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スリランカ

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スリランカは多言語国家!英語は通じる?旅行で覚えておきたい言葉も在住者が解説!

2020.01.20

インドの南東に浮かぶ島国スリランカは、同じ島国の日本とは異なり多言語の国です。主に3つの民族が共存し、過去に400年以上の植民地時代を経験したことで、複数の言語が存在することに。 英語はよく通じ旅行しやすい国。スリランカの言語について知っておきたい点をご紹介!

この記事に登場する専門家

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スリランカ在住WEBライター

たら・みどり

さまざまな国の民族舞踊を学び、最後に惚れこんだスリランカのキャンディアン・ダンス。南国と民族舞踊好きが高じて、現在スリランカ在住で子育て中。旅と修行好きで次のトリップ場所を妄想中!西洋占星術鑑定家、フラワーエッセンスプラクティショナー、ハーバルセラピストです!

  1. スリランカの言語~歴史的背景
  2. スリランカの公用語
  3. スリランカでは英語はどの程度通じるか?
  4. スリランカの民族の言葉
  5. スリランカの民族の言葉(1)シンハラ語
  6. スリランカの民族の言葉(2)タミル語
  7. スリランカでの日本語の認知度は?
  8. スリランカの言語~まとめ
  9. 筆者のブログはこちら!

こんにちは!スリランカ在住WEBライターたら・みどりです。

複数の民族と言語が存在するスリランカ。その理由には、歴史的背景があります。

インドから渡ってきた民族、商売のためにイスラム世界からやってきたムスリムたち、ヨーロッパの植民地政策の時代には400年以上継続して、3ヶ国の統治下にありました。

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(写真上)16世紀初頭から、ヨーロッパ人が往来したゴールの、旧市街に残る要塞。

こうした歴史から、スリランカでは早い時期から複数の民族が、複数の言語を使って居住していたのです。

最近は、テロのニュースもありますが、スリランカの長い歴史の中では、複数の民族が互いに調和的に共存していた時代がほとんどです。

こうした中で現在も流通している言語を、ご紹介します。

現在(2019年)スリランカの公用語*1)とされているのは、シンハラ語とタミル語です。


英語がよく通じるため、英語も公用語だと勘違いしやすいのですが、厳密に言うと英語は公用語ではなく、「連結語*2)(link language)」とされています。英語は、シンハラ語、タミル語とともに公的に使用が認められているのです。

*1)公用語:

公の場において用いることを公式に規定した言語。公的機関が公的情報を発信する際には、すべての公用語で記さなければならない。


*2)連結語:

母語を異にするシンハラ人とタミル人をつなぐ言葉、という意味。

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引用: http://www.globalreligiousfutures.org/countries/sri-lanka/religious_demography#/?affiliations_religion_id=0&affiliations_year=2010

シンハラ語は、スリランカの人口の約70%を占めるシンハラ人の言語で、タミル語は、約14%を占めるタミル人の言語です。(民族の比率は2010年のもの)

ただし、スリランカに居住するムスリム(人口の10%弱のイスラム教徒)たちも、タミル語を日常の言語として利用します。歴史の早い時期から商売でスリランカを訪れたムスリムたちとその末裔は、「ムーア人」と呼ばれます。

シンハラ人とシンハラ語とは?

現在、スリランカに最も多い民族がシンハラ人です。彼らはもともと、紀元前5世紀頃、北東インドからセイロン島に渡ってきたとされます。

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引用: https://www.instagram.com/p/B6QOOFvFXHF/

シンハラ人の話す言語がシンハラ語で、シンハラ語は「インドヨーロッパ語族インド・イラン語派インド語派」に属する言語です。

タミル人とタミル語とは?

タミル人は、南インドからスリランカに渡ってきた民族で、現在も南インドに居住しているタミル人もいます。

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引用: https://www.instagram.com/p/BrLAk_LFjL_/

タミル語は、「ドラヴィダ語族」に属する言語で、スリランカの公用語であるとともに、インドのタミル・ナードゥ州の公用語でもあります。

ドラヴィダとは、もともと中世期に、インドで「南方の諸民族」を指す言葉でした。

シンハラ語とタミル語の分布

シンハラ語がシンハラ人によって話され、タミル語がタミル人によって主に話される言葉であるため、地域によって主に話されている言葉が異なります。それはほぼ、シンハラ人とタミル人の分布になります。

下の図は、各民族と宗教、言語の分布の地図です。

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主な分布は、


・紫色と薄紫色が、シンハラ語を話す仏教徒(シンハラ人)


・緑色と薄緑色が、タミル語とシンハラ語を話すイスラム教徒(ムーア人)


・オレンジ色・黄色・薄黄色が、タミル語を話すヒンドゥー教徒(タミル人)


また、ピンク(シンハラ人)と赤(タミル人)は、ともに同民族かつキリスト教徒の分布です。

タミル語とシンハラ語を話すイスラム教徒(ムーア人)は東部に多いものの、コロンボやキャンディといった大きな都市にいることが分かります。


また、タミル語を話すヒンドゥー教徒(タミル人)は2つのグループに別れ、北部に多い黄色と薄黄色の地域は、紀元前など早い時期にスリランカに渡ったタミル人(スリランカ・タミルと呼ばれる)、一方、南方中央部(高地)のオレンジ色の地域は、イギリス植民地時代にお茶の栽培のためにインドより渡ってきたタミル人(インド・タミールと呼ばれる)です。

このように、スリランカの言語分布を見ていくと、民族の歴史と民族の分布の図だということがよく分かりますね。

英語はスリランカの公用語ではないものの、「連結語」として公共で使用することが認められている言語です。

旅行する程度なら、英語だけでも困ることはほとんどなく、多くの一般的な人々は英語を理解します。

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引用: https://www.instagram.com/p/B5AryCnHYpC/

スリランカの歴史~最後の宗主国イギリス

植民地時代のスリランカへの支配の歴史は、以下のとおりです。


1505~1658年:ポルトガル領

1658~1796年:オランダ領

1796~1948年:イギリス領


実に、443年間の植民地時代でした。

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(写真上)ポルトガル領時代の1628に作られた要塞(バッティカロア)

このうち、最後にスリランカを統治したのがイギリスだったため、英語はスリランカ社会によく浸透しています。アジアの国の中でも、スリランカは英語がよく通じる国のひとつです。

そのため、スリランカで使われる英語はイギリス英語です。

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(写真上)イギリス統治時代のキャンディの首長たち(1905年の写真)

スリランカでの英語教育

現在でも、スリランカの公立小学校の1年生から英語は授業で教えられ、また授業を英語で行うインターナショナル・スクールも多く見られます。


日本ではあまり馴染みがないですが、英語の国際的な評価テストのIELTS*3)を対策とする塾も、街中でたくさん看板を見るほどです。その他、「Spoken English」と書かれたビラや看板もよく目にし、コミュニケーション面での英語教育も人気なようです。

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*3)IELTS:

International English Language Testing Systemの略。英語熟練度を測る英語検定の1つ。ケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュ・カウンシル、IDP Educationによって協同で運営されている。

スリランカの小学校は、満5歳になった1月に入学です。日本の小学校よりも、実質的に1年3ヶ月早く、子供たちは小学生になります。その歳から英語に触れているので、こちらの子供たちは英語に対してオープンな印象です。


外国人を見つけると、片言の英語でも話しかけてきます。もちろんインターナショナル・スクールの子供は、10歳程度でも流暢な英語をしゃべります。

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また、小学校どころか、「プリ・スクール」と呼ばれる幼稚園から、園内では英語で過ごす幼稚園もよく目にします。将来的にインターナショナル・スクールに子供を通わせたい親は、こうした幼稚園に子供を入れるのでしょう。

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有名なインターナショナル・スクールの家庭では、家庭での会話を英語にしているということもあるのだとか。英語教育はそれだけ浸透していて、ハードルが低い一方で、その重要性も理解されているようです。

スリランカの2つの民族語、シンハラ語とタミル語は、どちらも公用語です。そのため、街の道路表記なども両方の言葉で記載されています。もちろん都市部では、英語の表記も。

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街の一角にあった通りの名を記した水色のボード。上から、シンハラ語、タミル語、英語です。

商品パッケージ

おもしろいのは、商品パッケージです。どの商品も大抵、英語はもちろん、シンハラ語とタミル語が併記されています。3ヶ国語で記載されているので、言葉の勉強にもなりそうです!たとえば、こんな感じ。

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「DIGESTIVE WHOLE GRAIN BUSCUITS」という名前の、全粒粉ビスケット。英語表記の面には、下のほうに小さくシンハラ語も。

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こちらの面ではシンハラ語で大きく商品名が記され、下に小さく英語表記も。

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こちらの面では、タミル語で大きく商品名が記され、同じく下のほうには英語表記も。


このように、スリランカで見る商品にも、シンハラ語とタミル語は共存しています。

以下から、英語以外にスリランカで流通している2つの民族語=公用語である、シンハラ語とタミル語を詳しくご紹介します。

人口の約75%を占めるシンハラ人の民族語がシンハラ語です。

シンハラ語は、街を歩いていると、英語と共に看板などで目にする機会が多いでしょう。特にスリランカの田舎のほうに行くと、英語の表記が少なくなり、シンハラ語の表記が増えてきます。

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シンハラ語の文字

シンハラ語の文字は、こんな感じです。

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まるっこくて、なんだか、人が体操をしている姿に見えてしまいませんか?

シンハラ語のこのかわいらしい形は、お土産物にも使われていて、人気です。

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シンハラ語の文字には、ほとんど直線がないのが特徴です。

シンハラ語の特徴~日本語ととても似ている!

シンハラ語の特徴としては、実はその文法などが、言語として日本語にとても近いとされることです。

日本語と同じように、すべての音に母音が含まれる発音です。

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上の写真は、シンハラ語のテキストに記載の、シンハラ語の文字。

なんと、「ア」だけでも4つの音と文字があり、基本の「ア」の字に異なったパーツがついて別の発音となります。日本語の「カ行、サ行、タ行・・・」のように、それぞれの子音にこの4つの「ア」の音がついていきます。


(上記写真の出典:『シンハラ語の話し方』かしゃぐら通信 南船北馬舎 より)

またシンハラ語は、文法的にも主語、述語、目的語などが順番を入れ替えても文章として通じます。これもまた、日本語の構造と同じですね。

そして、なぜか単語や言い回しが日本語とそっくりな音のものもあるのです。とても不思議です。


たとえば、


日本語「名前(なまえ)」→シンハラ語「ナマ


日本語「~(で)ない」→シンハラ語「~ナェー


日本語「~!(例:安いね!)」→シンハラ語「!」


日本語「構わない」→シンハラ語「カマンネー(カマン ナェー)


日本語「変わりない」→シンハラ語「カーリヤク ナェー


日本語「悪くないね」→シンハラ語「ワラダック ナェー


日本語「眠たい」→シンハラ語「ニディマタイ


日本語「神(かみ)」→シンハラ語「ハーミ/カーミ


日本語「雨(あめ)」→シンハラ語「アマ/アンバ」


日本語「奉る(まつる)」→シンハラ語「マトゥラナワ


(以上、参考『シンハラ語の話し方』かしゃぐら通信 南船北馬舎 より)

どうでしょうか?びっくりするくらい、似ていますね!

まるで日本語が方言のようにナマった音のようにも聞こえませんか?

オススメ!シンハラ語のテキスト

旅行でちょっとシンハラ語をしゃべりたい方と、文法からしっかり、文字まで学びたい方用の、2冊のおすすめテキストをご紹介します。

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左は、気軽に旅行で参照できるイラスト入り会話集。ちょっとした辞書もついています。

右はかなり本格的なシンハラ語の学習テキストです。気になる方はぜひ!

知っておくと便利なシンハラ語(シーン別)

短期の旅行でも、それなりに現地の方とのやりとりはあるでしょう。お店で買い物をするときでも、小さな商店や、路上の露店では、英語があまり分からない方もいます。そうしたときに、彼らは気負わずシンハラ語で話しかけてきます。


英語とシンハラ語交じりでも、意思が通じれば大丈夫。覚えておくと便利な、ちょっとした言い回しをご紹介します。

●シンハラ語~挨拶の言葉


「こんにちは/さようなら」=「アーユーボーワン」


実際に人と会って、アーユーボーワンと言っている人はあまり見たことがありません。かなりかしこまった言葉のようで、初めてお会いする方に失礼のないように挨拶するには、これがよいでしょう。

普段の気さくな挨拶は、「ハロー」「ハーイ」と言っています。

また、「さようなら」と別れるときも「アーユーボーワン」でよいのです。

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引用: https://www.instagram.com/p/BeYPTuLlr6c/

「お元気?」=「コホマダ?」


ハローと出会ってすぐ次に、よく交わされます。英語の「How are you?」が気軽に交わされるのに似ています。

「元気ですよ」=「サニーペンインナワ」または「ホンダイ」


「サニーペンインナワ」のほうがかしこまっていて、「ホンダイ」はくだけた感じ。「ホンダイ!ホンダイ!」と元気な様子を繰り返し言うことも。

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引用: https://www.instagram.com/p/Bdp7nSzlYoQ/

「ありがとう」=「ストゥーティ」


テキストにはこう書かれていますが、シンハラ人がこうしゃべっているのをあまり聞いたことがありません。アーユーボーワン(こんにちは)と同じで、「サンキュー」と軽く言う人が多いようです。

●シンハラ語~買い物で


「これは、いくらですか?」=「メーカ、キーヤダ?」


これは=メーカ、いくら?=キーヤダ?

「How much」が分からない売り子さんは少ないようですが、それでも「キーヤダ?」と聞くと、答えも早いようです。それに対し、シンハラ語で答えられることもあるので、数字を覚えておくと便利。英語で「How much?」と聞いても、シンハラ語で値段を返されることもあります。

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シンハラ語で返す人は、多くは路上などで販売している方。店舗を構えたお店なら、英語でも返してくれます。そこで、路上で売られているものは大体が同じような値段。数字について、以下の程度だけ知っているだけでも助かります。

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特に、山積みになって売っている場合は、売り子が大きな声で値段を叫んでいますので、そこで「How much?」と英語で聞いて、高い値段を伝えられてダマされないためにも、シンハラ語の数字が分かると便利です。

露店の商品の値段で使われる数字は、こんな感じです。


50」=「パナハ


100」=「シーヤ


150」=「エカシーヤ パハナ」:「1」=「エカ


200」=「デシ(ィ)ーヤ」:「2」=「デカ


300」=「トゥンシ(ィ)ーヤ」:「3」=「トゥナ

また、「~ルピー」と値段を言う場合も、大抵は「ルピー」を省いて数字だけ答えられます。

●シンハラ語~バスで


運転手とは別に、お金を集める人(コンダクターと呼ぶ)の方が、乗客の乗り降りを運転手に伝えています。

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ハリハリ」=(「ハリ」を繰り返している)「OK、いいよ


バスに乗り込む際に、「どうぞどうぞ」のような意味で言っています。


バヒナワ(バイナワ、と聞こえる)」=「降りる


降りる人を誘導しているようなので、この言葉が聞こえたら、その場所で降りれます。

実はスリランカに居住する筆者は、個人的なご縁から主にシンハラ人・シンハラ語に触れることが多いため、タミル語についてはほとんど知識がありません。


それでも、公用語としてのタミル語。街中の表札や、スーパーで売られる商品パッケージでも、シンハラ語と同時にタミル語も目にすることができます。

タミル語の文字は、こんな感じです。

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直線がほとんどないシンハラ語に比べて、直線と曲線が混在している文字です。

民族の比率のためでしょうか?町では、お土産などシンハラ語グッズは見かけますが、タミル語グッズは見かけません。スリランカでは、シンハラ語に比べれば、マイナーな言語になっています。

時々、現地の方たちが話す言葉が聞こえてきて「おや?シンハラ語じゃないな」と気がつくときは、ほぼタミル語でしょう。

タミル語をスリランカで話すのは、もちろんタミル人の方たち。

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引用: https://www.instagram.com/p/B6QTAy8nctW/

そして、スリランカに居住するムスリム(イスラム教徒)の方たちも、母語はタミル語です。ムスリムの方の経営するレストランなどに入ると、シンハラ語ではない言語が聞こえてきます。

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ただし、シンハラ語がメジャーなスリランカ。都市部に居住したり、商売をしているムスリムの方たちは、ほとんどの方がシンハラ語が分かるようです。

不思議なことに、民族が混在する学校では、「国語」の授業は言語ごとに別れて受講することがほとんどなため、学校ではタミル語を学んでいるはずです。

それでも、ここスリランカで生きていくために、シンハラ語を身につけています。

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「周囲でみんなシンハラ語をしゃべっているから自然に覚えるんだ」と言ったムスリムの方。びっくりしました!

あるいは、塾などが盛んなスリランカのため、学校以外でシンハラ語を学んだ方もいるかもしれません。

文字や文法に詳しくなくても、話すことだけはすぐに出来てしまうスリランカの方たちです。

タミルの人たちが多く住んでいるのは、早い時代にスリランカに定着した人々のいる北部と東部、それ以外では、紅茶の産地です。かつてイギリス植民地時代に、紅茶の生産のためにインドから連れてこられたタミル人たちが、有名な紅茶の産地周辺に居住しています。

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引用: https://www.instagram.com/p/BvMoJARA4fF/

なぜ、シンハラ人を紅茶畑で労働させなかったのか?ですが、こちらのシンハラ人の方いわく、「シンハラ人は、イギリス資本の紅茶会社で、奴隷のように労働させられることに抵抗したから」なのだそうな。

ヌワラエリヤ近くの高地では、タミルの方たちが多くなり、ヒンドゥー寺院もよく見られます。

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しかし、大きな都市の街中でお店をやっているようなタミル出身の方たちは、シンハラ人たちに混じって、シンハラ語の環境で生活しているのは、すごいですね。

スリランカの大都市コロンボや、それに準ずるキャンディ程度の規模の街では、時々街を歩いていると「日本人ですか?」と話しかけられることがあります。

実はスリランカでは、日本はかなり人気のある国。経済的に裕福である日本に憧れ、スリランカで日本語を勉強した後、日本へ留学して日本企業で働いていた方などに、時々出会います。

かつて暮らし、働き、あるいは技術を学びに行った日本は彼らにとってはとても懐かしい国らしく、うれしそうに日本語で話しかけられます。

きっと、少しの間日本語で会話してあげると、良いお友達になれることも。ほとんどの方は日本贔屓(びいき)なので、とても親切にしてくれます。

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それ以外の一般のスリランカの方たち、日本に行ったことのない方たちは、ほとんど日本語は知りません。

稀に大学で日本語の授業を受けていたというごく少数な方たちが、日本語が分かることもありますが、大学へ行けるのはスリランカではごく少数で、大変優秀な方たちです。

あるいは最近は、日本へ就労ビザで出向くための日本語学校が増えてきており、いきなり話しかけてはこないものの、多少の日本語が分かる若者は増えていきているのでは、という予測もあります。

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逆に、気軽に片言の日本語で話しかけてくるのは、お土産物屋の方たちです。

異国の言葉を話すのに、何の抵抗もないように見えます。

歴史的に他民族が交流し、多言語の島国であったスリランカ。

複数の民族語が共存し、そこに英語教育も浸透し、絶妙なバランスを持っている国という印象です。

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「英語が通じるので旅行が楽な国」という印象のあるスリランカです。

もちろん、短期の旅行では英語が通じるのは便利。

でも、スリランカの滞在を少しでも楽しく味わいあるものにするなら、片言の現地語を使ってみるのもオススメです!

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きっと、彼らの顔がほころび、ちょっとしたサービスをしてもらえるかも!

旅は人と人との出会い。現地の方々との交流を楽しむなら、言葉から入ってみるのも良い手ですよ!

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