珍名所オランダ・アムステルダムのセックスミュージアムに潜入！エロスは芸術なり！

こんにちは、Hiro0721です。

今回は、オランダ・アムステルダムにある少し変わった美術館「セックスミュージアム」の全貌を紹介して行こうと思います。

このミュージアムは、名前の通り「性」をテーマにした置物や絵画、写真などが展示された美術館になります。

アムステルダムの中心地・アムステルダム中央駅から徒歩5分ほどの所に位置していることもあり、いつも多くの観光客で賑わっています。

実は、歴史はとても広く、初めてこの場所にオープンしたのが1985年。初めは、とても小さな規模での展示で、主に19世紀のセクシーで小さな置物を展示していたそうです。

全ての展示物は、オーナーのコレクションとして集められたもので、世界中からありとあらゆる「性」にまつわるモノが、展示されています。

入り口を入った途端、そこはまさにエロスの世界そのもの。SMプレイで縛られている蝋人形があったり、館内の至る所から喘ぎ声や叫び声が聞こえるなど、こだわりようが感じられます。

館内の展示物は、すべて写真を撮ることが出来ますので、思い出に沢山撮りましょう。

館内は、3階建ての細長い造りとなっています。各階がテーマごとにセクションで分かれており、様々なユニークな展示品が飾られています。

トイレも、蛇口が女性器のような形になっていたり、洗面台の後ろには、春画も飾られているこだわりよう。トイレの看板も小さかった為、筆者は初め、ここが普通の展示ルームだと思い、トイレだと全然気付きませんでした。笑

館内には、年齢や性別、国籍問わず色々な展示物が館内には所蔵されています。

その一つには侍のような男性と、着物を着た女性が情事を楽しむ姿の人形もあり、国境を越えて一つの「性」というテーマを熟知している所は、とても関心を得ました。

1950年代に、最も人気を博した女優マリリン・モンロー。

彼女は、スターになる前にヌード写真を撮っていたことが公になるも、人気は落ちずむしろ、そのことで彼女の映画作品に関する注目が高まったとされています。

そのヌード写真の撮影風景を忠実に再現した、展示もありとても興味深かったです。

このセックスミュージアムは、単にエロティックな蝋人形や写真が展示しているわけではありません。

館内には、「性」に関する歴史や時代によって「性」が、どんなものであったか、その様子や変化を学ぶことが出来ます。

ランダムに展示してるように見えて、実は各フロア毎にテーマが分けられているんです。

これから訪れる予定の方は、覚えて置くとまた違った楽しみ方が出来ますよ！

一階は、主に二人の人と一つの小説に捧げたフロアとなっております。

ジャコモ・カサノヴァ

その一人が、イラストのジャコモ・カサノヴァという人物。

彼は、17世紀に活躍した作家の一人として知られている一方、かなりの女性遍歴があったとしても有名です。（実は、バイセクシャルで両性との関係を持っていたそうです。）

マルキ・ド・サド

もう一人は、マルキ・ド・サドという小説家で、彼は自分の作品の中に暴力的な性的表現が記され、その事で一度牢屋に送られた事もあるような、そんな人物です。

ファニー・ヒル

最後が、このファニー・ヒルという小説。この作品は、1748年に作者であるジョン・クレランドという人が、監獄中に書かれたもので最初の性行為が描かれた小説です。

2階は、世界初となる男性のセックスシンボル称されたルドルフ・バレンティノに捧げた階です。

彼は、イタリア出身のハリウッドスターでその端正な顔立ちから、多くの女性を魅了しました。その人物に捧げたフロアには、彼をモチーフとした多くの展示品が見ることが出来ます。

最上階には、世界か集められた様々な大人のおもちゃが展示されています。

階段を降りていく途中に見られる、覗き見をテーマにした展示も展示方法がとてもユニークで、面白いなと思いました。

開館時間

月〜日曜日：09:30〜23:30

入場料

大人5ユーロ（約610円）

※16歳以下の方は入場出来ません

所要時間

約1時間

予約

予約は不要なので、そのままチケット売り場へ行き、チケットを買いましょう。

アクセス

アムステルダム中央駅（Amsterdam Centraal）から、徒歩約5分

とにかくオープンで、楽しいこのセックスミュージアム。

テーマがテーマだけに、16歳以下の方入場が出来ませんが、大人だけの旅行であれば、「性」に対することも学び、展示品と一緒に写真を撮って思い出に残ること間違いない！

アムステルダムに訪れた際は、ぜひ行ってみて下さい！