ドイツ在住経験者おすすめ！フランクフルトならではのお土産5選！

松本マユ／旅ライター 北海道出身。大学時代にドイツ語に惚れ込み、ドイツ南西部のトリーアに留学する。食品系メーカーで広告制作・役員秘書の経験を経て、現在はフリーライターとして活動中。ドイツ滞在と世界15ヶ国以上を旅した経験を活かし、海外旅行・海外留学・ペットなどの記事を中心に、さまざまなメディアに寄稿している。旅行と犬とドイツビールが何よりも好き。 フランクフルトでおすすめのスポットは「マイ・ツァイル」と「フランクフルト動物園」。ぜひ寄ってみてください！

フランクフルトを訪れたらぜひ飲んでみたいのが、リンゴのワインであるアプフェルヴァイン（Apfelwein）です。 アプフェルヴァインはフランクフルトの地酒。地元のレストランやパブで飲めるのはもちろん、お土産ショップやデパートなどいろいろな場所で売られています。フランクフルト市民にも愛されているお酒なのです。 味はすっきりとしたりんごの酸味が特徴。アルコール度数も高くないので、お酒が苦手な方でも飲みやすいでしょう。

私はアプフェルヴァインを、大通りに面したショッピングモールの「マイ・ツァイル（MyZeil）」にあるスーパーで買いました。1リットルの瓶が約1～2ユーロ（約200円）と、とても安く購入できます。 お土産として日本に持ち帰るには、瓶が割れないようしっかりくるんでもらうといいですよ。

※1ユーロ＝約121円

名称：マイ・ツァイル（MyZeil）

住所：Zeil 106, 60313 Frankfurt am Main

営業時間：10時～20時（月～水曜日）、10時～21時（木～土曜日）。日曜定休

公式サイト：https://www.myzeil.de/

グリューネ・ゾーセ（Grüene Soße）はドイツ語で「緑のソース」を意味し、アプフェルヴァイン同様、フランクフルトの名物です。 緑色のソースには、ドイツの「春の七草」である7種類のハーブが使われており、生クリームや塩胡椒、レモンを加えて作るそうです。サワークリームのような酸味と、ハーブの香ばしさが感じられます。 グリューネ・ゾーセのシーズンは、イースターの時期から夏ごろにかけて。じゃがいもやゆで卵と一緒に食べることが多いほか、シュニッツェルなどの肉料理にも合いますよ。

レストランや家庭で食べることが多いグリューネ・ゾーセですが、瓶詰めのペーストも売っています。グリューネ・ゾーセの瓶はスーパーなどで手に入り、フランクフルトの味を日本に持ち帰ることも可能です。 日本にはないものなので、珍しいお土産として喜ばれそうですね。

ドイツの織物ブランドであるフェイラー（Feiler）。ドイツ・ババリヤ地方の伝統工芸織物に着想を得て生まれた、品質にこだわったブランドです。 綿100％の糸を使ったシュニール織は、ポコッと浮き出たかわいらしい織り目が特徴的。ハンカチやバスタオル、バスローブ、カバン、ポーチなどのアイテムを扱っています。 フランクフルトはフェイラーの直営店がある数少ない都市で、ハウプトヴァッヘ駅（Hauptwache）から徒歩約3分と、アクセスも良好。 日本では少しお高めのイメージがあるフェイラーですが、本場ドイツでは比較的安く買うことができます。バスタオル2枚セットは、22～25ユーロ程度（約3,000円）。お世話になった方への贈り物にもよさそう。

名称：フェイラー（Feiler）

住所：Schillerstraße 20, 60313 Frankfurt am Main

営業時間：10時～19時（月～金曜日）、10時～18時（土曜日）、日曜定休

公式サイト：https://www.feiler.de/de/store.html

かわいらしくて実用的なお土産を探している方は、こちらの木製の温度計はいかがでしょうか。 細かい木組みの家の中には、華やかな民族衣装を着た人形の姿が。人形を回転させることができるという、ドイツらしい遊び心にあふれたデザインです。 温度計の目盛りには摂氏と華氏の両方が表示されているので、どの国の人にも贈ることができそう！

フランクフルトでこちらの温度計が買えるのは、「フランクフルター・ディッペマルクト（Frankfurter Dippemarkt）」というお土産ショップ。コンスタブラーヴァッヘ駅（Konstablerwache）からも近く、大通りであるベルリーナー通りに沿って歩いていくと見つけられます。 値段は中央のものが19.60ユーロ（約2,380円）。それ以外にもいろいろなデザインやサイズのものがありました。 店内にはほかに、くるみ割り人形や木製の振り子時計、フタ付きのビールジョッキなど、ドイツらしいアイテムが多数そろっていましたよ。

名称：フランクフルター・ディッペマルクト（Frankfurter Dippemarkt）

住所：Fahrgasse 80, 60311 Frankfurt am Main, ドイツ

営業時間：11時～19時、日曜定休

シュテーデル美術館（Städel Museum）は、フランクフルト最大規模の美術館。そのコレクション数はドイツでも有数で、なんと約3,000点の絵画、約600点の彫像を所蔵しているのだとか！

コレクションは14世紀初めのものから近現代までに及び、ボッティチェリやデューラー、レンブラント、フェルメールなど有名画家の傑作を観ることができます。美術ファンならもちろん、そうでない方でも楽しめるスポットです。

シュテーデル美術館の1階にはミュージアムショップもあり、コレクションをモチーフにしたグッズが販売されています。 私は気に入った作品のポストカードを数枚購入しました。ほかにもマグネットやノートなど数々の雑貨があったので、おしゃれなお土産を探している方にはぴったりでしょう。

名称：シュテーデル美術館（Städel Museum）

住所：Schaumainkai 63, 60596 Frankfurt am Main

営業時間：10時～18時（火・水・土・日曜日）、10時～21時（木・金曜日）、月曜休館

公式サイト：https://www.staedelmuseum.de/en

フランクフルトは見ておきたい観光スポットが非常に多い街。いたるところにお土産ショップやかわいらしい雑貨屋があり、市内を散策するだけでも楽しめるはずです。 見どころだらけのスポットに足を運び、そしてアプフェルヴァインのような名物料理を味わって、フランクフルト滞在を存分に楽しんできてくださいね！ この記事が気に入った方は、他のドイツの記事も参照してください！