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出発前に知っておきたい!インドの治安・注意点を在住者がご説明!

2019.07.10

インド旅行を計画中ですか?ちょっと気になるのは「治安」のことですね。ガイドブックを見るとあまり良い事が書かれていないですよね。ここでは在住者ならではの視点で、治安関係で注意することをお伝えします。気を引き締めて、最大限の注意をして楽しいインド旅行にしてくださいね。

  1. 執筆者紹介
  2. インドって安全?
  3. インドの治安に置ける注意点①空港
  4. インドの治安に置ける注意点②移動でのトラブル
  5. インドの治安に置ける注意点③ショルダーバッグの斜めがけは危険!
  6. インドの治安に置ける注意点④路上トラブルにご注意を!
  7. インドの治安に置ける注意点⑤ナイトスポットはご注意を!!!
  8. インドの治安 【準備編】①露出しすぎない服装を!
  9. インドの治安 【準備編】②保険付帯のクレジットカードを使おう
  10. インドの治安 【準備編】③インド人から見た日本人観
  11. インドの治安 【準備編】④インド人キャリアウーマンから日本人女性へのメッセージ
  12. 心ひきしめて、楽しく安全なインドの旅を!

若い頃から旅が大好きです。55カ国は巡ったでしょうか。今では名所旧跡というよりは、マイナーな国や地域の空気感、暮らしている人の生活感を体感するのが好きです。はまっている国はインド。スラムの子どもたちの支援をしているので、通算30回以上訪問し、長期にも暮らしていました。旅のコンセプトは生活しているように旅をすることです。これからもマイナーな地域の魅力をどんどん発信していきますね。今回は、はまってしまった国、インドの事情についてです。

インドの街

インドは筆者が大好きな国です。でも、残念ながら安全ではありません。この記事でお伝えすることは、これからインドに出かけようと計画している人には少しショックなことが多いかもしれませんが、反面教師にしていただいて、より安全にインドを楽しんで欲しいと思います。

 

筆者は30回以上、インドを訪れていますが、毎回何らかの災難に遭いました。本論で詳しくお伝えしますが、深夜の空港前での白タクーのぼったくり、列車の中でスリ、ホテル前で斜めがけのバッグをひったくられそうになって転倒事故。


プシュカルという巡礼地では僧侶から騙されて現金を取られたり、果ては到着地チェンナイ空港では日本で預けたスーツケースが出てこず、1か月後に日本の自宅に空っぽが届いたこと等々、聞いた人があきれるほどです。


友人は「レイプ以外全部体験したね」と悪い冗談をいいますが、事実です。さて、本論に入りましょう。

引用: https://www.instagram.com/p/Bw0fhy0nBdJ/?utm_source=ig_web_copy_link

今ではデリー国際空港は他の国の首都の空港と比べ何ら見劣りしない立派な建物になっていますが、相変わらず空港前は黒山の人だかりで、初めてデリーを訪れる人はびっくりするかもしれません。深夜にもかかわらず、そのような有様です。絶対空港の外に出ないようにしましょう。

 

空港中で夜が明けるのを待ってください。出てしまうと私のように白タクに引っ掛かり、5分の乗車で30ドル(3000円以上)要求されたりします。文句でもつけようなら、真っ暗な場所にほおりだされてしまいます。


実に多くの日本人旅行者が深夜デリーの街中の旅行代理店に連れていかれ、法外な値段のツアーを組まされたりしています。

インドの海岸

ゴアからムンバイまで2等列車に乗った時のことです。3人掛けの椅子で私が真ん中でした。隣の男の子と話をすると、これからムンバイの調理師学校に行くとのこと。


疲れていた私はうとうと。目が覚めた時、隣の男の子は席に居ず、バッグから財布が飛び出し、大きな紙幣だけが抜かれていました。

引用: https://pixabay.com/photos/asia-asian-auto-bike-building-bus-2181888/

バスはどうでしょうか?インドには公営と私営のバスがあります。必ず公営のバスに乗ってくださいね。それが判らず、切符の手配を友人任せにしていて、乗ったバスが私営バスでした。


ウダイプルからジャイプルに帰るのに倍以上の時間(6時間―>12時間)がかかってしまいました。私営バスは通常のバス停やバスディーポには停まっていなくて、道路に駐車しているので、見分けることは容易です。

 


 

頻発するレイプ事件

私営バスと言えば、デリーで数年前、レイプ事件がありました。医学部に通う女子学生がボーイフレンドとデート中、私営バスの中で集団レイプされ、外に放り出され死亡した事件です。


その詳細をお伝えすると、2012年、12月、理学療法を学ぶ23歳の女性が、インドの首都デリーで私営バスに婚約中のボーイフレンドと一緒に乗りました。


すると、6人の男たちがバスのドアをロックし、数時間にわたり鉄の棒を使って、女性に強姦や残虐な行為を続けたのです。男たちは裸のままの女性をバスの外に放り投げ、その後、彼女は亡くなりました。

インドのデモ活動

この事件をきっかけにインド国内では大規模な抗議デモが展開されました。私はその時、インドに滞在中で、強い怒りとショックで震えが止まりませんでした。


この事件はインド社会を震撼させました。事件の背景には低カーストの若者が持つ女性蔑視、高カースト者への恨みや怒り、自由恋愛をしている彼女と彼へのあこがれ、嫉妬などが爆発したものと私は捉えています。

 

大議論が巻き起こり、2013年9月、インド政府は異例の速さでレイプ犯を死刑にする法律を定めました。しかし、止まるどころか、レイプ事件は未だに頻繁に起こっています。


最近ではインド人女性だけでなく、外国人女性観光者もターゲットになっています。自分の夫と一緒にいた外国人女性観光客すら、レイプされたのです。

インドで斜め掛けは注意!

数年前の冬休み、大学の同僚と学生を連れて、スラムの子どもたちの支援をするためにインドに行きました。インドに着いて2日目、インドで一番神聖だとされるヒンズー教徒あこがれの巡礼の地、プシュカルに着きました。

 

しかし、その日の午後、外出先から宿泊しているホテルの前まで同僚と歩いて帰っていた私は、インド人大学生二人が乗ったバイクに後ろから襲われ、バッグをひったくられそうになったのです。


私が斜め掛け(これは危険ですね)にしていたショルダーバッグをバイクの後ろに乗っていた大学生が取ろうとし、私は横向きに数メートル引きずられてしまいました。


同僚の悲鳴でホテルのスタッフ全員が出てきて、すぐ医者を呼んでくれました。幸い、首にも異常はなく、難を逃れたのですが、引きずられた体の半分が内出血してしまいました。

インドの路上トラブルに注意!

インドの大都市では必ずと言ってよいほど物乞いがいます。中には赤ん坊を抱いた母親が道路の真ん中に出てきて、信号待ちの車の窓をたたき、「カナ(食べるという意味のヒンディー語)」と言ったりします。


心が痛みますが、無視してください。一人に金銭を渡すと、後に大勢が待機していることを覚えておいてください。

インドのナイトスポット

先ほどの倍以上かかったウダイプルからの帰り、深夜のバスターミナルで一人旅の日本人の若い女性を見かけました。


ネパールから長距離バスで来たとか。こちらは迎えの者がいましたが、「こんな夜中にどうやって宿を探すのだろう?」と心配になった私は、彼女をジャイプルの自宅に連れ帰り、泊めました。


あまりにも無防備で危なっかしくてたまらなかったのです。安全なインド旅を続けるためには、早め(明るいうち)のチェックインを心がけましょう。

インドのサリー

見合い結婚がほとんどのインドでは恋愛は一部の裕福な都会の人たちにのみ許されています。一方、テレビや映画ではロマンチックな映像が流れ続けています。


その結果、インド人男性には露出度の高い服は誘惑ととられる危険性があります。私は外出時、日常的に少し濃い目のサングラスで目を隠す工夫をしていました。

スーツケースが届かなかったとお伝えしましたね。空港で係員からどんなものを入れていたか、詳しく聞かれた私はすべて正直に申告しました。


その結果、申告した金目のものばかりが抜き取られて、スーツケースだけ送り返されてきました。


空港会社が親身になってくれたおかげで、保険付帯のクレジットカードでカバーできました。嫌な思い出は消えはしませんが、少なくとも金銭的な損害は無くなりました。

残念ながら、日本人はインド人から “Innocent Stupid Japanese! 「純真でまぬけな日本人」” と思われています。初めて聞いた時は、大変腹が立って “Impure clever Indian!(不純で悪賢いインド人)とやり返したりもしましたが、インド居住者として日本人観光客をみた時、「さもありなん」、と感じたことは多々ありました。


とにかく、インドはすべてのことで日本の真反対とおもっていれば間違いありません。日本の常識は通用しません。

引用: https://pixabay.com/photos/macbook-girl-friends-portrait-4255890/

以下のメッセージはムンバイに住む40代の女性ジャーナリストからのメッセージです。本国の女性ですら、これほどまでの警戒をしています。

Trusting your instinct is important.「直観を信じなさい!」
 
インフラが整っていない犯罪率の高い地域や紛争が起きている地域にも行っています。自分なりの安全対策をしています。

ドアにはチェーンをかけ、椅子をドアの前に置きます。取材のためウッタル・プラデーシュ州に行ったときはナイフを携帯しました。地元の警察の電話番号はつねに手元に置きます。

ドライバーはつねに信頼できる人を紹介してもらっています。目立たないように慎み深い服装をして肌はすべて隠します。神経質になりすぎているくらいですが、こうした安全対策をしていたほうが、していないよりはいいと言えます。

あるホテルで不安を感じ、そのホテルに泊まるのをやめたこともあります。直感を信じることも大事です。
引用: https://www.instagram.com/p/ByhQMEZB5-j/?utm_source=ig_web_copy_link

以上、インドの治安についてお話してきました。治安のことだけを取り上げれば、問題の多い国、インドですが、食や文化など余りある魅力にあふれた国です。


最大限注意をした上で、不思議な国、インドを楽しむことができたら、私のように「また行きたい!」という思いがふっと心に沸く時が来ます。

 

それはきっと本音で生きている人が多いからだと思います。「お金大好き!」「自分中心!」「No Problem!」といった主張を体ごとぶつけてくるインドでの開放感は、日本では到底味わえない爽快感なのかもしれません。


30回以上もインドに行った私ですが、すべてが判っているわけでは到底なく、まだインド象の鼻の先を触っただけの体験だとも思っています。参考にしてくだされば幸いです。

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