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アムステルダムの治安って?女一人旅した私が思う6つの注意点!

2019.07.29

アムステルダムといえば、運河、美術館、チューリップなど華やかな印象がありますよね。一方で「大麻」や『飾り窓地区』など、なんだか治安が悪そうなイメージも。そこで、女一人旅した筆者が「アムステルダムの治安で注意すべき点」を6つに分けてご紹介していきます!

この記事に登場する専門家

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スペイン在住・旅行記事ライター

はな

大学で西洋美術史を専攻し、教会建築や宗教画を中心に研究。大学卒業後、メーカーにて法人営業を担当しながら一人旅にハマり、これまでに訪れた国は20か国以上。趣味は美術館、教会巡り、ポストカード・古紙幣収集。現在は仕事を辞めてスペインにて留学中。

  1. ライター紹介
  2. アムステルダムという街
  3. 実際、アムステルダムの治安って?
  4. アムステルダム治安情報①:スリ・置き引き~空港、駅周辺~
  5. アムステルダム治安情報②:スリ・置き引き~街中編~
  6. アムステルダム治安情報③:コーヒーショップ
  7. アムステルダム治安情報④:自転車
  8. アムステルダム治安情報⑤:飾り窓地区
  9. アムステルダム治安情報⑥:バル、お酒
  10. アムステルダムの治安 注意すべき点まとめ
  11. 安全に楽しいアムステルダム観光を!

スペイン在住の旅行記事ライターのはなです。これまでにヨーロッパを中心に35都市20か国以上を旅してきました。「身軽で自由な旅」をモットーに、主に文化遺産目的の旅をしています。大学で西洋美術史を専攻していたため、教会建築や美術作品を観るのが好きです。伝統料理よりも、お酒に関心があります。現在は旅行関連記事のライターをする傍ら、スペイン・バレンシアにてスペイン語を勉強しています。

アムステルダム観光

アムステルダムは年間1800万人以上(2018年)が訪れる観光都市です。オランダという国はさまざまなものに「寛容」であることで知られ、例えば同性婚が認められていることや、アムステルダムの街の中でもレインボーフラッグ(LGBTフレンドリーの印)が散見されます。


同時に、気にされる方も多いと思いますが、オランダでは「大麻」が合法化されていることが有名です。また、「売春」も合法化されており、アムステルダムの街には、これらの商売をメインとした『飾り窓地区』といわれるエリアがあるのも有名です。

基本的な治安は悪くない

アムステルダムの治安事情

情勢不安はなく、安定しているので内戦、殺人などの重大事件に巻き込まれる確率は低いです。他の観光地と同じようにスリ・置き引きなどの軽犯罪は多発しています。特にたくさんの人が集まる場所はそれだけたくさんのスリがいると思って下さい。

危険?「大麻」や「売春宿エリア」

日本人にとって「大麻」や「売春」などタブーなものが合法的に行われているとなんだか「こわそうな街」という印象を受けますよね。実際これらがオランダの大きな観光資源になっているのは事実です。街のお土産屋さんに行けば、多くの関連商品が見受けられます。


しかし、そういったものに興味がなく、なるべく避けて安全にアムステルダム観光を楽しみたい!と思われる方も多いはず。私もそうです。そこで、安心してアムステルダムの街を観光できるよう、特に気をつけるべきエリアや注意点などを6つに分けてご紹介します!

アムステルダム・スキポール駅

アムステルダム・スキポール空港は旅客数世界第12位(羽田空港4位、成田空港24位)を誇る欧州でも5本の指に入る大きな空港です。国際都市アムステルダムらしく、空港からすでに多国籍な人々の行き交う姿が見られます。


観光客が多いということは、それを狙うスリも多いということです。特にスキポール空港は広く、迷いやすいです。スーツケースを引きずりながらキョロキョロするのは危険です。

わからないことがあれば空港内のインフォメーションで聞きましょう。

アムステルダム中央駅

アムステルダムの治安事情

こちらもスリの多発するエリアです。駅、電車内ではスマホやお財布はバッグの中に入れ、肩掛けバッグは斜めにかけて持ち歩く必要があります。また、電車に乗っている際に網棚に載せた荷物が盗まれたり、ポケットの貴重品をスリに狙われたりする危険があります。


自分の持ち物からは目を離さないように注意しましょう!

空港、駅などでの注意点まとめ

アムステルダムの治安事情

空港や駅では最低限以下の点に注意しましょう。


1.スマホはバッグから出さない。(歩きスマホは絶対NGです!)

2.バッグは斜め掛けで前に持つ。リュックも前向きに背負う。

3.キョロキョロしない。

4.イヤホンをしない。(音は危険察知に重要な感覚です)

5.席が空いていればすぐ座る。(立っているほうがスリに狙われやすいです)

6.構内で話しかけてくる人は基本スリと思う。

7.網棚に載せる荷物からは目を離さない。

ダム広場周辺エリア

アムステルダム ダム広場


旅行前にオランダ人の友達に「アムステルダムは綺麗な街だけど、スリにだけは気をつけてね」と言われました。地元の人でもそう言うくらい、アムステルダムはスリの多い街です。アムステルダムの街の中でも、最も多くの観光客が集まるこのエリアでは、それらを狙ったスリや置き引きが多発しています。


必ずバッグはファスナー付きのものを選び、前に持つようにしましょう。ポケットの中に貴重品は入れるのは危険です。ベタですが、アイスクリームを服にぶつけて気を逸らしている間にバッグを盗むアイスクリーム強盗などもいます。ポケットの中に貴重品は入れないようにしましょう。

路上パフォーマーに注意

ダム広場にはたくさんの路上パフォーマーがいます。私は有名人のそっくりさんなどを何人か見かけました。これらの人と写真を撮った場合、基本的にはチップを渡すのがマナーです。しつこく要求されることがないとも限りませんので、注意しましょう。また、人だかりができているところには、観光客を装ったスリがいる可能性があります。

レストランのテラス席

アムステルダム 治安事情

ヨーロッパの多くのレストランにはテラス席と呼ばれる屋外のテーブルがあります。夏場やあたたかい時期のテラス席はとても人気で、街並みを見ながら食事やビールを楽しむ人がとても多いです。(オランダではすべてのサービス施設での屋内喫煙が禁止されているので、喫煙者はテラス席を好む人が多いです。)


しかし、多くの人通りがあるテラス席で、バッグを身体から離して置くのはかなり危険です。日本では空いている席に置いたり、背もたれにかけたりするのが当たり前ですが、アムステルダムでは絶対にNGです。自分が席にいる間であっても、財布やスマホを机の上に置いておくのも控えましょう。気を逸らして盗まれることがあります。

アムステルダム市街地での注意点まとめ

アムステルダム治安事情

市街地に出てからも、下記のことに注意しましょう。


1.話しかけてくる人には注意。

2.バッグは前に持つ。ポケットは空にする。

3.食事中も小さなバッグは膝の上(床や椅子の上に置かない)

4.トイレに行くときは荷物をすべて持っていく

5.食事中机の上にスマホを放置しない(気を逸らして盗られることがある)

6.リュックは足元はさんで置く(肩ひもを足に通して置くとより安心)

大麻合法=治安が悪い?

日本では違法薬物とされている大麻ですが、アムステルダムの街では街の色んなところで大麻のマークやお土産グッズを見つけることができます。ということは、アムステルダムは危険な街なのでは?と感じる方も多いと思いますが、オランダ政府の思惑は実は正反対のところにあり、「タブー視されているものを禁止して違法に取引されるよりも、合法的に管理するほうが安全」という方針なのです。


「合法」ということは、逆に言うとその場所に近づかなければ、基本的に接触せずに済むと言うことです。 

コーヒーショップ周辺の治安にご注意!

アムステルダム コーヒーショップ周辺に注意!

みなさんに特に注意していただきたいのが「COFFEE SHOP」と書かれたお店です。一見、カフェかと思うようなネーミングですが、実は「大麻などのソフトドラッグを販売する小売店」のことを指すのです。これを知らないとカフェ休憩…と思って店内に入ってしまう人もいると思います。コーヒーが飲みたい場合は「CAFÉ」と書かれたお店に入りましょう

また、コーヒーショップ周辺には稀に(大麻が原因?で)不自然な動きをしている人がいます。心配であれば、コーヒーショップが密集しているようなエリアは道を変えるか、足早に通り過ぎるようにしましょう。

アムステルダムの自転車

オランダと言えば自転車!というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?アムステルダムの街に行くと、たくさんの人が自転車に乗っているのを見かけます。街の景観の一部にもなる自転車ですが、「乗れば車の仲間入り」と言われるほどの乗り物ですから、危険もあります。

オランダの自転車政策

オランダでは1970年代頃に排気ガスや燃料などの問題から、自動車を減らし積極的に自転車を利用しようという運動が起こりました。政府が精力的にこの政策に取り組んだこともあり、現在ではオランダは世界的に有名な自転車大国となりました。特にアムステルダムでは、運河が街中に広がるほど平たんな街なので、とにかく自転車が多いです

自転車専用路に注意!

日本でも都市部では最近増えてきましたが、オランダのほとんどの道路には自転車専用路があります。慣れていない日本人はついつい自転車専用路の上を歩いてしまい、ベルを鳴らされてしまったり、思わぬ接触をしてしまったりする可能性があります。自転車専用路はヨーロッパでは車道と同じ感覚です。猛スピードで通り抜ける人もいますので、必ず歩道を歩きましょう。

冒頭でお話しした通り、オランダは「売春」も合法です。アムステルダムには売春宿が立ち並ぶ『飾り窓地区』と呼ばれるエリアがあります。このエリアは中心地からすぐ近くにあるので、地図を見ずに散策していると意図せずにたどり着いてしまうことがあります。

『飾り窓地区』とは?

オランダ 飾り窓地区周辺の地図

『飾り窓地区』は英語で“Red light District”と呼ばれ、その名の通り窓から漏れる赤い光に満たされたエリアです。起源は16世紀まで遡り、ヨーロッパの主要港であったアムステルダムに集まる航海中の男性たちに向けて作られました。

窓の前に下着姿の女性が立ち、興味を持った男性と直接価格やプランを交渉し、部屋の中で営業を行います。女性は個人事業主となっており、部屋の管理や清掃など、すべて自ら行うのが営業形態の特徴でもあります。

気になる『飾り窓地区』の治安

売春宿が並ぶ地区と聞くと治安が悪そうなイメージをもたれるかもしれませんが、昼間などはたくさんの観光客が行きかい、治安が特別悪いわけではないと感じました。中には昼間から営業しているお店もありますが、明るいうちは特に注意しすぎる必要はないです。


しかし、夜間には独特の赤いライトと、好みの女性を探しに来るたくさんの男性で溢れます。夜は返って人通りが多いので、危険があるわけではないですが(もちろんスリ・置き引きはありますが)、女性にとっては少し居心地の悪い空間に感じます。


友達同士の旅行で、雰囲気を見に行く程度ならいいと思いますが、家族との旅行や女性一人で行くのは個人的にはおすすめしません。

オランダ アムステルダムの街並み

オランダと言えば、ハイネケンが有名ですよね!アムステルダムにはハイネケンの体験型博物館Heineken Experience)もあります。街を歩いていると、ハイネケンのロゴをぶら下げたレストランやバーをたくさん見かけます。せっかくオランダに来たのだから、ハイネケンを飲みたい!夜の街を体験したい!と思われる方もいると思います。ですが、お酒を飲む際にも少しだけ注意が必要です。

夜でも人通りは多い、でも深夜に出歩くのは危険!

アムステルダムは夜遅い時間であっても観光客が多く、大通りを選べばそこまで危険はないと言えます。とはいえ、深夜に街をでかけるのは必ずしも安全とは言えません。お酒を楽しむのであれば、季節にもよりますが遅くとも23時までには宿に戻るようにしましょう。

コツはなるべく宿の近くで飲むこと

オランダ アムステルダムの治安事情

アムステルダムの市内中心地の宿はかなり高いので、街はずれにホテルをとっている人もいると思います。夜遅くにトラムやメトロに乗るのはあまりお勧めしません。移動が必要であればタクシー乗り場からタクシーを利用しましょう。(タクシーは高いですがぼったくりはほぼないそうです。チップを10%程度渡すのを忘れずに)


一番いいのは宿の近くのバーやレストランでお酒を飲むことです。もしくは、アムステルダムでは明るいうちからビールを飲めるので、早めに飲み始めて明るいうちに宿に戻るのも一つの手です。

オランダ アムステルダムの治安事情

アムステルダムの治安で注意すべき点は、以下のとおりです!


1.空港や駅では荷物を持ってキョロキョロしない。わからないことはインフォメーションセンターで聞く。

2.バッグはファスナーを閉め身体の前に持つ。ポケットは空。歩きスマホ厳禁!

3.大麻に興味がなければ『コーヒーショップ』には近づかない。

4.猛スピードで通り過ぎる自転車に注意!自転車専用路を歩かないように。

5.女性一人では夜の『飾り窓地区』には近づかない。昼間は問題なし。

6.お酒を飲むときは節度を守って。夜間の出歩きは危険。

オランダ アムステルダムの治安事情

いかがでしたか?以上、女性目線で見たアムステルダムの治安情報でした。

アムステルダムは美しく、見どころの多い街です。ぜひこれらの注意点を守り、アムステルダム観光を楽しんでくださいね!