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アルゼンチン

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南米最高峰アコンカグア登山体験記!高度順化で標高6,900mの挑戦レポと諸費用や服装も紹介!

2020.02.10

アコンカグアは南米最高峰の山。アンデス山脈に属しています。数年前、テレビで登山企画が放送されたことから名前が知られるようになりました。標高は高いのですが、天候に恵まれ、体調がよければ登りやすい山。アコンカグアに登った時の様子をレポートします。

この記事に登場する専門家

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冒険と登山が好きな自転車乗り

うなお丸

植村直己さんに憧れて登山を始めました。世界のあちこちに旅をするのが大好きです。よろしくお願いいたします。

  1. アコンカグアに行ってきました!
  2. アルゼンチンに到着
  3. メンドーサで諸手続きと荷造り
  4. アコンカグア登山日程
  5. アコンカグア登山1日目:なだらかな山道を行く
  6. アコンカグア登山2日目:高度順化を楽しむ
  7. アコンカグア登山3日目:ベースキャンプまで22キロの道のり
  8. アコンカグア登山4日目:体調回復の一日
  9. アコンカグア登山5日目:荷揚げにとりかかる
  10. アコンカグア登山6日目:天候待ち
  11. アコンカグア登山7日目:相方と離れてキャンプニドヘ
  12. アコンカグア登山8日目:なかなか進まない道のりをベルリン小屋まで
  13. アコンカグア登山9日目:アタック成功!
  14. アコンカグア登山10日目:最高の誕生日
  15. アコンカグア登山11日目:休養しつつ荷物整理
  16. アコンカグア登山12日目:がらんとしてきたベースキャンプ
  17. アコンカグア登山13日目:下山〜メンドサへ
  18. アコンカグア登山のポイント
  19. アコンカグア登山にかかった費用
  20. アコンカグア登山装備
  21. 2月がアコンカグア登山に一番オススメな理由!
  22. 南米の最高峰は楽しかった
  23. 筆者のインスタグラムはこちら
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こんにちは!うなお丸です。

アコンカグアに登ってきたので、山道の様子やキャンプ場のレポートをします。


アコンカグアはチリ・アルゼンチンにまたがるアンデス山脈にある山。

標高が6,962mあり、南米大陸最高峰の山として知られています。


登山をしない人の間では、あまり有名な名前ではありませんでした。

が、私が登ったと同じころに、イモトがTV企画で挑戦したものが放映され、以降名前が知られるようになりました。

日本を発つ前は、周りに説明しても「どこそこ?」扱いだったものが、帰国したら「あそこ行ったの!?」と言われるようになって面白かったです。


私が登ろうと思ったきっかけは、植村直己さんの本にこの山が出ていた事。彼が目指した大陸最高峰の1つであるということもあり、登ることを決意しました。

ブエノスアイレスからメンドサへ移動

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アルゼンチンには、カナダとチリを経由して到着。エア・カナダが安かったんです。

まずは、首都ブエノスアイレスへ。

そこからメンドーサに移動することになりました。


時差ボケを解消するためと観光のため、ブエノスアイレスで一泊ホテルを取り、翌日、メンドーサまで移動しました。バスの夜行便があったので、そちらで向かうこととしました。

★登山のみを目的としている場合は、現地の航空会社LAN航空などで、迅速に動くのもアリです。

アルゼンチンの気候についての情報はこちら

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引用: https://www.instagram.com/p/BxhoSbFBbQr/?utm_source=ig_web_copy_link

メンドーサについてからはムーラサービス会社INKAへの申し込みを済ませ、メンドーサ観光局で入山料を支払いました。

入山料は、当時は1人あたり1,100ペソ。これがハイシーズンとなると、2,200ペソとなり、少し値段は高くなります。


キャンプ用のガス缶や食料などを買い込み、ムーラサービスに預ける分とそうでない分に分けたのちに、バスで登山口オルコネスへと向かいました。

この作業で3日を費やした形となりました。

荷物のパッケージは、重くなるので取ってしまってから荷造りしました。


バスの乗り場で時間、値段などを調査。

翌朝未明に来いと言う事を言われ、その日は早めの就寝となりました。

利用ホテル:Casa Pueblo Hostel

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当時は一人900円くらい。

バス停でおじさんがお客さんを探していたので、案内してもらいました。

街の中心部からは少し離れていますが、スーパーが近くて便利でした。

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2012/2/3~2012/2/15

メンバー 自分、妻、メンドーサの宿で知り合った日本人2人

メンドーサから登山口オルコネスまでバスで移動

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メンドーサから入山口まではメンドーサから出ている路線バスに乗り、アコンカグア登山口のオルコネスへと向かいました。

3時間弱でオルコネスへと到着。標高は2,950m。

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バスを降りると、ムーラサービスINKAに預ける荷物を渡します。


登山口にて支払い済みの領収書を見せた上で、必要な手続きおよび、ゴミ袋をもらい、登山を開始しました。

キャンプ地コンフルエンシアへ移動

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この日の登山は、登山というよりも平地歩きがメイン。

行けども行けども風景が変わらないオルコネス峡谷を歩き、分岐を右に進んで、アコンカグアの南壁の見える麓のキャンプ・コンフルエンシアにて一泊となりました。

標高は3,340mです。

1日目のキャンプ・コンフルエンシア

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コンフルエンシアを利用せず、途中にキャンプをしている人もいるそうです。

ただ、公園の規則、また、数多くの人がいる安心感などを考えると、こちらの方がいいと言う事で、コンフルエンシアにテントを張ることとなりました。

1日目は時差ボケの疲れ、また移動、準備の疲れなどもあり、一瞬で寝入ってしまいました。

コンフルエンシア〜オルコネス峡谷〜コンフルエンシア

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この日は軽い運動のみ。

高度順化と体力温存の1日でした。


コンフルエンシアからオルコネス峡谷が見える所までのんびりと歩いて、戻り、昼からは水分をとりながらのんびり。

テント内でくつろぎたかったのですが、テントの中は朝までの日が陰っている時間は猛烈に寒いのですが、昼からは猛烈な暑さでとても寝れたものでありません。

屋外での日光浴のようなものがメインとなりました。


メディカルテントでSPO2(血中酸素濃度)をはかり、異常がなかったので、翌日には次へ進む計画を立てて就寝となりました。

コンフルエンシア〜オルコネス峡谷〜プラサ・デ・ムーラス

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この日は最も歩いた1日となりました。

コンフルエンシアからオルコネス峡谷を経てプラサ・デ・ムーラスへと向かいました。

ひたすら平坦、または登りの道を22kmほど歩きます。

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夫婦で登っていたのですが、妻は高山病の症状がだんだんと出始めていました。

慣れない暑さ、そして疲れもあり、参ってしまったようでした。

日が暮れてからプラザ・デ・ムーラスに到着

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朝9時ごろに出発、プラサ・デ・ムーラスへ到着したのが19時ごろ。

着いた時にはあたりは真っ暗。妻はSPO2が80を下回っていたので、メディカルテントで1日様子を見ることとなりました。

2人でスポーツドリンクを飲み、その上で私はラーメンを食べ、テントを張って就寝となりました。

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妻は明け方には回復、SPO2も90以上になりました。私は不安な一夜を過ごしましたが、大丈夫という一報を聞き、ほっとしました。


ここの標高的には、4,300m。

登頂を目的としている自分は、これより高い山へ行ったこともありますのでまだいいのですが、妻は同伴者。

ここまでよく頑張ったと言うことで、この後はキャンプの留守を預かってもらうこととなりました。

プラサ・デ・ムーラスで休養

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プラザ・デ・ムーラスで高度順化。

キャンプ場で会った色々な人から話を聞いて過ごしました。

キャンプ地に日本人の方がおられたので、少し話なども行いました。

下山してくる人の中には、かなりきつめの凍傷を負っている人、風でやられた人たちもいました。

風がかなりきついので、風の対策を中心に考えるべきという指摘を受けました。

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テントの中でお茶を飲みつつ、荷物の仕分けを行いました。

上部キャンプへ持っていく食料とベースキャンプに残すものを分けた他、防寒具の整理、ザックの整理など。


氷河の水を引いた水道はあるのですが、早朝は凍り付いていて使えません。

日が登ってから水をくみ、お茶にしました。

陽が出ている間は暑く、日が沈むと一気に寒くなるので、チョコレートが解けて固まってしてました。

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引用: https://www.instagram.com/p/Bu4eKJhgc8o/?utm_source=ig_web_copy_link

プラザ・デ・ムーラスでは、トイレはムーラサービス会社のトイレを利用させてもらうことが出来たため、そちらでトイレを借りました。

便座の下の缶に貯めておき、下の缶を定期的にヘリコプターが回収していっていました。

キャンプカナダ往復順応(荷上げ)

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キャンプカナダまで往復し、荷揚げがてら順応することとなりました。

キャンプカナダまでは今までの道と違い、かなりの急登となり、それが山頂まで続いています。


キャンプカナダまで登って、そこに登頂用の水10リットルと食料を残置。

荷物は、INKAにズタ袋のようなものを大量にもらえたので、それに入れておきました。

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キャンプカナダは標高5050m。


キャンプ地手前の目立つ岩の所に荷物を残置している人もいましたが、私はここを通り越して、700m上がったところで荷物を残置。

1時間ほど休憩をして降りることとなりました。


下りはかなり楽に降りる事ができました。

キャンプカナダからの下りは富士山と変わらない感じで、砂を飛ぶような感じで降ります。

降りてからはのんびりとお茶などを飲んで過ごしました。

暗くなってからは日記などを書き、早めに寝ました。

プラサ・デ・ムーラスで天気待ち

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この日は、天候が悪化するという情報があったので、プラザ・デ・ムーラスで滞在となりました。

元々高度順化も含めて20日程度かけて登っていく山なので、そう言う意味でも休める日は休んでおいた方が良い、と周りの人にも言われました。


この日はテントでのんびりしたり、プラザ・デ・ムーラスを散策したり。

アートギャラリーがあったので、覗きに行ったりしました。


この日も早めに寝ました。

天気予報をチェックできる

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引用: https://www.instagram.com/p/Bt-wcsIgrkF/?utm_source=ig_web_copy_link

プラザ・デ・ムーラスには、インターネット回線が通じているテントがあります。

ムーラサービスに契約していると、そこで天気予報の情報を提供してもらえました。

キャンプニドへ

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同行している相方はここより上部へは行かない事となったため、ここからは1人で向かう事となりました。

厳密にいうと、メンドーサで知り合った日本人1人と同行していましたが。


キャンプカナダで荷物を回収後、キャンプニドへ向かいました。

荷物といっても食料だけなので、それをしっかりと分けつつ、上部へと向かいました。

ガレ場をゆっくりと歩く

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キャンプカナダからは、標高が5,000mを越えるため、足がしっかりと出ません。

足元は富士山のようながれ場の道が続くので、足を取られながら、キャンプニドまでゆっくりと進みました。

キャンプニドにて1泊

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キャンプニドにもメディカルスタッフがいて、SPO2をはかってくれました。

その後、テントを張ったのですが、強風吹きっさらしの所にテントを張る形となっており、難儀しました。


トイレは、キャンプ内のトイレでしている人以外にも登山道でトイレをしている人も多く見かけられ、少し驚きました。


この日はご飯を食べ、就寝。

キャンプ場の標高は5,400m、酸素が薄くなっているのを感じました。

ベルリン小屋へ

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ここからは高度順化をせず、どんどん登っていきました。

この日はキャンプニドからベルリン小屋(標高5,950m)へ。


キャンプコレラ(標高6,000m)を目指すのが一般的な形となっていて、私もそこを目指していたのですが、どうにも身体がバテてしまい、先へと進む事が出来ませんでした。

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ベルリン小屋への道は、がれ場や急登が続いていました。

富士山のような砂を主体とした登山道、その上高度が6,000m近いため、一歩一歩がかなりしんどい道でもありました。

というかそもそも進もうと思っても進まない。まさに3歩進んで2歩下がるという表現が正しい、そんな道でもありました。

ベルリン小屋は寂れた雰囲気

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引用: https://www.instagram.com/p/BhNXJwmFiLY/?utm_source=ig_web_copy_link

夕方ごろ、ベルリン小屋へ。

この日は高度からくる怖さ、またその日の疲れもあり、あまり食事もできずに一夜を過ごしました。

ベルリン小屋はかなり汚く、打ち捨てられたキャンプ地と言う言葉が正しかったです。


次の日は朝5時にテントを出て、アタックを目指すことにしました。

ベルリン小屋から山頂~そしてプラサ・デ・ムーラスへ

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3時に起きて準備をし、食事を食べてから5時に出発しました。荷物はいくつかベルリン小屋に残置して、上を目指す事になりました。


山頂への荷物は、カロリーメイトやゼリー系の、吸収・消化しやすい食料と、スポーツドリンクの粉を溶かしたものを1リットル。

また、高山病に良いとされるそば茶を魔法瓶につめて出発しました。

残置したものは、衣類や大きなザック、バーナーなどです。

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出発して2時間ほどは、日がさしていないこと、標高が既に6,000mを超えている事などもあり、ものすごい寒さ。

かなり酸素が薄く、息が整わない状態で歩みを進めていく事となりました。


キャナレータと呼ばれる場所に入り、比較的斜度が落ち着いた場所をしばらく歩かねばなりません。

ここは山頂が見える位置にあるのですが、それだけに山頂がいつまでたっても近づかないように思え、神経をかなりすり減らしました。

端まで歩いて小休止。ここでポーランド氷河ルートと合流します。


遠くの方に雲が見えてきて、なんだか嫌な予感がしましたが、1歩1歩進むしかないので、ゆっくりと、しかし着実に進みました。

頂上で天候悪化

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引用: https://www.instagram.com/p/Bg9UDPxH0Mr/?utm_source=ig_web_copy_link

山頂直下に達した時、さっきまでの青空は嘘のように、猛吹雪に。

なんとか登頂を果たせたのですが、写真を撮るどころではありません。

晴れたらこんな感じらしいです。


1~2分だけ山頂にいたあと、すぐに下山を開始。

ほかのパーティーも皆下山しており、キャンプニドに降りるまでこの吹雪、降雪は続きました。

プラザ・デ・ムーラスまで強行軍

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引用: https://www.instagram.com/p/Bgclyb7lXLz/?utm_source=ig_web_copy_link

下りはほかの人の背中を追いながらおりました。

同じ日に登った人たちは、キャンプニドで滞在する人がほとんどだったのですが、私はそこからさらに下山。

食料にあまり余裕がありませんでしたし、それよりも早くおりて今後の日程をしっかりと(南米を周遊する予定だったので)考えたかった事もあり、夜になってからもヘッドランプを点けて降りる事に。

少し疲れ過ぎて幻覚のようなものが見える中、プラザ・デ・ムーラスで待つ妻の元まで降りることができました。


降りてからは泥のように眠りました。

レンジャーの方にも心配はされましたが、ポカリスエットだけをがぶ飲みし、眠ったのを思い出します。

ベースキャンプで休養

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昨日の筋肉痛、また、水分不足、そしてお昼過ぎまで食欲もあまりなかったので、プラザ・デ・ムーラスで休養。

疲れと達成感に包まれた1日でした。

最良の誕生日

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実はこの日は誕生日。

ムーラサービス会社のテントにはレストランもあったので、ディナーを注文。

4,300mのプラサ・デ・ムーラスでシャンパンをあけ、お祝いとなりました。


最高の誕生日、周りの人にも祝っていただき、楽しい誕生日となりました。

誕生日を祝う以外はほとんど寝ていました。

下界へ降りる準備

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この日もほとんど寝ていました。

帰りはまたムーラに荷物を運んでもらえるので、乗せる荷物と自分たちで運ぶ荷物の仕分けをしていました。

帰りは、コンフルエンシアで泊まらずに一気に登山口まで歩いていくことを決めました。


山頂はかなり荒れている天気だそうで、しばらくは登れないとのこと。

2月のアコンカグアは、1月よりもチャンスは少ないのだな、と実感しました。

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この日もプラサ・デ・ムーラスに滞在。

2月の半ばを過ぎて、同時期に登っていた人々も徐々にキャンプを後にしていました。

殆どのパーティーが下山してきており、一週間以内にはムーラサービスの人々も下山するとのことでした。


3月にはいると入山料が要らないのですが、そのかわりきつい条件下で登ることになるため、登山者が激減するそうです。

登ってくる人はほぼ皆無でした。


また、山頂付近からのヘリコプターも何度か行ったり来たりしているのが見えたりもしていました。おそらく動けなくなった人を運んでいるのでしょう。

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この日は長丁場。プラサ・デ・ムーラスからオルコネスまでひたすら下山が続きます。


基本的にアコンカグアは下りは下り一辺倒、登りは登り一辺倒の坂が続くので、そのあたりは気が楽です。

道に迷うこともありません。

膝、足首の捻挫などに注意を配った上でオルコネス峡谷を淡々と降りて行きました。


荷物を妻と分配し、時々大休止を挟んで飲み物などをのみ、次来るとしてもしばらくは来れないであろう景色を楽しみながら、下山。

ひさびさの下界へとたどり着くことができました。


下山してからは登山事務局で手続きを行い、入山した時に受け取ったゴミ袋にごみを詰めてを提出。これが提出できないと、途中でごみを捨てたのだろうと言われて罰金となります。


その後バス停の近くにあるレストランで食事をとりました。

「チキンウィズベジタブル」と書かれたメニューがあり、久しぶりのフレッシュ野菜を食べられるかと注文。

ですが、野菜はポテトしかなくて2人で笑ってしまいました。

久しぶりの肉とポテトに舌鼓をうち、バスでメンドーサへ。


メンドーサに戻ってからは、登山前に利用した宿へ。

実は、ここで、登山以外の荷物を預かってもらっていたのです。

荷物を受け取ってから、あまった食料とワインで乾杯、夜を楽しみ、翌日からは南米一周旅行に出発となりました。

暑くて寒い

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引用: https://www.instagram.com/p/BhUHKrIh9L9/?utm_source=ig_web_copy_link

アコンカグアは、標高7,000m近い山。

標高100mごとに0.6度気温が下がると言われているので、7,000あると、夏場でも氷点下になります。

ベースキャンプのそばまで氷河がありますし、常にすごく寒いのかと思うと、昼間は20度を超えます。

とくに、日の光が当たるとじりじりと暑くなります。

この気温差で、体調を崩さないようにしなくてはいけません。

高山病対策必要

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アコンカグアは6,962mの山なので、7,000mと同じだけの高度に対する知識がいると言えるでしょう。

一気に登るというより、高度順化をして徐々に登る山。

如何に高度順化を上手く出来るかが鍵になってくると言えます。

ベースキャンプを中心にしながらしっかりと高度を順化しなくてはいけません。


途中にあるキャンプ地点も理解しておき、そのキャンプ地点まで往復したりするだけの体力を身につけておきましょう。

入山料

当時はアルゼンチンペソ払いができたので、1100ペソ。

現在は、国外登山者は米ドル払いのみ。以下は2018年のデータです。


安い時期

個人登山者 730ドル(約8万円)

公認ツアー会社登録者 590ドル(約6万5千円)


高い時期

個人登山者 950ドル(約10万4千円)

公認ツアー会社登録者 800ドル(約8万8千円)

ムーラサービス業者料

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引用: https://www.instagram.com/p/B0VtgPrApPq/?utm_source=ig_web_copy_link

登山口からベースキャンプまで、ムーラというロバのような動物に荷物を運んでもらえるサービスを利用しました。

利用したのは、現地最大手のINKA。

最低金額830ドル(9万1千円)。

メンドサで契約できます。


ベースキャンプへの荷物輸送

ベースキャンプでのダイニングテント

水道

トイレ

天気情報

メディカルテント


などの利用料が含まれています。

ベースキャンプまでは使わない食料や高山登山道具を持って行ってもらえるので、とても助かりました。

こちらを利用したことで、入山料も140ドル(約15,000円)安くなりました。


利用できるのが3人~なので、メンドサのホテルで知り合った日本人登山者2人とシェアしました。

(おそらくムーラに荷物を積むのに、2人未満だとコスパが悪いのでしょう)

登山口までのバス

メンドーサのバスターミナルから、アコンカグアの登山口までバスで移動。

3時間で約600円

プラザデムーラスでの食事

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一度だけ、INKAがプラザ・デ・ムーラスで提供している晩ご飯を利用しました。

1人約5,000円でした。

地上から遠いので高いのですが、登山記念と誕生日のお祝いを兼ねてちょっと奮発しました!

INKAの人たちが『HappyBirthday』を歌ってくれました。

その他

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アルゼンチンへの渡航費 約150,000円

ブエノスアイレス〜メンドサまで 約2,250円

メンドサでの滞在費など ホテル 1泊900円、食費1日約500円

衣類

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化繊の半そでシャツ5枚

薄めの長袖シャツ3枚

フリースの長袖シャツ2枚

登山ジャケット


登山ズボン2枚

レギンス2枚


薄めの手袋

厚めの手袋

薄めの靴下3足

厚めの靴下1足


登山靴


帽子

目出し帽

サングラス

ネックウォーマー

登山道具

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登山ザック(80リットル)

サブザック(40リットル)


居住用

テント

銀マット

シュラフ

ヘッドライト


登攀用

アイゼン

ピッケル

コンパスと高度計付き腕時計

地図


食事や暖房用

魔法瓶

シングルバーナー

コッヘル

ガス缶(メンドーサで購入)

カトラリー

マッチ

十徳ナイフ


医薬品

ニベア

日焼け止め

消毒

ばんそうこう

包帯

洗顔セット


記録用

スマホ

カメラ

文房具


それぞれをカテゴリ別に入れるナイロン袋いろいろ(スタッフバッグやジップロックが便利)

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ストック代わりのモップの柄(ストックにするために持ってきた園芸用ポールがロストバゲージしたため、メンドーサで購入しました)

食料品

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パン

スパゲティ

アルファ米

サラミ

玉ねぎ

ジャガイモ

味噌汁

コーンスープ

塩、コショウ


青汁

スポーツドリンク

粉末ジュース

そば茶


チョコレート

カロリーメイト

クッキー

ヴィダーインゼリー(アタック用)


スパゲティは、沸点が低いので、あまりもちもちに湯がけませんでした。

そば茶は、ルチンが毛細血管を強めるらしいので、血と酸素の巡りがよくなればと思って持っていきました。

アコンカグアのベストシーズン

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南米大陸は基本的に日本と気候が逆となります。また、南半球の山ですので、シーズンは日本の冬です。12月から3月がシーズンとなっていますが、3月になると雪がちらついたり、風が強くなる事が原因で登頂できなくなるので、基本的には12月から1月にかけて登る人が多くなります。


2月は入山料が安くなる

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また、アコンカグアでは12月から1月にかけてはハイシーズンとなるため、入山料がかかりますが、2月になると、入山料がかなり安くなります。このことから節約する人は2月に登山する人も多いですが、2月そのものの日数も少なく、また最後の方になると天候が安定しないことから、値段を取るか、もしくは登頂の可能性を取るかのどちらかになってくると言えるでしょう。

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アコンカグアの登山をまとめました。

日本では高度順化を繰り返す山という経験はなかなかないので、もどかしく感じる部分もありました。

けれど、日々身体が山になじんでいく感覚は楽しいものがありました。

私にとっては4つ目の大陸最高峰となりましたが、その中では一番の高さ。

いろいろ不安はありましたが、無事登頂できてとても嬉しかったです。


この記事が、これから登山する人への参考になれば幸いです。

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