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マドリードの気候・物価・治安まとめ!在住者が快適な旅にするアドバイスをお届け!

2019.09.27

スペインの首都マドリードでの旅行へ行く前に、事前に調べたいことは気候や物価、治安です。マドリードへ毎月出かける筆者が、旅行者としての目線でマドリードの気候・物価・治安を紹介します。参考にして100%マドリードを楽しんでください。

この記事に登場する専門家

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スペイン在住ライター

吉原久美子

スペイン在住20年。3人の娘と息子は現在、スペインで大学生、大学院生を各地でしているため、常にスペイン中を動き回っている状態です。子供達と一緒に美味しいものを食べることが生きがい!スペインの情報を中心に紹介します。

  1. マドリード概要:気候・治安・物価を知る前に
  2. 季節ごとの気候の注意点と服装
  3. マドリードの治安
  4. マドリードの物価
  5. マドリードで快適に過ごすために物価・治安・気候をチェック
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日本からマドリードへは、成田空港から直通便が出ており、飛行時間は約14時間です。

乗り継ぎ便は、羽田、関西空港、福岡空港など各地から出ています。

マドリードの空港であるバラハス空港からは、マドリードの中心まで約15kmの距離です。タクシーを利用すると一律4,200円(30ユーロ)。地下鉄は8号線で空港追加料金を足しても600円(5ユーロ)以内です。


使用通貨はユーロ。1ユーロは約120円です。

時差は冬時間は-8時間、夏時間-7時間。日本の正午がスペインで冬時間4時、夏時間午前5時です。

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スペインは「南欧」、「南蛮人」という言葉からなんとなく南の国というイメージがありますがマドリードは北緯40度で、札幌が北緯43度ですからほとんど同じです。東京は北緯35度ですからマドリードの方が北にあるということになります。

マドリードと北京、ニューヨークが同じ北緯40度。

ベストシーズンは春ですが、冬のクリスマスシーズンもおすすめです。

夏は暑く、遠出はできませんが、バカンスで人がいないため、美術館に入りやすいというメリットがあります。

マドリードの気候:春

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2月の終わりから桜の花を思わせるアーモンドの花がマドリードでも見られます。だんだん春らしくなっていきます。それでも、寒い日がたまにあり冬のコートを着ている人も多い季節です。ただ、太陽が登ると暑くなるので、重ね着をして温度調節できるようにしましょう。

マドリードの気候:夏

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5月になるとほぼ夏といっても良い気候です。タンクトップで自転車を走らせる人も見られます。最低気温の平均は、5月10度、7月、8月が18度、最高気温の平均は5月24度、7月、8月が35度です。暑い日は40度を超えることも。

マドリードの地下鉄は冷房がかなり効いています。いつも羽織るものを持って腰などが冷えないようにしましょう。

マドリードの気候:秋

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10月は11月に入ると最高気温の平均が15度まで下がってしまいます。1年のうちで雨が一番多い時期でもあるので、フード付きウィンドブレーカーなどを持っていると重宝です。

マドリードの気候:冬

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マドリードは12月から2月の最低気温はほぼ0度、日中も10度前後です。乾燥しているため、もっと寒く感じます。一方、室内や地下鉄など暖房が効きすぎている場所も多いので重ね着がおすすめです。服装は東京の冬と同じくらいか、もう少し厚着で。

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マドリードは治安が悪いといわれています。しかし、エリアによって治安の悪さは違います。

マドリードの治安は本当に悪いの?

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スペイン在住者には日本大使館からその月にあった犯罪のお知らせが送られてきます。毎月、スリや置き引きなどの事件があり、治安が悪いというイメージがあります。

でも本当に治安が悪いのでしょうか?

確かに最近は物乞いをする人が増えてきました。スリの集団がいることも確かです。

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しかし、だからといって治安が他国に比べてものすごく悪いということではありません。

大使館のお知らせメールを見るとどれも未然に防ぐことができたものも多いです。

例えば、バルやレストランで場所取りのためにバッグを置いてそのままトイレに行ったら、バッグを盗まれたというような場合です。

スペインに限らず、日本を一歩出たらバッグをどこかに置いたままというようなことはしないようにしましょう。

治安が悪いと言われるエリア

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エリアによって危険度が異なります。観光客が多く集まるところには、スリやひったくりのグループが待ち構えており、スキのある人を探しているので注意が必要です。


下部の赤い☆印がアトーチャ駅です。アトーチャ駅からソル、マジョールへパセオ・デ・プラド(プラド遊歩道)を通ってソル、マヨールへ行く道を黄色い矢印でマーキングしています。

上部の☆印がソル広場。マヨール広場はソル広場の西側です。

アトーチャ駅、ソル広場、マヨール広場が最も被害の多いエリア。

アトーチャ駅からプラド美術館への遊歩道やレティーロ公園は閑静で、疲れていると一休みしてしまいたくなります。

でも、気をゆるめないようにしましょう。

治安対策①:被害の多いスリの手口 を知る

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スリはほとんどの場合、グループで行動しています。

リュックサックを背中に担いでいる場合、大胆にファスナーを開けて中のものを吟味します。グループのうちの1人が体を押して、そちらに注意がいっている間にカバンの中やポケットから財布を盗みます。

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実は筆者もこの経験があります。


リュックのポケットを開けて中から物を取り出そうとしていました。数人のスペイン人が注意してくれ、どろぼうは逃げていきました。

カメラに気を取られてはいけないなと反省しました。

治安対策②:荷物を持っているときに治安の悪いエリアに近づかない

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マドリードからアンダルシアなどに出かけるとき、またアンダルシアなどからマドリードに入るときには、チャマルティン駅とアトーチャ駅が利用できます。

旅行の荷物を持っているときはチャマルティン駅利用がおすすめです。

治安対策③:重要なものはすぐに取り出せないところにしまう

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財布やパスポートなどはしっかりしまいこんでおきましょう。クレジットカードやデビットカードが暗証番号を入れるタイプで身分証を提示する必要がほとんどありません。

クレジットカードも別々に分けておくとさらに安心です。

すぐに取り出せる小銭入れを用意して利用します。

治安対策④:人と交流する

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地図やスマホを睨みながら歩くのは危険です。道がわからず、人のいない知らない場所に行ってしまうかもしれません。

スペイン人はとても親切なのでそばにいる人にきいてみましょう。


「行きたい場所の名前」を言って、ポリファボール(英語のplease)だけで十分です。

たどり着くまでに何度も聞けば良いのですから、語学力は必要ありません。また、現地の人と話しているとスリも近づくのをやめますよ。

犬を連れて散歩しているような人が地元をよく知っている人です。

治安対策⑤:常に注意が必要

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アトーチャ駅から歩いて5分ほどでプラド美術館につながるパセオ・デ・プラドという遊歩道があります。写真のようにとても静かな通りです。

こんな穏やかな道でも気をつけないとスリに出会う可能性はあります。

治安が悪い

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最近、物価が高くなりつつあるマドリード。

写真はマドリードのバリオ・サラマンカにある八百屋さんです。5分のところにカルティエのお店がある場所に位置しています。

かつてレアル・マドリードでプレイしていたベッカムがたまに果物を買っていました。

ここは普通の住宅街よりは少し高め。それでも普通の食材は比較的安価です。

さて旅行者が興味あるのは交通費や外食の値段ですね。

マドリードの物価①交通費 

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マドリードは比較的タクシーは他国の首都に比べると安いですが、やはり知らない国で乗ると不安があります。

写真の白地に赤いラインが入っている車がマドリードの正規のタクシーです。

空港から市内へは一律30ユーロですからそれだけは頭に入れておきましょう。

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次に市内観光をする場合の乗り物の料金について見ていきましょう。


マドリードは、メインスポットは意外と歩きながら見て回れる距離にあります。しっかり歩き回るのも楽しいのですが、電動自転車、レンタカー(電動)、地下鉄が便利です。

自転車は最初の30分50センチモ、次の30分から60センチモ加算で、かなりお得です。

レンタカーは1日25ユーロから。

でも道がわからないと迷ってしまいますね。

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おすすめは地下鉄です。

ただし、地下鉄のチケットを購入するのが結構面倒。〇〇線の〇〇駅というのが頭に入っていないと迷ってしまいます。

簡単で、リーズナブルなのは10回分の回数券です。チケットはカードを300円(2.5ユーロ)でチャージして、10回分1500円(12.20 ユーロ)をさらに購入します。

購入方法は英語版ですが音声なしでもビデオで簡単に理解できます。

10回の回数券なら乗車が140円(1.2ユーロ)でとてもお得です。

おまけに〇〇駅まではいくらだろうと考える必要がありません。

カードは複数人で使えます。

マドリードの物価②コーヒー

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スペインのコーヒーの値段はだいたい平均して140円(1.2ユーロ)です。アンダルシアに行っても北スペインに行ってもほぼ同じと考えて間違いありません。

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スペインにいるとスターバックスの方がちょっと高く感じてしまうかも。


また、プエルタ・デ・アルカラなど名所の真ん前にあるテラス席など、観光要所も高くなります。

観光要所で高いコーヒーを飲むくらいなら、パラドール(国営ホテル)や五つ星ホテルなどのラウンジがおすすめ。

「Hotel Villa Magna 」で1000円(8.5ユーロ)。

マドリードの物価③アルコール

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スペインはお酒が安いことは有名です。バルなどでビールを飲む場合、スペイン全体の平均値は220円(1.87ユーロ)と激安。ただし、マドリードとバルセロナのような都会や観光地として有名な場所などはこれより高額です。

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といってもマドリードの平均値は、350円(2.93ユーロ)ですから、かなり安いといえます。もちろんお通し(タパス)が付いています。

安いですが、飲みすぎないようにしましょう。

マドリードの物価④お食事

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precio食事をするレストランは、観光客用を避けることが大事です。観光客用は観光客用のメニューとお値段。地元の人が行くようなレストランやバルは、物価が上がったとはいえ、安いメニューはたくさんあります。一般の人たちの生活費は日本より低いため、スーパーマーケットがあるようなエリアが狙い目です。

それでも観光地から離れるのは嫌だと思う人も多いでしょう。観光地でもレストラン全部が観光客用だというわけではありません。

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レストランの探し方を紹介します。

スペインの料理といえば「パエリア」と思って、「スペインに滞在したら絶対食べたい」と思っている人が多いのではないでしょうか?

でも、パエリアはお米をスープから炊き上げる料理です。時間がかかることは想像できますね?

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それがいつでも提供できる状態にあるというレストランは、ちょっと疑いましょう。


おまけにパエリアは基本的にスペインの南東部にあるバレンシアの地元料理です。マドリードでもおいしいところは探せばありますが、一般的ではありません。


パエリアのないレストランの方が安くておいしい確率が高いです。

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スペインはお昼ご飯がメインです。午後2時がランチタイム。

ランチタイムにはいわゆる「定食」に当たる「メヌーデルディアmenu del dia」があります。

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お値段はお店の前に掲示していることがほとんど。

そういうレストランは比較的リーズナブルで定食が1,200円(10ユーロ)〜です。

マドリードの物価⑤ホテル

最近、マドリードのホテル料金は上昇気味です。12,000円〜24,000円(100〜200ユーロ)が一般的です。


hotelよりワンランク下と考えられるhostal(オスタル)はホテルよりは低料金。

オスタルを「民宿」と翻訳する場合もありますが、意外と居心地の良い場合も。

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写真はチャマルティン駅近く地下鉄Concha Espina駅そばにあるオスタルHostal Boutique Roisaです。1泊2人で1万円前後。写真のように広々とした室内でシャワーと浴槽が別々で、2人同時に汗を流すことも可能。


チャマルティンやピオドセ駅周辺など、繁華街から少し外れた場所が穴場です。

マドリードの物価⑥クラブ

マドリード滞在中は夜も楽しみたいですね。

ゴヤ通りにあるGoya Social Clubやアトーチャ通りのTeatro Kapitalなど素敵なクラブがマドリードには点在しています。

料金は入場料が1,800〜2,400円(15〜20ユーロ)で、ワンドリンク付きです。

クラブによっては、貸切パーティーや特別イベントで特別料金の日があります。公式Facebookで日程を確認して出かけましょう。

マドリードの物価⑦チップは必要?

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スペインではチップは必要ありません。

ホテルやバルで働いている人にきいたところ、最近は特にチップを置いていく人が減ってきているそうです。置いていかなくても特に不快に感じることはありません。

もちろん、とても良いサービスに対してチップをあげたくなったら、料金の10%くらいを置いていきましょう。

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アビラやエル・エスコリアル、アランフェスなど世界遺産の街へのアクセスも良いマドリード。ゆっくり滞在して楽しんでいただきたい街です。

マドリードの治安・気候は気をつけておけばほぼ問題なく過ごせます。物価はまだまだ安いホテル、レストランがあります。

予定を立てて素敵な旅に出かけてください。

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