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在住者がお勧めする【パリの中心シテ島観光】徹底解説!インスタスポットも多彩!

2019.06.20

セーヌ川に浮かぶシテ島はパリ発祥の地、フランスの歴史を彩った数々の名所が残るパリ観光の拠点です。最近では島内のノートルダム大聖堂の火災が世界中に衝撃を与えました。見どころの多いシテ島観光を地図に沿って徹底解説いたします!

この記事に登場する専門家

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フランス在住カメラマン・ライター

ポーリアックめるも

訪れた国は40ヵ国以上 美術と歴史を巡る旅は四半世紀に渡ります カメラはニコン・パナソニック製を愛用

  1. ライター紹介
  2. 【パリの中心シテ島観光】A.ヴェールギャラン公園 & B.ポンヌフ橋
  3. 【パリの中心シテ島観光】C.ドフィーヌ広場
  4. 【パリの中心シテ島観光】D.パリ最古の時計台
  5. 【パリの中心シテ島観光】E.元牢獄コンシェルジュリー
  6. 【パリの中心シテ島観光】F.ステンドグラスのサントシャペル
  7. 【パリの中心シテ島観光】G.パリメトロ・シテ駅
  8. 【パリの中心シテ島観光】H.花と小鳥の市場
  9. 【パリの中心シテ島観光】I.フィリップ2世王のパリ城壁跡
  10. 【パリの中心シテ島観光】J.昔のパリにタイムスリップ Au Vieux Paris d'Arcole
  11. 【パリの中心シテ島観光】K.ユダヤ人犠牲者追悼メモリアル
  12. 【パリの中心シテ島観光】L.マロニエに彩られたノートルダム大聖堂
  13. 【パリの中心シテ島観光】まとめ

ポーリアックめるも 訪れた国は40か国以上 歴史と美術を巡る旅は四半世紀に渡ります フランス在住中 愛用カメラはニコン・パナソニック製

セーヌ川の中州のシテ島、芸術橋から見る先端のヴェールギャラン公園とポンヌフ橋です。Pont Neuf =新しい橋という名前は17世紀初めの完成時につけられたもの、今では反対にパリに現存する最古の橋であります。

Google Mapを元に地図を作りました。シテ島の長さは1kmほど、端から端まで歩いても30分もかかりません。紀元前にこの島に住み着いた住民たちはパリシー人と呼ばれていて、その由来からパリという街の名が生まれました、パリ発祥の地と言われる所以です。地図のABC順にご紹介していきます。

ポンヌフ橋より見るヴェールギャラン公園。セーヌ川を航行する観光船の発着所があります。船上から眺めるパリの景観は圧巻です、ぜひ一度必ず!と強くお勧めする観光ルートです。

三角形のドフィーヌ広場、フランス王アンリ4世が1607年、幼い王太子(未来のルイ13世王)の名を冠して造った広場です。奥には島の三分の一の面積を占める旧宮殿、現在はパレドジュスティス=主要司法機関として使われています。周りには瀟洒なレストランやカフェが並びます。

ポンヌフ側にアンリ4世の騎馬像がこの広場に向かって立っています、まるで父王が王子を見守るように。王は広場の完成4年後に暗殺されてしまいます。現代ではインスタ撮影で人気のスポットに、背景はルーヴル宮殿です。

1371年に設置されたパリ最古の時計台、何度もの修復を繰り返しながら、今も時を告げています。

コンシェルジュリーといえば・・あのマリーアントワネット王妃が投獄され、最後の日々を過ごした牢獄として有名ですね。元は宮殿の一部でしたが、フランス革命時(18世紀末)には多数の政治犯が収監されました。

Boulevard du Palais通りの入口から半地下の礼拝堂に入ります。ここでチケットを買うのですが少しコツがあります。次にご紹介するサントシャペルとの割引ペアチケットを先にこちらで買うと、いつも混んでいるサントシャペル入口では、長い行列をスキップして入場することが出来ます。

礼拝堂と牢獄を隔てる鉄格子。ここからはフランス革命の暗い歴史を辿る旅となります。さすがに空気は重く、、

囚人房の奥にある小さな礼拝室、その一角に展示されるマリーアントワネットの遺品、真贋判定は難しいという注意書きがついていました。

礼拝室奥にあるマリーアントワネットの独房、言い伝え通り暗く湿っぽい一室です。現在の窓にはMAのイニシャルの入ったステンドグラスが入っています。20年ほど前に見学した時には、王妃の等身大の人形が置いてあり、黒衣の後ろ姿が妙にリアルで恐ろしかった覚えがあります。現在は家具も人形もなく、当時の王妃の独房での様子を描いた絵が飾られています。

コンシェルジュリーから断頭台に向かうマリーアントワネットの絵。最後まで王妃の威厳を保ち立派な姿だったと伝えられています。

コンシェルジュリーと同じ通りにあるSainte Chapelle、 入口で礼拝堂の尖塔を見上げます。手前は旧宮殿の門、中ではパリの大裁判所と隣あっていますので警備は重々しく。

サントシャペルの完成は1248年、敬虔なキリスト教徒だったフランス王ルイ9世が建てた美しい礼拝堂です。世界最高峰と言われるステンドグラス、ただただ圧倒されるばかりで言葉になりません。

ステンドグラスには聖書物語が時系列を追って展開しています。発注から完成まで数年という超スピード施工でしたが、完成度の高さに驚くばかり。幾度もの災難をくぐり抜け、13世紀のステンドグラスは今も美しさをそのままに輝いています。

薔薇窓はフランボワイヤン(火焔式)。晴れた日の光の中での見学がおすすめです。個人的にパリ観光で必ず訪れていただきたい場所の筆頭に挙げております。

シテ島内のメトロの駅はひとつだけ、4番線の Cité 駅です。地下鉄線がセーヌ川をくぐるため地中深く掘られた地点にあります。デザインは近未来的、インスタスポットとしても面白い景観です。

地上に上がったところ、メトロの入口はアールヌーヴォーの建築士ギマールの作。この後ろ側に大きく広がるのは次の、、

花と小鳥の市場です。日曜日には出店が増えより華やかに。可愛い装飾オブジェも揃っています、お土産探しに楽しいですよ。

こちらはシテ島に残る、フィリップ2世王(在位1180-1223)がパリを外勢力の侵略から守るために築いた城壁の跡です。パリの数か所で崩れかけた城壁を見る事が出来ますが、このColombe通りには幅1mほどの土台の跡が残っています。この付近は古い建物が残された細い道が入り組み、昔のシテ島の雰囲気を感じることが出来ます、ぜひ散策をお楽しみください。

ノートルダム大聖堂のすぐ近くにあるカフェ&レストラン、建物は1512年に建てられたもの。藤の季節には紫色の花で覆われ、さらに幻想的な佇まいになります。インスタスポットとしても有名なお店です。

こちらは地上階の一室、古く美しい家具装飾に囲まれ、時代を間違えたような気分に浸れます。

このお店の裏の中庭を勝手口からのぞいたところ。実はこの奥に数少ない「パリの秘境」のひとつがあります。かつてシテ島内の教会の数は20を超えました、でもそのうちノートルダムとサントシャペルを除き、今も現存するのはこの奥の12世紀の教会だけです。しかし今は私施設であるため公開されることはありません。カフェの愛嬌あるおじさまに「この奥の教会、入れないですよね・・?」と聞くと「あ、私有地でいつも鍵かかってるからね、」残念です。いつかきっと、と願っております。

シテ島の東端にある、第二次世界大戦中のユダヤ人殉教者をしのぶメモリアル施設です。階段を降りた低い場所にあり、下記サイトの写真の格子の後ろにセーヌの川面が見えます。入場は無料です。

最後に今のノートルダム大聖堂が華やかに見える地点を選んで撮りました。タワーの後ろ側では大型クレーンによる撤去作業が進んでいます。立ち入り禁止ゾーンも広く取られ、これ以上近づくことは出来ません。再建スケジュールはまだ未定のようですが、またノートルダム大聖堂を訪れる日を心待ちにしております。

シテ島の様々な魅力をお伝えしたくてまとめてみました、この記事が旅のご参考になりましたら幸いです。私が以前書きました、パリからの日帰り旅行、シャルトルのノートルダム大聖堂の記事もぜひお読みください。