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スリランカは宝石の国!在住者が神秘の宝石とショッピング情報を紹介!

スリランカといえば、紅茶と同時に有名なのが宝石!ダイヤモンド以外のほぼすべての宝石が採掘されるというスリランカ。小さな島のいたる場所で宝石・貴石が見つかることもあるのです。 旅行者ならぜひ買いたいオススメの石から、見学したい場所とアクティビティまでをご紹介します!

この記事に登場する専門家

たら・みどりのサムネイル画像

スリランカ在住WEBライター

たら・みどり

さまざまな国の民族舞踊を学び、最後に惚れこんだスリランカのキャンディアン・ダンス。南国と民族舞踊好きが高じて、現在スリランカ在住で子育て中。旅と修行好きで次のトリップ場所を妄想中!西洋占星術鑑定家、フラワーエッセンスプラクティショナー、ハーバルセラピストです!

スリランカの宝石がオススメのワケ!

こんにちは!スリランカ在住WEBライターたら・みどりです。

最近、旅行好きの人たちを魅了しているスリランカ。インド洋にうかぶ真珠の形の小さなセイロン島=スリランカは、実は世界でも屈指の宝石の国なのです。

女性なら誰しも、キラキラ光る本物の宝石の輝きは、一度目にするととりこになるでしょう。

スリランカの宝石・貴石をデザインしたネックレス

スリランカは物価も安く、宝石の価格も日本で購入するよりずっと安く手に入ります。

自然あふれる観光国スリランカを訪れたなら、一生モノのお宝を探し当てることもできるかも!

スリランカで採れる・買える宝石

スリランカでは、ダイヤモンド以外の宝石=カラー石なら、ほぼなんでも採掘できるといわれています。実際、宝石商や、宝石博物館をのぞくと、たくさんの種類のカラフルな宝石・貴石が並んでいます。そのほとんどが、スリランカ産。

サファイア、ルビー、ムーンストーン、ガーネット、アクアマリン、トパーズ、キャッツアイなどです。

スリランカで採れる宝石・貴石

オススメのスリランカ産・宝石:ブルー・サファイア

さまざまな宝石・貴石の中でも、もっともオススメのスリランカ産の宝石は、ブルー・サファイア。スリランカで採れるブルー・サファイアは、非常にグレードの高いものが見つかります。

ブルー・サファイア

サファイアは、鉱物名「コランダム」という種類の石で、赤いものを「ルビー」、赤以外の色のものを「サファイア」と呼びます。つまりサファイアには、ブルー・サファイア以外にも、イエロー・サファイアなど青以外の色の石もあるのです。

スリランカでは、イエロー・サファイアも採掘されます。

イエロー・サファイア
引用:https://www.instagram.com/p/B5cLvs-gnL4/

スリランカのブルー・サファイアで有名なのは、イギリス王室で代々受け継がれるブルー・サファイア。1981年にチャールズ皇太子からダイアナ妃へ贈られたスリランカ産のブルー・サファイアは、、2010年に、ウィリアム王子からキャサリン妃へと贈られています。このスリランカ産のブルー・サファイアは、18ct(キャラット)もあるもので、とても話題になりました。

オススメのスリランカ産・宝石:スター・サファイア

同じサファイアでも、珍しいのが、スターサファイア。光を浴びると、中央から、星のように6本のラインが見えてきます。

カボッションカットと呼ばれるドーム状の形にカットすると、特に光を受けやすく星がよく見えます。

スター・サファイア
引用:https://www.instagram.com/p/B7kkS39h4uq/

まるで本当に星の輝きを石に封じ込めているような美しさですが、実はこのラインの正体は、石の中に含まれている不純物です。不純物は石の中に整列していて、60度の角度で交わっているため、星の形に見えるのです。


コランダム系の宝石=サファイアに星が現れたもののため、ブルー、ピンク、白、透明、グレーなど、さまざまな色のスター・サファイアが存在します。

スター・サファイア
引用:https://www.instagram.com/p/BoiJofRnxNx/

星の正体は不純物とはいえ、スター・サファイアは大変貴重な宝石で、別名“運命の石”とも呼ばれます。悪を退け幸運をもたらす、お守りの石とされてきました。そのため、宝石的価値だけでなく、パワーストーンとしても愛されてきた石なのです。

オススメのスリランカ産・貴石:ムーンストーン

乳白色が美しいムーンストーンは、女性の守り石でもあり、女性に人気です。スリランカでは、上質のムーンストーンが採掘されます。

ムーンストーン(“Hemachandra” / Kandy)

宝石より下のランクの貴石のため、サファイアなどよりずっとお手ごろ価格のため、購入しやすいという面も。

ムーンストーン(スリランカ)
引用:https://www.instagram.com/p/B887VxhBd79/

スリランカでは、宝石採掘の町としてラトゥナプラが有名ですが、このムーンストーンは、南西海岸のヒッカドゥワ近くで採掘されるものが、高品質だといわれています。海岸の町近くで宝石が採掘されるなんて、驚きですね。

占いと直結した宝石:お守りとしての宝石

スリランカには、インド式の占星術を元にした星占いがあります。かつては、子供が産まれると、その子の将来を占うために占い師の元を訪れ、ホロスコープ(出生時の星の配置を記した図)を作成したといいます。最近でも、観光地などを訪れていると、たまに「Astrology」という看板をかかげたお店を見かけます。


下の写真は、中央山間の町バドゥッラの駅を出てほんの少し歩いた道沿いにあったお店。

看板には占星術のホロスコープと、アーユルヴェーダの薬草の絵が描かれており、占いのお店だと分かりました。中には若い女性が二人座っていて、なにやら占いの相談を行っているよう。

占星術の鑑定をしているお店(Badulla)

実はスリランカの占星術は、伝統医療であるアーユルヴェーダとも切っても切れない関係。占星術師は、アーユルヴェーダ医をかねていることもあります。健康についての相談と、星占いでの相談を一緒に請け負っているのですね。そして、健康のためや、幸運のために、それぞれの人にとっての良い石(宝石)を、選定します。自分の守護宝石ですね。

癒しのための石、ヒーリング・ストーン
引用:https://www.instagram.com/p/B9z69mwnFoR/

現代では、そこまで熱心に占いを信じているわけではない人々も多いようです。ただし、宝石の採掘国であるスリランカ、ちょっと裕福な人々は、自分の守護石なのでしょうか?きれいな色の宝石をあしらった指輪などをしているのも見かけます。


スリランカ人にとっての宝石は、高級な装飾品としてだけではなく、人を癒し、未来を守る守護石でもあるようです。


日本でももちろん、西洋占星術などの占いは人気です。誕生石は、各誕生月によって決められた特別な石。自分の誕生石を、スリランカで手にいれるのも良いですね。

西洋占星術のホロスコープ(出生図)

本格的に、守護石を手に入れるなら、スリランカの占い師を訪れるのも貴重な経験になります!

落ち着いて宝石選びができるオススメのお店

スリランカの都市を歩いていると、どこででも宝石店が見られます。特に大きめの都市だと必ずといっていいほど、宝石店があるでしょう。

スリランカの宝石店の広告

もちろん、どのお店でも、鑑定書がしっかりとついていれば品質は大丈夫でしょうが、どのお店に入ればいいか、悩むもの。もちろん、観光客相手には、お店の人が勧誘してきます。

以下は、大きめの構えの店舗で、歴史もあり、じっくり宝石を選べるお店。選んだ宝石で、自分だけのデザインでアクセサリーを作ってもらうこともできるお店が、オススメです。

“Hemachandras(Kandy)Limited”(キャンディ)

古都キャンディの街の、もっとも目につく場所、仏歯寺の前広場のすぐ目の前にある店舗です。

古い伝統のあるクイーンズホテルの1Fに入っており、こちらの店舗自体も、長い歴史があります。

“Hemachandras(Kandy)Limited”(Kandy)

たくさんの宝石が展示されていますが、気に入った石でアクセサリーを作ってもらうことも可能。

“Hemachandras(Kandy)Limited”(Kandy)

街中にありアクセスしやすいので、ぜひ覗いてみたいお店です。


また、キャンディからペーラーデニヤへ向かうペーラーデニヤ・ロード沿いには、より大きな店構えの本店もあります。時間があれば、こちらもぜひ覗いてみたいお店です!

■ 詳細情報


(クィーンズ・ホテル店)DS Senanayake Veediya, Kandy 20000

(本店)939 Peradeniya Rd, Kandy 20000

クィーンズ・ホテル店

アクセス方法:キャンディ湖の北西端、仏歯寺のメインゲート向かいのクィーンズ・ホテル1F

本店

アクセス方法:ペーラーデニヤ・ロード沿い(キャンディ方面へ向かって右手)

電場番号:+94 (0)81 2387 387(本店)

営業時間:9:00~17:30(平日・土日)祝日などは不明

Webサイト:http://bckonnect.com/hemachandranew/Landing.html


“ZAM GEMS”(コロンボ/キャンディ)

キャンディの町から、植物園で有名な西のペーラーデニヤへ行くペーラーデニヤ・ロード沿いにあるお店。ひときわ目を引く大きな構えのビルひとつが店舗です。

“ZAM GEMS”(Kandy)

店内は、いくつもの部屋があり、入り口すぐの宝石の展示場から、販売している石を並べた部屋までバリエーションに富んでいて、見学するだけでも楽しめます。

“ZAM GEMS”(Kandy)

地上階から上の階まであり、予算や購入したい石の種類、形状によって、案内してくれるでしょう。

“ZAM GEMS”(Kandy)

街の中心部から離れているため、街中を観光中の旅行者が訪れることはあまり多くなく、ツアーなどでガイドさんと一緒にくる購入客が多いのだとか。とても広い店内なので、落ち着いて購入したい石の相談ができます。

“ZAM GEMS”(Kandy)

もちろん、購入した石で、オリジナルアクセサリーも作ってもらえます。

■ 詳細情報


(コロンボ04店)81 Galle Rd, Colombo 00400

(キャンディ店)548 A Peradeniya Rd, Kandy 20000

“ZAM GEMS”(コロンボ 04)

住所:81 Galle Rd, Colombo 00400

電場番号:+94 (0)11 2589 090

営業時間:9:00~18:00(無休)

Webサイト:http://www.zamgems.com/

“ZAM GEMS”(キャンディ)

住所:548 A Peradeniya Rd, Kandy 20000

電場番号:+94 (0)81 2226 446

営業時間:(土~木)8:30~17:30, (金)8:30~12:00, 14:00~17:30

Webサイト:http://www.zamgems.com/



宝石採掘場を見学しよう!

スリランカ観光でも人気のひとつなのが、宝石の採掘場です。宝石が採掘できる町として有名なのが、ラトゥナプラ。コロンボから南東方面の内陸地の、小さな町です。


観光客もとても多いため、町では観光客に宝石を売ろうと待ち構えている売り子もたくさん。プロのジェムトレーダーが集うマーケットもあります。

ラトゥナプラのジェム・マーケット(ストリート)
引用:https://www.instagram.com/p/Ba8L11NBmvR/

ですが、旅行者が鑑定書なしの宝石を買うのはリスクが高いもの。もしマーケットなどで宝石を買うなら、必ず鑑定書を確認しましょう。

ジェムストーン・レポート
引用:https://www.instagram.com/p/BCf1q6iSb_A/

ラトゥナプラでのオススメは、採掘場の見学です。もちろん採掘場に行くと、見学の観光客相手に宝石を売ろうとする売り子もいますから、ニセモノを売られないように注意も必要!


採掘場はたくさんありますが、100m近くもの深い穴を掘った本格的なものから、ちょっとした穴を掘り、中の土を取り出して洗って宝石を見つける小規模なものまで。

ラトゥナプラ・宝石採掘場
引用:https://www.instagram.com/p/B5dHxCPqOnV/

上の写真は、縦に長く穴を堀り、木材で周囲を補強した採掘のための穴。地層の中に宝石が見つかると、その深さから横にも穴を掘っていきます。

ラトゥナプラの採掘場
引用:https://www.instagram.com/p/B8ykY0nh4-M/

上のほうに、広く浅めの穴を堀り、土を洗って宝石を探す場合もあります。


採掘場は、宝石採掘の職人さんたちが休憩をする小さな小屋が点在しているので、採掘場だと分かります。

採掘場に建てられた休憩小屋
引用:https://www.instagram.com/p/B7VhGl4ImxI/

ふらりと歩いていても、気軽に声をかけられ見学させてくれることもありますが、しっかりした採掘場を見たいなら、やはりガイドをつけるのがオススメです。


下の写真は、筆者がふらりと歩いていてみつけた採掘場を覗いていると、休憩中の職人さんたちが出てきて、採掘する現場を見せてくれたときのもの。その後に、お決まりパターンだったのでしょうか?いくつか石を見せてくれて、多くは原石だったのですが、その中でいちばん緑色がキレイだった小さな石が気に入り、購入したら、あとでガラスだと判明したのでした。

トルマリンのニセモノ(ガラス)

初めての採掘場見学でしたし、ガイドもなく自分で歩いていたところ、採掘場らしき場所を発見して勝手に入り込んでしまったところを、親切に見学させてくれたので「見学代」くらいに思って、あまり品質には頓着せず購入したのでした。


本当のトルマリン(下の写真)は、もう少し深い色をしていると、採掘場見学の後に訪れた“宝石学博物館”の方が教えてくれました。この博物館には、本物のトルマリンとニセモノ(ガラス)のトルマリンが展示されており、一目瞭然!

緑色のトルマリン
引用:https://www.instagram.com/p/B9zyw1ihdhs/

しっかりした石を購入したいなら、こうした経験は明らかに失敗ですので、ぜひ気をつけましょう!

宝石採掘ツアー

ニセモノを買わされたり、という失敗をしないためには、やはり信頼できるツアーに参加することです。

以下は、日本の方が主催している宝石発掘ツアー。日本語も通じますし、専門的な宝石の世界の知識を説明してもらいながら、安心して見学ができます。

もちろん、自分で発掘するツアーなので、特別な思い出の石が手に入る可能性も!


■ 公式ブログ「スリランカ宝石の町に暮らして」(宝石発掘ツアー情報)

http://ratnapura2015.blog.fc2.com/blog-entry-28.html


■ 詳細情報

No.45 Isuru Pedesa, Paradise, Kuruwita, Ratnapura

Phone: +94 (0)71 9157915

宝石が目当てなら!ラトゥナプラおすすめの宿

ラトゥナプラは、ゲストハウス自体の数があまり多くない印象です。観光客もそれほど見当たらず、宝石に興味のある外国人がポツポツと尋ねてくる程度のよう。

そんな中、ガイドブックで筆者が見つけて滞在し、ここなら!とオススメできる宿をご紹介します。

“Ratna Gems Halt(ラトゥナ・ジェムズ・ハルト)”

街中から急な坂をしばらく上った高台にあるゲストハウス。各部屋の前にある廊下圏テラスからの眺めは最高です。遠くに採掘場も臨めます。

ゲストハウス“ラトゥナ・ジェムズ・ハルト”からの眺め

また、ゲストハウスでありながら、オーナーさんは宝石商でもあり、ゲストハウス内には宝石を研磨する機械も設置してありました。興味深く見ていたところ、ひとつ石を削る作業を見学させてもらえました。

親切なオーナーさんとスタッフさん、眺めの良い場所と、宝石の知識を尋ねることができる場所。ニセモノをつかまされずしっかりした宝石を吟味したい方は、ぜひこちらに宿泊して、採掘場や宝石売り場に行く前に、相談されるのがベストです!

Ratna gems haltのサムネイル

Ratna gems halt

Ratna gems halt Hotel in Ratnapura(公式サイト)

ratna-gems-halt.business.site

住所:153 Outer Circular Road, Ratnapura

電話番号: +94 (0)71 695 5959

webサイト: https://ratna-gems-halt.business.site/

宝石博物館を見学!

宝石を購入するには、なにしろ知識が大切!もちろんお店でもそれなりに教えてくれるかもしれませんが、お店はやはり商売あってのもの。鑑定書つきのものなら品質は安心ですが、より良い宝石を見分けられるためにも、博物館などで宝石を見る目を肥やすのも手です。


以下に、宝石の町ラトゥナプラにある宝石博物館をご紹介します。

“Gomological Museum”(宝石学博物館)(ラトゥナプラ)

バス通りから一歩細い道を入った場所あるひっそりとした博物館。個人の自宅のような構えなので、見過ごしてしまいそうなたたずまいです。

中に入ると、宝石の種類は充実していて、大きな岩のような宝石の塊から、研磨された各種宝石までさまざまな種類の宝石が見学できます。

筆者が、購入したばかりの緑色の「トルマリン」を見てもらったのもこの場所。館長さんらしき人が出てきてくれて、少し石の説明をしてくれた際に、目視で鑑定してもらいました。

こちらのは、宝石に見えるけども宝石ではないガラス石も展示されていて、その違いや見分け方が見学できます。ガラス石は、資産的価値はほぼゼロだけども、コレクターはいるとのこと。幸運にもスタッフの方にお会いできれば、解説もしてくれます。

■ 詳細情報


6 Ehelepora Mawatha, Batugedara, Ratnapura(Gem Bank)

住所:6 Ehelepora Mawatha, Batugedara, Ratnapura

アクセス:街の中心のバス停からBatugedara行きバスに乗る(約2km)。

電場番号:+94 (0)45 2230 320 / (0)45 2222 724

営業時間:8:30~17:00(無休

入場料:無料

“Ratnapura national Museum”(ラトゥナプラ国立博物館)(ラトゥナプラ)

宝石の展示に加え、先史時代の遺跡や脊椎動物の化石もあるという国立博物館。というのも、宝石を発掘している際に、偶然にこれらの遺跡が土中から出てきたとのこと。

ラトゥナプラ国立博物館
引用:https://www.instagram.com/p/BiJm7cUgDRd/

残念ながら、筆者がラトゥナプラを訪れた際には、改装中ということで長期休館中で、中を見ることができませんでした。

住所:National Museum, Colombo Rd., Ratnapura

電場番号:+94 (0)452 222 451

営業時間:(火~土)9:00~17:00, (日・祝・月)休館

入場料:300LKR(カメラ撮影料:250LKR)

Webサイト:http://www.museum.gov.lk

貴石がむき出しの山!ローズ・クォーツ・マウンテン

スリランカで宝石・貴石の原石が見れるのは、採掘場だけではありません!なんと、天然の貴石ローズクォーツが、一面の地面にむき出しの山があるのです。通称“ローズ・クォーツ・マウンテン”と呼ばれる山“Jathika Namal Uyana”は、仏教遺跡の町ダンブッラからアクセスできます。

ローズ・クォーツ・マウンテン

ローズクォーツがむき出しということで、山からローズクォーツを持ち出す人たちも後を絶たなかったとか。そこで、この山を守ろうとここの住み着いたお坊さんVen.wanawasi.Rahula僧侶)がいます。今では観光客にも有名で、とても気さくな方です。

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Ven Wanawasi Rahula Thera

Ven Wanawasi Rahula Thera - 「いいね!」636件 - 芸術・技術

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Ven Vanawasi Rahula

Ven Vanawasi RahulaさんはFacebookを利用しています。Facebookに登録して、Ven Vanawasi Rahulaさんや他の知り合いと交流しましょう。Facebookは、人々が簡単に情報をシェアできる、オープンでつながりのある世界の構築をお手伝いします。

www.facebook.com

ところでローズクォーツといえば、その可憐なピンクの色からも想像できるように、愛情をつかさどる貴石として女性に人気です。ローズクォーツ・マウンテンも、スリランカの主要観光地には含まれていませんが、旅行者にもひそかな人気が高まってきています。

ローズ・クォーツ・マウンテンの地面に見えるローズ・クォーツ

(写真上)ローズ・クォーツ・マウンテンの地面に見えるローズ・クォーツ


実は、日本はこのローズクォーツマウンテンとは深いつながりがあります。このお坊さんの活動を知って感銘を受けた日本の方々が、資金を集め、山の麓(ふもと)に瞑想センターを設立したいというお坊さんを財政的に助ける活動をしています。日本の有名人も賛同しているこの運動、完成が期待されます。


筆者が2018年に訪れた際には、その土台が建築途中でした。

ローズ・クォーツ・マウンテン

実際のローズクォーツの山は、森の中を抜けて、見晴らしがよくなったあたりから急に目に見えてきます。地面に見えるローズクォーツの数も急に増え、遠くから見上げる山は、まさに薄いピンクの色。その小高い山の上には、仏像が設置されていました。

ローズ・クォーツ・マウンテン

筆者はそこから、さらに隣にそびえていた高い山の頂まで登頂してみました。特に道があるわけではなく、足元が不安定なので、上られる方は十分注意しましょう。

■ 詳細情報


Madatugama, Pubbogama, Andiyagala Rd. (Jathika Namal Uyana)

住所:Madatugama, Pubbogama, Andiyagala Rd

アクセス:目の前の道までローカルバスが通っているが、時間がない場合はダンブッラからスリーウィーラーをチャーターするのがオススメ(待ち時間も含めて2,000LKR前後で交渉がベスト)。

電場番号:+94 (0)253 253 816

営業時間:7:00~17:00(無休)

スリランカの宝石・貴石:まとめ~高級宝石からアクティビティ、自然の山まで

宝石採掘国として有名なスリランカ。高品質の宝石をお店で吟味するだけでなく、採掘場や、天然の宝石の山など、宝石体験としてはバラエティに富んでいるのも魅力です。

高価な宝石はもちろん、安価な貴石も手に入るのが、スリランカの良いところ。

自分の誕生石や、好みの貴石を探すにも、うってつけです。

宝石店のショーウィンドウより

もちろん、婚約指輪や結婚指輪を購入されたい方々にもオススメ。採掘国で手に入れた宝石で作られたオリジナルの指輪やジュエリーは、一生の贈り物として感動の品になるはず!

そして素敵なパートナーに恵まれたい方には、大自然の中、一面のローズクォーツに抱かれ、愛のエネルギーに包まれるのもオススメです!

筆者のブログはこちら!

ライター“たら・みどり”のスリランカ情報

たら・みどりさんのブログです。最近の記事は「新型コロナウイルスを懸念して、栄養補給!~モリンガ(画像あり)」です。

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