イギリスの有名アフタヌーンティーサロンのご紹介！在住者がドレスコードルールやマナーも解説！

こんにちは、イギリス在住のamiです！イギリスといえば、ハリーポッター、イギリス王室やアフタヌーンティーのイメージが強いですよね。ロンドンへ来たら本場で食べてみたいですよね。イギリスで初めて食べた時はどうのように食べるのかなと不安になったものです。マナーにうるさいイギリスの人たち、、、アフタヌーンティーのルールをお伝えしていきます。これで安心して豪華な時間が過ごせますように〜

17世紀ごろビクトリア王朝時代から始まったと言われる、アフタヌーンティー。イギリスの中でも歴史がある午後の優雅なひと時でしょう。社交の場の時間ともなりますね。今では毎日のようにアフタヌーンティーをする人たちはいませんが、紅茶とスコーンやビスケットを楽しむ習慣はずっと続いています。

イギリスといえば『紅茶』というくらい深く根付いていますね。いったい1日に何杯の紅茶を飲むのだろうという感じです。きっと多い人では10杯くらいでしょうか。だいたい6、7杯は普通に飲んでいますね。起きた後にベッドにて飲むモーニングティーもやりたいですね！

イギリスでアフタヌンティーをいただく時には、マナーとルールがあります。アフタヌンティーは3段のトレイに乗っていますが、食べる順番や食べ方などがあるのはご存知でしょうか。詳しくお伝えしていきますので安心してアフタヌンティーへ行きましょう！

イギリスのアフタヌーンティーを楽しむ時に、気になるのは服装ですよね。ロンドンなどの高級ホテルでは『ドレスコード』が必要となります。ドレスコードというと気が滅入る人も多いですが、カジュアルすぎなければ大丈夫です。

イギリスの女性のようにファッションも楽しみながら、ティーサロンへ行きませんか。イギリスの友人は毎回おしゃれな服を着てパーティーへ来ますが、これはトップショップ(TOPSHOP)で買ったアクセサリーに、ザラ(Zara)のセールのドレスだよと、お金をかけなくてもファッションを楽しむ人たちが多いと感じます。

アフタヌーンティーには食べる準備が決まっています。3段のティースタンドであれば”下から上へ”食べ進めます。1番下にはサンドイッチが、真ん中にはスコーン、そして1番上にはペストリー(ケーキなど)がのっています。

アフタヌーンティーには欠かせない紅茶。紅茶はお好みでフレーバーを選びましょう。数人で行く時には違うフレーバーを注文してさまざまな紅茶を楽しみましょう。

紅茶はスタッフの方がだいたいカップに注いでくれます。そうではない場合は利き手で持ちカップへ入れましょう。日本の急須のように蓋を抑えたりすることなく片手で注ぐのがマナーとなっています。

イギリスのアフタヌーンティーでは、サンドイッチが1口サイズでない場合にはナイフで半分に切りフォークを使っていただくのがマナーとなります。1口サイズのは手で直接食べてもかまいません。

紅茶のスプーンはミルクや砂糖を入れてかき混ぜた後には自分より奥の方へとおきましょう。コップとスプーンが当たって音が出ないようにするのがマナーとなっています。

サンドイッチを食べたら続いてスコーンですね。スコーンの食べ方は手かナイフにて半分に切りジャム、クリームなどを塗って食べます。スコーンを最初にちぎったらそれ以上は小さくしないのがマナーです。ぼろぼろとこぼさないように食べましょう。

イギリスのアフタヌーンティーといえば、スコーンですね。ハンドメイドのスコーンはとっても美味しいです。イギリスではプレーンのスコーンとフルーツスコーンがあります。フルーツスコーンは「レーズン」が入っています。スコーンに欠かせないイギリス定番のクリームをお伝えします！美味しくってすぐに無くなってしまう我が家です。

19世紀のイギリスでは野菜を育てることができない時代であり、ほとんど輸入をしていたのです。またきゅうりはイギリスの気候に適さないために育てて食べることが困難な時代でした。そんな時、貴族や裕福な家庭では温室栽培のきゅうり、高級食材のきゅうりを輸入してサンドイッチで食べのがステイタスだったのです。

高級食材のきゅうりのイメージは今もなお続いており、アフタヌンティーでは必ずきゅうりのサンドイッチ(キューカンバーサンドイッチ)が出されます。たっぷりのバターにきゅうりのサンドイッチはアフタヌンティーの定番なのです。

イギリスのアフタヌーンティーに欠かせないのは、「クロテッドクリーム(Clotted cream)」です。イギリスで2000年以上も前から人々に愛されているクロテッドクリームです。バターのようで生クリームのようなこってりとしたクリームとなり、スコーンには必ずイギリス人の方はたっぷりとつけます！

好みにもよりますが、スコーンにはクロテッドクリームだけ、またはジャムとクロテッドクリームをたっぷりつけて食べる人がいます。イギリスでは大型のスーパーマーケットであれば購入できます。お土産におすすめですよ！約300円でスーパーにて購入できます。

イギリス旅行が決まったら本場の高級サロンでアフタヌンティーを楽しみませんか。どのカフェでもだいたいアフタヌンティーはいただけますが、ホテルならでは雰囲気を楽しめます。たまにはドレスアップをして優雅な気分で過ごしたいですよね。

イギリス王室御用達のフォートナム・メイソンは高級紅茶、ビスケットなど食品のイメージが強いですよね。ロンドンのフォートナム・メイソンではアフタヌーンティーが楽しめます。高級老舗ホテルよりは入りやすいサロンですのでぜひラグジュアリーな気分で訪れてくださいね。イギリスのお土産にはフォートナム・メイソンの紅茶をおすすめします。

• The Diamond Jubilee Tea Salon
• 営業時間：月～木・11時30分～19時30分：金～土11時～19時・日11時30分～17時45分
• 予算：60ポンド〜(9000円ほど)
• 予約必要
• ドレスコードした方が良い

エリザベス女王、各国の王室御用達の高級ホテルの「CLARIDGE’S(クラリッジズ)」では優雅な気分でアフタヌンティーがいただけます。150年の老舗ホテルとして有名です。日本の天皇陛下皇后陛下も宿泊しています。クラリッジズで嬉しいのは子連れでもOKということです。ドレスコードもありますが、デニムにシャツなどカジュアルすぎなければ大丈夫です。

• 営業時間：2時45分〜17時45分
• 予算：アフタヌンティー70ポンド〜(10000円ほど)・キッズアフタヌーンティー40ポンド（6,000円ほど）
• 予約必要
• ドレスコードあり

ロンドンで優雅にアフタヌーンティーをしたい高級サロンは「The Ritz London(ザ・リッツ・ロンドン)」です。イギリスで創業110年を誇る老舗のホテルのサロンにてドレスコードをしてアフタヌーンティーを楽しみましょう。スタッフも一流で、美味しい紅茶にサンドイッチ、スコーン、ペストリーはお代わりができますよ。

• 予約時間：11:30・13:30・15:30・17:30・19:30
• 予算：アフタヌーンティー1人あたり59ポンド〜(8900円ほど)
• 予算：シャンパンアフタヌーンティー77ポンド〜(11,500円ほど)
• 予約必要
• ドレスコードあり

ロンドンのテムズ川を眺めながら「ザ・サヴォイ」にてアフタヌーンティーはいかがでしょうか。ロンドンの観光の合間に豪華なシャンパンアフタヌーンティーをしませんか。カジュアルすぎなければドレスコードはなとなっています。料金は高いですがロンドンの景色を見ながら最高のひと時が過ごせます。

• 営業時間：13時〜17時45分
• 予算：トラディショナルアフタヌーンティー・84ポンド〜(12,600円ほど）・シャンパンアフタヌーンティー・96ポンド〜（14,400円ほど）
• 予約をおすすめ
• ドレスコード特になし

ロンドンの老舗5つ星ホテルの「Goring hotel（ゴーリングホテル）」、バッキンガム宮殿からも近く、キャサリン妃がウィリアム王子との結婚前夜に家族と過ごしたホテルとして有名ですね。

ゴーリングホテルのアフタヌンティーも英国で1番ではないかと言われるほど大人気です。おかわり自由ですし、食べれないペストリー（ケーキ類）は持ち帰ることもできますよ。

• 営業時間：日曜〜金曜・16時〜・土曜日：13時〜16時
• 予算：トラディショナルアフタヌンティー50ポンド〜(7,500円ほど)・シャンパンアフタヌンティー62ポンド〜(9,300円ほど)
• 要予約
• ドレスコードあり

イギリスのアフタヌーンティーの歴史、マナーなど分かりましたでしょうか。

本場のイギリスに来たら一度は食べて欲しいアフタヌンティーです。マナーとルール、ぜひご参考にしてくださいね。イギリスでのアフタヌーンティ体験が素敵なひと時となりますように！