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ベルギーの治安情報!女性1人は大丈夫?実体験談と危険なエリア紹介!
ヨーロッパの中でも人気の高い観光都市ベルギーですね。魅力ある建物に、美味しいチョコレートにワッフルなど食べ歩きも楽しめます。ベルギーではテロも起こっており、旅行へ行きたいけれど治安が心配ですよね。ベルギーを観光して感じたこと、注意してほしい治安をお伝えします。
この記事に登場する専門家
イギリス在住ライター
ami
ベルギー旅行で感じた治安とは?
こんにちは、イギリス在住のamiです!ベルギーといえば、高級チョコレートにワッフル、ビールなどが思い浮かびますよね。日本からベルギー観光へ来る方は、隣国のフランス、ドイツ、オランダなどと組み合わせる人も多いですよね。私はベルギーの首都ブリュッセルに滞在し、日帰りでアントワープとブルージュへ観光しました。
ベルギーへ行くときに、「テロや治安は大丈夫?」とよく聞かれましたが、実際に観光をして危険な悪いイメージはなく、治安はよい方なのかなと感じましたが、スリには注意が必要だなと強く思いました。テロが頻繁にあるベルギーですが、中央駅など警察官をよく見ましたが、夜には警備は終わっている状態です。
移民の国ベルギーの治安
イギリスでは移民問題がいつもニュースで取り上げられていますね。ロンドンは特に「人種のるつぼ」と言われており、英国人、ムスリムの中東の人々、インド、パキスタン人、中国人、ヨーロッパ諸国の人々が暮らしておりさまざまな言語になまった英語が聞こえてきます。
ベルギーの移民もとっても多く、電車の中では白人がいない状態だ!なんて思うことがたくさんありました。カラフルな服を着たアフリカ人、モロッコ系、中東の人たち『ロマの人たち』がとっても多いのに、正直びっくりしました。特にブリュッセルで移民が多いなと感じました。
ベルギー観光で注意したい治安とは?
ベルギー旅行で驚いたのは、電車の改札がないことでした。イギリスでも無人駅は多くあり街(主要駅)へ出るときには、改札を通る前にチケットを購入するシステムとなっています。
ベルギーではチケットを購入して電車に乗りますが、入場ゲートもなく出口もないためにチケット(切符)はただ持っているだけなのです。各都市へ行く電車の中では、車掌さんがチケットをあるのか確認しにきますが、必ず自分のところまで来るとは限りません。そのためなのか不正する人が多くいるのではないでしょうか。
ブリュッセルで実際にあった体験談!
ブリュッセル中央駅へ着き外へ出たところで、外国人の方から「今乗った電車のチケットまだ持っている?」と聞かれ、実際には持っていましたが財布を出すのも、何のためにチケットがを見せるのかわからなかったために、「持っていない」と言うと「俺が黒人だから。。。チケットは本当はあるだろう、、、お前は中国人なのか。。。」と暴言を吐かれ立ち去って行きました。
あーこの人はチケットを購入せずに電車に乗って万が一車掌さんが来たらそれを見せるのだなと後で気づいたのですが、、、
やはり知らない人から、ハローと親しく話しかけられても無視するのが1番ですね。
スリには注意しましょう
人気の観光都市ベルギー、多くの観光客が訪れます。観光スポットなど人混みの場所では「スリ・置き引き」に注意しましょう。”がっかり小便小僧”など小さな見どころに多くの人が写真撮影などしています。気を緩んだ時こそ、プロのスリにとっていいカモになります。スリは集団で行うのが多く、1人が気を引かせて、もう1人が貴重品を取ると言う悪質なものです。
ベルギーでは旅行慣れしている私でもスリがとっても怖かったです。ジャケットのチャックが閉まる内ポケットに財布を入れたり、リュックで出かけていても中は水などガイドブックのみで貴重品はウエストポーチに入れて、ジャケットの下に隠したり、カードと小銭を分けたり、とにかく人前で財布をなるべく出さないように気をつけていました。
イギリス(ロンドン省く)では、スリが怖いという感覚はあまりなく(さすがに財布を持っては歩きませんが。。。)
ベルギーのブリュッセルと地下鉄、各都市へ行く電車の中では常に緊張感を持って行動をしていました。常に意識して行動することがスリなどの軽犯罪に巻き込まれないないですね。
置き引きには気をつけましょう
日本ではない「置き引き」はベルギーでは注意しましょう。ホテルの朝食の際にも椅子やテーブルに貴重品を置かないようにしてください。テラス席など特に注意が必要です。膝の上に荷物を置く、足元に置いたリュックがなくなるなんてよくあることなのです。
観光スポットなどで写真を撮影しているとき、レストランでビールを飲んでいる時こそ、大切な自分の荷物にも意識を向けましょう。身軽に行動することが1番ですね。
公共交通機関は気を引き締めましょう
ベルギーの地下鉄、快速電車などでは「スリ」や「引ったくり」の治安に注意をしましょう。地下鉄など席が空いている場合は座る方がスリにあいにくいです。その際は荷物を自分の膝の上に置いて、”居眠り”することなく座っていましょう。
ベルギーの公共交通機関では入り口の辺りに立っていると、引ったくりにあいやすいです。降りる人がわざと荷物を引っ張りそのまま逃げていくために、入り口付近に立つのはやめましょう。日本のように地下鉄の中で、スマートフォンを見たりするとスリに狙われますよ。
夜の外出には注意しましょう
ベルギー旅行では首都のブリュッセルを始め、見どころが多くありイルミネーションもとてもきれいです。夜、外出する際には路地裏、公園を通らない、街灯のついた人が多い道を歩くようにしましょう。ブリュッセルのグラン・パレス周辺は多くの人で賑わっているため、スリに注意していれば大丈夫です。
ベルギーの治安〜ブリュッセル編〜
ベルギーの人気観光都市ブリュッセルでは、道ごとに治安が変わります。行ってはいけない場所に注意をしていれば、楽しい観光ができますよ。
ブリュッセル危険なエリア
ベルギーの首都ブリュッセルではスリに注意をしていれば、安心して観光ができます。しかし路地裏も多くあり、また移民の方やホームレスが多いエリアは道も汚く、雰囲気が違います。間違えて足を運んでしまったら、すぐに引き返しましょう。特にブリュッセル北駅は注意しましょう。
ブリュッセルで治安の悪い場所は「ブリュッセル北駅(Bruxelles-Nord)」「ブリュッセル南駅( Bruxelles-Midi )」周辺です。『ブリュッセル中央駅周辺』が観光の中心部となり、ホテル、レストラン、見どころが1番集まる場所です。北駅、南駅は各都市やオランダ、パリなどへの電車が発車する駅ですが、治安が悪いためになるべく用事がない限り行かないようにしましょう。
物乞いについて
ブリュッセルでは多くの物乞い、ロマの人たち(ジプシー)を見かけます。教会の入り口、スーパーマーケットの出入り口付近、道端、どこにでも見かける物乞いの人たちです。フランス語で話しかけられることが多いですが、最後に「Money Please(お金をちょうだい)」と英語でいいます。
物乞いの人たちは無視をして素早く通り過ぎるのが1番です。道端にいるときには、極力目を合わさないようにする、避けて通るを徹底しましょう!夜遅くなると家族連れて道端に眠っていることもあります。人通りの少ない道は歩かないように注意しましょう。
実際に見た体験談
物乞いの人たちは紙コップを持っていて集めたお金を入れています。無視した人が通り過ぎるタイミングで、わざとコップの中のお金(コイン)をばらまきます。『あなたの足が当たったのよー!』、『拾ってー!』と言っているのを何度かブリュッセルでみました。あなたがお金をばらまいたから、お金をちょうだいとでもいいたいのでしょう。そしてお金を拾っている時にスリをしたり、、、
とにかく関わらないようにして、そばを通るのはやめましょう。嫌な思いをするだけです。
ぼったくりのレストランには気をつけましょう
ブリュッセルの有名なレストラン街「イロサクレ地区」では、呼び込みの人が夕方にとても多くなります。片言の日本語で『ムール貝おいしいよ」「こんばんは」と声をかけてきますが、無視しましょう。日本人だから旅行者だからと、値段の書いてないメニューを出されて不正請求される可能性が高いです。
ベルギーのブリュッセル老舗のレストラン「シェ・レオン」は英語メニューが出てきて、ぼったくりもないためにおすすめです。ムール貝もとってもおいしいですし、子供メニューもあり家族連れで満足できますよ。
Chezleon, probablement la Friture la plus bruxelloise du monde ! chezleon.be
Chez Léon, c'est le restaurant moules et frites de Bruxelles, gardien de la bonne cuisine belge, qu'on trouve près de la Grand Place.
www.chezleon.be
ホテル選びにも注意しましょう
ベルギーはビジネスタウンともなるため、多くのホテルがありさまざまなランクがあります。節約旅行でホステル、バックパッカーなどに宿泊する人も多いですが、ブリュッセルはエリアや道が1本違うだけで、治安が悪くなるために場所選びは慎重に行いましょう。
ブリュッセルの中央駅周辺は夜遅くでも人が多いために、安心して宿泊できるエリアです。その点、ブリュッセル北駅(Bruxelles-Nord)周辺は移民の方やホームレスが多く、売春婦もいます。華やかなイメージとかけ離れているために特に女性の1人旅の方はブリュッセル北駅は避けるべきでしょう。
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ベルギーの治安〜アントワープ編〜
ベルギーの人気観光都市アントワープは、ブリュッセルから電車で40分ほどの場所にあり、日帰りで観光が楽しめます。ブリュッセルとは雰囲気が違う素敵なアントワープ、世界で1番駅が美しいとも言われていますね。
アントワープ治安の悪いエリア
アントワープ中央駅はとても美しくインスタ映えする場所です。しかし駅構内は人混みが多くスリ、置き引きには注意が必要です。アントワープといえば、「フランダースの犬」の舞台になっており、ルーベンスのキリスト降架が見ものですね。中心部ではブリュッセルより治安は良いと感じます。
アントワープの治安の悪いエリアは「セーフフク地区」となり、薬物中毒者が社会問題となっています。夜遅くにこのエリアへは行くことのないようにしましょう。またアントワープの港エリアもホームレスが多くいます。観光名所などない場所ですので、近づくことのないようにしてください。
ベルギー最新の治安情報2019年!
ベルギーでは2016年に日本の方も巻き込まれたテロが記憶にありますか。テロへの警戒レベルは一旦は下がったもののテロリストの温床と言われるエリアもあります。外務省からもテロ・デモの最新の情報を手に入れて行動するように言われています。
テロはいつ起こるのかわかりませんが、デモの情報は早く入手することができ対策を取ることができます。ベルギーへ行かれるときには、外務省の「たびレジ」サイトに登録をして、安全な旅行をしましょう。
外務省・たびレジサイト
たびレジサイト - Google 検索
たびレジサイト
www.google.com
ベルギーの治安・まとめ
ベルギーの治安、注意してほしいことをお伝えしました。日本のように歩きスマホをしたり、高級バッグを持って歩くことはやめましょう。馴れ馴れしく話しかけてくる人、わざとケチャップをつけてくる人がいても無視しましょう。外務省の情報、治安情報をよく読んで海外では自分の身は自分で守るしかありません。少し注意をするだけで、未然に防げる犯罪は多くあります。どうぞ素敵なベルギーの旅行をしてくださいね。
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