀流忍者博物館
アクセス:上野市駅から徒歩約8分
電話番号:0595-23-0311
営業時間:通年 9:00~17:00
定休日:不定休
入場料金:大人756円 子供(4歳~中学生)432円
伊賀流忍者博物館の公式ホームページ
三重県観光1日目18時:伊賀名物グルメ!豆腐田楽を食べよう

忍者屋敷を満喫した後は、伊賀上野の郷土料理豆腐田楽の「わかや」で晩御飯を食べましょう。田楽座わかやは、白鷺城と呼ばれる伊賀上野城のふもとにある創業200年にもなる老舗の田楽屋です。伊賀地方は山に囲まれた盆地のため、魚介類が乏しく、豆腐作りが主流でした。特に田楽は伊賀地方の人にとって大切な食文化となっていました。

田楽座わかやの田楽は、良質の水と大豆で作った豆腐で、創業当時から受け継がれた秘伝の味噌との相性が抜群です。味噌の焦げた香ばしい香りが店中に広がっています。わかやは私もよく行く店で、特に伊賀に初めて訪れる人を連れて行きます。囲炉裏を囲んで話をしているような穏やかな気持ちになれるお店です。
詳細情報
名称:田楽座わかや
アクセス:近鉄伊賀線/西大手駅 徒歩2分
電話番号:0595-21-4068
営業時間:11:00~14:00,17:00~20:00
定休日:毎週月曜日
三重県観光2日目午前:鈴鹿サーキットでレーサー体験

三重県観光2日目は、伊賀から鈴鹿へ向かいます。鈴鹿と言えばF1や鈴鹿8時間耐久ロードレースの国際コースとしても有名な鈴鹿サーキットがあります。レースコースは一般の人もライセンス不要で走行することができます。レースコースに隣接してモートピアという遊園地があり、鈴鹿サーキットならではアトラクションが数多くあります。

最近では子供向けのアトラクションが充実し、なんとキッズバイクであれば3歳から一人で乗ることも出来ます。私の子供も3歳の時にキッズバイクに乗り、終始大声をあげながら楽しんでいました。その他29種類ものアトラクションがありますが、3歳を超えるとほとんどの乗り物が乗れるので、子供と一緒に楽しむことができます。
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三重県観光2日目13時:魚長で極上の鈴鹿名物グルメを食べよう

鈴鹿サーキットを満喫した後は、鈴鹿のおすすめグルメの穴子天丼を食べに「海の幸 魚長」に行きましょう。魚長は穴子料理の専門店で、おすすめの穴子天丼(1,530円)の他、穴子まぶし、穴子寿司、穴子かば焼き、穴子肝煮など豊富にメニューがあります。鈴鹿でも有名な店で時間帯によっては混雑することがあります。

私のおすすめの穴子天丼は、丼からはみ出るくらい大きな穴子が天に向かって伸びています。さっくりと揚げてあり、サクサクとした食感と穴子の甘みをしっかりと感じられる丼です。その他のおすすめとして、ここでしか食べれない穴子の刺身があります(時価)。穴子の刺身は店に出ていなかったり、売り切れてしまったりするので、なかなか出会えませんが、運よく出会えたら頼んでみましょう。
詳細情報
名称:海の幸 魚長
アクセス:箕田駅出口から徒歩約16分
電話番号:0593-85-3311
営業時間:11:00~14:00,16:00~21:00 土,日 11:00~21:00
定休日:毎週月曜日
ようこそ穴子のふるさと鈴鹿伊勢若松へ。穴子料理を専門とする『海の幸 魚長』では良質で柔らかな穴子を使った穴子料理をご賞味いただけます。
三重県観光2日目15時:色とりどりの花に癒される【鈴鹿フラワーパーク】

鈴鹿フラワーパークは、広大な敷地に季節の色とりどりの花が咲き、大きな噴水があったりt鈴鹿の人々に愛されている公園です。ローラースライダーやネットドームなど24種類もの大型の遊具も用意されているので、子供も夢中になって遊ぶでしょう。入場料・駐車場も無料なので観光の合間にちょっと寄れる癒しのスポットです。
詳細情報
三重県観光2日目午後18時:四日市で三重県のお土産を

三重観光2日目、最後の締めくくりに三重県のお土産を購入しましょう。じばさん三重名品館は、三重県特に北勢地域のお土産が購入できるお店です。三重県の地酒や伊勢茶、四日市で有名な細長いお餅「なが餅」などのグルメのお土産や、四日市萬古焼きなどの雑貨のお土産などが購入できます。私が行ったときはやや通路が狭かったので、お土産を落としてしまわないように気をつけてください。
詳細情報
名称:じばさん三重名品館
アクセス:近鉄名古屋線近鉄四日市駅から徒歩5分
電話番号:059-353-8101
営業時間:10:00~18:00(5~9月は~19:00)
定休日:第2・4水曜、祝日の場合は翌日休(12月29日~翌1月3日休)
三重県の観光地を巡ろう

三重県1泊2日で行けるおすすめ観光地とグルメが満載のモデルコースを2種類紹介しました。三重県は縦長の県で観光地もたくさんあり、すべての観光地を短時間で周ることは困難です。今回特に有名な観光地を厳選して紹介しましたが、熊野古道やなばなの里、鳥羽水族館など他にもおすすめの観光地がありますので、是非三重県の旅行を楽しんでください。