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マーストリヒトを1日で回る!おすすめ観光スポットはこれだ!世界一美しい本屋も【オランダ】
オランダ最古の都市と呼ばれるマーストリヒト。日本ではあまり馴染みがない地名かもしれませんが、実は多くの見どころがある観光都市なのです。ここでは1日で回れる、マーストリヒトで絶対行きたい観光スポットや、「世界一素敵な本屋ベスト10」に選ばれた、美しすぎる本屋も紹介します。
この記事に登場する専門家
旅ライター
松本マユ
ライター紹介
松本マユ/旅ライター
北海道出身。大学時代にドイツ語に惚れ込み、ドイツ南西部のトリーアに留学する。食品系メーカーで広告制作・役員秘書の経験を経て、現在はフリーライターとして活動中。2回のドイツ滞在と世界15ヶ国以上を旅した経験を活かし、海外旅行・海外留学・ペットなどの記事を中心に、さまざまなメディアに寄稿している。
マーストリヒトはカメラ片手に散策したい街。特に世界一美しい本屋こと「ブックハンデル・ドミニカネン」は必見です!
松本マユ/旅ライター (@matsumotomayu91) | Twitter
The latest Tweets from 松本マユ/旅ライター (@matsumotomayu91). ドイツ🇩🇪/海外旅行/海外留学/海外就職/いぬねこ🐶について書いています。北海道出身。世界15ヶ国以上を旅&ドイツが好きすぎて2回留学。ヴァイツェンビールとラーメンが好き。2019/5〜Twitter始めました!Trip-Partner/Guanxi Timesなどで執筆中✨. 北海道 札幌市
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マーストリヒトはどんな街?
マーストリヒトは、オランダの南端に位置する観光都市。「オランダ最古の都市」と呼ばれており、その景観の美しさはヨーロッパでも有名です。
観光スポットも豊富で、少し変わった造りの聖母マリア教会や「地獄の門」と呼ばれる城門、そして「世界一美しい本屋」と称されるスポットまで、見どころは実にたくさん。
地図を見るとわかるように、マーストリヒト(赤い印)はベルギーとドイツに挟まれた場所にあります。そのためマーストリヒトはオランダにありながら、どこか異国のような雰囲気を醸し出しています。実はマーストリヒトに来る観光客の約3分の2はオランダ人で、国内からの観光客にも非常に人気の都市なのです(※オランダ中央統計局CBSの2018年の調査結果より)。
ここからは、マーストリヒトに行ったら絶対に見ておきたい6つの観光スポットを紹介します。
1日しか滞在できない方でも大丈夫!私は当時住んでいたドイツからバスで日帰り旅行に行きましたが、以下の6つのスポットをすべて回ることができましたよ!
①教会の正面に圧倒!【聖母マリア教会】
入口がない?少し変わった教会
冒頭で「少し変わった造りの教会」と紹介した、聖母マリア教会。何が変わっているかと言うと、この教会の正面にはなんと入口がないのです。
聖母マリア教会が建てられたのは11世紀ごろ。正面に入口を造らなかったのは、敵が攻めて来られないようにするためと言われています。どっしりとした重厚な造りは、教会と言うよりも城砦を思わせますね。
教会の両端には2つの尖塔が高くそびえており、近くで見上げるとその迫力に圧倒されてしまいます。
入口があるのはこちら側。観光客は皆ここから出入りしています。
教会内部の様子は?
教会の中を覗いてみると、厳かで幻想的な雰囲気です。入ってすぐのところには礼拝堂があり、お祈りをしている方々が見られました。
礼拝堂の奥には聖母マリアの像が立っています。「このマリア像を拝むと争い事を仲裁してくれる」という言い伝えがあるので、ぜひ拝んでみるといいでしょう。
名称:聖母マリア教会(Onze-Lieve-Vrouwebasiliek)
住所:Onze Lieve Vrouweplein 7, 6211 HD Maastricht
Onze Lieve Vrouw "Sterre der Zee" Basiliek Maastricht – Onze Lieve Vrouw "Sterre der Zee" Basiliek Maastricht
Onze Lieve Vrouw "Sterre der Zee" Basiliek Maastricht – Onze Lieve Vrouw "Sterre der Zee" Basiliek Maastricht
www.sterre-der-zee.nl
②オランダ最古の門【地獄の門(ヘルポート)】
「地獄の門」と呼ばれているのはなぜ?
13世紀に建てられたこの城門は、「地獄の門(ヘルポート)」と呼ばれています。
なぜそのような恐ろしい名前が付いているかというと、門の奥にはペストに感染した人の収容施設があり、この門をくぐった患者たちは二度と帰ることはなかったからだそう。堅牢そうながっしりした外観が、街が歩んできた重い歴史を物語っています。
「地獄の門」はオランダ最古の門とされており、現在では多くの観光客が足を運びます。内部は博物館になっているので、時間があれば覗いてみるのもおすすめです。
名称:地獄の門(Helpoort)
住所:St, Sint Bernardusstraat 24b, 6211 HL Maastricht
営業時間:終日
Stichting Maastricht Vestingstad
De doelstelling van Stichting Maastricht Vestingstad is het verkrijgen van kennis over de vesting Maastricht en de verspreiding hiervan. Het is ook onze taak, om met enthousiasme en gedrevenheid, bestuurders te blijven overtuigen van het belang van het historisch besef.
www.maastrichtvestingstad.nl
③オランダ最古の橋【聖セルファース橋】
街のシンボルを一目見よう
マーストリヒトのシンボルとも言われる聖セルファース橋は、オランダ南部を流れるマース川に掛かっています。13世紀に造られた聖セルファース橋はオランダ最古の橋とされ、石造りのどっしりとした外観が歴史を感じさせます。
橋はマーストリヒト中央駅のあるウィク地区(Wyck)と、観光スポットが集まる旧市街を結んでいます。美しいマース川と一緒にマーストリヒトの街並みを眺めることができる、絶好の撮影スポットとなっていますよ。
聖セルファース橋の近くでは、マース川の上から街を遊覧できるクルーズ船に乗ることも可能。ベルギーとの国境を周るクルーズ船ツアーなども行われており、マーストリヒトならではの貴重な体験ができるでしょう。
名称:聖セルファース橋(St. Servaasbrug)
住所:Maaspromenade 27, Maastricht(クルーズ船の乗船場所)
営業時間:終日
④「世界一美しい本屋」で本探し【ブックハンデル・ドミニカネン】
「世界一美しい本屋」と言われる場所
マーストリヒト観光で外せないのが、本屋の「ブックハンデル・ドミニカネン」です。
「なぜオランダ観光で本屋?」と思うかもしれません。実はこのブックハンデル・ドミニカネンは「世界一美しい本屋」と言われており、イギリスの新聞・ガーディアンが発表した「世界で最も素敵な本屋ベスト10」にも選ばれています。
ブックハンデル・ドミニカネンはかつて修道院の教会だったゴシック様式の建物を使っており、中には「教会そのもの」の神聖で壮麗な空間が広がっています。
この建物は13世紀に建てられ「ドミニコ会修道院」の教会となりましたが、18世紀になると教会として使われなくなり、倉庫や馬小屋としての機能を果たしていたようです。その後改装され、2006年には本屋として再スタートを切りました。
まるで教会そのもの!
外観は教会そのものですが、それは内装も同じ。中に入ると太くそびえる柱と縦長の窓、高く広々とした空間が目を引きます。美しいフレスコ画が描かれた天井も、神聖な雰囲気を醸し出しています。
造りはどう見ても教会ですが、壁際にはびっしりと本が並び、売れ筋の書籍などがあちこちに平積みしてあります。本のページをパラパラとめくる現地のお客さんや、写真を撮りに来た観光客など、さまざまな方が訪れていました。
私はオランダ語はまったく読めませんが、ブックハンデル・ドミニカネンに来た記念として、本を1冊購入しました。ポストカードやスケジュール帳なども売っていたので、お土産選びにもいいかもしれません。
また、一角にはカフェスペースもあります。「世界一美しい本屋」で一服してみるのもいい思い出になるのではないでしょうか。
名称:ブックハンデル・ドミニカネン(Boekhandel Dominicanen)
住所:Dominicanerkerkstraat 1, 6211 CZ Maastricht
営業時間:10時~18時(月曜日)、9時~18時(火・水・金・土曜日)、9時~21時(木曜日)、12時~18時(日曜日)
Boekhandel Dominicanen | Home
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⑤オランダ最古の水車で挽かれた昔ながらの製法のパン!【ビショップスモレン】
「オランダ最古の水車」で小麦挽き!
続いて紹介する観光スポットは、有名なパン屋「ビショップスモレン」。
なぜこのパン屋が観光スポットになっているかと言うと、オランダで最も古いと言われる水車を使っており、昔ながらの製法でパン作りをしている貴重なお店だからです。
「オランダ政府観光局」のホームページによると、水車小屋が建てられたのはなんと7世紀のことだそう!建物は2004年に全面改装されたそうですが、その歴史の長さが伺えます。
建物に入ってすぐのスペースでは、水車の動きを利用して小麦を挽いている様子が見学できますよ。
ランチやちょっとした休憩にも!
店内にはパン屋のスペースと、カフェとして使えるスペースがあります。英語のメニューも用意されているので、観光客でも気兼ねなく入ることができるでしょう。
おいしそうなパンがズラリと並ぶ様は食欲をそそります。観光で歩き疲れたときやランチにもおすすめです!
名称:ビショップスモレン(De Bisschopsmolen)
住所:Stenenbrug 3, 6211 HP Maastricht
営業時間:9時~18時(火~土曜日)、10時~17時(日曜日)、月曜定休
DE BISSCHOPSMOLEN
WELKOM BIJ DE BISSCHOPSMOLEN!
www.bisschopsmolen.nl
⑥本場オランダの公式ショップ!【ミッフィーショップ】
オランダにも2店舗しかない!ミッフィーの公式ショップ
日本でも人気のミッフィーはオランダ生まれ。実はミッフィーの公式ショップはオランダ国内にも2店舗しかなく、うち1店舗がここマーストリヒトにあるのです。
このミッフィーショップはマース川沿いに立ち、ブックハンデル・ドミニカネンや観光案内所の近くに位置しています。
おみやげにも!「本場」のミッフィー
中に入ってみると、かわいらしいミッフィーのぬいぐるみをはじめ、ポストカード、本、トートバッグ、スリッパ、子ども向けのおもちゃなど、さまざまなグッズがそろっていました。
ぬいぐるみの種類もいろいろ。オランダ代表のサッカーチームのユニフォームを着たミッフィーや、警官の格好をしたミッフィー、舞妓さんのようなミッフィーまでバリエーションが非常に豊富でした。
ミッフィーが生まれた国で、お土産に「本場のミッフィー」を買っていくのも楽しそうです!
名称:ミッフィーショップ(De Winkel van Nijntje)
住所:Kesselskade 51, 6211 EN Maastricht
営業時間:12時~18時(月曜日)、10時~18時(火・水・金曜日)、10時~20時(木曜日)、10時~17時(土曜日)、12時~17時(日曜日)
Welkom in de winkel van nijntje
De winkel van nijntje biedt de meest uitgebreide collectie van nijntje artikelen, voor de allerkleinsten, maar ook voor de grotere nijntje fans.
www.dewinkelvannijntje.nl
最古の街・マーストリヒト歩きを楽しんで!
マーストリヒトは「オランダ最古の街」と言われるだけあって、オランダで最も古い城門や橋、水車など、長い歴史を感じる見どころが数多くありました。
ベルギーとドイツに挟まれた位置にあるマーストリヒトは、オランダの中でも独特の景観を持つ街だそう。オランダ人も感激するというかわいらしい街並みを存分に眺め、観光を楽しんできてくださいね!
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