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新旧デリーを制覇せよ!一人旅でも満足できるモデルコースを元バックパッカーインド在住者が伝授!
インドの首都デリー。一人旅にはなんだか治安も悪いと聞くし、騙されたという話も聞くし・・・。 もしかしたらそんなあなたはバックパッカーに有名なオールドデリーしか見ていないのかも? 新旧の顔を持つ都会デリーを一人旅でも楽しめるコースとアイデアを、デリー在住経験者が徹底解説致します!
この記事に登場する専門家
インド在住ナマステ女子
のじょみ
インドの首都デリーへ一人旅!
Namaste!インド在住ライター、のじょみです。
(本名のぞみですが、インド人はざ行が上手く発音できず、のじょみと呼ばれます)
インドに空路で入る方々は、ほとんどが首都デリーINだと思います。
「でも、デリーは押し売りがすごいとか、騙されたとか、そんな噂しか聞かない・・・。」
わたしが出会った旅人皆が口を揃えてそう話していました。中には実際に騙された人や、デリーは旅からすっ飛ばすなんて人も・・・。
そんな少し残念なデリーの印象を挽回すべく
1年間在住し、住めば都となった町デリーの一人旅を盛り上げるアイデアを皆様にお裾分けしたいと思います!
デリー基本情報①注意点
インドが初めての方は言わずもがな、初めてではない方でもデリーでは気を付けていただきたいことが沢山あります。
● 肌(特に足)の露出の多い服を着ない
インドでは外人はとても珍しがられます。ローカルマーケットを歩こうものならじーーっと見てくるインド人。
アイドル気分・・・になれるのならまだしも、やはり露出の多い服装をしているとかなり注目を浴びてしまいます。
特に何も無ければ良いのですが、一人旅だと普通にしているだけでも目立つ分、(女性は特に)服装には気を遣いましょう。
また、夏は蚊が多くいます。デング熱が流行る時期もあったりします。
虫除けの意味でも、なるべく露出は控えましょう。
● 夜間に出歩かない
最近のデリーは夜間に出歩いても繁華街なら大丈夫かな?と思えなくもないですが
外が暗くなって人影が少なくなってきたらGO HOMEしましょう(車があれば良いですが)
街中は色々な人で溢れています。怪しい言動をする人もいなくはありません。
夜は、特に一人旅でなくても、自分から危ない目に遭いに行かないためにもホテルでしっぽり過ごしましょう。
● 言い値にお金を払わない
冒頭でも話に出ました、「騙し」というやつですが
現地の相場が分かってくるまでは、なるべく最初の言い値にお金を出さないようにしましょう。
もしもあなたが納得してお金を払ったのであれば、残念ながらそれは「騙された」とは言えません。
オートリキシャのおじちゃんに言われた値段、ツアーを組んでもらおうとしたら出てきた値段、メヘンディ(腕にする消えるタトゥー)の値段
すべて情報を掻き集めてよく理解した上で支払いましょう。
旅は焦ってするものでもないです。
● よく分からないものを口にしない
バスの中で隣に座った優しそうなおばちゃんにもらった、初めての店でチャイを出された、路上で何やら配っている・・・。
容易く口にしないでください!あなたのお腹を崩壊させる菌が入っている可能性が高いです!
インドは衛生環境が想像以上に悪いです。(恐らく街を歩けば気付かれると思います)
特に雨季に屋台料理等を食べるのは保管状態の観点からも危険です。
この先の旅を快適に過ごす為にも、控えめに、レストランで食事をするようにしましょう。
なにか他にもデリーについて知りたい!ということがありましたら
お気軽に一番下のブログのCONTACTからご連絡くださいね。
デリー基本情報②気候
インドは常に猛暑!というイメージですが実はデリーには冬というものが存在します。
最低気温が10℃を下回る月もあります。この時期にオートリキシャに乗ろうものなら鬼冷たい強風に顔をもぎ取られます。
インドは以下の気候傾向があります。
「乾季」は主に11月~2月頃 ⇒この時期は寒い上に、大気汚染も最悪になります。
「雨季」は主に6月~9月頃
デリーにあたっては以下の気候も入ってきます。
「猛暑」主に3月~5月頃
是非、以下の記事も参考に、デリーを訪れる季節を考えてみてください!
インドの気候は常夏じゃない?在住者が首都デリーの四季と最適な服装をご紹介!
インドと言えば、年がら年中立ち込める蜃気楼・・・なんて、実は首都デリーには当てはまらないのです! デリー在住を経験したわたしがインドにも存在する四季と、訪れる際の服装について徹底解説いたします!あなたの旅が快適で素敵なものになりますように!
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デリー基本情報③治安
インドを旅するにあたって一番心配なのは衛生ももちろんのことですが治安ではないかと思います。
かくいうわたしも、初めてのインド旅は親への手紙を書いて臨んだりしていました。。笑
デリーは上記の通り夜間の外出を避ければ、一人旅でなくても、身の安全は問題無いでしょう。
ただ、日中の観光でも
● かばんのチャックは常にしっかり締める
● 持ち物からは常に目を離さない、身に着けておく
などなど。
どこの外国に旅をするのでも気を付けるべきことを、数倍だけ気を付けてみてください。
デリー基本情報④交通
デリーの移動手段ですが、驚くことに、デリーのメトロは東京並みに最強です!
上の画像がメトロの路線図になりますが、ほとんどどこでもメトロで行けてしまいます!
しかしインドの電車といえば天井にも人が乗っている激混みのおんぼろ電車・・・
というイメージをお持ちの方が多いと思いますが実際のメトロはこんな感じです。
ぴかぴかのホーム!!!そして安全柵!!!
ここは目黒駅か?(筆者の勝手な想像)と思えるくらいの美しさです。ゴミも落ちていません。
ちなみに、電車に乗る際は、受付で買えるチャージ式のSmart Cardが便利です。
初めての購入はRs 150を払うだけです!
運賃も4駅くらいでRs 18で行けるので、どこまでも最初のチャージで行けそうです。
デリーでは安全かつ渋滞も関係ないメトロをお勧めしたいところですが、
メトロ駅からは遠い!荷物が多い!インドに来てまで電車かい!という皆様は
● タクシーサービス:Uber または Ola(とてもpopularです)
● オートリキシャ:運賃は交渉制なので慎重に!また夜間は避けてください!
をお勧めします。
インドの首都デリー~おすすめスポット編~
さて、デリーの基本情報について、なんとなく掴んでいただけましたか?
日本ではあれこれ不吉なニュースばかりのインドですが
最低限の自己防衛意識と(悲しいけど)過度な期待をしないという強い心で臨めば
インド人の優しさに出会えたり、愛らしさに惹かれたり
こころの余裕を保って旅が出来ると思います
それでは、デリーの街へ繰り出しましょう!
以下はお勧めのスポットです!
デリー在住者が開拓!デリーに行くなら外せない本気グルメスポット7選・レストラン14選をお届け!
インドってカレーしか無い?デリーといっても広すぎてどこに行けばいいか分からない!という方に、なめたもんじゃないデリーのグルメを是非楽しんでいただくべく、デリー在住者が本気グルメスポットを徹底解説します!インドの料理はカレーだけじゃないんです!
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①オールドデリーで沈没一人旅【パハールガンジ】
ここはバックパッカーであれば知らない人がいない安宿街「Paharganj」。
ごちゃごちゃと立ち並ぶ土産物店、寄ってくる客引き、日本語を話すインド人、響き渡るクラクション・・・。
一人旅でインドの雑多を感じるには最適の場所かもしれません。
居心地が良くなってくると、この通りをひたすら歩いて適当なレストランに入り、のんびり気づいたら1週間なんてことも・・・。
意外とインドらしいお土産も手に入ります。ですが粘り強く値段交渉してくださいね!
ひと休みに、ルーフトップカフェでチープな料理を食べつつ、カオスな通りを見渡しましょう。
<パハールガンジへの主なアクセス>
空港からメトロ:エアポートエクスプレスでNew Delhi駅まで。
下車後、目の前にmain bazaarが広がります。
②オールドデリーで歴史を感じる一人旅【フマユーン廟】
こちら、オールドデリーにあるフマユーン廟は、イスラム建築であり、ムガル帝国の第2代皇帝フマユーンの墓廟です。
タージマハルのモデルとも言われており、1993年にユネスコ世界遺産に登録されました。
この建物以外には周辺は特に何もありませんが、ここから夕陽を眺めるのも味があります。
一人旅なら、ぼんやりと夕陽を眺めてみましょう。
<フマユーン廟への主なアクセス>
デリー空港からタクシーで東北部へ約1時間。
③オールドデリーで味わえる!チベット体験の旅【チベタンコロニ―】
インド北部はチベット文化が広がっていることでも有名ですが、なんとそのチベット文化を首都デリーでも感じられます!
そんなオールドデリー北部に位置する「チベタンコロニ―」
入り口が分かりにくく、ゲートを通っても狭い路地が続くためRPG感がすごいですが
そこには美味しすぎて堪らないチベット料理店や、宝石の土産物屋さんがひっそり集まっています。
実はここではインドとは思えませんが、バッファローの牛肉が食べられます!
(そのレストランのご紹介は後ほど)
一人旅中、喧噪のデリーの中ですこし落ち着きたい時に訪れたい隠れ家です。
<チベタンコロニ―への主なアクセス>
デリー空港からタクシーで東北部へ約1時間30分。
④ニューデリーで買い物三昧の旅【サロジニナガールマーケット】
庶民のローカルマーケットに行くならここ!!「サロジニナガールマーケット」
休日はひとでごった返しています。充分に体力を温存してから挑みましょう。
ここではインド服のクルティやフォーマルウェアのサリー、他にもインドアクセサリーがそこらじゅうで売られています。
ちなみに屋台料理屋も立ち並んでいる為、ローカルフードにトライするのも最適です。
(衛生上の責任はどうかご自身で・・・)
わたしがよく行くお気に入りのクルティ屋「ibadat」の棚はこんな感じです。
カラフルでデザインも豊富で買い物に1時間は掛かります!(何度も友人を待たせました)
是非あなたのお気に入りのインド服を見つけてみてはいかがでしょう?
<サロジニナガールマーケットへの主なアクセス>
デリーメトロ:ピンクラインでサロジニナガール駅下車後、徒歩3分
デリー空港からタクシーで約40分
⑤ニューデリーでお土産収穫一人旅【カーンマーケット】
デリーの高級庶民マーケットはここ「カーンマーケット」
駐在奥様も御用達のマーケットです。デリーの銀座(?)らしいです。
ローカルなお土産物屋から、輸入食品や雑貨を扱うお店や、インド高級ブランドのお土産物屋さんもあります!
主なお土産向き店舗はこちら!
こちらはインドデザインの布製品店舗「アノーキー」
かわいいデザインポーチはRs 300から!ご自身のお気に入りのデザインの洋服も見つけてみてください!
とくにワンピースが夏に涼しい素材が多く、お勧めです。
インドデザインの食器屋さん「グッドアース」
少し値が張りますが、繊細で妖艶なインドデザインの食器はこのブランドならでは!
お気に入りを見つけたら、思い出が割れないように、大切に持って帰りましょう!
<カーンマーケットへの主なアクセス>
デリーメトロ:バイオレットラインでカーンマーケット駅下車後、徒歩3分
デリー空港からタクシーで約50分
⑥ニューデリーで一人パリピ旅【ハウズカスビレッジ】
インドのボリウッドソングに合わせて踊りまくりたい!?
そんなパリピなあなたには「ハウズカスビレッジ」です(しかしたいていのお店は午前1時で閉まります)
最近は以前ほど活気が無くなってきてしまいましたが、デリーの若者がはしゃいでいる姿が見られます。
バーもたくさん立ち並んでいるので、お気に入りの音楽がかかるお店を探してもいいかもしれません。
また、穴場なおしゃれレストランやブティックもひっそり隠れています。
是非インドの代官山(?)といわれるここを探検してみてください!
<ハウスカスビレッジへの主なアクセス>
デリーメトロ:マゼンタラインまたはイエローラインでハウズカス駅下車後、オートリキシャで10分 (Rs 60ほど)
デリー空港からタクシーで約40分
インドの首都デリー~おすすめレストラン編~
さて、デリーの主要スポットは見た!そろそろお腹が減ってきましたね?
ここからは一人旅でも(多少寂しくなるかもしれないですが)インドで楽しめるグルメをご紹介いたします!
腹が減っては戦はできぬ。刺激ばかりのデリーを生き延びる為、めいっぱい食い尽くしていきましょう!
こちらもチェックしてみてください!
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①オールドデリーの老舗を堪能【モティマハール】
オールドデリーの老舗レストランと言えばここ「モティマハール」!
実はタンドリーチキン発祥のレストランなのです!(写真がタンドリーチキン)
お店のインド人おじちゃんも(見た目は胡散臭いものの)一人旅でなくても、日本人観光客にとてもやさしいです。
タンドリーチキンの他にも、まろやかなバターチキンカレーや旨味の卵カレーなど、インドカレーの様々なバラエティを老舗で楽しんでみてください!
②オールドデリーでチベット料理を堪能【YELLOW HOUSE RESTAURANT】
先ほどご紹介した「チベタンコロニ―」にあるレストラン「YELLOW HOUSE RESTAURANT」!
おすすめはインド在住者には堪らない、バッファロー料理
上の、「ギュマ」(血のソーセージ)
そしてこちらが「チェレ」(牛タンのピリ辛炒め、、とはいうものの結構辛い)
店員さんもチベット系の方々でフレンドリーで、和やかなレストランです。
是非チベット料理をデリーで堪能していってください!
③ニューデリーでおしゃれイタリアンを極める【DIVA】
ニューデリーのおしゃれ地区GKⅡ(グレイターカイラッシュⅡ)のMブロックマーケットにあるこれまたおしゃれイタリアンレストラン「DIVA」
今迄ご紹介したオールドデリーのレストランとは打って変わって、ニューデリーの一等地にあるこのレストランはかなりの洗練感と高級感があります。
一人旅。バックパッカーな旅もいいけれど、どうせなら一夜くらいおしゃれにいきませんか。
わたしの友人がくれたカルボナーラのお写真。(彼もまた独り飯だったようだ)
お酒も豊富にあります。
おしゃれなカクテルに加えて、インド産ワインも楽しんでみてください。インドワインのお勧め銘柄は「グローバー」の赤ワインです。
④ニューデリーのおしゃれカフェでのんびり【Blue Tokai】
ムンバイ発のカフェ「Blue Tokai Coffee Roasters」
お店は白のパイン調で揃えられており、音楽もおしゃれで、のんびり一人の時間を過ごすには最適なカフェです。
おすすめコーヒーメニューはPour over(ハンドドリップのブラックコーヒー)です。
お豆の深い味わいを感じられます。インドにもこんなに美味しい豆があるんだ!
さらに、ここではインド産のコーヒー豆も購入できます!主に南インド産です。
是非、皆様の旅のお土産にどうぞ。帰国してもインドの味を楽しみましょう!
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デリーの一人旅案はいかがでしたでしょうか?
オールドデリー、ニューデリー含め、歴史を感じる観光地からローカルマーケット、そして夜遊びできる都会的な一面もある上に、美味しいレストランもそこらじゅうにあります!
是非お気に入りの場所を見つけて、インドの首都デリーに流れる時間や雰囲気を存分に楽しんでいってくださいね!
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