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スリランカ

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スリランカの移動手段と交通事情を在住者がお届け!ローカルの移動にチャレンジ!

2019.07.16

海外を旅行するとき、パッケージ旅行やツアーでない場合は、必ず悩んでしまうのが、移動手段とその利用方法です。初めての国で、日本とは違うシステムに戸惑うことも多々あるでしょう。事前にしっかり予習しておけば、ローカルの交通機関で旅をするのはとても楽しいものです!

この記事に登場する専門家

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スリランカ在住WEBライター

たら・みどり

さまざまな国の民族舞踊を学び、最後に惚れこんだスリランカのキャンディアン・ダンス。南国と民族舞踊好きが高じて、現在スリランカ在住で子育て中。旅と修行好きで次のトリップ場所を妄想中!西洋占星術鑑定家、フラワーエッセンスプラクティショナー、ハーバルセラピストです!

  1. ライター情報
  2. スリランカの移動手段と交通事情
  3. スリランカでの移動手段(1)バス
  4. スリランカでの移動手段(2)鉄道・列車
  5. スリランカでの移動手段(3)スリーウィーラー(トゥクトゥク)
  6. スリランカでの移動手段(4)自家用車によるサービス「ピックミー」
  7. おまけ(番外編):スリランカの路上では
  8. 【まとめ】スリランカの移動手段と交通事情

こんにちは、たら・みどりです!

さまざまな国の民族舞踊を学び、最終的に行き着いたのがスリランカのキャンディアン・ダンス。その魅力に取り付かれ2008年に日本国内で学び始めてすぐ、スリランカへの旅へ。以後は断続的に渡航し、2017年からはキャンディに在住しています。現地でローカルのように生活し、生活の様々な面に出会っています。南国リゾート好きに加え、世界各地の民族音楽・文化・伝統芸能に目がありません。スリランカの文化や、生活の中のびっくり!をお伝えしていきます。

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スリランカでポピュラーな移動手段は、列車、バス、スリーウィーラー(通称:トゥクトゥク)などです。ローカルの人々は、ほぼこの3つで済ませています。もちろん自家用車を持っている人もいますし、旅行者ならタクシーをチャーターして各地を巡ることもあるでしょう。 最近は、個人が自分の自家用車を利用して、近隣で移動を必要としている人とマッチングするネットシステムも出てきて、首都圏では利用されてきています。

まず、スリランカでの公共交通機関(列車とバス)は、日本とはかなり事情が違います。列車は到着と出発時刻は決まっているものの、定刻に到着して出発することは少なく、本数も少ないのです。バスは到着・出発時刻は決まっておらず、乗客がある程度乗り込むと出発するシステム。旅行者には時間が読めずにハラハラしてしまいます。

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それでも、スリランカの公共交通機関は格安ですから、ぜひチャレンジしてみたいもの。慣れれば快適です。 ここでは、旅行会社などへタクシーのチャーターをせず、自力で乗る公共交通機関+αをご紹介します。

(以下の料金は、2019年6月現在:1スリランカルピー=0.61円で換算)

スリランカのローカルたちが、最も気軽によく利用するのがバスです。どの都市でもバスは発達していて、近郊バスから長距離バスまで、バスだけで移動できないことはない、といえるほどです。

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上記は、交通機関の「ハブ(中継地)」といえる街、クルネーガラのセントラル・バス・スタンドです。スリランカ国内の各方面へ行く長距離バスが、広いスペースに並んでいます。 スリランカのバス停(各都市のセントラルのバス停など)はこのように、建物にぐるりと囲まれている内部がバス・ターミナルになっていることがよくあります。建物にはたくさん店舗が入っています。1Fにはちょっとした軽食を売るお店もあり、バスの出発前に食べ物・ドリンクなどを調達できます。

スリランカのバスの種類

まずスリランカのバスには、路線によって「近距離バス」と「長距離バス」があります。これは日本でも同じですね。 さらに「長距離バス」には「ノーマル」と「インターシティ」の2種類があります。「ノーマル」はその名の通り、近距離バスとほぼ同じ車体で、遠方まで走行するだけ。一方「インターティ」は各都市間を結ぶもので、車体も多くは小さめのバンなどでエアコンがついていることがほとんどです。主要地点のみ止まる長距離のため、停車するバス停は少なくなります。

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上の写真は、コロンボとキャンディ間を走るインターシティバスの表示。エアコンつき(A/C)という表示が出ています。

バスの料金

近郊バスと長距離バスのノーマルは、走る距離が違うだけで、距離あたりの料金はほぼ同じです。例えば、市内の最短距離で大人14スリランカルピー(2019年6月現在:約8.5円)程度。3km程度で19スリランカルピー(2019年6月現在:約11.6円)。距離によって料金が代わり、子供はその半額です。 バス会社によって、手書きだったりデジタルプリントだったりしますが、領収書も渡してくれます。

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空港近くの町ニゴンボからコロンボまでのノーマルバスは、大人35スリランカルピー(2019年6月時点:約21.5円)程度でした(2018年8月に乗車)。またキャンディからコロンボまでのノーマルバスで、大人210スリランカルピー(2019年6月時点:約129円)でした(2018年4月に乗車)。 一方、インターシティバスはエアコン付きのバスということもあり、料金が高めになります。コロンボ - キャンディ間で300スリランカルピー(2019年6月時点:約184円)程度ですが、座席ひとつの料金のため、大抵は子供も半額ではなく大人と同額を請求されます。

ノーマルバスの種類

小さなバンタイプの「インターシティ」は民間のバス会社だけが走らせていますが、普通のバスサイズの「ノーマル」には2種類あります。 スリランカ国立のSLTB(SriLanka Transport Board)と、民間のバス会社のバスです。

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この赤い車体のバスが、国立のバスSLTBです。こんなロゴがついています。

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さらに、同じロゴ、赤い車体のバスで、2階建てバスを見ました!なかなか普段はあまり見ない2階建てバス。 こちらはキャンディの街中のバスターミナルで発見しましたが、路上を走っているのを見ることはあまりないのです。 高地のヌワラエリアでも走行していました。

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乗り降りは他のバスと同じく車体の左側側面で、後部に昇降口がありました。

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さて、国立のバスと民間のバスは、どちらも乗り場は基本的に同じです。そのため、どちらのバスに乗るか考える必要はなく、目的地だけを注意していれば利用できます。 SLTBは赤い車体が目印ですが、民間のバスはさまざまな色とデザインで、中にはド派手でびっくりするものもあります。料金も、基本的に同じはずです。

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派手なデザインの、民間の近郊バス。

ノーマルにするか?インターシティにするか?

長距離をなるべく早く移動したいとき、スリランカが暑い時期で涼しみたいときには、インターシティがオススメです。ただしインターシティは座席の数しか基本的には乗車できず、またスーツケースのような大荷物を持ち込むスペースがありません。

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上の写真が、コロンボ - キャンディ間を走るインターシティバス。といっても、各時間ごとにそれぞれ違うタイプの車が来ます。これは、インターシティバスとしては割りと大きめの車体で、通常は、補助席を入れて30人乗り程度のバンが利用されることが多いようです。もちろん、エアコンつき。

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車内はこんな感じで、座席もかなりクッション性が良さそうです。こちらは日本のスズキ製の車でした。インターシティには、日本製のバンがよく使われているのを見ます。一方、ノーマルはほとんどがインド製のようです。

ノーマルバスは各バス停に(降乗車客がいれば)止まるので時間はかかりますが、案外、田舎のほうではかなりの高速で走ります。スーツケースなどもバス後方に入れる場所があり、そちらに入れてくれることも。

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上の写真は、民間のノーマルバス。ド派手ですが、後方のナンバープレートの下、女性のイラストの部分が開き、荷物を入れられます。あるいは荷物は、バス内に持ち込んでも小さめスーツケースならドライバーの横スペースに置いてくれます。

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バス車内のドライバー席とフロントミラーのあたり。仏陀のポスターや、さまざまなぬいぐるみ。ウェサックの時期の飾り物などが派手ハデに飾られています。 このドライバーの左隣の台の上に、ドカッと荷物を置いてくれます。

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ドライバーさんの頭の上には、TVモニターまでついていて、音楽ムービーが流れていました。

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こちらはヒンドゥーの神さまのポスターが。さらに天井にはかなりカラフルなお花の絵が。 もうバスという気がしてきません。

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こちらはもう、アミューズメント施設の店内かのような装飾。映画か何かのキャラクターでしょうか? こんな風に、かなり自由度の高いノーマルバスは、同時に料金が安いのもうれしい点です。

日本にはないスリランカのバスの習慣にご注意!

近郊でも長距離でも、ノーマルのバスは基本的に、出入口のドアを開けたまま走行します(下の写真)。乗り降りも、完全にバスが止まりきっていない状態で乗客が降りたり、全員乗りきれていない状態で発車準備しています。ローカルたちは慣れたものですが、日本の“間”で動いていると、うっかり降り損ねてしまうこともあるので注意しましょう。

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基本的に旅行者が初めての場所までバスで行く際には、乗車時か料金を支払う際に行き先を伝えておけば、大抵は降りるバス停で教えてくれます。心配ならば「降車のバス停で教えて」と伝えておけば、まず大丈夫。

さらにびっくりするのは、バスの中の「うるささ」です。どのバスにも大抵、座席上の荷物置き場にいくつも大きなスピーカーが取り付けられていて、走行中に大音響でノリノリ・ビートの音楽が鳴らされます。乗客たちはとても大人しいのに、これを楽しんでいるのか?と本当に不思議です。

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さらにちょっと気の効いたバスでは、ドライバー横にモニターまであり、音楽ムービーが流されています。コテコテのインド・ボリウッドや、メローなスリランカン・ソングに踊りつきだったり。 そのため居住者の筆者もいまだに、バスに乗る際には耳栓が欠かせません。

とにかくノーマルバスは、スリランカ人のローカル生活に紛れ込む一番のチャンス。いろいろなおもしろさがあります。 ただしこちらの方たちは、人にぶつかるのをまったく気にしていないようで、乗車・降車時にどんどん身体で押されますから、大変です。なるべく空いた席に早く着席しましょう。

長距離を時間の余裕を持って移動するなら、列車の旅も楽しいものです。バスが街の喧騒の中を走るのと反対に、列車は田舎の風景の中を走ることが多いのです。特に田舎の地域をのんびり旅行するなら、列車の旅は楽しいでしょう。中央高地を走る列車からの眺めも、かなり素敵です。

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民営のラグジュアリー車両(2社)

スリランカの列車は国営ですが、2011年からは民間の旅行会社が鉄道事業に参入し、料金は高額なものの、豪華な車両が人気です。

コロンボ発で、各地へ運行されています。冷房付きで、列車や時間帯によっては食事やドリンクもついているという豪華さ!まるで飛行機のようなサービスです。

2社のうち、「エキスポ・レイル」は、コロンボ~キャンディ間の大人片道が1,450スリランカルピー(2019年6月現在:約890円)、もうひとつの「ラジャダニ・エクスプレス」(2019年6月現在:一時運休中)は、同じくコロンボ~キャンディ間の大人片道が1,100スリランカルピー(2019年6月現在:約675円)です。(料金は2014~15年時点の情報)

ただし、各都市間にかかる時間は、国営の急行列車と同じです。実はこの豪華車両は、国営の急行列車に民間企業が豪華車両を1両接続して運行しているためです。

ローカルの方たちにとっては高額な料金にも関わらず、その豪華なサービスのため、大変な人気らしいのです。利用されたい方は予約するのが良いでしょう。

国営の列車:駅によってはかなり大変な場合も

豪華なラグジュアリー車両以外は、国営の列車です。

国営の列車に乗る場合、気をつけないといけないのは、首都コロンボからからの乗車です。人の多い首都ということもあり、たくさんの人が列車の到着を待っています。 びっくりするのは、列車がホームに入って止まる前から、開いたままの出入口に飛び乗ってくる人たち。ホームに止まってから乗ろうとすると、出入口に人が殺到するため、あえて列車が静止する前に飛び乗ってしまうのです。 列車がホームに到着しても、日本のように「列を作って順番に出入する」という習慣がありません。人々は入り口に殺到し、我れ先に、と突進してきますから、もみくちゃになります。

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引用: https://www.instagram.com/p/BOHB2YnBe2k/

駅にはエレベーターやエスカレーターがありません

特大スーツケースなど、大荷物を持っての列車移動も、かなり大変です。もちろん、列車に乗り込めてしまえば、スーツケースを置く場所はどこかしらにあるため、インターシティなどサイズの小さいバスよりも楽です。 ただし、コロンボ駅を含め、おそらくほとんどすべての駅にはエレベーターやエスカレーターがありません。コロンボ駅にさえないため、他の都市の駅にあるとは思えません。

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引用: https://www.instagram.com/p/BOHCL0wBQ_T/

上の写真は、コロンボ・フォート駅のホームです。この階段を、筆者は子供と二人分の荷物(特大スーツケース2つと、手荷物5~6個)を上まであげて、となりのホームまで運びました。 「これは無理・・・」と階段前で呆然とし、誰か手伝ってくれないかと思っていたら、若い男性が声を掛けてくれたので、なんとかホームを渡れました。

列車のランクと料金:2等席と3等席

各都市間の列車には、2等席と3等席があり、料金が異なります。1等は設定されているものの、実際に到着する列車には、1等席がないものが多いです。 3等席はいわゆる長イスのような作り。すごく込み合っているときには、二人用のスペースに三人が座っていたりもします。 2018年4月時点で、コロンボからキャンディまでの2等料金が、大人190スリランカルピー(2019年6月時点:約116円)でした。ノーマルのバスより若干安いですが、ほぼ同程度の料金です。

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引用: https://www.instagram.com/p/BxfMdZbl8m_/

こんなに空いている3等席はまれで、目的駅に到着する直前くらいのタイミングでしょうか?通常、発車駅からしばらくは、下の写真程度は込み合っています。

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引用: https://www.instagram.com/p/BN3X1ebAjUb/

2等席はひとりずつのイスになっていて、少し快適ですが、それでもどの列車もとても古いため、あまりランクが上がったという気がしません。外国人やビジネス利用らしい方たちが、比較的多く利用しています。

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引用: https://www.instagram.com/p/BEtLTKUmyb0/

上の写真は、2等の客室。一人ずつの座席になっていて、頭まである座席なので、多少は快適ですが、それでも座席シートは硬いです。

列車移動がオススメのエリア

首都付近ではかなり大変な列車ですが、オススメのエリアもあります。 まずは、風景の美しい中央高地。ハットン~ヌワラエリア~エッラなど、山間を走る列車からは美しい風景が見れます。特に広い紅茶畑を列車から見るのは楽しいものです。

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引用: https://www.instagram.com/p/ByUUTmQnC1K/

上の写真は、お茶の栽培地として有名な高地ヌワラエリア。その中心部に一番近い駅「ナヌオヤ」です。お茶畑の風景がとても美しいですね!

同じく山間部のエッラには、有名な「ナインアーチブリッジ(9つのアーチの橋梁)」があります。普段は観光地になっていて人々が線路の上を歩いていますが、本数の少ない列車に出くわすこともあります。このラインの列車に乗るのも、素敵な記念になるでしょう。

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引用: https://www.instagram.com/p/BycWxNqAfu8/

もうひとつのオススメ乗車区間は、コロンボからゴールなどの西南海岸へ向かうもの。コロンボを過ぎてしばらく行くと、列車は窓からすぐ外がもう海!というくらいに、海岸ぎりぎりを走るエリアがあります。水しぶきがかかりそうなくらい近くて、ちょっと怖いくらいです。コロンボから基本的にずっと海岸線を走るこのラインも、かなり列車の旅は楽しめます。 ただし早めに駅について座席を確保していないのと、込み合う時間帯は、大変です。

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引用: https://www.instagram.com/p/_614awwd87/

下は、コロンボの少し南のリゾート地マウント・ラヴィーニアの海岸すぐ目の前を通過する列車。

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ホームでの注意点

いざ目的の列車が入ってくるホームに移動後も、まだ油断は禁物です。まず、列車が時刻通りに到着するとは限りません。筆者の経験では、コロンボでは割と正確に到着していましたが、西南部の海岸の町ゴールまでやってくる列車は、非常によく遅延します。ゴールからコロンボ経由でキャンディまで行く列車は、2時間程度待ったこともあります。

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さらに、ゴールでは英語でのアナウンスがなかったため、列車遅延などで到着ホームが変更になった場合、その放送に気づかず、到着しないホームで待ち続けたことも。 特に、ゴール発コロンボ方面への列車は、2等席がホームの前方に止まるため、かなり長い距離を改札から大荷物で移動しなければなりません。列車に無事乗り込めるまで、十分注意しましょう。

スリランカの列車を乗りこなすための、情報&検索サイトリンク

どこの都市でも、旅行者(外国人)を見るとしきりに声を掛けてくるスリーウィーラー(通称;トゥクトゥク)。便利ではありますが、値段交渉や、目的の場所にたどり着けるかなど、心配事と注意点もいろいろあります。

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スリーウィーラーに乗る場所

基本的には、どこでもスリーウィーラーに乗ることができます。バス停のように、ある程度スリーウィーラーが固まって停車している「乗り場」らしい場所もあるのですが、それは乗客をつかまえやすい場所にドライバーたちが集まって乗り場らしくなっている場所。おそらく公的に決められた場所はないと思われます。

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よくあるのは、バス乗り場の近くには、大抵スリーウィーラーが固まって停車しています。バスに乗ろうとする客(特に外国人など)に声を掛けて来て、スリーウィーラーに乗せようとします。悪質なのは、夕暮れ時以降や田舎のほうでは「どこに行くのだ?」と聞かれて答えてしまうと「そこへ行くバスはもうない」と言われ、スリーウィーラーに誘われることも。大抵スリーウィーラーのドライバーが言うバス情報はウソです。

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その他、主要な商業スペースの前や裏口にもたくさん常駐しています。 路上を歩いているだけで、ドライバーに声を掛けられることも。もちろん、双方が了解すれば、路上で乗車して問題ありません。 ゲストハウスなどに宿泊している場合は、宿のオーナーさんにスリーウィーラーを呼んでもらえば、よほど悪質でない限り知り合いのドライバーさんを呼んでくれますので、良心的な価格で乗れるはずです(そうでない場合もあります)。

首都圏ではメーターつきスリーウィーラーを選ぶ

現在(2019年6月)おそらくコロンボ周辺のみだと思われますが、走行距離によって料金が表示されるメーターをつけているスリーウィーラーがあります。コロンボ周辺であれば、それなりの数が走っているようです。

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メーターのないスリーウィーラーに乗る場合は、必ず先に行き先を正確に伝えて料金を確認してから乗りましょう。料金を確認せずに乗り込むと、到着してから法外な値段を請求されることが多いのです。もちろんこれは、外国人に対してだけでしょう。 メーターつきの場合も、あえて遠回りをしたり、中には真偽は未確認ですが、メーターを改造しているものあるというウワサもあるようです。

料金相場を知っておく

スリランカ第二の都市キャンディでも、メーターつきスリーウィーラーはほぼ見当たりません。結果、料金交渉になります。メーターつきの場合、1km走行=40~50スリランカルピー(2019年6月時点:約24.5~30.6円)ですが、メーターがない場合はその2倍以内に収まる料金を目安にします。1km走行=100スリランカルピー(2019年6月現在:約61円)程度を目安にしています。もちろん、メーター程度の金額で乗せてくれる親切な方もごくたまにいらっしゃいますが、なかなか普通はそうはいきません。3km程度の距離を800~1000スリランカルピー(2019年6月現在:約490~630円)といわれたら、あきらかにふっかけですから、他を当たったほうがいいでしょう。

行き先や道を知らないドライバーも多い

これはスリランカ人の国民性かと思われますが、知らないものでも「知っている」と言ってしまいます。行き先を伝えて、ドライバーが「OK」と言っても、道順を知らなさそうなので「~経由で」と道順を伝えると、その経由地で止まってしまって「~と言っただろう」と経由地を目的地のように言われることも。

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このような事態にならないために、乗車時にはしっかりと「目的地は~。料金は~。」と交渉しておきましょう。 道を知らないことはしばしばです。スマホ持参なら、画面で地図を見せながら乗車前に確認しておくと良いでしょう。 もし少しでも「おかしいな?」と思ったり、コミュニケーションがいまいちちゃんととれない、と思ったら、別のスリーウィーラーをあたったほうがいいかもしれません。個人によって本当に当たり外れがあります。

ネガティブなイメージばかりのスリーウィーラーですが、中には親切なドライバーさんもいますし、また様々な色で、車内の装飾も楽しいスリーウィーラーは利用方法をしっかり心得ておけば、時間のない旅には重宝するはずです。

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上は、春のウェサック祭の時期に路上を走るスリーウィーラー。路上にはウェサック祭の飾りつけが。この時期のスリーウィーラーは、スリランカの旗を立てて走行しているものを良く見ます。 上の水色の車体のスリーウィーラーは、キリストらしい絵を車体に描いていて目を引きましたが、仏教のお祭りのウェサックの時期にスリランカの旗を立てて走行していたので、ちょっとおもしろかった例です。

主にコロンボ周辺~ニゴンボ辺りまでのようですが、首都圏周辺では、自家用車を所持する個人のドライバーと、移動を求めている乗客をマッチングさせるサービスが普及しつつあります。 その例が、「ピックミー(Pick me)」です。

スリーウィーラーより安くて快適:「ピックミー」とは?

ピックミーは、自家用車を所持する個人のドライバーと、移動を求めている乗客をマッチングさせるオンライン・サービスです。スマホのアプリや、PCではWEBサイトから利用できます。

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引用: https://pickme.lk/

例えば乗車希望の場合、乗車したい場所から目的地までを指定、乗車したいだいたいの時刻、さらに乗車したい車のサイズなどを指定すると、これに対応したドライバーと車が表示されます。その中から、希望のものを選択できます。 おそらくほとんどのドライバーは、近隣の個人の自家用車所有者だと思われます。

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引用: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.pickme.passenger&hl=en_US

ピックミーでお願いした車の利用料金は、走行距離により自動的に算出されます。 走ってもらう道順を指定することもできるので、スリーウィーラーのように遠回りして法外な値段をふっかけられることもありません。 なにより、快適な自家用車に乗れるのはうれしいですね。

ピックミーを利用してみました!

実際にピックミーを2回ほど利用してみました。どちらも乗車はニゴンボ市内から。 一度目は乗り合いで、ニゴンボ郊外から夜遅めになってバスがなかなか来ないため、友人と乗り合いで利用。友人がスマホからピックミーで車を予約してくれました。

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引用: (参考)写真はキャンディを走る普通車

普通サイズの自家用車が10分程度でやってきて、快適に乗車。車内はエアコンも入っていて快適でした。 筆者はニゴンボのバス・ターミナル前まで。友人はそこからさらにコロンボ市内まで。筆者は200スリランカルピー(2019年6月現在:約123円)支払いました。

2度目は初めて自分でピックミーを利用。PCから予約しました。 ニゴンボのバス・ターミナルからすぐのゲストハウスから、カトゥナーヤカのバンダラナイケ国際空港まで。 距離にして約8km。

自家用車ですと、空港の敷地内まで入れるのが便利です。スリーウィーラーで行くと敷地内に入るゲートで下車しなければならないため、スーツケースを押していくことになり、荷物が多いとちょっと大変です。

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料金は、小型車で約8kmの距離で、520スリランカルピー(2019年6月現在:約319円)。料金は自動的に計算されます。 ですが、料金の安い小型車を選択したものの、特大スーツケース2つと手荷物も5~6個、ぎゅうぎゅう積めで荷物を無理やり積んでもらい、乗客は二人というたいへんな状態で乗ったためと、荷物の出し入れを手伝ってもらったため、チップとして100スリランカルピー(2019年6月現在:約61円)をお渡し。もちろん、車に無理な状況でなければ、通常はチップは必要ないでしょう。 とても親切なおじさんが、対応してくれました。 おそらくスリーウィーラーをお願スリランカいしたら、1000~2000ルピー(2019年6月現在:約613~1226円)程度は要求されそうです。

ピックミーは本当に便利ですし、今後は首都圏だけでなく、キャンディやその他地方の主要都市でも普及して欲しいものです。

ピックミーの利用方法

以下のサイトやアプリからご利用ください。PCでもスマホでも、利用できます。

これはスリランカでの移動手段ではありませんが、スリランカの道路や交通事情は、日本とはかなり異なっていて、驚くこともいっぱいです。

信号・横断歩道のない場所で車道を渡るのは当たり前

コロンボなどの主要都市の大通りでは、もちろん信号や横断歩道のある場所もあります。ですが、多くの街や田舎のほうでは、信号や横断歩道があまり見られない場所も多いのです。 スリランカ第二の都市キャンディでさえ、キャンディ湖沿いには信号や横断歩道がある場所はごくわずか。結果、人々は皆それぞれに、道を渡りたいところでタイミングを見て自由に渡っています。

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旅行者がこれを初めて試すと、そのタイミングがつかめずに最初はかなり大変です。日本人だとどうしても、車がとぎれるまで待って、一気に走ってしまいます。ですが、地元の方たちはまったく走ることもなく、中にはあまり交通量が多くない場所では、まったく車を見ていないかのように自由にのんびりと渡り始め、車のほうがそれを避けて走行しているようにも見えます。慣れるまでは、近くで道を渡ろうとしている人にくっついて、一緒に渡ると良いでしょう。

旅行者の場合は、ツアーでタクシーやバンをチャーターしていることも多いでしょう。その場合でも、自由時間がある場合には、街から少し離れた場所まで、自力で移動する機会があるかもしれません。 今回は、ローカルの方たちの移動手段をメインにご紹介しました。ちょっとした利用のコツを覚えれば、旅行者でも快適に利用できる交通機関です。そして、ローカルの人たちと最も触れ合えるのも、交通機関の中です。 スリランカらしい生活を、ぜひ楽しんでみてください。