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カンボジアの文化と注意点!旅行前に知っ得な人口・歴史・伝統芸能・治安等をご紹介!

2019.09.09

「カンボジア」と聞いてどんなことを思い浮かべるでしょうか。世界遺産アンコールワットは有名ですよね。でもどんな文化・伝統芸能があるのか周辺の東南アジアの国に比べてもなかなか思い浮かびにくいのではないでしょうか。せっかく旅をするなら文化や芸能に触れてみませんか? カンボジア在住者が自信をもってお勧めする「伝統芸能を体験できる施設」を中心に旅行時に知っておくと便利なカンボジアの文化も紹介していきます!

この記事に登場する専門家

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カンボジア在住ライター

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カンボジア在住の20代。これまでアジアを中心に旅をしてきました。最新のトレンドや日本のみなさんにも紹介したいあれこれを発信していきます。

  1. 勢いのある若者たちに圧倒!でもその背景には
  2. カンボジアに来たら気を付けてほしいこと!【文化の注意点】
  3. カンボジアに来たら味わってほしいこと!【文化のおもしろみ】
  4. なかなか触れることのできないカンボジアのクメール伝統芸能
  5. おすすめの伝統芸能体験1)Cmbodian Living Arts
  6. おすすめの伝統芸能体験2)Sovanna phum theater
  7. 警戒は怠らず!楽しい旅行を。
  8. せっかくカンボジアを旅行するなら...

驚くべき平均年齢!

国旗にはアンコールワットが描かれています

カンボジアで生活していると、若者の多さに驚きます。カンボジアの人口は約1,600万人といわれ、平均年齢は25歳!これがこの国のパワーの所以かもしれません。

この平均年齢になったのは、単に国が豊かになったからだけではありません。

芸術も失われた、クメールルージュの時代

当時の収容所を見学できるトゥールスレン博物館

1975年から79年にポルポトが政権を握っている間、知識人や宗教家、教師などが虐殺され、人口の約4分の1にあたる約200万人の人々がなくなったといわれています。(死者数は諸説あり)

そのため、現在の40から50代以上の方々の数は急激に減っているのが人工比からみることができます。この時、多くの芸術家も殺害の対象となり、地方へ身を潜めた方や国外へ逃亡した方が多くいたといわれています。ポルポト政権が倒れてからも芸術家として食べていくのが難しい時代が続きました。

まずは笑顔でチョムリアップスオ!

街で牛に出くわしても、笑顔で!

カンボジアの方と出会ったら挨拶の際には笑顔で手を合わせましょう。

丁寧なあいさつは「チョムリアップスオ」。初めての方には特にこのように挨拶しましょう。

内戦の話や政治関係の話はタブーです。よほどの信頼関係がある人でない限りこのような話はしない方が無難でしょう。

またFacebookが一番人気のSNSです。商店もホームページを持たずFacebookで宣伝しますし、日々の情報交換もfacebook上で行われることが多くあります。最新の情報を手に入れたいなら、また仲良くなったカンボジア人とつながっていたいなら、すでに消してしまったかもしれないあなたのFacebookアプリを再インストールしておきましょう。

世界一の祝日大国!街に誰もいない!?

閑散とした独立記念塔周辺

カンボジアには様々な宗教を信仰する方がいますが、国教は仏教ですので基本的に仏教の習わしに沿った祝日が制定されています。ちなみに祝日の数は現在世界一です。

特にプチュンバンとよばれるお盆(2019年は9月下旬)にはほとんどの人が地方都市へ帰省します。下の写真の通りプノンペンはゴーストタウン化し、大手のチェーン店以外はほとんどの店が閉まりトゥクトゥクもなかなかつかまりません。旅行される方はこの期間を外されることをお勧めします。また11月の水祭りの時期にはプノンペンに多くの観光客が訪れますので、逆に賑やかな雰囲気を楽しんでいただけると思います。

トイレ編~手動ウォシュレット

流しちゃダメです!

都市部ではだいぶトイレが整備されてきています。トイレットペーパーはほとんど使いませんので、常にティッシュを持ち歩いていたほうがよいです。トイレットペーパーが備えつけられていてもゴミ箱にいれるところがほとんどですので、誤って流して詰まらせないようにしてくださいね。

トイレ脇にあるホース

ただ手動ウォシュレットがトイレについています。というのも、小さなシャワーヘッドのついた短いホースのようなものが便器の横に設置されていて、かなりの勢いで水がでます。それを利用してカンボジアの人たちは用を足した後にきれいに洗っているのです。トイレに入って便器が水浸しでもご愛敬。

通貨とチップ~気持ちよく過ごすために

アメリカドルとカンボジアリエル

カンボジアで使用されているのはアメリカドルとカンボジアリエルです。併用されていますのでアメリカドルをお持ちであれば無理にリエルに両替する必要はありません。(観光地・都市部の場合)ただ1ドル以下の支払いや市場等でのおつりはリエルを使用することが多いため計算方法も覚えておきましょう。レートにもよりますが、基本的に1ドル=4,000リエルで換算します。こちらに住んでいると光熱費はリエルで支払うことがあるため、「今月の電気代20万リエルだったよー」なんて会話をすることもあります。(日本円で5,000円程度)

チップはあくまでも気持ちで。

基本的にチップは必要ありません。ただ街では駐車場等の警備員に少額のチップ(1ドル以下がほとんど)を支払っている様子をみかけます。もし交通整理等してもらった際にはリエルでサッと支払うとスマートかもしれません。また高級レストランやホテル、マッサージ等観光客向けのサービスにおいては、受けたサービスによってチップを残すのがスマートです。特に西洋人が多いホテルに連泊される方は数ドルのチップを置いたほうが清掃の仕上がりが違うなんて声も聞いたことがあります。

どこでも美味しいコーヒーを

カンボジアのチェーン店Bworn Coffee

カンボジアの文化を語る上で欠かせないのがコーヒー。数年前まではいわゆるカンボジア式コーヒーが主流でコンデンスミルクをたっぷり入れた甘いコーヒーをグラスに入れて飲む姿が見られました。コーヒースタンドに行くとおじさま方がボクシングを観ながらコーヒーを交わしている様子を今でも見かけます。

市内にあるBrown Coffeeのとある店舗

ただ数年前にBorwnというお洒落コーヒーチェーンがオープンしブレーク、またスターバックスも数多く出店し、コーヒー熱が再燃。今度はエスプレッソをベースにしたラテやアメリカーノを楽しむようになりました。

あちこちでみかけるエスプレッソマシーン

街のあちこちに(プノンペンの一部地域では1つのブロックに1件)曲がり角を曲がればコーヒーショップもしくはスタンドを見つけることができます。価格はコーヒースタンドでは1杯1ドルほどからから、カフェでは2ドルほどから楽しむことができます。コーヒースタンドであっても豆を挽くところからやってくれるので、香りのよいおいしいコーヒーをいつでも楽しむことができます。

ユニークなカップホルダー~プラスチック削減の波

ドリンクホルダー付きのローカルコーヒー

カンボジアでコーヒーを買うと、写真のようにユニークなホルダーをつけてくれます。

これがあればバイク通勤のカンボジア人たちもハンドルにひっかけて楽々コーヒー通勤!

一緒についてくるお茶はビニール袋で直接提供されます。


そんな中カンボジアにもプラスチック削減の波が押し寄せていて、大手のチェーン店や西洋人オーナーの店などで紙パックなどが使われ始めているほか、レジ袋を有料にする店も増えてきています。

またストローを提供しない店、紙や竹ストローを提供する店も増えていて、竹ストローはお土産としても人気があります。

彫刻の中にも伝統芸能の一部が

カンボジアの伝統芸能って何を思い浮かべますか?真っ先に思いつくのはアプサラダンスでしょうか。まだまだたくさん存在するカンボジアの伝統芸能をカンボジアに訪れる方にはぜひ触れていただきたいです。ただ、まだまだそれらを体験・鑑賞できる施設を見つけることはなかなか難しく、ガイドブック等で紹介されているものは食事のおまけのような形でついているようなものが多い印象を受けます。またそうしたものはカンボジアの一大観光地であるシェムリアップにあることが多く、首都プノンペンでお目にかかることはめったにありません。でももう少しじっくりと伝統芸能を鑑賞したい、自分でも体験したい、プノンペンにしか滞在しないという方々にも自信をもってご紹介できる2つの施設をご紹介します。

Cambodian Living Artsの劇場

カンボジアリビングアーツはカンボジアのローカルNGOです。

内戦中にほとんどの芸術家が虐殺された過去を持つカンボジア。生き残った方々もアーティストとして食べていくのは難しく非常に大変な思いをされてきました。

現在の代表がカンボジアの舞台芸術の保護のために立ち上げたこの団体ではカンボジア国内外で様々な活動をされています。その中でも観光客向けに開催されているものをご紹介していきます。

プロ直伝!伝統文化ワークショップ

劇場のある国立博物館

観光客も多く訪れるナショナルミュージアムに併設されている劇場でプロのダンサー・音楽家によるワークショップが毎日開催されています。時間は午後3時から1時間半程度、価格はお一人当たり15ドル。公式ホームページから簡単に予約ができます。

ダンスワークショップ

プロのダンサーによるレクチャー

-ダンスワークショップ

主に開催されているのは、ダンスのワークショップ。初心者の方、カンボジアの文化に触れてみたいという方にももってこいのワークショップです。


プロのダンサーの方に基本的な知識(例えばアプサラダンスの手の動きの意味や動作があらわす感情について)などを紹介していただいたあと、ココナッツの殻を使ったリズミカルなダンスを参加者たちが実践します。

楽器体験ワークショップ

楽器ワークショップの様子

楽器を体験することも可能です。

プロのアーティストの方々にカンボジア伝統楽器を演奏形態とともに教えて頂きます。

目の前で演奏される楽器の音色にうっとり。

最後にはプロの指導で演奏体験もでき、楽団の一員としてアンサンブルもできます。

Cambodian Living Artsによるショー

演出も加わり迫力満点のショー

同じくナショナルミュージアムに併設された劇場にてCambodian Living Artsが毎晩行っているショーがあります。

毎晩19時より1時間程度。客席は3種類あり、値段はC席の15ドルより5ドルずつプラスとなります。おすすめはB席(20ドル)以上です。


カンボジアの伝統舞踊であるアプサラや各地方に伝わるフォークダンスなどを組み合わせたショーをみることができます。カンボジアの踊りのいいとこどりとでもいいましょうか、観光客にピッタリのショーです。

こちらのショーの特徴は歌詞の内容が英語訳されスクリーンに映し出されることです。(一部演目において)歌詞の内容を理解しながらショーを楽しむことができます。演目は時々変わるので詳細はホームページをご覧ください。昼間のワークショップで笑顔で教えてくれた先生たちが、ステージにあがっていることも。きりっとした表情にプロを感じました。

レストランから見るトンレサップ川

観光に便利なリバーサイドから徒歩ですぐなので、ショー鑑賞後にトンレサップ側のほとりを散歩しながらバー1杯なんてのもよいのではないでしょうか。

また周辺のレストランとのディナーがセットになったチケットなども販売されていますので、旅のスケジュールにうまくあわせてみてください。

カンボジアの無形文化遺産の1つでもある影絵芝居。大きなものは2メートルを超える影絵を実際に見ると迫力があり、その世界観に引き込まれます。

カンボジア国内でも数少ない影絵芝居のシアターをご紹介します。

Sovanna phum Association

Sovanna Phum Asociationというこちらもローカルが運営するこのシアター。影絵師のMann Kosalさんが中心となり1993年に結成されたこの団体は、内戦時代に消えかけたカンボジア伝統の影絵を継承していくことを目的として結成されました。ご本人の体調や財政難などから一時や存続も危ぶまれたのですが、ファンドレイジングで資金を集めるなどし現在でも活動を続けています。

迫力の影絵を中心としたショー

この看板が目印

こちらは日本人観光客がほとんどおとずれない、プノンペンの南のエリアにあります。地元感満載の住宅街や商店をを抜けるとそこに劇場があります。ステージや暗幕までもが手作り感満載で、地元の公民館(あるいは神社?)で行われる出し物を見に行くようなわくわく感があります。

温かみのある劇場

ショーの開催は毎週金曜日と土曜日のみ。午後7時から1時間ほどの演目が上演されます。週替わりで演目がかわりますので、Facebookをご確認のうえお出かけください。主にカンボジアの大影絵芝居「スバエクトム」を中心に、仮面劇が公演されますが、週によっては小影絵芝居「スバエクトイ」が公演されることもあります。

目の前で繰り広げられる生演奏

この舞台では演者、また楽器の演奏者としても10代の子どもたちが多く活躍しています。開園時間前には多くの若者たちがバイクで出勤してくる様子も見られました。若者たちが一生懸命文化を守ろうとする姿に心打たれます。ステージとの距離が近く、時には客席をパフォーマーが通ることもありますので、とても臨場感のあるショーが楽しめます。また音楽もほとんどがステージ脇での生演奏で間近で演奏する様子が見られます。

パフォーマーとの記念撮影、おみやげ購入で思い出づくりも

お土産コーナーには影絵人形も

ショー上演後にはステージにあがってパフォーマーたちと写真をとることができます。また影絵芝居に使用されたパペットを手にすることもできますので、パフォーマーさんたちに声をかけてみてください。素敵な写真がとれること間違いなしです。

牛革を用いて一つ一つ手作りされた影絵人形

また入り口付近のチケットカウンターには影絵に使うパペットが飾られていて、販売もされています。鑑賞の想いでにぜひ1ついかがでしょうか。というのも、小さなパペットは3ドルから購入することができます。牛革を加工して作られたパペットたちは、1つ1つ手作りのため顔も表情も違っています。ぜひお気に入りを見つけてください。大影絵芝居に用いるようなおおきいものになると300-400ドル程度です。

プノンペンは街の発展に伴って軽犯罪が増えています。

バイクにのった犯人による(多くは2人乗り)ひったくりやスリが多発していますので、いつも警戒を怠らないようにしましょう。

これだけは守ってほしい、街歩きの注意点!

TUKTUK乗車中も気を抜かずに!

①歩きスマホ禁止

地図をみながら歩きたい、写真を撮りながら歩きたい、旅行者の方は特にそう思う方が多いと思います。ただ、あなたのスマホはどこから狙われているか分かりません。スマホを操作する際は道に背を向けたり建物の中に入ってからにしましょう。歩道にもバイクで乗り上げて盗むこともあるそうです。


②tuktukにのってからが要警戒

tuktukを捕まえて一安心、スマホを見たい気持ちはわかりますが、ドアのないtuktukはバイクを横付けされひったくられる可能性大です。tuktuk乗車中は特に警戒が必要です。リュックなどは肩ひもをかけ、体の前で抱え、スマホの操作は控えましょう。


③肩掛けリュックも気を付けて!

道を歩いているときも警戒が必要で、特に肩掛けリュックや手持ちバックなどは道の反対側で持つなど注意が必要です。リュック(バックパック)が一番安全ですが、片方の肩でもっていたりするとひったくられ、その拍子に倒れて腕を骨折した方もいらっしゃいます。


海外にいることを忘れず、警戒を怠らず、楽しい滞在にしてください。

プノンペン・リバーサイドの様子

旅行の醍醐味といえば、その土地の文化に触れること。

ただカンボジアではなかなか簡単なことではありません。

この記事を参考にしていただき少しでもカンボジアの文化、特に伝統芸能にふれて頂く機会ができれば幸いです。


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