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韓国のお盆【秋夕(チュソク)】って何をするの?時期や期間・お店の営業情報まとめ

2019.09.26

日本のお盆は、全国的にだいたい8月13日~16日の期間に迎えられますが、韓国にも日本のようなお盆はあるのでしょうか?もしお盆の時期に韓国を訪れると、行く予定だったお店がお休みだったということもあり得るので、今回は韓国のお盆についてまとめてご紹介しましょう!

この記事に登場する専門家

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韓国在住webライター

レンズ

韓国ソウル在住歴12年のwebライターです。観光だけでは知ることができないソウルのコアな情報や、人気の観光地、グルメ、ショッピングはもちろん、若者文化の発信地としても注目を集めている韓国のポップカルチャーなどをお届けします!

  1. 日本みたいに韓国にもお盆ってあるの?
  2. 秋夕(チュソク)って呼ばれるのが韓国のお盆?
  3. 韓国のお盆「秋夕(チュソク)」の時期はいつ?
  4. 日本みたいに韓国のお盆「秋夕(チュソク)」の期間は連休になる?
  5. 韓国のお盆「秋夕(チュソク)」の期間の観光地情報まとめ
  6. 秋夕(チュソク)情報①お店の営業状況
  7. 秋夕(チュソク)情報②公共交通機関の状況
  8. 秋夕(チュソク)情報③空港の混雑状況
  9. 韓国のお盆「秋夕(チュソク)」ではこんなことをする!
  10. 秋夕(チュソク)の韓国の贈り物と日本のお中元を比較してみた!
  11. 韓国のお墓やお参りの仕方は?
  12. 秋夕(チュソク)で食べる韓国のお盆の伝統料理とは?
  13. 秋夕(チュソク)では先祖の霊をお迎えする儀式もある!
  14. 韓国のお盆「秋夕(チュソク)」情報まとめ
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日本のお盆といえば、だいたい8月13日~16日に迎えられ、その期間は全国的にお休みになる病院や会社、お店が多くなります。毎年その時期になると全国的にお休みムードが高まるため、旅行に行ったり、田舎に帰省したりする人が増えこともあり、各交通機関が大混雑するのも最早季節の風物詩です。

元々日本古来の先祖の霊を祀る祖先崇拝と仏教が融合した夏季に行われる行事である、日本のお盆。その時期は、先祖の霊が里帰りしてくると考えられているため、家族でお墓参りに行ったりお供え物などをして先祖の霊を迎えます。

それではお隣の国、韓国には日本でいうところのお盆のような風習はあるのでしょうか?

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韓国も祖先崇拝の考えが根強く、日本のお盆に位置する「秋夕(チュソク)」という行事が存在します。この「秋夕(チュソク)」は、韓国の年中行事の中で一番重要で最大の祝日です。

「秋夕(チュソク)」の期間は祝日になるため、一般的に学校や会社、多くのお店がお休みとなります。

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日本のお盆は、毎年時期が決まっているので病院や会社、お店がお休みする期間がだいたい予想できます。しかし韓国のお盆「秋夕(チュソク)」は、新暦ではなく旧暦で行われるため、その年により「秋夕(チュソク)」の時期が大きく変わります。

2019年の旧暦8月15日は9月13日でしたが、2020年では10月1日になります。日程としてはかなり違いがありますよね。また、韓国のお盆「秋夕(チュソク)」は、旧暦8月15の当日を挟んだ前後3日間のことを指します

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韓国のお盆「秋夕(チュソク)」の期間となる、旧暦8月15日の当日を挟んだ前後3日間は祝日になります。2019年の「秋夕(チュソク)」は、週末にかかったため9月12日~15日の間が連休になりました。

以前は旧暦8月15日を挟んだ前後3日間、スーパーやデパートといったお店が完全に休業していました。しかし、近年では多くの韓国人の「秋夕(チュソク)」の過ごし方に変化が出てきたこともあり、旧暦8月15日のみお休みとなるお店が殆どで、お店によっては当日も営業しています。

消費者としては大変便利ではありますが、こういったことからも、ここ10数年の間で韓国人の「秋夕(チュソク)」に対する考え方に大きな変化が出てきたことも感じられます。

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2019年は9月12日~15日が連休となった韓国のお盆「秋夕(チュソク)」ですが、その期間の観光地や交通機関の状況はどうだったのでしょうか?

来年以降、韓国のお盆「秋夕(チュソク)」の時期に韓国を訪れる場合は、こちらの情報をぜひ参考にしてみてください。

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韓国のお盆「秋夕(チュソク)」の期間は祝日となるため、その期間は多くの飲食店やお店がお休みになります。2019年の場合、旧暦8月15日の当日となった9月13日はショッピングモールやデパートなどがお休みとなっていましたが、当日以外は営業していました。

しかし、明洞などの観光客が多く集まる繁華街のお店は「秋夕(チュソク)」の期間も営業します。ただ、短縮営業するお店もあるので注意しましょう。市場は基本的に「秋夕(チュソク)」の期間はお休みになることが多いようです。

筆者の近所にある市場の場合は、旧暦8月14日の9月12日まで営業し残りの連休はお休みするところが殆どでした。ただ、お店によっては「秋夕(チュソク)」当日も営業していたので、お店によって営業の仕方が全く違うようです。

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韓国のお盆「秋夕(チュソク)」の期間の公共交通機関は、週末、祝日ダイヤで通常運行されます。

ただ、この時期にレンタカーなどで郊外に行くということは全くお勧めできません。ソウルから遠方に帰省する人で高速道路が大渋滞となるので、「秋夕(チュソク)」の時期に韓国を訪れる場合はソウル、もしくは滞在するエリアから出ないことが賢明といえるでしょう。

日本のお盆の時期と同じように、「秋夕(チュソク)」の時期は海外旅行へ行く人が多いため空港は大混雑します。出入国検査も長蛇の列になることが予想されるので、この時期に韓国を訪れる場合は余裕を持って空港に到着するようにしましょう。

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韓国のお盆「秋夕(チュソク)」は、韓国人にとって一年で一番重要な行事です。毎年、旧暦の8月14日~16日の3日間が祝日となり、その期間は実家に親族が集まりチェサと呼ばれる祭祀が行われます。

この祭祀は、代々その家の長男が中心となって行われ、またチェサが行われる対象は自分の直接の先祖のみ。そのため子ども、特に男子を授からなければ死後誰からも祀ってもらえず無縁仏となるかなりシビアな文化です。

秋夕(チュソク)の間、休む暇がないのが韓国のお嫁さん

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このチェサと呼ばれる祭祀は、先祖の直系家族のみで行われるため各家庭で行われます。このチェサが行われる時間がだいたい午前中なのですが、それで終わりではありません。親戚が多い場合、その後は親戚の訪問タイムが始まります。

その間、とにかく忙しく働きまくるのが女性たち。特に、長男の嫁への負担は大きくとにかく動き回り座る時間がありません。ただ最近ではそういった習慣も薄れつつあり、チェサ自体をやらずにのんびり家族で旅行に行くという家族も増えてきています。

今だに昔ながらの「秋夕(チュソク)」の行事を貫かなければならない筆者からしてみると、何とも羨ましい話です。

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日本でも夏の時期になると、お世話になった方々や親戚へのご挨拶を兼ねてお中元を贈ります。韓国では、「秋夕(チュソク)」の時期になると贈り物として「ソンムルセット(贈り物セット)」が、デパートをやスーパーをはじめ、様々なお店で販売されます。

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日本のお中元といえば、水羊羹やゼリーのセット、ジュース、洋菓子のギフトセットなどのリーズナブルなものから、高級牛肉や海鮮のセット、ハムや果物のセット、果てやギフトカタログなどもあり、選ぶ方が苦労するくらいに種類が豊富です。

一方で韓国の「ソンムルセット」はというと、シャンプーセットや歯磨きセットといったかなり実用的なものから、王道のスパムとシーチキンのセット、のり、食用オイル、調味料セットなどが一般的。金額も2万~5万ウォン(約1,803~4,507円)くらいなので、贈り物の予算としては日本とあまり変わらないのではないでしょうか。

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また、果物好きな韓国人の間では果物セットも大人気!日本と同様、マスクメロンなどの高級フルーツが入ると10万ウォン(約9,014円)超えてしまいますが、5万~8万ウォン(約4,507~7,210円)くらいの価格帯のりんごやなし、桃などの果物セットが贈答品としては主流です。

もちろんカルビなどのお肉セットもありますが、20万ウォン(約18,032円)は少なくともかかてくるので、「秋夕(チュソク)」の贈り物としてはかなりの高級品と言えるでしょう。

また、高級な贈答品としてイシモチを塩漬けにし干した「クルビ」も人気です。高いものだと10匹で50万ウォン(約45,080円)はするので、なかなか贈られる機会はありませんが…。

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韓国のお盆「秋夕(チュソク)」の時期になると、「サンソ」と呼ばれる昔ながらの山の中にあるお墓に行き掃除やお参りをします。最近では、山の中にお墓を作ることも減ってきましたが、現在でも昔と変わらない形で守られているお墓は少なくありません。

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お墓参りに行く日は家族によって様々で、「秋夕(チュソク)」の前に済ませてしまう家族もいれば、その当日の午後に行く家族もいます。

お参りの仕方にも作法があり、お墓の前にお供え物を置きその前で韓国の最敬礼を行います。また、韓国では日本のように家のお墓がひとつあって、そこに家族全員で入るというわけではありません。そのため、各個人が別々のお墓に埋葬されるのでそのひとつひとつをお参りしていくことになります。

結構大変な作業ですが、今でも韓国の多くの家庭で継承され続けている供養のための伝統儀式です。

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出身地や家族により、準備される「秋夕(チュソク)」の料理に若干の違いはあるものの、殆どの家庭で準備されるのがソンピョンと呼ばれる蒸した餅をはじめ、ナツメりんごなどの新しく取れた果物。

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更に、干し柿干しダラ薬菓韓国のおこしなども必要です。

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丸ごとの鶏肉は必須で、地域によっては茹でたタコをお供えします。

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ちなみに、「秋夕(チュソク)」以外の祭祀では乾燥ナツメをお供えしますが、秋はその年に取れたばかりの新しいナツメをお供えします。

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大家族になるとこのように、ソンピョンを手作りすることもあり、お店のソンピョンでは味わえない家庭の味を堪能することができます。

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緑豆を使ったノクトジョン(緑豆チヂミ)、小さなハンバーグのような形のトングランテントゥブジョン(豆腐チヂミ)、コチジョン(ハムやネギなどを串に刺して焼いたもの)牡蠣のチヂミなど、家庭によってお供えするチヂミには若干の違いがあります。

そして最後に絶対忘れてはならないのが牛肉のサンジョクイシモチ(魚)、トランタン(里芋の入った牛スープ)、3種類のナムル(桔梗の根、ほうれん草、わらび)です。今回ご紹介した秋夕の伝統料理は、筆者の家庭で作る料理を基準にしています。地域や家庭によって準備する料理に違いがあるのであらかじめご了承ください。

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「秋夕(チュソク)」ではお供え物を並べ、ジョルと呼ばれる韓国の最敬礼を行います。

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最初に家族の主人がジョルを行い、順番に参列者がジョルを行った後、一旦祭壇の部屋から退室。その間が、先祖の食事時間と考えられており、暫くしたらまた祭壇の前に戻り最後にジョルを行ったら儀式は終了となります。(※地域や家庭によって儀式に違いがあります)

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その後、家族で祭壇のお供え物をお皿に取り分けられ食事会が行われます。毎回ほとんど変わらない料理を食べることになるので飽きてはきますが、伝統を守るため今も多くの韓国の家庭で行われている年間行事です。

ライフスタイルの変化や少子化の煽りも受け、昔のように盛大に祭祀を行う家庭は減ってきています。筆者もいずれやらなくなる日が来ることを期待しつつも、まだしばらくは続けていくことになりそうです。

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今回は、韓国のお盆である「秋夕(チュソク)」についてまとめてご紹介しました。観光では知ることができない、伝統的な韓国のお盆について少しは知ってもらえたのではないでしょうか?

観光で韓国を訪れる場合には、お店の営業時間や日程、交通状況が大事になります。もし来年以降、秋夕の時期に韓国を訪れる場合は、今回の記事を参考にしてみてくださいね!


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