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三重の名物料理や郷土料理などのグルメ10選!三重県の名物料理は奥が深い!
三重県は海にも山にも恵まれた地域で、それぞれの地域で特色のある名物グルメや郷土料理が生まれました。三重県の名物グルメや郷土料理としてよく知られているのが伊勢海老や松阪牛、手こね寿司や伊勢うどんですが、それ以外にも美味しい名物が沢山あります。今回三重のおすすめの名物グルメと郷土料理を紹介します。
この記事に登場する専門家
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meshimeshi
三重県の名物グルメと郷土料理を紹介!
三重県には、伊勢海老や松阪牛、的矢牡蠣など全国にその名を知られる有名な名物グルメの宝庫です。また三重県は縦長の地域で、それぞれの地域ごとの美味しい郷土料理があります。今回、三重県で特におすすめの名物グルメと郷土料理を紹介します。
三重県の名物グルメとは?
三重県の名物グルメは数多くありますが、特にその中でもおすすめの名物グルメを厳選しました。誰もが知っている伊勢海老や松阪牛、ブランド牡蠣である的矢牡蠣、質が良いので知られている桑名のはまぐり、幻の牛肉と呼ばれている伊賀牛についてそれぞれ説明し、おすすめのお店についても紹介します。
三重県の名物グルメ①プリプリの身の甘み【伊勢海老の刺身】
まず最初に紹介する三重県の名物グルメは伊勢海老です。伊勢湾で獲れる伊勢海老は良質の餌の影響もあり、伊勢海老の全長が大きく、甘みが強いという特徴を持っています。噛みしめるとプリプリとした弾力のある食感があります。伊勢海老は日本料理以外でもイタリアンやフランス料理、中華などどんな料理にも合うことができます。
伊勢海老を美味しく食べる料理として真っ先にあがるのが、刺身です。新鮮な伊勢海老を生で食べる刺身は、漁港から直送できる伊勢ならではの食べ方です。生の伊勢海老は伊勢海老本来の甘みと旨味がダイレクトに感じられます。伊勢海老料理は色々ありますが、私はこの食べ方が一番好きです。
伊勢海老刺身が食べられるおすすめのお店
名称:海老丸
アクセス:近鉄鳥羽線/五十鈴川駅 徒歩22分
電話番号:0596-23-8805
営業時間: 11:00~17:30 土,日 10:00~17:30
定休日:無休
海老丸|伊勢内宮前 おかげ横丁
おかげ横丁は伊勢神宮へのおかげ参りブームが起こった江戸から明治期の伊勢路の建築物を移築などで再現、三重県や伊勢地方の魅力を凝縮しています。老舗の味から名産品、歴史や風習、人情まで一度に体感でき、食べ歩きやショッピングも充実。催しものや新着情報は要チェックです。
www.okageyokocho.co.jp
三重県の名物グルメ②世界でも知られる極上の牛肉【松阪牛ステーキ】
松阪牛は、日本を代表する牛肉で松阪牛のブランドを名乗るには厳しい基準をクリアする必要があります。松阪牛は、近江牛・神戸牛・前沢牛・米沢牛と肩を並べる牛肉で、きれいなさしの入った霜降り牛であり、特に脂の旨味が特徴です。肉の旨味を増すためにビールを餌に加えたり、牛にマッサージをする農家もあります。
松阪牛を美味しく食べる料理は色々ありますが、私のおすすめの食べ方はステーキです。松阪に店を構える和田金は松阪牛ステーキの老舗のお店で、最高級の松阪牛のステーキが食べられるお店です。竹~特選まであり17,500円~25,500円で提供しています。その味わいはさすがとしか形容しがたく、至福の時を味わいました。
詳細情報
松阪肉元祖-和田金│店舗のご案内
三重県松阪市の松阪肉元祖「和田金」。慶事やお祝いごと、接待など、お客様の大切な時間にご利用ください。寿き焼きをはじめ、丹精込めて育てた松阪牛をご用意して、皆様のお越しをお待ちしております。
e-wadakin.co.jp
三重県の名物グルメ③今や世界基準のブランド牡蠣【焼き的矢牡蠣】
的矢牡蠣は、三重県志摩市の的矢湾で養殖される牡蠣で、今や世界的に注目されるブランドとなっています。的矢の牡蠣は紫外線で殺菌した海水を利用した牡蠣の洗浄法を使用し、食中毒になりにくく、プリプリとした食感と甘みが強い牡蠣です。また的矢湾はプランクトンが豊富で牡蠣の生育が早いという特徴もあります。
私のおすすめの的矢牡蠣の食べ方は焼き牡蠣です。もちろん生でも美味しい牡蠣ですが、殻付きのまま焼くと、牡蠣の甘みが強くなり、うまみ成分が活性化され、より美味しく牡蠣をいただくことができます。焼き牡蠣でおすすめのお店は、いかだ荘山上です。11月~は的矢牡蠣をふんだんに使ったコースが6,600円から提供しています。
詳細情報
名称:いかだ荘 山上
アクセス:近鉄志摩線/穴川(三重)駅 より車で20分
電話番号:0599-57-2035
営業時間:11:00~13:00,17:30~19:00
定休日:不定休
伊勢志摩で旅館をお探しなら志摩市の名代的矢かき料理 旅館いかだ荘山上
伊勢志摩で旅館をお探しなら志摩市の名代的矢かき料理 旅館いかだ荘山上
ikadasou.jp
三重県の名物グルメ④江戸から続く伝統料理【焼きはまぐり】
続いての三重県の名物グルメは、桑名のはまぐりです。木曽三川の淡水と海水が混ざった汽水域はプランクトンの量が豊富で、はまぐりの成長に必要な環境が整っています。昔から「その手は桑名の焼きはまぐり」と洒落に使われるぐらい有名なはまぐりの産地で、桑名の蛤は身は大きく肉厚で濃厚な味わいが特徴です。
私がおすすめの焼きはまぐりのお店は、はまぐり食堂です。桑名駅からすぐという立地で、私が桑名で初めてはまぐりを食べたお店です。その名の通りはまぐり料理を中心としたお店で、特に焼きはまぐり(1,200円)は絶品です。その他さまざまなはまぐり料理が食べられるはまぐりセット(2,200円)もおすすめです。
詳細情報
三重県の名物グルメ⑤幻の牛肉と名高い【伊賀牛すき焼き】
伊賀牛は、松阪牛にも劣らない優良な肉質であるにも関わらずほとんどが地元のみで消費され、他県で食べられることはめったにないので幻の牛肉ともいわれています。かつては三重県の牛肉と言えば、伊賀牛か伊勢牛しかありませんでしたが、松阪牛がデビューして以来、松阪牛の方が脚光を浴びるようになりました。伊賀牛は脂の旨味よりも赤身の旨味の方が強いのが特徴で、肉本来の美味しさを味わえます。
伊賀牛をすき焼きで美味しくいただける私のおすすめの店は金谷本店です。金谷本店は地元の人の憧れのお店で、一度は行ってみたいと夢を見る老舗のお店です。金谷本店の伊賀牛すき焼きは、伊賀牛でも最高ランクの牛肉を贅沢にも使用します。関西風のすき焼きで割り下を使用せず、醤油と砂糖だけで味付けしますが、シンプルなだけにお肉の旨味が際立ちます。
詳細情報
元祖 伊賀肉 金谷
金谷の公式ホームページ
www.gansoiganiku-kanaya.co.jp
三重県の名物郷土料理
続いては、三重県の郷土料理を紹介します。三重県にはその土地の風土に合わせた郷土料理が数多くあります。今回はその中でも、特に人気の郷土料理を紹介します。
三重県の名物郷土料理①伊勢で有名な漁師料理【手こね寿司】
手こね寿司は伊勢志摩地方の名物料理で、カツオ漁の最中に食べられていた漁師飯でした。獲れたての鰹を切り身にして醤油に漬け、炊き立てのご飯を手で混ぜて食べたという豪快な料理でした。今では、鰹の他、マグロの漬けなども使われており、海苔や胡麻などの薬味もつかr割れるようになりました。
手こね寿司が食べられる私のおすすめの店は、すし久です。おかげ横丁内にあるお店でいつも多くのお客さんで賑わっています。手こね寿司の種類も松竹梅があり、1,280円~2,380円と幅があります。鰹の漬けはしっかりと醤油の味が染みており、すし飯とよく合います。私はこの店の醤油の味の風味が好きで、旨味の強いコクがある醤油で魚の臭みをきれいに消しています。
詳細情報
伊賀上野のおすすめ観光スポットと名物・お土産まとめ!忍者の里のグルメは侮れない!
伊賀市は上野盆地に囲まれた小さな市で、伊賀忍者の里としても知られています。また、「古池や蛙飛び込む水の音」で有名な俳句の松尾芭蕉の生まれ故郷でもあります。伊賀市は伊賀忍者博物館をはじめ様々な観光スポットがあり、また、伊賀でしか買えない人気のお土産やグルメもあります。伊賀市でおすすめの観光スポットや名物グルメ・お土産を紹介します。
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三重県の名物郷土料理②伊勢神宮参拝の定番【伊勢うどん】
伊勢うどんは、昔から伊勢神宮参拝客に振舞われたうどんです。伊勢うどんは麺が太く柔らかく茹でてあることが特徴で、具は薬味だけのシンプルなうどんで、出汁のかわりにたまり醤油が回しかけられています。伊勢うどんは伊勢地方のソウルフードで、離乳食が伊勢うどんから始めるという家庭も多いそうです。
伊勢うどんは、讃岐うどんなどのコシの強いうどんを食べ慣れている人は最初はその柔らかさと濃厚なたまり醤油の味付けにびっくりするかもしれません。しかし、食べているうちにこの特徴的なうどんに慣れてきて美味しく感じてきます。私のおすすめのの伊勢うどんのお店は、おかげ横丁のふくすけで、たまり醤油に出汁の味が効いた伊勢うどん(500円)は人気のメニューです。
詳細情報
ふくすけ|伊勢内宮前 おかげ横丁
おかげ横丁は伊勢神宮へのおかげ参りブームが起こった江戸から明治期の伊勢路の建築物を移築などで再現、三重県や伊勢地方の魅力を凝縮しています。老舗の味から名産品、歴史や風習、人情まで一度に体感でき、食べ歩きやショッピングも充実。催しものや新着情報は要チェックです。
www.okageyokocho.co.jp
三重県の名物郷土料理③生きたまま火場へ【残酷焼き(火場焼き)】
残酷焼き、火場焼き、浜島焼と様々な呼び名があるこの料理は伊勢志摩の伝統料理です。海女さんが焚火に伊勢海老やアワビ、さざえなどを豪快に焼き上げて食べる料理で刺身とはまた違った美味しさがあります。伊勢海老の味噌が焦げる香ばしさや、焼きたてアワビなどをその場で食べることができます。この美味しさと贅沢さはぜひ体験してもらいたいです。本当に美味しいです。
詳細情報
さざ波 海鮮丼・海上レストランー伊勢志摩・賢島ー屋形で海上で活きた魚介を楽しめます
地元の魚場より毎日獲れたての新鮮料理店!海上で焼く。活きた魚介類を目の前で食する。自身で焼ける。時期により、魚釣りも出来ます。
www.ohyamanet.info
三重県の名物郷土料理④味噌の焦げる香ばしい香り【豆腐田楽】
豆腐田楽は、伊賀市の伝統的な郷土料理で、盆地に囲まれ魚介物の乏しい伊賀では栄養価が高い豆腐作りが盛んでした。特に人気の豆腐料理が豆腐田楽で、伊賀に住む人々は囲炉裏の傍で田楽味噌をつけた豆腐を家族で団らんしながら食べていました。
豆腐田楽のおすすめのお店が、創業200年の歴史を持つ田楽座わかやです。私も小さい頃からよく行っていたお店で、山椒の風味が香る豆腐田楽で、豆腐自体の味わいも豊かです。豆腐を串焼きにして食べるという昔の囲炉裏で食べていた時のスタイルを現代にも受け継がれています。アットホームで落ち着けるお店です。
詳細情報
名称:田楽座わかや
アクセス:近鉄伊賀線/西大手駅 徒歩2分
電話番号:0595-21-4068
営業時間:11:00~14:00,17:00~20:00
定休日:毎週月曜日
三重県の名物郷土料理⑤昔からのジビエ料理【きじ鍋】
きじ鍋は、熊野市紀和町の郷土料理で広大な土地で飼育されたきじを素材として使用しています。もともとは狩猟用の資源として放鳥用に飼育していましたが、昭和59年から本格的にきじの飼育に取り組みました。きじはたんぱく質が豊富で脂肪が少ないため、健康食品としても注目されています。きじからも良質の出汁が出るので、お肉としても出汁としても楽しめます。
熊野市できじ鍋が食べられるお店は、郷土料理の店大和屋で熊野市から山道を40分ほど車で走ったところにあるお店です。私も最初行った時は本当にここであっているのかと不安になりながらも向かっていました。苦労した甲斐があって食べたきじ鍋(2,800円)は、野鳥との荒々しいイメージとは逆の上品な味わいで、濃厚な味わいなわりには後味がさっぱりしています。歯ごたえの強さは野鳥の力強さを感じました。
詳細情報
三重県の名物グルメと郷土料理を堪能しよう!
三重県には、海や山の恵みを受けそれぞれの地域で独自の食文化を形成してきました。今回数多くある名物グルメや郷土料理の中でも特におすすめのグルメを紹介しました。是非この記事を参考にして美味しい三重のグルメを堪能してください。