香港の夜景を見る穴場は？ちょっと変わった夜景もリピーターが直伝！【初香港も必見！】

こんにちは！香港好きライターのzuenmeiです。香港といえば「夜景」が印象に残っている人は多いのではないでしょうか？香港は基本的に色温度の低い欧米型の照明システムなので、蛍光灯のような強烈な光でなくほんのりとした明るい光です。そのため、夜景がきれいに見えるのです。

ここでは定番の夜景スポットに加えて、ちょっと変わった香港の夜景をご紹介いたします。

それでは香港で夜景を見るのに定番中の定番とも言える、尖沙咀周辺からご紹介致します。

香港の夜景スポットとしては定番中の定番が、プロムナードと呼ばれる海辺の遊歩道から香港島の夜景を眺めることです。特にクリスマス時期には、ヴィクトリア湾沿岸の香港島のビルや九龍側にあるビルにも特別仕様のイルミネーションが施され、素晴らしい夜景を見ることができます。

また、毎晩8時から始まる光とレーザー光線のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」の時間にはたくさんの人がこのプロムナードに集まります。

人が多すぎる場合がありますので、ちょっと位置をずらして、インターコンチネンタルホテル付近から眺めるのもおすすめです。

香港のペニンシュラホテルといえば、1928年のまだ香港が英国領だった時代から営業を開始し、素敵なコロニアル調の建物に魅力があります。

また、クリスマス時期には正面玄関のところにまばゆいばかりの星型のイルミネーションが施されますので一見の価値があります。

ペニンシュラ・ホテルといえば、アフタヌーンティーで有名ですが、アフタヌーンティーを開催している１階の「ザ・ロビー」の脇にあるクリスマスツリーも、カラフルではないものの大人の気品を感じるような素晴らしいものです。

香港の夜景スポット九龍側おすすめの３つ目は、1886年から1996年まで旧香港水上警察署の建物であった「ヘリテージ1881」です。1996年以来、長い間、閉鎖されたままでしたが、2009年に「ヘリテージ1881」として、コロニアル調の建物を一部とその雰囲気を残したまま、商業施設として生まれ変わりました。

ブランドが入る高級ショッピングモールや５つ星ホテル、そしてレストランが入るこの施設の中庭には、クリスマス時期になると巨大なパビリオンが出現し、クリスマスのイルミネーションとともに香港を代表する「インスタ映えスポット」となっています。

５つ星ホテル「フレットハウス」のレストランでのアフタヌーンティーも穴場です！

続きまして香港のおすすめ夜景スポット、九龍編その他の地区です。

香港の女人街というと、なんとなく怖いイメージを持っている人も多いかも知れません。ここは女性もののグッズを売る露天が並んでいるところで、夜市かと思いきや昼頃から営業している店も多いのです。おみやげを安く買うのであれば、昼間に覗いてみることがおすすめです。

夜はやはり治安があまりいいとは言えないのですが、ランガムプレイスなどと高いところから見る女人街の夜景は、カラフルなテントがとてもきれいです。

香港はヨーロッパ風で現代風の顔と、古くからの中国風の顔の2つの顔を持っていますが、ここ女人街は香港の中国風の顔がもっとも見れる場所だと言うことができます。

香港の西九龍（ウエスト・カオルーン）といえば、エアポートエクスプレスの九龍駅があるあたりですが、香港一高いビル「スカイ100」のふもとにあるウエスト・カオルーン・カルチュラル・ディストリクト」の遊歩道は香港島の夜景と迫力のあるスカイ100を見上がる風景が話題を呼んでいます。

また、2階のエントランスからエレベーター60秒で登れる100階の展望台（料金大人169HKドル・約2,300円）からは港に停泊する豪華客船や香港島の夜景をはじめ、360度まるっと香港の夜景を見ることができます。その料金の高さからか、空いているのが嬉しいです。こんなにすごい夜景はめったに見ることができませんので、料金は高いですが一見の価値はあります。

それでは香港のおすすめ夜景スポット、香港島編です。

九龍のプロムナードに次ぐ香港の夜景の定番のひとつは、ヴィクトリア・ピークからの夜景です。日が落ちてからの上りピーク・トラム（往復料金45HKドル・約624円）からの夜景も感動モノですが、ピーク・タワーの展望台「スカイテラス428」（大人4.2HKドル・約58円）からの夜景はやはり迫力があります。

しかしお金を払って登っても、世界中から来た観光客で混んでいるし、もやがかかっていたりしてあまりきれいに見えないときもあります。展望台に登る前に下の階で無料でテラスに出られるところがありますので、そこからちょっと状況を見てみるのもいいかも知れません。

香港の夜景というよりイルミネーションなのですが、クリスマス時期になると中環（セントラル）の玄関口にあるスタチュースクエア（皇后像広場）には巨大なクリスマスツリーが出現します。その大きさは日本のそれととは比にならないくらいです。

週末はフィリピン人のメイドさんの憩いの場として賑わうスタチュー・スクエアですが、クリスマス時期には荘厳なクリスマスツリーを見に来る人が後をたちません。

それでは香港島その他のおすすめ夜景スポットです！

香港の下町、香港島の上環（しょんわん）は、高層ビルが林立するセントラルのお隣で、歩いていくこともできます。乾物街などもあって、路面電車も通っていてなんとなく古き良き香港を感じさせてくれて、ほっこりする街です。

そんな上環の街を海から眺めることもあまりないと思いますが、南Y島などに行くフェリーからは上環の夜景が見えます。九龍や香港島のセントラルとはまた違った住宅街の夜景は人が住んでいることの暖かさを感じさせてくれます。

2014年に地下鉄港島線が上環から堅尼地域まで延長され、いままでバスでしか行けなかった西營盤にも地下鉄が通りました。

新しい駅らしくこの駅は「インスタ映えスポット」と呼ばれており、B1,B2出口に向かうコンコースに450枚以上のパネルがあります。西營盤の町並みやオールド香港の風景などが描かれ、構内をゆく人の目を楽しませています。

そんな香港島の西側に位置する西營盤の夜景も、いつも見る香港島の夜景とはひと味違っていて、一種の工場萌えのようにも見えます。フェリーから見るレアな夜景もなかなか楽しいです。

それでは香港リピート23回の筆者の、夜景がきれいなおすすめホテルをご紹介します！

香港のマンダリン・オリエンタルといえば、新しくできたランドマークもありますが、夜景がきれいな方と言えばなんといっても、古いほうのマンダリン・オリエンタルホテルです。2005年から2006年に大規模な改装を行い、ちょっと見違えてしまいましたが、それでもちょっとレトロな雰囲気は健在です。

改装で大部分は取り払われてしまったバルコニーですが、一部の客室では現在でもバルコニーに出ることが出来るのです。階数にもよりますが低層階だと、すぐ近くに先が尖った中国銀行ビルがあり、見上げるような角度で見ること出来るので、圧巻の夜景を楽しむことができます。まさに高層ビルのさなかに宿泊しているというのを実感することができるのでおすすめです。

コーディス・アット・ランガムプレイスホテルの43階には、「川（チュアン）」という名前のスパがあります。西洋式や中国式のマッサージやジャグジーなどを楽しむことが出来る穴場のスパなのですが、施術の後で通される休憩スペースからの夜景が素晴らしいです。

43階に位置する休憩室は1人ずつカーテンで仕切られており、運が良ければ窓際の席に通されます。そこからはまるで宝石をちりばめたような夜景が楽しめるのです。

中国茶とリラックス音楽を楽しみながら見る夜景はほんとうに香港にいることを楽しめると思います。この休憩室からの夜景を見たいがために、このホテルのスパに行きたくなってしまうほどです。

かつては「ハーバープラザ」と呼ばれていた「ハーバーグランド・カオルーン」ホテル。すでに香港の中では老舗の風格があるホテルです。九龍側の尖沙咀よりも東に位置する紅磡（ホンハム）というところにあるせいか、ここから見る香港島の夜景もプロムナードから見るものとは違ってギラギラではありません。

このホテルの海を挟んで対岸は香港島では繁華街の銅鑼湾よりも東の天后（ティンハウ）あたりに当たるため、オフィスではなく高層マンションが立ち並んでいるエリアです。一般人が住んでいる高層マンションから発せられるやわらかな光が圧巻の夜景となって人々の目を楽しませてくれます。

特にハーバーグランドカオルーンの1階のレストラン「ザ・プロムナード」は全面がガラス張りになっていて、香港島の夜景がきれいに見えるのでおすすめです。

香港といえば「夜景」がきれいなことが印象に残っている人も多いかと思います。なぜ香港の夜景がきれいなのかと考えてみると、高層ビルが多いことと西洋式の照明なので、白熱灯のやわらかい光なのだからではないかと思います。そこが蛍光灯が多い日本との違いですね。

香港の夜景は旅の思い出としてきっと心に残ると思いますので、一度は見られることをおすすめ致します。

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