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南仏ニースお土産選びにおすすめ4店舗!ニース中心部で手軽に揃う!
フランス南東部ニース。青い海と赤茶色の屋根とカラフルな美しい街並みの中でゆったり過ごしたいなら、ちょっと面倒な「ばらまき用お土産」はニース中心部のスーパーや商業施設でそろえてしまいましょう。チェーン系スーパーなどからお土産購入におすすめ店舗を4つご紹介します。
この記事に登場する専門家
フランス在住ブロガー
幸
定番スーパーで手軽に「ばらまきお土産」をそろえよう
こんにちは、ニース在住ライターの幸です。
年間を通じて過ごしやすい日が多いニースでは、美術館などの観光地巡りやショッピングを楽しむのも良し、海辺で日光浴をするも良し、リゾート地らしい過ごし方が色々。
せっかくの旅だから、貴重な時間はできるだけ自分のために使いたいですよね。
でも「帰国後に、友人や職場で配るばらまき用のお土産も買っておかないと」と観光がてらにいつも何かお土産物を探し、気がつけばかなりの時間を費やしてしまっていた、なんていうことはありませんか?
これからご紹介するニース中心部にある定番スーパーや商業施設を上手に利用して、手軽に「ばらまきお土産」をそろえてみてください。
※記事内で紹介する商品の円表示は2019年7月5日時点の為替レートに基づきます。あらかじめご了承ください。
ニースのスーパーでお土産選び①カルフール(Carrefour)「ルフレ・ド・フランス」シリーズ
フランスのスーパーマーケットチェーン「カルフール(Carrefour )」ではオリジナルブランドの「ルフレ・ド・フランス(Reflets de France)」を展開。
地方ごとに非常に豊かな食文化を持つフランスの、各地の伝統食材や料理を紹介しています。生鮮食品、缶詰、調味料、乳製品など、関連製品は多種多様。どの製品でも容器や外装にブランドカラーのクリーム色が使用されているので、店内で見つけやすいです。
ばらまき用のお土産には軽量なお菓子・スナック類がおすすめです。
フランスの「どの地方で生産されたか」「どの地方の伝統食品か」が商品名や外装に記載されているので、ニース以外に旅行した地方のものも一緒に選ぶ、なんていうことも可能です。
例えば、写真左側の瓶は「プロヴァンスのイチジクのコンフィチュール」、右側の瓶は「ノルマンディーの牛乳のコンフィチュール」といった記載になっています。なお、コンフィチュール(ジャム)類の価格は2.5€~4€(約304円~487円)前後です。
有名料理人ジョエル・ロブション氏も監修に参加
「ルフレ・ド・フランス」は、日本でもレストランやベーカリー、カフェなどを展開している有名料理人のジョエル・ロブション氏が1996年のブランド設立当初から監修しています。
お土産を渡す際に、小ネタとして話に添えるのも良いのでは。
プロヴァンスのお菓子「ナヴェット・ド・プロヴァンス(Navettes de Provence)」
「ルフレ・ド・フランス」からニース市も含まれるプロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方のお菓子「ナヴェット・ド・プロヴァンス」をご紹介します。
ナヴェットは船の形をした焼き菓子。もともとはニースから車または鉄道(TGV)で3時間の場所にあるマルセイユのお菓子です。がっしりと固くて、オレンジの香りがします。
シンプルですが、食べ始めると意外と止まらない味です。個装されていないので、お皿などに入れてお出しするのに向いています。1袋2.8€(約340円)前後(店により多少異なる場合があります)。
コートダジュールのお菓子「カリソン・デクス(Calissons d'Aix)」
こちらも南仏エクサン-プロヴァンスの伝統菓子「カリソン・デクス」。地中海盆地産アーモンドとプロヴァンス産のメロンの砂糖漬け、オレンジの皮を使用して作られています。値段は1箱(18個入)7.18€(約874円)前後。
ニース市内に店舗をもつ菓子専門店「Le Roy René」が監修しているカリソンが、お手頃価格で味わえます。なお、Le Roy Renéニース店でカリソンを購入するなら店舗情報はこちら。
ニース中心部近くならカルフールシティNice Lepante店がおすすめ
カルフールには複数の営業形態がありますが、ニース中心部では「カルフールシティ(Carrefour City)」と「カルフールエクスプレス(Carrefour Express)」が便利です。営業時間が夜21時~22時くらいまで、店舗によっては日曜日の午後も営業しているので助かります(日曜休業・午後閉店の店舗もあるのでご注意を)。時間があれば、トラムにのって大型ショッピングモール「ニースTNLショッピングセンター」まで足を延ばしてみるのも良いでしょう。
カルフールシティNice Lepante店
住所:31 Rue de Lépante, 06200 Nice
営業時間:月~金7時~22時、日曜9時~13時
アクセス:トラムLigne1「Jean Médecin」駅下車徒歩6分
カルフールエクスプレス(旧市街内)
住所:3 Place Saint-François, 06300 Nice
営業時間:月~金8時~21時、日曜9時~13時
アクセス:トラムLigne1「Cathédrale - Vieille Ville」駅下車徒歩2分
カルフール(Nice TNL Shopping Center内)
住所:15 Bd Général Louis Delfino, 06300 Nice
営業時間:月~金8時30分~22時、日祝定休
アクセス:トラムLigne1「Palais des Expositions」駅下車徒歩3分
カルフール公式サイト:https://www.carrefour.fr/
ニースのスーパーでお土産選び②選択肢を広げるならモノプリ(MONOPRIX)
スーパーでばらまき用のお土産をそろえるなら、チェーンスーパーの「モノプリ(MONOPRIX)」もおすすめです。
日本で言えば「成城石井」とでも言いましょうか、ちょっと良いものがそろっているという印象です。
ジャンメドゥサン通りの大型店がおすすめ
「モノプリ」でお土産選びをするなら、ニース市の目抜き通りにあたるジャンメドゥサン通りにある大型店(NICE VICTOIRE店)が便利でしょう。日曜日も営業している点もポイントです(※モノプリは店舗によっては日曜は午後閉店しているのでご注意を)。
住所:30 Rue Biscarra, 06000 Nice
営業時間:月~金8時30分~21時、日曜9時~20時30分
アクセス:トラムLigne1「Jean Médecin」駅下車徒歩2分
定番スナック、特産品からお酒まで選択肢は豊富
モノプリNICE VICTOIRE店の食品フロアは、生鮮食品やお惣菜なども充実。さながら日本のデパ地下といったところ。
チーズやフランスの一般的なお惣菜などの量り売りもあるので、宿泊先でのおつまみや海辺や公園でのピクニック用として買ってみるのも良いでしょう。見た目も味も良いものが充実しているので、お試しください。お寿司も売っています(日本人的にはお高いですが)。
食品コーナーはかなり商品豊富なので、色々な選択肢が欲しい時に便利です。どこのスーパーでも買える定番品から、ワインなどの酒類、特産品の瓶詰なども充実。
生活雑貨や衣料品なども取り扱っていますので、食品以外からお土産を探したい場合にもどうぞ。南仏名物「マルセイユ石鹸」なども、旧市街の専門店よりお手頃価格(2€(約243円)くらいから)で置いてありますよ。
食品フロアは夕方大混雑。空いている時間帯にゆっくりとお土産選びを
地元住民も利用するスーパーなので、日本同様、夕飯前の買い出し時間帯は非常に混みあいます。週末は終日混雑している印象。落ち着いて店内を見て回りたい時は、ぜひ平日の午前など空いている時間帯を狙ってみてください。
少量のお買い物であれば、セルフレジ(英語表示に切り替え可能)で手早く会計することもできます。
ニースのスーパーでお土産選び③日本ではまだ店舗数が少ない冷凍食品のピカール(Picard)でスナック類
日本の店舗はまだ東京・神奈川のみのピカール
2016年11月に日本に進出した冷凍食品スーパー「ピカール(Picard)」。日本ではまだ東京と神奈川だけに出店中(2019年7月現在)なので、比較的珍しいブランドと言えるでしょう。
さすがに冷凍食品をお土産にすることはできませんが、冷凍食品以外のピカールブランドの食品やグッズをお土産にしてみるのも良いでしょう。
シンプルで見た目にも食べたくなるパッケージのスナック類
ピカール製品のパッケージは、雑誌に掲載されているような写真を使用していて、とても「美味しそう」「食べてみたい」と思わせてくれます。実際は「想像どおり」か「思ったより美味しい」という感じです。スナック類のパッケージも同様に、シンプルでわかりやすいので、フランス語があまり読めなくても選びやすいはずです。値段は2€(約243円)くらいのものからそろっています。
ニース中心部に複数店舗あり
ピカールはニース市内に複数店舗あります。ニースの目抜き通りになるジャンメドゥサン通りから近いのはこちらの店舗。
住所:43 Rue Pastorelli, 06000 Nice
営業時間:月~土9時~19時30分、日9時~12時45分
アクセス:トラムLigne1「Masséna」駅下車徒歩4分
スーパー以外で選びたいならニセトワール(Nicetoil)が便利
ジャンメドゥサン通りにある複合商業施設
「スーパー以外でばらまきお土産を選びたい」という場合は、ジャンメドゥサン通りの「ニセトワール(Nicetoil)」という複合商業施設が便利です。
服飾ブランド、インテリア用品やレストランなども同じ建物内にあるので、効率よくお土産探しを進めていきましょう。
住所:30 Avenue Jean Medecin, 06000, Nice
営業時間:物販店10時~20時、レストラン10時~19時半(店舗により異なる場合あり)
アクセス:
①トラムの場合 Ligne1「Jean Médecin」駅下車すぐ
②SNCF(フランス国鉄)の場合 「Nice-Ville」駅下車徒歩10分
③バスの場合 2、 4、22、 38番バス「Victor Hugo」または「Dubouchage」駅下車、
3、7、 8、 9、 10、 14、 22番バス「Médecin-Pastorelli」または「Médecin-Hôtel des postes」駅下車
ニセトワールでお土産選び①クスミティー(Kusmi Tea)の紅茶
ニセトワール1階(フランスでいうところの0階)にあるのが紅茶専門店「クスミティー」。
パリに本店を構える1867年に設立されたティーメゾンです。カラフルな店内は目に入るだけで惹きつけられます。
日本での取扱いは首都圏中心のブランド
日本では店舗・取扱い店は首都圏が中心。日本の店舗よりもゆったりとした店内で、試飲などしながら選んでみてはいかがでしょう。
ニセトワール店は、いつ行ってもさほど混んでいないので、落ち着いて品定めが可能です。
住所:30 Avenue Jean Medecin, 06000, Nice ニセトワール0階(日本式で1階)
営業時間:月~土10時~20時、日11時~19時
ニセトワールでお土産選び②イヴロシェ(Yves Rocher)のオーガニックコスメ
日本未進出のフランス発自然派コスメ
ニセトワール1階(フランスでいうところの0階)にある、いつ行っても割と来店客で混みあっている印象なのが、自然派化粧品店の「イヴロシェ」。
日本では並行輸入による取扱いが中心で、実店舗がないため(2019年7月現在)、まだあまり知名度は高くない印象ですが、フランスでは非常に人気のブランドです。「フランスで人気があるコスメ」という売り文句で配るのに適しています。
入店すると、すかさず店員さんが相談に乗ろうと声をかけに来てくれますが、必要がなければ笑顔でお断りすれば大丈夫です。
住所:30 Avenue Jean Medecin, 06000, Nice ニセトワール0階(日本式で1階)
営業時間:月~土10時~20時、日11時~19時
小さめサイズもあるので「ばらまき」に便利
リップクリーム(3€(約365円)~)やハンドクリーム(4€(約487円)~)など、細々とした商品も多いので、ばらまき用に便利です。リップクリームもハンドクリームも、優しい香りのものが多いです。パッケージには使用されている素材のイラストが描かれており、見た目も華やかなので、お土産としての印象も良くなりそうです。
もし旅行がソルドの時期に重なっていれば、50%オフで購入できる商品が激増するので、ぜひ立ち寄ってみてください。
ジャンメドゥサン通りに路面店もあり
イヴロシェはジャンメドゥサン通りに路面店もあります。店内の広さ、混み具合とも、ニセトワール店と比べてどちらもあまり差はない印象です。路面店の方は、エステティックサロンも併設されています(要予約。オンライン予約が可能です)。
住所:11 Avenue Jean Medecin
営業時間:月~土9時30分~19時30分、日祝11時~19時
アクセス:トラムLigne1「Masséna」駅から徒歩1分
ニセトワールでお土産選び③ナチュール・エ・デクヴェルト(NATURE & DÉCOUVERTES)の小物類
アウトドア用品からコスメ、本、子供用知育玩具まで商品色々
ハイキングやキャンプが大好きな人が多いフランス(のみならずヨーロッパに多いです)。そういう人には心をくすぐられるものが数多く見つかる「ナチュール・エ・デクヴェルト」。
アウトドア用品、旅行用便利グッズやコスメ、リラクゼーショングッズ、書籍、子供用知育玩具まで、取扱商品は非常に幅広いので、まだ何を買おうか決まっていないような時に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ばらまき用に使えそうなものも発見できるかもしれません。
もちろん、自分用やちょっと特別なお土産探しにも良いでしょう。
住所:30 Avenue Jean Medecin, 06000, Nice ニセトワール2階(日本式で3階)
営業時間:月~土10時~20時、日11時~19時
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ニースは美しい地中海を眺めながら散歩したり、城跡からコートダジュールの景色を眺めたり、ゆっくりと時間を過ごしてもらうのにぴったりの場所だと思います。
「誰かのために買っておかなきゃ」というばらまき用のお土産選びにかける時間は、ぜひ上でご紹介したスーパー・商業施設を利用して、上手に時短してみてくださいね。
筆者のブログ
2016年に夫と猫とともに、フランス語ゼロで日本からフランスへ移住しました。 移住に伴うフランスでの手続き(移民局、滞在許可証、セキュリテソシアル、運転免許、猫の海外引っ越し)や、南仏を中心に訪れた街や村を紹介しています。
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