香港の免税店は4つだけ！ブランドが安い各免税店の特徴を現場から発信！

こんにちは！かつては香港でブランド店の列に並んでいたものの、最近はもっぱら「食べる側」に回っている香港好きライターのzuenmeiです。

香港は今も昔もブランド物が安いです！

それは輸入物の関税や消費税がないからです。

香港の免税店ではだいたい日本よりも30％程度安いですが、ブランド物によってはもっと安い場合もあります。ただ、為替レートが１HKドル＝15円を超えるとそれほどお得感がなくなってしまうという欠点があります。しかし安いだけでなく、「正規品」だというメリットは強いです。

また香港には化粧品中心の免税店もあり、日本未入荷のものなども含めて種類が豊富なのでとても魅力的なんです！またブランド物といえばアパレルを想像しますが、フォートナム＆メイソンの紅茶なども日本では買えないようなものがあって、ユニークです。

ここでは香港に４つある免税店をご紹介いたします。

香港の免税店は代表的なものは４つあります。

①尖沙咀の広東ロード、あのハーバーシティの道を挟んでほぼ斜め向かいに【Tギャラリア香港byDFS】があります。(ハイブランド中心)

②尖沙咀東のほぼ紅磡(ホンハム)に寄った場所に【Tギャラリア尖沙咀イースト店】があります。(ブランド+食品などのお土産ものあり)

③銅鑼湾にコスメ中心の【Tギャラリア・ゴーズウェイベイ店】があります。

④香港国際空港内にはいくつか免税店がありますが、コスメ中心の【Beauty & You】がおすすめです。

なお、世界的に有名なTギャラリアを運営するDFSは実は香港で創業したってご存知ですか？ただ値段が安いだけではなく、DFSのお膝元ならではのサービスも受けられるのが魅力です。

コスメ中心が2つありますが、日本未入荷のものも多く種類も豊富です。それに免税店だと正規品だというのも安心です。とくに化粧品は肌につけるものですので、まだまだコピー商品が出回っている香港ですので、安心できるなら免税店がいいということになりますね！コピー品は心配です。

また正規免税店だとおまけをつけてくれることも多いので、結構お得感もあります！ここでは、香港にある4つの免税店を解説していきます！

まず１つめは香港で1.2を競う繁華街、尖沙咀(チムシャーツイ)にある【Tギャラリア香港byDFS】です。以前は1階のコスメをはじめ、2階にはSWATCHやFossilなどのカジュアルな時計や民芸調のポーチ、中華菓子なども売っていたのですが、何度かのリニューアルを経て、現在のようなガチガチのハイブランド揃いの店に生まれ変わりました。

1階は化粧品、2階はファッション、3階は時計や貴金属などの高級ブランドが並んでいます。化粧品も40以上のブランドが揃う、香港でいちばん大きな免税店です。

休憩室もあって、無料でコーヒーやお茶が飲めるサーバーがあった時代が懐かしいと思うのは私だけでしょうか？

現在では1階はディオール、ランコム、エスティーローダー、ゲランなどのブランドコスメ、2階はグッチ、フェラガモ、バリー、コーチなどかなりハイブランドのアパレル中心となっています。

お土産品は若干ありますがゴディバや奇華(キーワー)などブランドスイーツなどです。

個人的には日本にも入って10周年ですが、Jo Malone Londonのコスメが狙い目かなと思っています。

ゲランのトラベル用フェイスパウダーもかわいいです！日本では見ないようなパッケージのものもあって、欲しくなってしまいます！

営業時間:10：00-22：30(土日祝は23：00まで)

定休日:無休

URL:Tギャラリア香港byDFS

尖沙咀のネイザンロードから続くモーディ・ロードを紅磡方面に5分ほど歩いて、リーガル・カオルーンホテルを通り越し、ニューワールド・ミレニアムホテルのすぐ近くにある3階建ての免税店店です。

かつてはブルース・リーのTシャツやマグカップなど、こてこてな香港みやげがありましたが、すでにこちらの免税店も高級志向になりました。

1階からは2階は化粧品、ファッション、そして3階はマーケットプレイスのフロアです。サプリメントやフェイスマスク、お菓子なども充実しており、かつての免税店の雰囲気を残しています。

アパレルやバッグ、時計などのブランド物の種類はTギャラリア広東ロード店とほぼ同じですが、お土産品のGODIVAの種類が多いです。それもミルクチョコが130HKドル(約1800円)から買えてとてもお手軽！カカオ比率の高いドイツのRitter Sportsチョコ(25HKドル・約350円)やスイスのTobleloneのチョコやヌガー(120HKドル・約1700円)はお手頃でバラマキ土産にもいいですね。

全体的に免税品店の中ではお菓子の種類がとても多いように感じました。特にRitterスポーツのカカオ比率の高いチョコは日本で買うと何千円としますので、お買い得です！

他にはペニンシュラ・ブティックのエッグロール(180HKドル・約2800円)などもあり、若干お安く買えるようです。

営業時間:10：00-19：30

定休日:無休

URL:Tギャラリア尖沙咀イースト店

香港島の繁華街銅鑼湾(ゴーズウエイベイ/トンローワン)のそごうにほど近い位置にあるTギャラリア・ゴーズウエイベイ店は、コスメが中心の免税店です。地下鉄銅鑼湾駅のF2出口と直結していて、とても便利です。

といっても他の免税店と同じく、時計やアパレル、お土産品も置いています。

とくに化粧品の価格に関しては「アジア１安い」と豪語しているようでかなり自信があるようです。

ブルガリのこんなパッケージの香水、かわいいです！日本未入荷品もざくざく！

他の免税店に比べると比較的新しい店らしく先進的な内装で、エスティーローダーやゲラン、ディオールなどおなじみのブランドの他、韓国コスメのIope、スティックコスメのNudestix、カナダのスタイリッシュなコスメCargo Cosmeticsといったブランドはこの免税店しかありません。

また資生堂も入っていますが、日本より安く買える可能性もあります。地下にはビューティコンシェルジュがいますので、わからないことがあれば相談してみましょう。

カナダのカーゴコスメティックスのアイシャドウ。パッケージもかっこいいです！

営業時間:10：00-22：30

定休日:無休

URL:Tギャラリア・ゴーズウエイベイ店

巨大な香港国際空港のターミナル１西ホールのゲート35近くにある「Beauty & You」の化粧品中心の免税店。韓国のShilla免税店が運営しています。

香港国際空港はとにかく巨大なので、行き着くまでが大変だと思いますが、時間に余裕をもって行きましょう！

こちらは化粧品が中心の免税店ですが、バッグ＆アクセサリーや時計、サングラス、そしてお茶やお酒、チョコレートなども置いています。

でもやはり注目は日本未入荷の化粧品類ですね。特に香水類の種類が多い印象です。ディスカウント率は約30％。

空港の中にありますので、お土産など買い忘れなどがあるときにも便利ですね！

営業時間:6：30-1：30

定休日:無休

URL:Beauty & You

では、香港の免税品店で買うとどのようないいことがあるのでしょうか？

香港に限ったことではないですが、世界中にある400のDFSのギャランティーが受けられます。つまり返品や交換、修理などが受けられるのです。

あまり知られていないかも知れませんが、DFSのROYAL Tというポインtのプログラムがあり(カード、モバイル)、1ドルの購入に応じて1ポイントがたまり、1000ポイントでUS10ドルとして使えます。

さらに5000ドル、20000ドル、80000ドルの購入で、ジェード、ルビー、ダイヤモンドとランクが上がっていきます。そのランクに応じて無料送迎やラウンジサービスなど、いろいろなサービスが受けられます。

入会方法はTギャラリア免税店を訪れた時に入り口でもらうフロアマップについている「ナンバーシール」を登録するだけです。「フロアマップなど要らないわ」と捨ててしまわないようにしましょう！

プレゼント選びや旅行のコーディネートなど、専門のコンシェルジュに相談できます。なお、このサービスは一番ランクが低いクラスでも可能です。

昔から免税店では送迎の無料サービスが受けられますが、現在も継続しているようです。ただし、このサービスはルビークラスからです。

じわじわとタクシー代が上がっている香港では、これはかなり嬉しいことです。なお、宿泊ホテルから免税店までタクシーに乗り、レシートをもらって受付で支払ってもらいます。

ジェイドクラス以上のお急ぎの人には、朝、免税店のサイトで商品をオーダーし、同日の夕方受け取ることができます。なお、デリバリーも可能です。

Tギャラリア広東ロード店では、ルビーとダイヤモンドクラスになると、なんとプレステージ・ラウンジが使えます。個室になっていてかなりラグジュアリーです。

そこではスキンケアやビューティアドバイス、Macによるインターネットアクセスも可能です。ショッピングに疲れたら一休みするのに嬉しいサービスです。

免税品の範囲というのをご存知でしょうか？免税品範囲を超えると、空港の税関で余分な税金を取られてしまうことがあります。

カテゴリはたばこ、酒類、香水、その他の品物と分かれており、酒類なら760mlが3本、香水なら2オンス(1オンス＝28ml・コロン、トワレは含まれません)、その他のものは20万円の範囲で免税になり、それを超える金額だと全額が課税されてしまいます。たばこの場合は、2018年より免税範囲が変更になり複雑になっていますので、詳しくはサイトをご覧ください。

香港自体が免税品店のようなものなのに、わざわざ免税店に行く必要あるの？と思っていたあなた、免税店には独自のサービスもあるのがおわかりいただけましたでしょうか？

免税店で買うと安い上、世界中にあるDFSで返品や交換、修理などが受けられます。またポイントプログラムのステージに応じてラグジュアリーなサービスも受けることができますので、あなどれません。

ぜひ、今度の香港訪問時には免税店を覗いてみて下さいね！

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